んでは、SRWからガンダム系の軽い解説を。まずは
RX
 RX78ガンダムだとか、RX93νガンダムとか、RXとはそもそも何なのか?
 「R」とはROBOTのRであり…地球連邦所属ロボットを意味します。
 「X」は未知を忌みするという事で試作型という意味です。
 つまりRXとは連邦の試作型ロボットという意味になります。
 「RX」はガンダム特有の開発コードだとか言ってる人もいましたけど…ガンタンクやガンキャノンにもRXコード入ってるんですけどねぇ。

NT−1アレックス
 SRWにおいては何故かこのような表記をされてますが正式には「ニュータイプ専用ガンダム試作1号機」でしたかね?正確には覚えてないですけど、そんな感じです。
 ではこの名前は何なのかというとNT1はRXと同じく開発コードでNTはニュータイプ、1は1号機を意味します。正確な開発コードはRX−78NT1。つまりそのままニュータイプ専用ガンダム1号機ですね。
 アレックスというのは「RX」をもじった愛称です。つまりNT1アレックスという表記はかなり無茶苦茶で間違いまくってるってわけです。
 より正確に表記するなら「NT1」をとり「アレックス」だけにするか「RX78NT1」とすべきでしょう。

GP01
 これもSRW独特の表記で、劇中では「ジーピーゼロワン」などとは呼称されてません(表記はされてましたが)。正式には「ガンダム試作1号機」になります。この名称にはツッコミ入れたいところですけど、まあそういう名称なので仕方ないですね。
 ではGP01とは何かといえば…これも開発コードです。GPはガンダムプロトタイプ、01は1号機をそれぞれ意味します。正確な開発コードはRX−78GP01ですかね。
 ちなみにFbは宇宙仕様のGP01でフルバーニアンの略です。
 なお、GP02Aは以前はGP02Aという表記だったのですが、「F」以降GP02Aサイサリスという表記になりました。
 サイサリスとは何か?と言えばアレックスと同じく愛称です。つまりこれも以前は正しい表記をしていたのにF以降余計な文字を付け足してしまったという事になりますね。
 ちなみにGP01の愛称はゼフィランサス。なぜGP02だけ愛称を付加したのか?文字数の関係でしょうかね。文字数が足りればGP01FbゼフィランサスとかSRWFはやってたと思いますよ。

νガンダム
 名前の由来はそのまま「新しいガンダム」なんですけど…設定的にはそうではなく…
 アナハイムにおいて「μガンダム」の次に開発されたから「νガンダム」なわけです。
 遡っていくと最後には「αガンダム」に行き着くかというと、そんな事はなく「γガンダム」が始祖です。これには理由あるんですけど、面倒なので却下。
 γ(ガンマ)ガンダム=リックディアスであり、以降有名な機体は…
 δ(デルタ)ガンダム=百式
 ζ(ゼータ)ガンダム=Zガンダム
 θ(シータ)ガンダム=ZZガンダム
 ι(イオタ)ガンダム=Sガンダム
 ξ(クスィ)ガンダム=Ξガンダム
 このギリシア文字を冠されたガンダムをアナハイムガンダムと総称する事もありますね。で、現在確認されてる最後のアナハイムガンダムがΞガンダムです。

サイコミュ
 ファンネルやビットをサイコミュ兵器と称していますが…そもそもニュータイプだけが使えるサイコミュとは何なのか?
 簡単に言えば単なる「受信&翻訳機」ですね。ニュータイプが発する思念を受信する…。
 その受信した思念を翻訳して初めてそれが機械に伝わる。
 全てを全て…ニュータイプが操ってるんです。アニメじゃ「やっちゃぇえ!」っていう攻撃意志だけで勝手にファンネルが動いてるようにしか見えないですけど、設定上は1つ1つに動作及び攻撃命令を送信しない限り…何もしません。
 では、簡易サイコミュだとかいうバイオセンサーだとか、フレームに組み込まれたサイコミュであるサイコフレームがMSに搭載されるとどうなるかというと…反応が早くなるわけですね。わかりやすく言えば「危ない、よけなきゃ」と思えばMSがそれに反応して動いてくれる。
 バイオセンサーではそこまでは期待出来ないですが…眼で見てそれに反応して腕で操縦してるだけよりは多少マシ程度の効果はあるかと。
 なお、「ラフレシア」はサイコミュ技術が発達した時代だけあり思念だけで完全に操縦しています。反応速度は無茶苦茶速いでしょう、考えただけで動くわけですから。

準サイコミュ
 インコム以外には確認されてませんけど…有線式にする事でオールドタイプも使用可能となった擬似サイコミュです。
 わざわざ有線式にするんだったらリモコン操縦すりゃいいじゃん!って感じですけど、一応、思念で動くのでリモコン操縦よりも自由度が高く…同時にいっぱぁい動かせます。まあ、人間限界ありますし…機械による補助動作が加わってますが。オールドタイプではニュータイプのようにたくさんのビットを同時に操るのはムリって事でしょう。ニュータイプとオールドタイプの違いは思念を飛ばせるかどうかではなく…こういう面ですから。思念を飛ばせる超能力者ならサイコミュを使えるかもしれませんが同時に動かせるビットは3個ぐらいが限度でしょうね。

バグ
 SRWではラフレシアに搭載された武器となっており、しかもまるでサイコミュ兵器のようですが…違います。
 対人自動攻撃兵器、それがバグです。対人兵器なので本来、攻撃力は低く防御力の低いMSでも、そうそう落ちはしません。人間に対する小石みたいなもんですかね?確かに全力で投げられると痛い!でも、ただそれだけっていう。
 本来は毒ガスなんかと同じ…虐殺兵器であり、MSに対して使うのは間違い。
 もっと詳しい説明は以前どっかでやったのでやめます。
 なお、ラフレシアの特徴であるテンタクラーロッドもバグと同じく自動迎撃兵器であり…搭乗者が操ってるわけではありません。対象物を自動的に感知し攻撃を仕掛けます。だからこそ…F91の物理分身に勝手に反応し自らを撃ち抜いて撃沈などという間抜けな最後を遂げたわけですが。

物理分身
 F91の持つ特殊能力、質量ある残像。簡単に言えばF91のハイパーモードです。
 F91に搭載されたバイオコンピュータがパイロットの力量を計り、F91の真の実力についていけると判断するとリミッターが解除されF91は全開状態となる。機体温度がこれにより上昇し機体表面のコーティングが金属剥離し…高速移動を行った場合…そこにコーティングがF91の形のまま残る。それが質量ある残像である。
 単なる残像ではなく実体が確かに存在する為、バグやテンタクラーロッドに対してかなりの効果を発揮していたが…それ以外では質量ある事に意味はないと思われる。

分身殺法ゴッドシャドー
 物理分身のついでって事で。ゲーム中では相手の攻撃回避に使用しているが…実際には相手の攻撃を受ける為の技である。
 高速でばらまかれるパンチに対処する為に編み出した技なのだが…星矢のペガサス流星拳に対して紫龍は自分のところに飛んでこない拳は無視する事で対処していたのに対し、ドモンは(バカだから)そうは考えず、どうやってあれだけの攻撃に対処する?そうか、相手が無数の拳を出すなら俺は分身して受け止めればいいんだ!みたいなぁ。つまりあの男、的を外してる攻撃に分身してまでわざわざ当たりに行き、そして受け止めたのである。
 これほどアホな分身の使い方をした奴は他にいないが、それがドモンであり、そしてGガンなのである。

Gガンダム  ゴッドガンダムの事だと思われがちだが実際にはグラップルガンダム。つまり格闘ガンダムの事。