10月 6日深夜
 今、超がつくほど有名な自殺日記読んでます。そうです「終る世界」です。
 今、読んでる…つまり全部読んでないというか読み始めたばかりですが…さて、好奇心でこんなものを読む私を「あなた」は軽蔑しますか?
「ボクはしないよっ」
 悠ちゃんの意見は聞いてないっす。
「ふみぃ…いぢわるっ!」
 んー、何ていうんですかねぇ…ガキですか?…本気なのか話題作りで書いてたのかそんな事どーでもいーですし、実際に自殺したかどうかなんてそれこそどーでもいい事ですけど…本気で書いてたとしたら…気持ちわかりますよ…今「後86日」のとこまで読んだんですけど…小学2年生当時の私そのものですね。自分を否定し…そして気に入らない奴はみんな死ねばいい…何か事故でも起きて死ねばいい…いや、人間なんてロクなもんじゃない…いっそ全員死ぬべきだ!死ぬ事なんか怖くない…いつでも死ねる…当時の私はそうでした。
「ウソウソウソだ…お兄ちゃんはそんな後ろ向きじゃないよ!」
 …事実だ。
「暗い日記に影響されてるんだよぉ、きっと」
 影響は受けるね。でも…事実だ。影響を受けたからこそ今まで黙って…もいなかったか…時々書いてたし…まあ、正確に書いたというべきかな?
「小学校2年生がそんな事…」
 考えるさ…人間のイヤな面を散々見せられればね…前に言ったよな、担任公認でいじめられて…今でも私はその担任を恨んでるって。小学校1年生の時だ!この時に小学校の担任に「自己」を否定され…クラス中のさらし者にされ…そしていじめられたらどうなると思う?
「…わかんない」
 そう、6歳7歳の子供にとって「担任」は絶対の存在だって書いたよな?いじめられるのは自分がこの世界にとって不必要だからだ、自分が悪いんだ!そう思い込んじゃうんだよ。今思い出すに自分でもムカつく思考で、当時の私をぶん殴ってやりたくなるけど…じゃあ、そういうマイナス思考だからいじめられるんだろ?って思うか?違うね!さっき言ったように「担任教師」は絶対の存在なんだ。間違った事を言うはずがない存在なんだ…だから自分の存在そのものを憎んだよ…そして…人間なんて存在が何故、地球にあるんだ、不必要じゃないか!って。小学校2年生がそこまで深い事考えるわけないとか思うなら、それは小学生をみくびってるね。何もかもがイヤだったよ…生きてる事そのものが…そして死んでもいいとは思う…それでも「喜怒哀楽」の「喜」を求めちゃうんだ…イヤな世界にも「喜び」はある。そして「喜び」を感じちゃう自分もまたイヤになるんだ。自殺日記に影響されて書いたデタラメだと思う?それとも本当の事だと思う?
「デタラメだと信じたい」
 うん…悠ちゃんにはそう思っていて欲しいね。ただね「死」を覚悟してるからって「楽」「喜」を放棄する人間はそうそういないって事は理解してほしいね。日記に書いてある「死」は「無」だってのは私と同じ考えだ。死後の世界なんて存在しようはずもない。つまり「死」ねば自分が「死」んだ事を意識する事もない。だから「死」ぬ事は怖くなかった。最初から何もなければ「苦」はない。私が仏教の考えに賛同してるのは苦しみの中に「生」があるからだ。生まれる事がすなわち苦しみ。それは存在しなければ最初から苦しむ事はなかったって事だ。
「…でも、でも…お兄ちゃんはボクに…それは無駄な思考だって…」
 無駄だな…生まれてきたからこそその思考をしてしまうんだから…
「ウソなんでしょ?全部、これ。本当だったら咄嗟に自殺してるよ、お兄ちゃん」
 私はね、今でも怖くないよ。でも「死」にたくはない…死ぬのは怖くないってのと死にたいってのはまた別で…「生」と「死」ってのは方向が違うだけでその「力」は同質であり同価値だ…なら生きてみるのもまた1つの道だろう。そして自分を否定されようと…全ては自分以外の「モノ」が言った信用ならない言葉だ。この世で信頼出来るのは「自分」1人のみ。
「…ねぇ、これ公開するわけ?」
 ここまでは内容的に危ないかもしれないけどね…何で私が今ここでこんなバカやってるかわかる?死ぬ事なんてバカらしいからだよ…生まれてきた以上、そこに意味を見いださなきゃ…世界を恨んで自分を否定して死ぬ位だったら…他人を否定して楽しんだ方がマシだろ?そうだな…でも…これは第十雑記としようか…あまりにも裏雑記にそぐわない内容だ…こえぇよ、終る世界、私にこんな事を書かせちゃうなんて。
「ボクはいない方がいい?」
 いや、いないとどんどん沈んでくからいてほしいな♪
「オチあるの?」
 いやぁ…今まで書いたの全部、実話っていうか本当の事だから…私が過去に思った事、現在思ってる事…で、多分だけど…これ読んで「意外」だって思う人は少ないと思う。プロフィールとか雑記とかで散々「人間なんて!」だとか「人を信じて傷つく位なら最初から人は信じるな」「人を見たら偽善者だと思え」「私は冷たい人間である」などなど…色々言ってきたから。で、だからこそ、これを読んでも逃げる人は少ないと思うのだよ。よっぽど、10月1日深夜のあれの方が逃げる!
「うきゅっきゅきゅきゅっきゅ」
 うきゅうきゅうきゅうううきゅ。
「で、いかにしてこんな人間になったかに話は変わるんだろうねぇ?暗いまま終わったらやだよ」
 どうかなぁ?……後80日まで読みました…いじめられる奴は幸せだぁ?
「そこまでは言ってない、そこまでは!」
 私はね…無視して欲しかったよ。周りの人間はバカばっかだったからな。話しかけるな!ってね…誰も近づいてこない時、それは一種の幸福だったよ。人と関わりたくなかったし、触れ合いたくもなかった…日記では碇シンジを引き合いに出してたけど…わかってないよ…全然わかってないよ…シンジは人と触れ合うのをイヤがっていた…私がシンジを嫌いなのは近親憎悪だってのはわかってる…そう、似てるんだよ。見てて、イライラするんだよ、昔の自分そのもので…他人に優しくされたい…でも、関わりたくはない…幸福だけを求めちゃいけないのか?1人でボーっと席で座って何げなく眺める休み時間の教室の風景。私の存在を無視して皆が楽しそうにしてる。何が楽しいんだろう?他人と一緒にいて楽しいのか?所詮、人間は1人だ…実際、この考えはあまり変わってないけどね…だから…就業時間が終わったらとっとと帰る。会社の人間に必要以上に関わりたくなかったから。うるさい奴は嫌いだ、なれなれしい奴は嫌いだ…
「ストップストーップ!」
 ありがと…こえぇ…終る世界こえぇぇぇ…実際、でも…孤独は好きだったけど…真の孤独には耐えられなかったかもしれないね。橘右京は好きなもの「孤独」嫌いなもの「真の孤独」ってなってるけど…私は真の孤独ってのは多分…体験してないと思う。誰かがちょっかいかけてくるから。で、中学2年で…
「救われたんだよね!」
 そう…もし…あの人がいなかったら…とか考える事もある。どうなってたかって。でも、それは考えるだけ無駄かなって…なるべくしてなった結果がここにあるんだから。結局は「優しさ」ってのは…全ての「負」の感情への「薬」になる。「優しさ」を信じられなくなった…その時は…もう生きてる価値はないだろうね。「優しさ」を求めてるなら、まだ救いはあるんだ。その「優しさ」を与えてくれる人が現れてくれさえすれば。私はその点で「幸運」だったのか?そうは思わない…人間を信じられなくなる、その時点で多分「不幸」なんだと思う。他人から見ればね…まあ、私は視野が広がったって事で「不幸」だとは思っちゃいないが。
 あと78日まで読みました。…マイナス思考は怖いです…ポリアンナです、ポリアンナ!
「無理に暗くしないようにしてるの見え見え」
 読み手を暗い気分にさせたかないだろ?下らない妄想とかは…普通の人だってやってますよ…っていうか…あれで落ち込んでたら…悠ちゃんとラブラブで楽しんでる私は…あの…やっぱり自殺しないとダメですか?自分の都合のいいように可愛い妹を生み出した私はダメっすか、やっぱり?
「…ハハ、壊れてる人間は得だね」
 得ですぅ。恥ずかしくないもん…あと76日まで読みました。いやぁ、後ろ向きに生きるのもいいと思いますがねぇ、私は。後ろ向きな人いっぱいですって、この世界。無理に前向きに生きるなら無理せず後ろ向き!でもだからこそ前向きに生きてる人って憧れますよね!ただのバカかもしれないですけど。…あっ、悠ちゃんはバカじゃないですよ。
 あと74日。っていうか誰か…この日記に2日単位で感想書くような事した人いますかね?…いるかもしれないけど…やっていいのかなって気はしないでもないでも…まぁいいか…何かクレームきたら消せばいいだけだし。
 そうです、性格というのは変わるもんじゃないんです!後ろ向きに生きてきた人間が無理して前向きに生きようとすると副作用が生じて…より今以上にイヤな気分に陥れます、はい。人間のイヤな面が見えちゃったり…自分はやっぱりダメ人間だとか思っちゃったり。でも、そーじゃないんです…私は「根暗」を否定する人間が許せんのですよ。人それぞれ性格がある、明るい人もいれば暗い人もいる。で、暗い性格だからって否定される覚えはないし…否定する人間の人間性を疑う他ない。本来「性格」に「善し悪し」はなくて…残った結果だけが問題になる。多分…あの日記に書いてある事はほとんどの人が理解出来るんじゃないかと思ってます。暗い体験をした人だけが共感できるという類のものではなくね。
「もうちょっと何かさ、明るく出来ない?」
 あの日記でどうやりゃ、出来るんや?誰か明るい感想で埋め尽くしたら、それ見せて下さい。正気を疑ってあげます。壊れ人間なら可能かと思いますが、ってわけで残り72日…いい加減疲れてきたけど…
「やめればぁ?」
 いややると言ったらやる。男にはやらねばならない時があるのだよ!つうわけで自殺するんなら銃で額を…心臓だと死ねるかどうかわかんないから…
「っていうか銃はどこで手にいれるのさ?」
 さあ?あと70日…そうですねぇ、私も首吊りは苦しくないって聞いた事ありますけど…じゃあ、あんたがそれ実際に確かめたのか?って聞いてみたくなったくらいですから…どう考えたって苦しいだろ?…
「一瞬で首の骨が折れれば苦しくないよね?」
 それには思い切りというのが必要だ。ただ首を吊るだけだと…首が締まって窒息死という、かなり苦しい死に方になるし…一般人が考える首吊りってのはそれだろうな。首絞めだと思ってる、それも首吊りだけど…首吊りの本来の姿は一瞬の墜落…そしてロープによる首折りにある!これだと…確かに多分苦しまずに死ねるんじゃないかなって気はするけど、確かめないとわからない。で、確かめた時には死んでる。
「それは困った」
 ギロチンってあるよな?貴族用に苦しまずに死ぬ方法として採用された処刑道具。
「ギロチンってそうだったの?」
 後に庶民にも使われるようになったみたいだけど…昔の処刑方法は残酷だよ…特にヨーロッパは…苦しめて苦しめて殺すんだ…口の中に溶けてドロドロになった鉄を流し込んで殺したり…両手両足を4頭の牛だか馬だかに結び付けて牛を馬を全部別の方向に走らせて…
「そ、それ以上聞きたくない」
 そうだねぇ、話がずれてるね。ギロチンはね…まあ、あれですっぱりと首が切れずに何度も何度も刃を落としたとか、そういう風にも言われてるけど…
「実際どうなのかな?」
 うん…刃の勢いによるね…でもね…一回で一瞬で首が切れたとしても…問題はあって…人間の「生」を感じる能力は脳に集約されてると考えていい。心臓にも実は記憶回路があるとか言われたりもしてるけど…今現時点であ脳だな…で、首が切れたからといって本当に意識は途絶えるのかってのが一番の問題なんだ。
「首切れたら死ぬでしょ?」
 そう、間違いなく死ぬ。けどね…死ぬってのは何だ?全ての機能が停止する事だ。でも、頭と胴体が別れても…いきなり脳が死ぬわけじゃない…頭だけでも、ほんの数秒…1秒か2秒は生きてるっていう説がある。で、これは事実かもしれなかったりする。
「と、したら…」
 そう…私が車にはねられた時に時間が遅くなったように感じたのと同様に、首を切られた人にとってその1秒、2秒はかなり長時間の苦痛に感じてるかもしれない。…結局、死んでみない事には「苦痛」があるかどうかわらんってのが実状だろう。サイアクなのは死んでも意識が存在してた場合だね。
「それも実際わかんないもんね」
 そう…私は雑記の世界では意識、記憶、人間の本体は「脳」ではなく「魂」だとしてる。そうでないと成り立たないから…で、もしそうだとすると死んでも苦しみは終わらないのだよ。ただ単に、体がなくなっただけで。
「どうなのかなぁ?」
 臨死体験した人のはアテにならん。死んだ人間が生き返るわけないんだから…臨死ってのは最初から死んでない、ただ仮死状態だっただけなんだろう。だから死んでも意識があるなんていう臨死体験者の言葉はこの命題において意味をなさない。
「とりあえず、ボクは死にたくない」
 私だってイヤだ。悠ちゃんとずっといたいです。で、この思考ある限り私は自殺なんかせんでしょう。死ぬのは怖くないけど死ぬ勇気はないし、そんな勇気いらないし。ってわけで…あと68日…ね、眠い…まずい、壊れる…えっと、マナーの悪い運転手は殴っていいと法律にあります。
「そーなの?お兄ちゃんの言う事だし、ホントなんだよね、ボク、ひとつ賢くなっちゃった」
 ま、まずい…ギャグになってきた…ちょっと間を置いて読み続けて…気分を暗くします。
「するなぁぁぁぁ」
 2日ペースでなくなるのが実に残念。
 一気にあと12日まで読みましたです。く、暗い…暗いぞ…人生明るく生きようじゃないか…うむ、確かに「生きていればいいことはある」なんて偽善めいた言葉を信じる必要はないし…自分の辛さを他人が理解しれくれるわけもなかろうな。理解したくもないし…。理解してほしくもない…。死ぬのは逃げる事だ、なんてのもバカらしい言葉だと思うし…
「やっと、本来のお兄ちゃんに戻ったね」
 うーん…私は前向きなのかもな。っていうか自分に都合のいい思考を出来るというか…自分を偽ろうとは思わない…だから中学1年ではクラス中を敵に回したりもしたし…さっきの「根暗」を否定する奴の方がおかしい、みたいな。後ろ向きな前向きとでも言うんだろうか?自己中心的ってのとはちょっと違うと思うんだよな…
「変なの」
 変…か…確かによく言われた言葉だけど、それは誉め言葉だな。
「変なのぉぉぉ」
 そうか、変か…。あと11日…大詰めですね…でも、私はここで非常に冷めました…所詮、他人がどうこう言う事じゃない。自殺しようとしてる人間に「死なないで下さい」と言うのは…日記で否定してしまった自分より劣る人間への同情であり…自己満足の偽りの優しさですね、そんなの。所詮、他人ですから。自殺しようが、しまいが関係ない…それは自分にとって全く関係のない事…どこかで誰かが1つの生を終えたとして自分に与える影響はない。自殺をしようとする人間がいたとして…私は推進するような真似も、止めるような真似もしませんね、知人じゃない限り。そして、止めるとしたら、それは相手の為ではなく自分の為ですかね…死なれたら…悲しい…この先、2度と逢えない辛さ…そして後味の悪さ…全て人間は自分の為に生きてるんですから。他人の為を思っての行動なんて偽善ですよ。
「だぁぁぁぁ、もう黙って聞いてれば!」
 悠ちゃんは偽善じゃないから安心していーよ。
「ボクだけじゃないの!…偽善ばっかりじゃないよ、この世の中は!」
 とかね…こんな事書いてる内はまだ大丈夫って事。こんな事言っていいのかどうかわかんないけど自分に酔ってやしないか?あくまでもこれが本気の日記だったって事を前提に書くけど…多分、自分が醜い人間だってのは本心で書いてるんだろう。でも、それを書く自分に酔ってんじゃないのか?本当に…本当に自分に絶望した人間は…こうはなれないんだよ…誰にも自分の本心を話したくもないし…自分が劣ってると自分で認識する事によって…それは逆の意識で「喜」の感情につながるんだ…で、その「喜」の感情がイヤになる、その繰り返しだよ。…ん?って事はその状態なのか?あの日記書いてる時点では?
「そうなのかもね」
 さて、全部読み終わりました。私の性格上…まともに感想書くと…とてつもなく憂鬱な気分になれる雑記になってしまう可能性高かったんで、こんな形にしたんですけど…なかなか考えさせられる日記でしたね。
「ふみゅう」
 まあ、裏雑記読めばわっかりますけど…私は今ここに書いた内容をうだうだと考えてる人間じゃあないです。まあ、でも本当の本当に「堕ちた」人間というのはこういう雑記も書けるって事はわかってもらえたかと…だからこそ「落ちる事が出来る」人間は幸せなのだ。本当に底にいる人間の心の奥底はこんなもんです。で…ネット上でバカやってるヒトも…それを暴露しないだけで多分、私と同じようなもんなのではないかと思いますがね。で、暴露しない分、余計危ない。内に秘めてるわけですから。まあ、それはこんなものを書いて訪問者を憂鬱な気分にさせたくないっていう善意が働いてるからかもしれないですけど。
 ただし底にいる人間の強みは「これ以上落ちる事はない」事ですかね。もう怖くないんですよ…だから裏雑記を書ける。うきゅうきゅ。
 一応、最後に書いておくけど…日記を書いた彼もそうだろけど…「人間は醜い」だとか「信じられない」だとか、それを主張したいんじゃないんですよ。その意見を認めてほしいわけじゃない…むしろ読者さんにはそれに反感を持ってもらいらい。同感だとか思ってほしくない、凄い綺麗事になっちゃうし、いわゆる「自分酔い」の極致な台詞になるけど「人間不信になるのは自分だけで十分だ!」そういう思いがあるからこそ、敢えて「私は人間が嫌いだ」とか書き続けてるんです。嫌いだし信じる事は出来ない…偽善者ばっかりだとは思ってはいても信じたい…いつか変わりたい…その思いがある。でも、他人に否定はされたくない。否定されても、諭されても負の感情ってのはなくなりはしない。
 で、これを読んだからといって見る目が変わって逃げ出しちゃうような事もされたくはない。…だって今までもこの思いを持っていて…それを公開していなかっただけなんだから。…今までここに来て私を危ない人間だと思いました?
「思うって」
 い、いや…そっちの危ないでなくて…こっち系の危ないね。思わなかったと思うんですよ。だとしたら逃げる必要なんかない…で、ですね…私は似たような境遇なヒトに認めてもらいたくもないです。「人間不信になるのは自分だけで!」みたいに思ってる人は潜在的にかなりいると思うんですけど…それはそれで、ね。それぞれがその思いを持って…慰めあっても仕方ないですしねぇ。
 誰だって心にダークな空間持ってるはずです…私のこの雑記は特殊な人間が書いたものではなく「一般人」代表として、それを書いたに過ぎず…境遇は違っても…これに似たものを誰しもが書けるはずです。だから、これを見て逃げないでもらいたい。多分、これを最後まで読んだ「あなた」なら…書こうと思えば書けるはずなのだから、この雑記を…

 つうわけで第十雑記は今日1日で終わり…かなとか思ったりしてます。

10月 9日
 つまんねー…ほんとにつまんねー…負の感情ばっか沸き上がる。何かHPも何も取りつぶしたい。
「昨日あんな事言った直後にもう沈んでるの?」
 沈んでるっつうかバカらしい。生きてるってバカらしい…生きてる意味ねーよ…つまんねー。破壊したい…このHP全て壊したい。
 いっそのこと、無に帰らないものかな…意味ねーよ、この世界。存在する意味どこにあんだよ。なくなっていーよ。いっそすっきりする。
 生きてて楽しい?全然、楽しくねー…下らない事に幸せ感じたり…怒ったり…感情の意味って何だよ?悟れよ、生きる無意味さに…
 負の感情、正の感情どっちにしろ「苦」だよ…生きてたって「苦」しかないよ。くだらない世界だ…バカらしい…これ書いてる自分が一番くだらねー。
 自殺はしないさ、死ぬのもくだらないしな…死ぬに値する人間は他にどれだけでもいる。でも、それもどーだっていい。死にたきゃ死ね。寝る事が幸せってのは…生きる事の否定か…
 私は夢の世界で愛する悠と2人、ずっといます。もう帰ってきません、さよなら!












 なんてね!本気にした、本気にしただろ?第十雑記って前科があるから、ふはははははははは。
「………本気で書いて…後悔しただけじゃないの?」
 ……………なあ、夢の世界でずっと暮らさないか?バカらしーよ、この世界。
「逃げてどーするわけ?第十雑記でも思ってたんだけど…お兄ちゃんって逃げてるよ…真っ正面から向かってるフリをして。死ぬ事は逃げる事だなんてバカらしい?バカらしくない!生きる事から逃げてるじゃないか!」
 ふははははは、本気にした?本気にしただろ?
「逃げてどーするの?」
 …
「逃げてどーするかって聞いてるんだよ!」
 バカらしいんだよ、全てが…偽りに満ちたこの世界が。わかるか?私はまだいいさ、悠という歯止めがある、自分で生み出した存在とはいえ、今ここで歯止めがかかってる…自問自答とはいえ…今の自分に疑問を感じる事が出来る。逃げてどうするんだって。…こんなことをしたいんじゃないんだ…ここは明るく行きたいんだ、何で第十雑記なんて置いてあるんだ?同情してもらいたいのか?誰に何を訴えたいんだ?全然わかんないよ…何をやりたいんだよ、一体?沈んではいない…沈んではいない…いつも通りだ…だからくだらない。沈んで自分を否定してる時の方がよっぽどマシだ。
 また、これを公開するのか?…どこにいる?どこにいるんだ?どこで何をしている?何がくだらない?そして誰だ?思考が濁ってる深夜だけが安楽の時間?弱いな…あまりに脆すぎる…
 自分だけだと思ってる…思ってない…卑怯…

10月13日深夜
 自殺も悪くないかなと思い始めた今日この頃。
 でも心配しなくて結構です、自殺なんかしませんから、絶対に。じゃあ、自殺も悪くないなってのは何だ?って言われても困りますが。
 ただ単に精神不安定状態なだけで明日にでもまた完全復活してるんでしょう。まったくイヤになってくる。
 所詮は幻想…か。悠が死んで2日目…。もう、意味ないッスね、このサイト。
 えぇ、悠は死にました。彼女は私の中では確かに存在してました…でも、もう私の中にいません…いつか甦るかもしれないです…いや、甦るでしょう、早ければ明日にでも…でも、今はもういません。
 第十雑記3番目…沈んではいません。ただ…裏雑記に書くような内容じゃないっていうだけの事で…気分はいつも通りです。
 まあ、これに気づく人もしばらくいないでしょうし……ちょっと悠に関して…
 変人と思われるかもしれないですし「変」だったんでしょうけど…楽しかったんですよ、悠と一緒にいるのは…もう1度言いますけど、私の中では彼女は実在してました。行き過ぎた妄想ですね…でも、そうだとしても楽しかった…彼女の声は間違いなく私には聞こえてました。でも、今は聞こえません…静かなんですよ…雑記を書いてても悠のツッコミが入らない。書く気がなくても勝手に出てきた彼女が今は全く出てこない。私の中で存在が消えたようです。
 敢えて今までの雑記にそって理由をつけるなら肉体を失った魂が…肉体という盾無しで長い事過ごした為に疲弊し消滅、そんなところでしょう。でも、そんなもんはどうだっていいんですよ、悠の存在が感じられない…それが大事な事で。
 夢から覚めた…そういう事でしょう。でも、覚めたくはなかった…。
 涙が出ました…ウソだと思います?ホントの事ですよ…何で消滅したのか…全然わかんないです、でももう声が聞こえない…会えないんだと思ったら涙出ましたよ。バカです、自分で驚きましたよ…私は雑記の書き手です、擬似的に悠を登場させる事は出来ます。でも、それは彼女じゃない…凄い苦しいです、今。
 わかってるんですよ、自分で危ないってのは…たかが自分で作り出したキャラが消えた程度…でも、それでも1人の人間が死んだ事には変わらない。どうしようもなく悲しいんですよ。
 彼女が好きだったとかそういう事じゃないんです…何かを失ったような…
 ますます、訪問者は「ひき」ますね…これ読んだら…
 というか…今さっきまで喉が苦しくて涙は出そうな状態でこれ書いてたんですけど…今さっき、おさまりました。別に悠の存在が復活したわけじゃないです。悠への思いそのものが消えた感じですかね。でも、それを惜しいとも思わない。どうなんでしょうかね、これ?誰か今の私の精神状態分析出来ますか?自分で何が何だかさっぱりわかりません。
 今…本気でさっきまでの自分が「バカ」に思えてます…何で泣く必要があったのかとか…もう、これじゃ、この雑記自体「ウソ」で作ったものと思われても仕方ないですね、っていうかそう思ってもらった方がいいです。

10月13日その2
 深夜の裏雑記に書いた事の続きとして「チャット疑惑」かけられた時に言われた事を更に記しましょう。
「疑われたから悪い」…つまり「疑われなければやってもいい」らしいんですわ、どうやら…凄い世界ですね…「真面目に仕事をする人間」よりも「真面目に仕事をやってるように見える」人間の方が望まれるんだそうです。与えられた仕事を真面目にこなして、とっとと提出すると…仕事をしてないように感じちゃうんだそうですよ、凡人は。それよりも、苦労したフリして残業してから提出した方が好感持てるんだってさ。ついていけるか、んなバカげた世界!!仕事は適度に出来ない人間の方が上は使いやすいって事らしいですね…。
 「真面目」な人間は損するって本気でわかりましたよ。だから…私は「私事」を始めたんですよ、仕事の合間に。
 それでも早く終わるもんは終わるんです、あんなバカらしい仕事。わかります?壊れますよ、真面目な人間はこんな世界に入ると。自分のやってきた事を根底から否定されるんですから。作業効率が高い人間は疎まれるんですよ。それでいて作業が早いからって本来、別の人間がやるべき仕事を押しつけられる。給料はそれでいて役にも立たない大学出のバカより安い。やってられるかっつうの。
 あぁ、破壊したい…日本全部壊したい…
 挑戦者現る!!創生期から訪れてくれてる人ならわかると思いますけど、私は最初は壊れてませんでした。ちょっと「ロリ趣味」入ってる普通な人間でしたよ。
 まったく何だかね。精神不安定だって自分で気づいてるから余計イヤだ。暗くなったり妙に明るくなったり…とりあえず「ゆうのホームページ★」は死にました、はい。これから先、私の愚痴だの、第十雑記だの、そんなのしか…まあ、会員はいないから問題ないでしょう。
 何か自分だけが不幸だと思い込んでる自分が今は、たまらくイヤだ。自分を嫌いになるのはもうやめたはずなのに…今はすごくイヤです。
 明日にでも立ち直って、悠とバカな会話してると嬉しいなぁ。現実逃避であろうと「楽しければ」この際何でもいーです。
 しっかし、唯一の楽しみが「裏雑記」だったって気づいてしまったのも何か空しいというか…終る世界じゃないですけど「明るい未来」なんて全然想像出来ないんですけど、私。生きてて楽しい事があるとも全然思えないですし…違いがあるとすれば死ぬ程の勇気がないというだけでしょうかね。
 言い方が違うか、刹那刹那で楽しい事はあるかもしれないけど、本気で楽しい事はないと、そう書くべきか。ダメだ、ダメだ…せめて祐里になればもうちょっとプラス思考になれる。今日は終わりだ、終わり。

10月22日深夜
 レイゼを解き放とうと思います。
「あれ?」
 封印しておく事で思わぬ弊害が起きました。耐えられないんです「人に嫌われる」事が。
「レイゼなら耐えられると?」
 えぇ、彼は本気の本気で孤高の道を突き進んでますから。嫌いたければ嫌えという感じで。レイゼが生まれる以前は私もそうだったんですが…その部分だけが特化して1つの性格として成立してしまった事で、私は「人に嫌われる事」を極端に恐れるようになってます。その割に相変わらず毒が強いんですけど。公開してから後悔してばかりです。
「うーん、でもねぇ」
 はい、また浮き沈み激しくなるかと思うと、それも怖いんですよ。今の正直な気持ちとしては「HPを閉めて」逃げたいという気持ちでしょうか。どうやら私は随分と嫌われてるようですから。
「被害妄想!」
 かもしれません。だとしても「真実」はどうでもいいんです。自分自身が「嫌われてる」と思ってる事が大事なんですよ。人に嫌われる事がこんなに辛いとは思いもしませんでしたね。以前から「いい気分」はしませんでしたが、これほど辛くはありませんでしたよ。
「だんだんと真人間へと更正されつつあると考えればどうかな?」
 あんまり嬉しくないです。参りました…人に嫌われるのが怖くないからこそ、今まで平気で様々な「批判」とかしてきたわけで…これから出来るのかどうか。実は普通の人になりつつあるというのは自覚はあります。名前は出せないんですけど…以前はよく訪れていた某所へ行けなくなりました、全くその感性についていけずに。この人達は「大丈夫なのか?」とか思ってしまうんですよ。以前なら「自称一般人」どもは「理解」しようともせずに!とか言ってましたよね?
「そうだね」
 今はその「自称一般人」に近いんです。理解云々ではなく「意志疎通」さえ不可能に感じるんです。確かに未だに私は「ネカマアイドル」だとかアレな事をやっていますけど…それでもまるでついていけません。人間というのはこうも短期間で変われるものなのでしょうか?
「事実、変わったんだよねぇ?」
 変わりました。これは言いたくなかったんですけど、実は「アクセス数」にも「恐怖」を感じてます。記録をつけ始めたからなんですけど、極端にアクセス数落ち込むと「嫌われた」と…思い込んで、いちいち落ち込むんですよ、最近。そんなのは「思いこみ」に過ぎないと自分に言い聞かせてもダメなんです。いちいち落ち込むんです。掲示板に何か書いてレスがなくても落ち込みます…だから書き込みはほとんどしてません。
「それさぁ、自分で気づいてないだけで…」
 と、雑記に書けるんで気づいてはいます。つまり以前とは違う「沈み方」で沈んでるのではないかと。でも、それもどうなのかわかりませんし。やたらと「嫌われる」事を「恐れて」落ち込みやすい性格になったのか…
 最近は怖くて怖くてネット接続時間が非常に短いです。楽しそうに会話してる掲示板見るのが辛いんですよ。私は他人と会話するのが苦手ですから、掲示板への書き込みそのものが実はあまり好きじゃないです。それに追加して「恐怖」まで感じるようになって、もうダメかもしれないです。…掲示板閉鎖します、もう耐えられなくなりました。永遠の宿題の方は置いておきますけど。もう雑記も書きたくないです。
「な、何泣いてるんだよ!」
 同情をひこうとしてるんだよ…自分でもわかんないよ、何で涙がこんなに出るのか。

10月22日深夜その2
 涙もおさまり、少し落ち着いたので今後の事を記します。掲示板は表裏とも閉鎖します。雑記ももう書きません。以上です。

10月22日深夜その3
 「悲しい」気持ちが消え完全に涙が止まり思考も安定しました。その2を撤回します。「悠」は明るい女の子であり私の勝手な判断に巻き込むわけにいかないので裏の掲示板は閉鎖しません。
 あとは…以前の私と今は違うので、この雑記を見て「同情をひこうとしてんじゃねーよ!」だの「ネタがないからって涙だの何だのウソ書くな!」等の暴言メールは一切よこさないで下さい。以前の私なら「笑って」たところですが、今は多分…また泣いてしまいますから。絶対にやらないで下さい。
 落ち込みやすいところを除けば以前と変わっていないので、ゆうのホームページ★のバカなノリが失われる事もないと思います。
 実際、今現在は同じ泣くのだったら「裏雑記」の時に泣けば…悠でも泣く事があるみたいな感じで「悠の新しい一面」を見せる事が出来たのにとか残念に思ってるぐらいですから。

10月22日深夜その4
 ひとつ聞いてみたいのですが…自分が必要とされてない。人と話すのが苦手だ。などと考えている人達は「自分の情けなさ」に泣いた事がありますか?
 別に「終わってる人間」自慢をしたいわけでもないですけど…泣いた事ありますか…そして自己を徹底的に「否定」された事ありますか?
 私はもう「救い」がないようですから、もうどうでもよくなりましたけど…ウチに閉じて「掲示板」も閉鎖し自分と自分の分身の2人だけで会話を続ける事で平穏を保っているのですから。
 「勝てば誇れる」?それは…本当に…本当にどうしようもなく「自分が嫌い」な人間にとって「かなり傷つく」言葉なんですよ。私が何を言ってるかわからない人がほとんどでしょうけど…もう「自分を好きだと思い込む」のはやめて「自分を徹底的に嫌う」事にしました。好きだと思い込んでるから変われなかったのかもしれないですし…まあ、嫌ってみたところで変われるとも思えないですけど。
 本当に自分を嘆いてますか?ああ、これでまた敵が増えましたね。もう、我慢するのやめましょう…レイゼ解放します。全ての人が私にとって敵です。これでこれ以上敵は増える事はありません。

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