ホームへ
 4月18日
 怪我しちゃったから、治癒して。
「誰、キミ?」
 誰でもいいから早く治してよぉ。あぁぁぁ、治っちゃったじゃないか、悠が遅いからだぞ。
「べ、便利でいいね」
 やだやだやだやだ、悠に治してもらいたかったのに。
「そんな子供みたいな」
 子供?子供じゃない!僕は燐だ。
「はぁぁ、3人目か。勝手に治るなら別にいいと思うけど」
 まるでARMS。
「何で勝手に治るの?」
 裏雑記を担当するから祐里に悠の事聞いといたんだ。
「な、何て言ってた?」
 基本的に優しいけ…
「基本的ぃ?いっつも優しいよ、ボクは」
 それは祐里に言って置いて。基本的に優しいけど暴力的で魔法をいきなりぶっ放すから注意って。
「そうか、そういう事言ってたのか…まあ、本当だから仕方ないか」
 あれ?怒らないんだ?
「ま、ね。暴力的ってのは納得いかないけど」
 まあ、それで、いつ攻撃されてもいいように、自動治癒魔法を全身に施しておいたってわけ。
「じゃあ、ボクに治癒を頼まなくても」
 可愛い女の子に治癒してもらった方が嬉しいじゃないか。
「可愛い?」
 ところで、なれなれしいって怒ったりしないんだ?
「あまりの事に呆気にとられちゃって」
 じゃあ、これからは一緒だ。
「なんていうかな。ラッブラブゥな雰囲気はやだからね」
 えい!
「な、いきなり何やってんの?」
 怪我したから治して。
「怪我したって、自分でやったんじゃないか。何考えてんだよ、一体。しょうがないなぁ、こっちきて」
 う、ぐ、ち、違ぁう。これじゃ僕が子供みたいじゃないか。
「っていうかどっから見ても子供なんだけど」
 そーいう、優しいお姉さんとバカなガキとかそういうんじゃなくて…出来れば逆がいい。
「そういわれても…」
 キミとか呼ぶなよな。ちゃんと燐って呼べ。
「アッハハハ、まるっきり子供だぁ。まぁいいじゃない、これでいってみようよ、しばらく」
 やだ!悠とラ…
「こら、悠おねえちゃん、でしょうが」
 い、いつから、そんな事に。うぉぉぉぉぉぉ、はぁはぁ。やだっていってるだろーが、そーいう設定は!
「こら、大きくなるな、せっかく可愛かったんだから」
 可愛くねーだろ、あんなガキ。どこがどう可愛いんだ!というか何でいつの間にか縮んでたんだ!
「最初の最初からだと思うな。何、それが本当の燐なの?まるっきり祐里と同じだよ、それじゃ。表では祐里の趣味でボクが14歳なんだから、こっちではボクの趣味でキミはまた縮んでよ」
 だから、そーいうのは美少年じゃないとダメだろ。しかも、どーいう趣味してんだ、おまえ?
「ロリコンにそんな事言われたくない」
 ま、まずい、このままでは裏では悠とラブラブ作戦が崩壊してしまう。
「そんな事、考えてたのか…ラブラブOK。でも縮んでね」
 それは違うだろ、絶対に。
「うるさいなぁ。縮んじゃえ」
 あぁぁぁ!魔法使いやがった、こいつ。やっぱり突然魔法を…
「あれ?体だけで精神が変わってない?」
 うぐっはぁ!ふぅ、どうやらさっきもそうだったし気合入れりゃ元に戻れるようだな。そして不意をつかれなければ精神年齢までは下がらないってね。ふっ、残念だったな。だからさぁ、私を小さくしても可愛くないだろ、別に。クソ生意気なだけだし。
「自分でそこまでいうか。よーし、じゃあ特典つけちゃおう」
 どんな?
「明日までに考えておく」

 4月23日
「考えてきたよぉ。ねぇ、リムルルは好き?」
 …リムルルのコスプレなんてのは問題外だぞ。
「あ…」
 もっと、マシな事考えろよな。
「いいじゃないか、別に。ねぇ、リムルルのコスプレで手を打とうよぉ。ところで何でわかったの?」
 コスプレの話は聞いてるから…よし、チャムチャムならOK。
「チャ、チャムチャム?いくら何でもやだよ、あんな恥ずかしい格好」
 じゃ、ダメ。
「えー、リムルルでも下着着けないっていう、そりゃあもう過激な格好なんだよ」
 そういや、そんな様な事言ってたっけ。軽い気持ちでそういう設定にしちゃったけどって…
「設定?」
 こっちの話、こっちの話。
「あー、そういえば聞いてよ、あいつ、ボクの胸触ったんだよぉ」
 聞いた聞いた、その話。そんでその直後に頭を刺されたって。やらなきゃよかったとか言ってたっけ。
「やらなきゃよかったぁ?あれって事故じゃなかったの?」
 あう…な、なんか余計な事言っちゃったかな。
「なんで、そんな事するかなぁ」
 服の中覗いてたら触りたくなってついやっちゃったとか、そんなような事を。
「服の中を覗いたぁぁ?な、何それ!それ、きっと騙されてるよ。あいつってウソつきだから話を全部信じちゃダメだよ。何だ、そういう事か」
 何だ、そういう事か。面白くもない。
「あったりまえでしょうが!どうやって服の中なんて覗くっていうんだよ」
 設定では、あの時、悠は公式イラストと同じポーズをとってたって事にしておいたらしいんだよ。
「設定、設定てのが気になるけど、確かにあの時は公式イラストと同じポーズとってたよ」
 うん、でだな。腕を上にあげている。で、袖が短い。悠の設定上の身長。ここから導き出されるのは?
「…な、な…何それ!」
 その結論から更に導き出される事実は、実はアレな性格な祐里は下に何も着ていないという悠の台詞を聞いて、そして挙げている腕に注目。思わず、袖から中を覗いてしまった。この時、祐里は悠の後ろにいるから悠はそれに気づかない。
「そ、そんな…祐里がそんな変態な事を」
 あの時、祐里自身が言ったはずだよ。私も男なんだよって。悠は可愛いんだから、そんな下に何も着てないなんて聞いたら。
「し、信じてたのに、次に会ったらどうしてくれよう」
 まあまあ、祐里はウソつきなんだろ?
「話がリアルすぎだよ、それは」
 でも、多分ウソだから、それ。いくら何でも気づかないわけがないだろ、自分でわかんない?
「そ、そういえばいくら後ろにいるっていっても」
 多分。僕がこの話をする事を見越してからかったんだろうね。
「い、いかにも祐里がやりそうな事だ、確かに」
 祐里は悠の事が好きみたいだから、そんな覗きだとかそんな事はしないと思うよ。
「好きって、そんな事言ってたの?」
 言わないけどわかるよ、そんなの、話してれば。って事でライバルだ、あいつは。
「キミは子供だからライバルにはなれないって」

 4月26日
「する事ないから、ここでは昔の雑記を語る事にしたから」
 つまんないぃぃ。
「包の真似してもダメ。まず12月1日深夜ね。って、そういえば何で祐里の記憶受け継いでないの?」
 受け継いでると面白くないからって…
「ふーん、ファイティングアイズってのも既に懐かしいかも」
 何言ってるのかさっぱりわからない。
「この時はファイティングアイズのキャラ紹介を12月公開って事にしてて、それでこうなったわけ、祐里がさぼってさぼって」
 今もだけどな。
「うん、今も全然やらないね」
 転載どうこうってのはつまらいからいいとして最後の返すってのは一体…
「それは雑記を読み返せばわかるから」
 12月1日、世界最大の悪の宗教って何だ?
「聞かない方が」
 イルパラッツォ様って…エクセルサーガの?確かにあの発言は危ない。
「アニメでも危ないからって途中でやめちゃった台詞。興味があったらエクセルサーガの1巻…だったかな?買ってね」
 さすが、元広報員。
「12月2日深夜…面白くないからパス」
 祐里が聞いたら泣くな。
「だいじょーぶ、祐里はボクの事を好きなんだから」
 そうなのか?
「そうだよ、絶対に」
 気になって聞いてみたけど、そんな事ないって否定されたけどなぁ。
「照れてるんだよ、きっと。じゃあ12月2日ね」
 絶対に違うと思うけどなぁ。
「その話はもういいの」
 2日の雑記…悠が別人なんだけど。
「若気の至りってやつね」
 まだ、4ヶ月しか…
「4ヶ月もあれば女の子は変わるの。男子3日会わざればって」
 そりゃ、男だろうに。
「あう、何か違う。こういうバカなボケは祐里の役目なのにぃ」
 祐里の文章構成能力、キャラ構成能力が低くて、ただキャラを変えただけでやってる事は同じだな、この裏雑記。
「ボクが祐里で、キミがボク」
 で、この魔法少女混載ゲームって超クソゲー2にも掲載されたアレだろ?祐里が提案した現代版じゃなくても十分に子供が泣ける内容じゃないか?
「泣けるね。って事で今日はここまで」
 ところで僕は何歳なんでしょうか?
「21歳だって。全然そうは見えないけど」

 6月 2日
  七瀬葵系の絵に魅せられて内容もわからないで「オヤマ!菊之助」というコミックを買ったんだけど…こ、これは…バレたら悠ちゃんに嫌われる。
「もうバレてるよ」
 …ゆ、悠?
「何でそうやって隠そうとするかな?こんな事で嫌うわけないのに」
 そうなのか?
「気にし過ぎだよ、燐は。悠里なんてもっとヒドいんだから…それよりも今までどこ行ってたわけ?」
 祐里のいんぼーで暗闇に閉じ込められてた。
「それ、ホント?祐里は『お前がイヤになって逃げ出したんだ』とか言ってたよ」
 ひ、人を閉じ込めておいて…
「ボクが叱っておいてあげるから、その話はここまでね」
 何でぇ?もっと他にないの?何で閉じ込められたの?とか。
「そんなのどーでもいいし」
 ヒドイや、悠は僕の事が好きじゃないんだ!
「そうだよ、言わなかったっけ?」
 何でなんだぁぁぁ!自分を使って恋愛話やりたくないからって生み出されたはずなのにぃぃ。
「そう言われても。ところでさ、あおいちゃんって御手洗清子そっくりじゃない?」
 というか、そのものじゃないか?って、読んだのか?
「うん、別に燐が気にするほどの漫画じゃないと思うよ」
 そ、そうなのか。
「それよりもねえ、あおいちゃん頑張ってほしいな」
 突然の「きょーだい」発言。でも、血がつながってるとはおもえないぞ。
「新ヒロインのサワリナちゃんもどっかで見た事あるような」
 誰が見ても七瀬キャラ…だもんなぁ。

ホームへ