大槻教授のプラズマ本読みました。実に勉強になりました…「別の意味でね!」という皮肉ではなく…まあ、ほとんど全て既にテレビや何かで聞いた主張でしたが。この方も先のコンノ氏同様に…その世界で有名なようですが「同類」とするのはちょっと違いますね。確かに無茶を言う点で同じですが、態度は違う。
 一体何が彼をそこまで「プラズマ」に駆り立てるのかは知りませんが、最低…実績は残してます…全てをというわけではないですが「これなら実証できるだろうな」というものだけは実験して「ほれ見たことか!」と…負けない戦というか、これは「実証出来ないだろーなー」と一般人が思ってる事は実験しないでわめくだけですが…そうだとしても…実績は残している、これが違いです。
 確かに「プラズマ」では、そこまで無理だろ…というのもあるのですが、だからといって教授の言ってる事全てが無茶苦茶かといえば…私はテレビメディアに登場し始めた頃は純粋に…感心してました。「怪奇現象なんかない!」と言い張る学者は多くても…テレビというメディアではっきりと「実験」をして、同じ状況を再現していた事で。まだ「火の玉教授」とか呼ばれていた頃の事です。この頃はまだ「火の玉=プラズマ」と言っていただけで…彼の暴走が始まったのは「ミステリーサークルはプラズマの仕業だ!」と言い出し、新聞を使って堂々と「ミステリーサークル調査団の団員募集を行った」辺りからでしょうか。それ以降は「怪奇現象は全てプラズマの仕業」となったと記憶してます。まあ、それ以前からどうやら「科学知識」が曖昧だというのはバれていたようですが、「プラズマプラズマ」と呪文のように言い始めたのはこの頃からでしょう…多分。実はテレビで言ってなかっただけかもしれませんけど。
 とりあえず、私は「科学知識」に関しては何も言いません。絶対に「馬鹿にされてる」教授よりも下なんですから、私は。
 さて、では…この「実績」は残している教授が何故に「コンノケンイチ」や「あすかあきお」と同類にされてしまうのか?科学知識がないのに適当言うところでしょうか?でも、それだけで同類扱いは…されるような気もしますが、事の本質はこうです!
 と、つまり前行が答えです。「されるような気もしますが、事の本質はこうです!」これが答えです。私もよくやるのでわかりますよね…「疑問を投げかけ、そしてこうです!」と「適当な推測」で、もっともらしかったり無茶苦茶だったりする事を言う。私も限りなく同類です。では、一応説明します。既に今説明しちゃいましたけど。

この世の怪奇現象は全て…
 死後の世界を突き止めた量子力学では
「量子の世界はこの世ではない。この世ではないのだから、量子により引き起こされる現象はこの世の人間には不可解であり、怪奇現象として映る。だが、それは実はこの世界では「そのほうが当たり前」な事であり、この物質世界の方がおかしい」

 一方、大槻教授は
「プラズマは地球上では稀な存在である為、プラズマが引き起こす現象は、地球の人間には怪奇現象として移る。しかし宇宙の99.9%はプラズマであり、地球の方が例外的存在である」
 と、つまり「言ってることが正しいかどうか」はともかく「プラズマ」と「量子」という違いがあるだけで、言ってる事はほとんど同じです。…どちらがより正しいかというと、まあ大槻教授の方ですが。まるっきりデタラメ言ってるわけじゃないですから。

 論理展開の方法も酷似してます。

分かるという事
 何となく私が感じてる事っていうのは、この方々はおそらく「頭がいい、知能指数が高い」人なんだと思います。ただし「知能指数」が高くても「知識」が足りなかったり「思考」能力がどうかしてると…「頭がいい」だけに、そこらのバカよりも「バカ」に見えるとんでもないことを言い出すわけです。「ロジカル」に物事を考えれば真実に行きつくかといえば「持ってる情報」が間違っていたり足りなかったりすると…「光速は超えられるだろ」とかなっちゃうんですね。
 私も含めてですが…似たようなことを言い出します。大槻教授は…。
「見聞しただけで分かった気になるな」
 と言ってます。参考書を見て、それを丸覚えするのは「分かった」とは言わないと。コンノ氏の主張と同じですよね?
 つまりは「共通した思い」…「私は天才であり、与えられた情報を鵜呑みにしない」、これがあるわけです。
 問題は…「主張」そのものは決して間違ってはいないものの「欠けている」部分がある事で、「与えられた情報を理解した上で自分で考える」としないと。
 後はそうだなぁ、似てるっていえば「根拠」はあるけどその「根拠」が支離滅裂だったり「根拠」自体が「憶測」だったりする…そういう「根拠」からスタートして妙な推測をして「自分の中で」真実としてしまう事。「これは私の推測ですが」とわざわざ書いている場合でも、実はその著者の頭の中では既に「真実」になってるんです。

でんこちゃんはウソつき
 プラズマの話だけしていればいいのでは、とか思うんですが…それだけでは1冊の本にはならないようで…。
 プラズマによる自然出火の話をするに辺り「新聞記事」で「電流」と書いておきながら「ボルト」と書いてあった事に対して…「電圧と電流は違う!」と実にもっともな指摘をし…何故か、電力会社攻撃に移ります。自分で電圧を測ってみなさい、電力会社は勝手に水増しして供給してるじゃないか!と。電力会社は電気をどんどん使って欲しいんだ!CMで節約を訴えているのはウソだ!と激しく主張するわけです。
 とりあえず、今日もやっぱり時間がないのでここまでにします。ただ…私はコンノケンイチ氏も大槻教授も認めてますよ…特に大槻教授は…「よけーな事言わなきゃいーのに」っていう…専門分野だけ集中して…それで「怪奇現象は全てプラズマだぁ!」とかわめかなければ…尊敬出来てたんですけどねぇ。
(2001年 6月12日謎雑記より抜粋)

 次の話題は結局、眠くて書けなかったプラズマ本のこと。当然、あんまり書いてる時間ないわけだけど…まず、言っておく事はゆうは心霊写真とかそーいうのは「バカ」にしてる人間です。それは霊能者に対する嘲りに近い文章でわかると思います。
 心霊写真に対して私が思っていたのは「写る」以上は「そこに」何かあった…これは揺るがないと思うんです。その「何か」がまあ「霊」なんでしょうけど。写るという事は、それ自体が「光」なのか「光を発している」か「光を反射している」かですよね?…周りが暗闇なのに霊だけ浮かび上がってる写真もあるという事は「霊は光っている」のでしょう。
 実は教授と大体は同じ意見です。まさか、あの教授と意見を同じくすることになるとは思いませんでしたが。というわけで教授と同じ事を言っても仕方ないので、違うことを言います。
 霊の性質…「物体を透過する」「ほぼ同時刻に別の場所にも現われる」というのは、霊が光そのものだとするなら決して不思議な事じゃない。でも、霊が光という仮定自体が尋常じゃない。「光源」がまずわからない…そして常に光速で動いてるわけではない、それどころか自分の意思(?)で好き勝手動いている。そんな無茶な光があってはいけない、とりあえずは。そんなものがあったらアインシュタインは泣く!…光の性質を全然持っていない光が発見されたら、それは「光」ではない。……あ、それが「霊」なのか…。…これじゃ、死後の世界を突き止めた量子力学と大差ないかも。まあ、でもプラズマじゃあないでしょう…。否定するその論理は間違ってないんですが、では心霊写真に写っているのは何か?という解答がない。私も出せない…。そのほとんどは見間違いというか「(^^)」でさえ人間は「顔」として認識出来るというその「感覚」が…。でも、これは見間違いじゃないねっていう写真もある。それは…撮影ミスか、意図的に作られたものか、実際に人間か何かがいるのか…。まあ、どうでもいいです。私には解答を出せません。

 前世…これも私は否定してます。仏教を否定する事になってしまうんですけどね。
 根拠は非常に簡単。以前も書きましたけど、いつ書いたか覚えてないので「○月○日雑記参照」とか出来ません…だからもう1度書かせて頂きます…行潰し?

「あなたの前世は別の銀河の生命体です」というのは聞きません。火星人だとか言われた人とかいるみたいですけど…。
 と、するならもう深く悩まずに考えられる事は少ないですよね。
1.地球以外に生命体はいない。
2.地球内でのみ輪廻転生が行われている(同じ惑星内でのみと言い換える?)。
3.霊能者がウソをついている。

 当然、まだ色々と考えられますが…どうでもいいので先に進めます。3番を選択してしまうとそこで終わってしまいますし…私は「1番」を選択したいところですが、常識的(?)に考えるなら2番でしょうね、やっぱり。
 すると…輪廻転生とは「魂」が受け継がれる事のようです。ジョジョ第6部で神父さんは「魂の数は決まっていて人間が増えているから他の生命体は減っている」みたいな事を言っていたと記憶してます。これが正しいなら確かに問題ないのですが…現実レベル…生物は増えてますよね、どう考えても…微生物を考えると一体どうなるのか?
 しかしどうしようもないウケ狙い霊能者が「あなたの前世はミジンコです」などと言う事はあっても…あなたの前世は「エイズウィルス」ですとか…そんな事まではさすがに言わないようで…せいぜいが「ミジンコ」レベルまでが「魂」を有しており…ミジンコの下という境界線はどこでひけるのか…そもそも生命体に「上下関係」があるのかという気もしますが…とりあえずミジンコより小さいとしておきましょう。あれより小さい生命体は魂は持っていないと仮定しましょう。つまりミジンコは裸視…肉眼で確認可能なギリギリ…って程には小さくないですが、まあその程度ですね。つまり顕微鏡でないとわからない生物は消しましょう!
 それでも「虫」の数は…蟻だけでもそれはもう大量にいます。確率から言えば「人間から人間」へ生まれ変わる確率は低いかと思うのですが、実際そんな事はないようで…法則として、どうやら「人間は人間に生まれ変わる」可能性が高いようである、と。
 しかし、もちろん人口は爆発的とまでは言えませんが…加速度的に増えていっています。まあ、当然ですが…増えれば増えた分だけどんどん増える。…しかし「あなたには前世がない」という話もこれまた…まず聞きません。全く聞かないというわけでもないですが…。
 さてさて、人口は増えているのに…受け継がれるべき「魂」の数はどうやら昔から変化してないようです。この宇宙が存在した瞬間から「地球」という惑星用に「魂」が用意されていたわけですね…「新しい魂」が生まれた場合、その「魂」を最初に体内に入れた人物には「前世」ないですから。
 実際…それに加えて「輪」から逃れて「霊」の状態でこの世界に存在してる人(?)もどうやら大量にいるようです。というより…人間1人には背後霊だの守護霊だのいるようで…背後霊は1人に1霊、守護霊は1霊で数人掛け持ちしてるようです…霊能者それぞれ言ってる事バラバラなのでどうとも言えないですが、まあ、この辺りが一応は常識の範囲なのでしょう。とするなら100億以上の魂があり…割と短い期間で転生しているようなので…人口が10億程度だった頃は残り80億の魂は一体何をしていたのか?「中有世界」でしょうか?でも、それは「前世」ではない…。とすると人間ではない別の生物!ふみぃ…どーぶつさん達も背後霊とかいるのかなぁ?猫には猫の、キリンにはキリンの…。
 …霊を否定してる人間なのに、ろくでもない知識を有しているのがちょっと自分で泣けます。
 私は面白ければそれでいいので、前世があってもいいというか、あった方がなんか楽しいね、とか思ってますが…
(2001年 6月13日謎雑記より抜粋)

 なかなかにネタがないので、以前ネタにしたプラズマ本の中から、これはよくないんじゃないかなぁ?という部分を紹介します。
 口からエクトプラズムを出す女性がいまして、当然教授は認めない。人間の口からプラズマが発生するなら、私達が高い金を出してプラズマ発生装置で実験する必要はないッと。
 教授はその女性のインチキを見極めるべく、教え子である学生を密かに見張りにつけ…トイレにまで尾行し覗きを行わせ…そしてトイレで煙草を吸っていたという事実を突き止めました。
 こんな下らないことをやらされる学生も可哀想ですが…問題なのは「そうです、覗けと命令しました」という…自分の行為に一切問題がなかったかのような「開き直り」ではなくごく当然の…イカサマを見極めるためには許されて当然のことを行ったかのような言葉に私は驚きました。相手がどんなにインチキしていても…今回の場合、結果的にトイレを覗いた事で、インチキがバレたわけですが…そうでなかったかもしれないですし、そして相手は犯罪者じゃないんですから、結果的にインチキがわかったとしても…やっぱりやってはいけないことです(相手が犯罪者でも実際にはやってはいけないんですけどね)…というかプライバシー侵害だったり迷惑防止なんたらだったり…まあ、おそらく軽犯罪…教授は前科持ちになるはずです。それを自らの著書で平気で記すとは…。教授が本当に「覗きをしろ」と言ったかどうかの証拠はなく「本人」がそう言っているだけなのであの本を証拠に教授がどうこうなる事はないでしょうけど…イカサマをあばく為に犯罪行為をしてはいけません!
 次なる問題発言は「ペースメーカー利用者は外をうろつかないで欲しい」という…その言葉の裏には「危険だから」という意味が含まれており、ペースメーカー利用者を一応はいたわっている…のだと思いますが…この書き方ではただの「身障者差別」です。そして「いたわり」の心があったとしても…その場合「老人」は出歩くな、「怪我人」は出歩くな…色々と出てきてしまいます。ペースメーカーを使用しているからといって特別…人間として劣っているわけでもなく普通に生活してるわけで…それを「出歩かないで欲しい」というのは「心身健常者」のおごりです。確かに街には電磁波が飛び交っているかもしれませんが…教授の理論だと毎日のように「ペースメーカー」が壊れ…利用者は苦しんでいるはずです…が、そんな話は聞きません。つまり、さして「危険」はないから出歩いているのですし、その為のペースメーカーです…普通に生活できるように…。
 ちょっと同情しちゃったのが「宇宙人の乗っているUFOなんかあるもんかぁ」と発言して下さいと言われ、番組冒頭で登場し…出番はそれっきりだったという。「私の役目なんてこんなもん」とちょっと寂しそうでした。
(2001年 6月22日謎雑記より抜粋)

 (笑)よりも(ジョーク)撲滅した方が…
「あれは大槻教授専用だから別にいいんです!最初見た時は笑えたし」
 (ジョーク)の対象になってる文章にじゃなくて(ジョーク)そのものにね。
「最初、それこそ冗談なのかと思ったら、何回も使ってるから…「本気なのか」って笑えた」
 だって、カッコジョークって書かないとわかんないような誹謗中傷なんだもん、ほとんど。冗談だったら、(ジョーク)なんて書かなくてもわかるって、普通。ただの悪口だからこそ…
「プラズマ解説本なのに、1/5程が織田無道氏と宜母愛子氏への誹謗中傷になってるって、どーいう事?」
 文章っていうのは難しいんだよね。どうやったって一方通行だから…本当に言いたい事を…心を伝えるのは難しい。文章からは読み取りにくいから、本心かどうかもわかんない。
(2001年 7月11日裏雑記より抜粋)