「ねぇ、やっぱりやめとかない?青少年の健全な成長に有害だよ」
 選民思想を持って育っちゃうのか?そんなわけないから大丈夫。大体がそんな健全な青少年がこんな雑記は読んでないから。
「それもそっか」
 でも危ないから軽く紹介するにとどめておこう。それで興味持ったなら自分で関連の本を読んで下さいって事で。
「まず竹内文書とは何か?」
 関係者は古事記よりも古い我が国最古の文書だと主張するものです。その内容は神話なんですが、その壮大さは古事記や日本書紀の日本神話を遥かに凌駕しています。
「普通の神話は国作りから始まるのに対して竹内文書は宇宙の創造から始まる」
 宇宙を創造し、地球へ降り立つまで長いんですがそこら辺は省いて…まずは日本に降り立ったわけです。そして世界各地へ散らばり五色人(黒人や白人の事らしい)となる。つまり全世界の人類は日本人が起源だそうです。で、そこからの解説が凄かった。
「外なる国からの侵略者である天皇家は、この事実を知られてはならないとして情報隠蔽を図る。自分たちこそこの世界の支配者であると感づかれては困る、と」
 そして天皇家が日本を支配する正統な理由として日本神話たる、古事記を編纂。外国からやってきた異教徒である稗田阿礼の陰謀により情報は隠され…
「何で稗田阿礼がそんな事する必要あるのか、とかは考えるだけムダだから考えないでね」
 恐ろしい事にこの竹内文書では唯一なる神ヤハウェまでもが登場人物というか神々の中に組み込まれており、イエスやムハンマド、それにシャカらあらゆる聖人が日本で修行したそうです。
「解説本では他にもユダヤ人と日本人、ムーとアトランティスとかかなり暴走してて」
 そういうのが好きな人が見れば爆笑でしょう。荒唐無稽を通り越してますから。もっと面白い事はいっぱい書かれてましたが、とてもじゃないけど書ききれません。
「しかも竹内文書は天地人の3巻構成で公開されたのはその内の1巻に過ぎないそーです」
 公開されたら日本古代史が覆るな、あそらく。血縄縛りの門以上の大騒ぎになるであろう。ちなみに私が読んだのは佐治芳彦著「謎の竹内文書」です。これは外部の人間がある種冷めた目で冷静に分析しているのですが、それでも荒唐無稽な内容になるのですから竹内文書がいかに凄い代物かわかるというものでしょう。で、内部の人間が書いたものとしては高坂和導著「超図解竹内文書」がお勧めです。どんな事が書かれているか一部抜粋するので興味を持たれたなら購入して下さいな。
「やめとけばいいのに」
 まずは「前書き」何故この本を書くにいたったかですが。

 黄金色に輝く光球が飛んで来て、私の頭上で止まったのである(以下略)はっきりと私にこう伝えたのである。
「これはまことの歴史です(以下略)安心してこの研究に突き進みなさい(以下略)」
 私は、百万の味方を得た思いでうれしくなった。その声の主こそ、きっと地球に文明をもたらした外宇宙の知的生命体であとうと確信している。

 これが長い前書きの中で最も重要な事が書かれている部分。つまり著者は竹内文書が偽書なのか真実を語っているのか疑問に思い天に問いかけたそうで、結果こうだったのでこの道を突き進んだそうである。では、本文に移ろう。とりあえず抜粋するだけして後で解説します。

 1.つまり、竹内文書は日本の天皇家を中心に書かれた日本の正史であるとともに、地球上の全人類の正史でもあったのである。

 2.しかし、私たちの祖先が、宇宙船に乗って他の天体から来たということが、そこには紛れもない事実として記されていたのである。

 3.ナンモは別名、アミン、ノンノ、メシヤ、カンナガラ、ナアモ、ムメシヤとも呼ばれる。この別名がそのままさまざまな宗教における「神」の呼び名と共通していることも納得がいく。それは取りも直さず、すべての宗教が日本から生まれている証拠ともいえるであろう。

 4.日本は、地球上の五大陸に相当する島からなる、地球の縮図と見ることができる。(以下略)地球上に起こり得ることは、すべて日本で体験することができる

 5.まさに日本は地球すべてを内に秘めたミニチュア版の地球ととることができる。地球を治めるに当たって、これ以上にふさわしい条件を備えた国はないであろう。

 6.染色体の数は四十六本(以下略)日本語の五十音表、ここから同音異字を除いた音の数が四十六字。なんと、ぴったり人間の染色体の数と符号していたのだった。

 7.日本語の母音はアイウエオの五つ(以下略)ということは、人間の染色体が発している音も、母音別に五種類に分類することが可能なのではないか。

 8.天皇は色人すべての親であり(以下略)遺伝子には記憶されているのではないだろうか。たとえば五月五日の端午の節句(以下略)その起源は五色人の祭りであったと思われる。まず日という数字。そして色の吹き流し(以下略)スポーツの祭典オリンピックも色の輪がシンボルマークとして使われている。これらは人類の遺伝子に息づく、五色人として過ごした時代の記憶なのである。

 9.UFO→ハダマ→皇への変遷がわかる。

10.日本には「羽」のつく地名が意外と多くあることをご存じだろうか。実はこれらほとんどすべてが古代の飛行場の跡なのである(以下略)なんと古代の羽根の近くに、現代の飛行場があったのである(以下略)世界の飛行場跡にも数は少ないがハネのつく地名が残っている。マハネはその代表的なものである。

11.日本の羽根のように地名から調査することが不可能なので、その判定が難しいのである。名前はその国の言葉によって変化してしまっているので(以下略)ひとつわかっているのはスカという名前がハネと同様に飛行場を表していることだ。地上絵で有名なナスカ、アラスカなどである(以下略)横須賀のスカも同じもので、この場合は、漢字に書き換えられるときに変化したらしい。

12.古代地球規模で広がっていたピラミッド文明圏。その源は、すべての文明の源である、日本と無関係のはずはない。

13.なんと文中に「ヒラミット(日来神宮)」ということばが登場するのである。これがピラミッドを指すことは、疑いの余地がないだろう。

14.この発見により、ピラミッドという言葉はエジプト語ではなく、もともと日本語の日来神宮が、建造物の伝搬に伴って海外で使われるようになり、変化した言葉であったことが明らかになった。

15.メシヤ、一般的には救い主・救世主と解釈されているが、もともとの意味は違うのではないかというところにポイントがあった。ピラミッドが日本語であるように、メシヤも本来の日本語として解釈する必要があったのである。

16.古代に本当に地球規模の大洪水があったのだとしたら、小さな島国の日本がその影響を受けずに済むわけがない。むしろ、大洪水の伝説が日本に残っていない方が不思議なのである。こうした点から見ても、記紀が日本最古の歴史書ではなく、竹内文書の一部を転用したものであることがおわかりいただけるのではないだろうか。

 もっと書きたいところだが時間の都合もあるのでここまでにしよう。まず3番だが、ナンモとは絶対神の名前でアミンはアーメン、ナアモも南無、ノンノは仏だそうである。
 4番は大本教では有名な考え方「日本は世界の雛形ぞ」である。北海道が北米、襟裳岬がカリフォルニア半島、津軽海峡がベーリング海峡、岩手がシベリア、牡鹿半島が朝鮮半島、仙台が黄河、房総半島がマレー半島、富士山がヒマラヤ…などなどである。おお、なるほどと思うもいいし、全然地理的に一致しねぇよと思うもよし。
 6番は何故、人間が五色人…五色に分かれたかの著者の仮説である。意味がわからんとかそういうのはなし。
 7番は6番の続き。もはや何を言ってるのか何を言いたいのかも意味不明であるが、わかる人にはわかるのかもしれない。
 8番も続き。そうか、そうだったのか。私はオリンピックの5色の輪は世界の五大陸だとばっかり思ってたよ。
 9番はUFO(天浮船)が皇という漢字に変遷したと語っているのである。つまり天皇家が宇宙から来た証だそうだ。
10番は日本の地名は多いから羽に限らず海とか川という漢字で地名を検索してもたくさん見つかると思うのですが、まあよいでしょう。羽のつく現代の空港とは羽田空港の事であるが、他にあるのか?
11番はいきなり10番を否定してます。ハネのつく地名では判断できないそうです。ただ言語学の方面から判断するにどんな国の言葉であれ外来語が極端に変化する事はないのでハネはハネもしくはそれに近い発音のまま残るはずなので地名で判断可能です!それよりもスカって何ですか?
12番は…そうですね、日本がすべての文明の源なら当然の結論ですね!日本がすべての文明の源ならね。
13番はう、うむピラミッドですね。 14番は……こればかりは納得いきませんね(いや、他のもちょっとアレかなって思うけど)。外に伝わったというのなら何故にエジプトのピラミッド以外はヒラミットに近い発音で呼称されていないのでしょう?ピラミッドは確かに世界中にありますがピラミッドと呼ばれていたのはエジプトのものだけなのはどう説明してくれるのでしょうか?
15番は結局「召屋」だそうです。ナンモの別名じゃなかったんですね、メシヤ。
16番はおわかりになれませんでした、私は。私に学がないからでしょうか?日本の歴史と世界に伝わる神話の歴史では日本の歴史はかなり浅く、日本人の先祖はモンゴル…じゃないんでしたね、宇宙人なんでしたね。だとしたら確かに古事記も日本書紀も竹内文書より新しいとおわかりになれます。

 うむうむ、ところで唐突に思い付いたのだが…ガウルとベターマンとエヴァとARMSを混ぜて1つの作品にしたら、これ以上ない傑作になるのではなかろうか?竹内文書に匹敵する素晴らしいストーリーが展開しそうな感じ。
「唐突にロクな事思いつかないね」
 想像しただけで楽しいじゃないか!ベターマンフォルテVSジャバウォックとかさ。
「エヴァだろうとジェネレイターだろうとベストマンだろうとジャバウォックの反物質砲食らったらそれで終わるでしょうに」
 むう、ベストマンのクセにARMSより弱いのか!ベストじゃねぇじゃん、それ。まあ、戦闘はとりあえず置いておこう、戦闘は確かにジャバウォックの圧勝になりそうだ、でもストーリーは想像しただけで嬉しくなってこないか?
「想像しただけで頭かかえちゃうよっ!」
 使徒とアルジャーノンにより激減する人類!そして裏で動くAUGEやエグリゴリ!これらの危機にも「その為のNERVです」と平然と答える碇司令!!
「精神崩壊起こしそうだよ」
 人類の未来は明るいなぁ。人類は進化するとあんな化け物になれるんだぞ。
「イヤな未来像…それはともかくとして、この4作品全部知らないと今日の雑記ついていけない」
 そんなのいつもの事だろ。今日はたまたま4作品同時に扱っただけだ。しかもどれも同じようなテーマな作品だから統一性がある。
「人間の行き着く先は何処にあるんだろう?」
 アルジャーノンってのはアニメの話だって笑って済ませられる存在じゃないと思うね。種の存続の為の個体の死ってのは現実に有り得る話だ。よりベターな種族になる為に個人を犠牲にするってのもね。
「増えすぎた生物は自然淘汰され種として最良の数に減らされる」
 現在の人類はその例外的存在だが…いつレミングの死の行進が人間で起きてもおかしくないわけだ。ってMMRみたいなインチキくさい話になってきたからやめるか。
「やめよう!なるようにしかならないんだから、どうせ」
 ではインクルードセルについてだが…これも有り得ない話じゃあない。でもアルジャーノンよりは現実味が薄い。そもそも作品中でインクルードセルがどこから現れたのか語られてない。インクルードセルからジェネレイターが作られたわけだけど、ジェネレイターなくしてインクルードセル理論の完成はなかった。
「結局、AUGEも何が始まりだったのかわかんないし、未来が先なのか過去が先なのか…」
 やっぱり時は越えちゃいけないね、ストーリーが混沌とするから。で、残るEVAとARMSは、ほぼあり得ない。
「ARMSはあり得なくても、レッドキャップスとかはありそうだよ」
 難しいトコだな……唐突にまた思い付いたんだが、この4作品に竹内文…
(2000年 3月10日新生雑記より抜粋)

 掲示板で話が出た「ヒルコ神話」…あのエピソードに何の意味があるのかわからないと私は言いました。
「何とはなしに書店へ出向いてみると…以下略。そしてそこには驚くべき事が事実として記してあったのです」
 というわけで、第1巻を見て、そのあまりにもバカらしい驚愕すべき内容に第2巻には見向きもしなかった私ですが、買ってしまいました。
 2行目の「文体」でわかる人にはわかると思います。その本の文体を真似て書いたものですから。そう、あの…図解・竹内文書の文体を……

 2巻の内容の前にヒルコについてまず軽く説明します。
 イザナギとイザナミの初子です。しかし、交わる前にイザナミが先に声をかけた…女性優位である事が原因で奇形児となってしまい、そのあまりの醜さに「見なかった事にしよう」というわけでヒルコは葦の船に乗せられ流されてしまい、以後消息不明です。
 たったこれだけの出番であり、生まれてすぐに捨てられるという役割でありながら、名前までついている為…このヒルコには何らかの意味があると普通は考えると思います。
 私は…ギリシア神話の模倣をしただけだと思ってますけどね。日本神話が各種神話の影響を受けているというのは有名です。その例として通常取り上げられるのがイザナギの黄泉下りであり、ヒルコの事を出す書物はありませんが…。ギリシア神話に詳しくなくともヒルコの物語に似た話がある事はわかりますよね?
 ウラヌスとガイアの間に生まれたヘカトンケイルなどの化け物達…彼らはその醜さ故にウラヌスにタルタロスへと投げ込まれます。

 でも今回は、このギリシア神話のエピソードを無視しましょう。するとヒルコとは何だと思いますか?「ヒルコ」に相当する誰かが日本を追放された事を意味するような気がしますよね?そもそもが日本神話は時の権力者の都合のいいように…敵対勢力を悪として…そうでないならヒルコは皇族の裏切り者…。
 竹内文書によれば、ヒルコは蛭子(神話においては水蛭子ですが)…エビスとも読める、それはアメリカを意味する。つまり、ヒルコは天皇の密命を受けて中南米に派遣された皇子であると。

 ところで日本神話の神々は「漢字」で記す事が可能でありながら、何故「カタカナ」表記される事が多いかわかりますか?
 神代の頃には漢字など使われていなかったからです。著者は漢字を日本古来の文字として認識してるようですが。
 相変わらず飛ばしまくってました。第1巻では「日本は世界の雛型」だと言いきりましたが第2巻ではまず序文で「地球は宇宙の雛型」だと述べています。
 その一方でとんでもない事も言ってますが。
「…地球が宇宙の雛型っていうのも十分とんでもないだろ」
 と、言いたくなる気持ちはわかります。わかりますが、この程度は自然に受け容れる事が出来ないと、超図解・竹内文書にはついていけません。ヤマタノオロチは「山田の大蛇」だそうですし…山田って……。では、何か凄いなと思った記述を転載します。転載しすぎると著作権に触れてしまいますし、転載しただけでそれについてコメントもつけないと著作権に触れるようなので、そこが難しいとこですが。ちなみに著者を馬鹿にするものではなく、単純に「面白い本」として紹介するものなので勘違いのないように。…えぇ、面白い本ですから、ぜひ2巻まとめて読んでください。あ、この雑記読む前に前回の竹内文書雑記読んでない方はまず3月10日の新生雑記を先に読んで下さいね。

「私がこの理論の存在を知って真っ先に思ったのは、現代科学もやっとここまで追いついて来たか、ということだった」
 これはフラクタル理論を知った著者の正直な感想です。日本は世界の雛型、地球は宇宙の雛型、人間も世界の雛型…という作者の考えとフラクタル理論は一致してると言いたいようです。そして宇宙の法則は地球にも適用されると言ってます。これは現代科学の点から言えば…今のところは正しいです。まあ、科学的な立場から見ると「地球の法則が宇宙でも通用する」という事になるわけですが…というより「地球は宇宙の雛型」と言いながら宇宙を中心に「宇宙の法則が地球でも」と言い出すのはちょっとヘンかなと思うゆうちゃんなのでした。

「私はかねがね、現在地球上に争いが絶えず、あちこちで混乱が生じている原因はここにあるのではないかと思っていた。つまり、宇宙の法則から外れてしまっていることが、乱れを生じさせている原因なのである」
 湾岸戦争やオウムサリン事件、頻発する大地震等の原因は、地球が宇宙の法則に則ってないからと言っています。雛型というのは「例」というか…雛型は雛型なので他の言葉に直しにくいんですけど、地球が宇宙の雛型だというなら…地球が正しくて宇宙が間違っているのではないのでしょうか?ゆうちゃんの言ってる事間違ってますか?
 ゆうが間違ってるかどうかはともかく…地球が反してる宇宙の法則というのは「中心」がない事だそうで…地球には太陽という中心があるように地球にも中心が必要だといってます。あれ?でも太陽系の中心って何?銀河系の中心って何?宇宙の中心って何?よくわかりません。とりあえず、地球の中心は日本に定め天皇が統治すべきだと述べています。…今更驚いたり、怒ったりしないで下さい。超図解・竹内文書とはそういう書籍です。

「エジプトで太陽神をラーと称したのも、実はこうした日本語から来ているのである」
 天皇は「すめらみこと」と読み、それぞれ1字ずつ意味があるそうで、それはここには記しませんが「ら」は「照らす」の「ら」であり「爛々と輝く」の「ら」であり、太陽を表しているそうです。…現代日本語を何故に、古事記より古い時代の人間が知っていて「照らす」の「て」ではなく「ら」をとったのかは不明です。そしてラーの名前の由来は…別にどうでもいい事ですね。ピラミッドも日本語(第1巻参照)だそうですし。

「イギリスにはハネの他にも日本語を多く残しているものが多くあることもわかった」
 ハネというのは前回の第1巻紹介雑記を読んだ方ならわかるかと思いますが…「羽根」の事であり、天皇が天浮船を使った古代飛行場の事を意味します。その証拠として地名に「ハネ」がつく場所には現代も飛行場があるそうで…「羽田空港」がその一例だそうですが、他にあるかどうかは著者は口をつぐんでいます…そしてそれは日本だけではない!天皇は世界各地を回ったので世界中に「ハネ」はあるそうです。しかし、著者は「マハネ」以外に見つけることが出来ずにいて第1巻執筆後、ちょっと落ち込んでいたようですが、イギリスでそのまま「ハネ」という地名を発見!10〜20km離れた地に空港がある事も確認!…まあ、どうでもいいですけどね…第1巻では「ハネ」だけでなく「スカ」も古代飛行場を意味するそうで「ナスカ」と「横須賀」をあげていました…その後「スカ」は見つかったのでしょうか?「スカ」ってもしかして「スカイ」の事?
 と、説明長くなりましたが、イギリスで見つけた日本語は「Mill=見る」「Kent=神土」だそうです。凄い発見ですね♪でも、他の言語にもいっぱい日本語あるね、それだと。ううん、英語だけでもまだまだ…。MMRに近いノリですよね…何でもノストラダムスに結び付けていたアレに。この著者の場合は結びつけるのが竹内文書になるだけです。

 これ以降、かなり危ない発言が続くのでこれで終わりにします。興味あったら自分で見てください。ただし、著者はあくまでも純粋で悪意はありません。選民思想に走った他の竹内文書研究家の事についても言及してますしね。

 面白い話では…日本神話に触れたほとんどの人が感じる「ツクヨミ」って何?っていう。アマテラス、スサノオと同格の神でありながら、全くといっていいほどにエピソードがない。これは歴史的観点から見た場合の説明はなされてますが…竹内文書では「スサノオ=ツクヨミ」であり、スサノオの別名がツクヨミなんだそうです。竹内文書の凄いところというのは…神話が全て事実として語られている事であり、ツクヨミに相当する誰かがいたとかそういう話ではなく「ツクヨミ」という神が古代日本にいたという事になります。そして驚くことなかれ、稗田阿礼は…スサノオの子孫です!
 古事記よりも古い日本最古の書であるのに…古事記を編纂した人物の系図まであるというのですから竹内文書恐るべしですね…予言書ですか?
 私は信じてませんが、現在宇宙の年齢は200億歳。しかし!竹内文書ではそれより遥かな過去の事から綴られています。
 どれ位過去かというと…多分「兆」を超えて「京」年ぐらい過去…。
 天皇も人間も寿命がどんどん短くなっていってまして…
 天神七代→上古二十五代→不合七十二代と続いて…ようやく神倭時代…つまり神武天皇が登場するわけですが…。
 この「代」とは天皇の代でして…上古二十五代の時代でさえ「一代」が100億年軽く突破してます。上古二代の造化気万男身光天皇の時代など320億年も続いてるのだから驚きですね♪天皇の名前の方が驚きかもしれませんが…みんなこんな読めない名前ばかりです。注目は上古21代が「イザナギ」である事です。記紀神話での国産みの神が上古21代目だというのだから…どれだけ天皇の歴史が長いかわかるというものです…ちなみに日本はイザナギ以前に既に造られています、竹内文書では。じゃあ、イザナギは何をしたんでしょうか?
 こんなのが二十五代も続くわけです。天神七代はもっと凄いわけですが…。
 さて…宇宙の年齢を軽く超えている天皇家の歴史ですが…太陽系が造られたのが天神2代の時代なので…つまり現代科学の宇宙の年齢が間違っているという事になります。地球や太陽の年齢も大間違いです。ちなみに私達が行動している場は「3次元」ですが…天神の住まう地は「6次元」です。…人間は5感まであり、勘とでもいうべき6感をも超えた第7巻セブンセンシズを自在に操るのが黄金聖闘士であり、更にその上に神の領域第8感エイトセンシズ…と、星矢はとんでもない事をやっていましたが、竹内文書はもっと凄いです「6次元」です。3次元の倍です!
 話戻して、上古時代の天皇ですが、さすが神の子孫だけありとんでもない長寿…と思うかもしれませんが…実は…図解・竹内文書の言葉を借りると…。
「いくら寿命の長かったとされる上古の天皇でも、治世年数があまりにも長くなりすぎてしまう。百億年を超えるなど、とても人間ではあり得ない。そこで、後代の歴史家たちは、超古代の天皇を「神」としてしまったのである」
 と、つまりですね、一代に一人ではないわけです。天皇の名前を襲名して…長い代(上古2代です)では33人もの同じ名前の天皇が統治していたわけなんです。
 すると320億年を33人なので、1人辺りの統治年数はわずか「10億年」になります。よかったよかった……100億年も生きる人間はいないけど…10億年なら何とか…ならないような気がゆうちゃんはするんですが…。とても人間ではあり得ないと思います、やっぱり。
 ちなみに不合72代にまでなると、さすがに寿命はかなり短くなり…300〜500年と割と人間ではあり得ないものの、人間にはかなり近くなってます。統治年数の2倍ほどの寿命として今の人間の10倍ほどの寿命だったようですね。
 以上です。ちなみに竹内文書なる書物が存在するわけでなく「死海文書」と同じく、多くの文献をまとめて竹内文書と便宜上呼称しているだけです。竹内とは…竹内文書を公開した竹内巨麿の事…のはずです、確か。

(2001年 6月 5日謎雑記より抜粋)