PCエンジン版発売日…2回目のプレイのリプレイです。ま、まあ、リプレイつうか創作混じりでなんだかわからん事になってるけど。
 1回目で清川望を落とし…次は虹野!という目標を持ち…いざ!
 あぁ、プレイ初日なんで全然ゲームに関する情報なくて的違いの事言ってたりもするかもしれないですけど、見逃してくれ。いきなり水泳部に入部とか…女の子を無駄に全員登場させちゃうとか…
 ちなみにこのプレイで落としたのは藤崎でした…ご、誤爆?いえ、途中で虹野は捨てました、はい!

 まずは「虹野」に会えなければ意味がない(「虹野」に会うには根性≠フステータスを上げればいいようだ)。6月の体育祭に備えるという事もあり、運動を繰り返す、部活動はとりあえず「水泳部」に入部。そして虹野登場、サッカー部への入部を前回同様勧めてくる。言葉通り入部、だが参加はしない。
 運動を繰り返すと「清川」登場、もうお前には用はない、けどしかたないか。
 そして、体育祭、運動≠ヘ100を越え楽勝かと思われたハードルリレー…なんと前走者が2回もハードルに引っかかり問題外の最下位、ふざけるな、藤崎詩織!
 この後は猛勉強、学力の平均は45程度、こりゃダメだな。そして期末テスト…予想通りろくでもない。「好雄」にまで負けてしまうとは…

夏休み
 終わった事はしょーがない。夏休みを楽しむか。なんていってる場合じゃない。勉強じゃあ〜!猛勉強、姿かたちを気にしている場合じゃない。
 しか〜し、ストレスが溜まるだけで、ちっともはかどらない。やはりこの暑い中、勉強はできねーや。
 おや、神社で縁日があるのか…虹野さんを誘ってみよう。
「トゥルルルルル、はい虹野です」
 おや、いきなり声をかけたのにOKとは、さすがゲームだな。デートもきまったし、はりきって勉強をするか。しっかし勉強ってやっぱりつまんねー、なんか面白い事はないのかね?
 ん、電話だ、珍しいな。誰からかと思えば「好雄」だ。しかも遊園地に来いだと?何が楽しくて男と遊園地で遊ばにゃならんのだ!…ったく仕方ない、あれでも親友だから断るわけにもいかんし。
 遊園地。おや、あそこにいるのは「詩織」と「虹野」さん?成るほど、そういう事だったのか。「好雄」っていい奴だなぁ〜。でも一体この2人をどうやって呼んだんだ?恐ろしい奴……。
 まあいいか、そんな事。さあ楽しもう。「詩織」とは幼馴染だし、今日は「虹野」さんと一緒に行動しよう。観覧車、ゴーストハウス…でも、あんまりこれ面白くないな、まあ「虹野」さんが楽しんでくれりゃいいんだけどさ
 そして帰り「好雄」が気になることを言う。「詩織」が傷ついていた?何故だ!「詩織」は俺の事がすきなのか!?よくわからんが、デートにでも今度誘っておこう(何故かこのゲームではデートに誘えば女の子の機嫌が直る)
 さあ縁日だ。今日も楽しもう。夏休みはこうでなくてはいけない!「虹野」さんも来たし、ここは浴衣を褒めておこう。ほめられて気分が悪くなる人なんてまずいないだろう。
 さて…縁日といったら金魚すくいだ!何だかわからん内に4匹とれた(金魚すくいはサブゲーム)。でも金魚なんかいらないな…あげちゃえ!これで喜んでくれりゃラッキーだ!今日は結構楽しい1日だったな、さあ、これからはまた勉強だ。
 そして一週間。「詩織」をデートに誘おう(このゲーム、デートは休日にしか誘えない。しかも一人だけ!一体、電話にどれだけ時間がかるというのだ?)場所は遊園地、無難だろう。「詩織」はOKしてくれた。………………し、しまったなんてところを選ぶかな、俺!また遊園地…今度から気をつけよう。
 明日からは何しよう?勉強は飽きたしな…そーいやサッカー部の合宿あったっけ?これはさぼるわけにはいかんだろーな。嗚呼、青春、目指せ国立!……に、似合わねぇぇぇ。
 えぇぇぇ、日曜日も合宿ぅ?そ、そんな…どーしよ…これ以上「詩織」を怒らせるわけにもいかないし…サボりだな!
 んー、遊園地に来てよかった。「詩織」は喜んでくれるし、パレードはあるし。…しかし、そのいい気分も…部長から電話が…

「キミは退部だ!」

 何ぃぃぃぃ、た、たった1日サボっただけで、運動の天才である、この宮祐里をやめさせるというのか!!(これには本当に参った。すっかり部活のこと忘れてた)ふん、なら美術部に入ってやる!(何故に?)
 というわけで、色々あった夏休みも終わった。

2学期
 美術部に入部したからには絵を描こう。思いついたら即実行!早速毎日のように絵を描き始めた。すると、それを見物する女が現れた。
 「片桐彩子」美術部員だ。と言っても、俺は勝手に絵を描いてるだけで「美術部」で活動していない。だから、当然…話をしたことなど、ない。ん、では何故、美術部に入部したのか聞きたいか?それは芸術家とは矛盾が好きなのだ!(と主人公が実際に言ってました)まあ、そんな事はどうでもいい、この「片桐」という女、なかなかに面白い、見所がある。これからは美術部員として絵を描いてみるもまた一興。
 「片桐」について「好雄」に聞いてみよう。ついでに女の子からどう思われているかも。………ふっ、悲しいな…夏休みあれだけやったのに「虹野」さん、俺の事、何とも思っちゃいないらしい。…まあいい、これからだ。「片桐」にはあまりよく思われていない…か。まっ、いっか。
 そして文化祭。美術部は似顔絵を描くみたいだ。何、入部したばかりの俺に参加しろというのか?(新人まで参加させるなよ)苦手なんだけどなぁ。
 美術部には「清川」が来てくれた。そういえば、こんな女もいたっけ。でも用無いって言っただろ!それにしても冷たいぞ「虹野」
 とことんつまらん文化祭だった。
 さぁて、期末テストに向けて今から勉強開始だ(プレイヤーには考え付かない思考だ)。学校に残って勉強すれば気も散らないだろう。
 うっ…気が…一体…………気がつくとそこには妖しい女が…一体、何だ、この女は?俺が気がついたのを残念がっているようだ…見た目も妖しいが言っている事は更に怪しい。
 女は「紐尾結奈」と名乗った。断言しよう、女に優しい祐里だが…これだけは避けたい!とりあえず、その場は何とか逃げ出し(ゲームでは逃げ出せません)たが、この先、どーせ「これ」とも関わるんだろうなぁ。
 「好雄」に聞いてみたところ、「紐尾」は電脳部所属、怪しい研究をし世界征服を狙ってるらしい…あぁぁぁ、本当に危ないぞ、こいつ。
 そして以後、学校に居残るのはやめた。
 いつも通りの日々。いきなり女がぶつかってきた、しかもほとんど謝りもせず「コンサートに遅れるぅ」などと言い去っていった。そういえば1学期にも同じような事があったな。しかも似ている…というかあんな髪型の女はそうそういまい。同一人物…だな。出来れば関わりたくないが…だめだろーなぁ。
 留守電に変なメッセージが…「館林だけど、宿題やった?」…何なんだ?館林なんて知らんぞ。そーいや以前にも館林の名前で「もう一度日曜に」とか…全く変な奴ばっかりだ。
 この妙な女共をどうにかするには勉強じゃダメだ!おしゃれをしよう。ああああ、どんどん格好良くなる、素晴らしい。期末テストなんてどーでもいいや。…そ、それなのに体が勝手に勉強をしてしまう。何故なんだぁぁぁ!
 「あの落としましたよ」…はい?「よっぽど本に熱中していたのですね」…いや違うんだが…体が勝手に動いてだな…まあ、言ってみても仕方ない、ここは素直に『ありがとう、俺は宮祐里。キミは?』
 「如月未緒といいます」
 うん、なんかまともな女の子みたいだ、勉強も悪くないな。
 期末テスト。勉強の成果が出るかな?1日目、まあまあかな。2日目、だめだな。おかしい、あんなに勉強したのに。テスト終了。結果発表。
 い、一学期とほとんど変わってない…好雄には勝ったけど…空しい。よーし、冬休みこそ真面目に勉強しよう。っと、その前に「如月」さんについて好雄に聞いておこう。
「はい、早乙女です」
 あれ、女の子?
「あ、お兄ちゃんですね?おにーちゃーん、電話ぁぁ」
 妹か…好雄に妹がいたとは…どんな娘だろう?でも今は如月さんについてだ。好雄が言うには本を読むのが好きな静かな女の子のようだ。一緒に聞いた女の子の評判は悪くない。しかし、納得いかん。相変わらず「虹野」は俺に無関心のようだ、逆に「清川」はこっちからはあからさまに無視しているのに…勝手に思いを募らせているみたいだ。「詩織」からも結構好かれてるのが唯一の救いか…