華島 貴史

 徳川学園編で登場する。高等部の生徒会書記を務めており、双子の姉可憐(生徒会副会長)ともども生徒会の実権を握っている。
 転校してきたばかりの主人公、そして旧校舎での事件の際に居合わせた極楽みずほの退学をネタに脅迫同然にマグナホールの探索を主人公にさせることに。
 その一方で、学園の中で姉の可憐ともどもよからぬ陰謀をもくろんでいる。
 徳川学園編ラストで判明することだが、可憐と貴史は主人公の妹(しかも双子)にあたり、曾祖母・宇多子を廃人同然にした徳川学園の創始者・徳川善行への復讐のためこの学園に潜入していたことがわかる。
 その内容は、可憐と貴史が先に徳川学園に潜入し、学校の自治の実権を掌握してミュータントを制御するための祭壇の設営をし、主人公は生贄を探す役であったというもの。(ミュータント制御に欠かせないのは絆が壊れるときの絶望)
 ちなみに貴史は怪しまれないために男装していた。(ゆえに本名は不明)
 業を煮やした貴史と可憐は、主人公を洗脳してミュータント制御のための儀式を遂行しようとする。(3人が力をあわせないとミュータントを制御できないため)
 しかし、主人公が転入の際に記憶を失ったこと、そしてマグナホールの探索の中で女の子と親密になったのが仇となった。親密になった女の子の声に主人公は覚醒し、その子を守るために戦おうとする。
 そんな主人公を殺そうと貴史と可憐はミュータントと融合して襲い掛かってくるが、主人公の前に敗れる。
(紹介文書き手:M1号)