ホームへ
11月 6日
 ふぅ、困りましたねぇ。
 「足りねぇ、足りねぇ、気が足りねぇ」
 って、あれ、先生?いや、気は足りてるんですよ。足りないのは容量です。
 「何だ、容量ってのぁ、そんなに大切なもんか、あ?」
 大事ですよぉ。もっと容量あれば画像データ増やせるし、1ヶ月毎にデータ交換しなくてもいいんですから。
 「それが自然の摂理ってやつだ。自然の摂理じゃ仕方ねぇ」
 自然の摂理じゃ仕方ないですね。容量は小さくても心を大きく持てばいいって事ですね、先生。ハイル、イルパラッツォ(あれ?)
 さ〜て、今日も世界征服の為に頑張りますか、見ていて下さい、イルパラッツォ様!
 やはり世界征服の為には地道な作業から。まずはHPで広報活動。
 って、誰じゃぁぁ貴様ぁ。このゆーりのページを意味不明な文章で(推定)11行も埋めおって、しかもイルパラッツォ様だとぉ?世界征服するのはすず様に決まっておろーが!
 ふ、甘いわね、このページは既に秘密結社アクロスが乗っ取りました。
 「甘いわね」ってアンタ、女だったのか…

 衝撃の展開!謎の女(?)の正体や、いかに?次回に続く。

11月 7日
 どーも、ゆーりです。昨日の女(?)は何だったんでしょう、一体?
 ページの乗っ取りなど許しません。秘密結社の広報などという使い方も許しません。
 え?

 というわけで、今日からこのページは天才塾出身のゆーり君から秘密結社アクロスの広報員ゆうが引き継ぎます。よろしくぅ。14歳の女の子です。

「って、嘘をつくなぁぁぁぁぁぁ、誰が14歳の女の子だ、誰が!」
「あー、ゆーり、いつの間にか復活してる。やっぱり止め刺しとくべきだったかな」
「ふ・ざ・け・る・な!どこぞの『作者をどつき倒す魔王』みたいな真似しやがって。ネタがつきて真似したかと思われるだろーが!」
「だって事実、真似だし…それより復活していきなり嘘つき呼ばわりするなんて、卑怯だよ!言わなきゃバレないのに」
「とっくにバレとるわぁぁぁぁぁ。どこの世界に、こんな絶叫する女の子がいるか、ドアホゥ」
「えー、いるよぉ、ユーシスとかさぁ」
「どこのお嬢さんだ、どこの!戦国ブレードか?」
「はっずれぇ。大体、絶叫してるのはボクじゃなくて、キミでしょ」
「くっ、痛いところを…だがどーせ、作者混乱して今にお前も絶叫するはずだ、いや、絶対する!」
バカッ、ボコッ
 どーも、作者の祐里です。うるさい奴らは黙らせました。ったく好き勝手いってくれちゃって。2度と、お前らは出さん!
 ってわけで非常に懐かしい奴らでしたな、私にとって。あのバカどもは「真似」などと言っていましたが違います。遙か中学生の昔から(名前はありませんでしたが)使ってたキャラで、その頃からこーいう奴らです。あとがきを読む限り、極めて私と精神構造が近い神坂氏。氏のあとがきと似た感じになるのは必然ともいえるでしょう。当初、ゲーム紹介は、この2人を使おうかと思っていたのですが、過去からの積み重ねを利用できなくなるので、やめたという経緯があります。しかも、この2人、私と人格同じはずなのに、私以上に暴走して、全然紹介にならないという恐れもありましたし。
 しかし、そうかぁ、しばらく見ない内に分身娘はアクロスの構成員になっていたか。世界征服を夢見る私の分身だけはある。が、自分の力で世界征服をしようとしない辺り、まだまだだな。分身君は、私の知らない内に何度か雑記に登場して好き勝手書いてますな。こいつが「天才塾」出身だったとはねぇ。昔はこんな絶叫野郎じゃなかったのにな。やっぱり「天才塾」崩壊で中途半端な天才として世に出てしまったのだろうか?しかし、この絶叫の正体は、一体?何コースに行っていたんだ、ゆーり?今度聞いてみよっと。
 ちなみに分身娘の口調があんななのは私の趣味ですな。ところで最初に登場した謎の女(?)は本当に誰なんでしょう?ゆうの先輩か?
 名前はもっと、マシなの考えてやらんとな。ひらがなだし…

11月 8日
 「今日は作者急病につき、ボクがこの雑記を担当します」
 「えぇぇぇぇぇい、まだ14歳のフリしてるな、お前!な〜にが「ボク」だ!」

 やかましいわ!お前らは、もう出さんと言ったろーが。勝手に人を病人扱いしおってからに。
 全く、これ以上やると、本気でネタつきたと思われるがな。それにしても、あいつら何歳なんだろ?
 元々「あとがき」専用のキャラだったんですけど、書いてて楽しいから、あとがき書く為に本編書くみたいな事やってたのを思い出します。だから、書いた小説全て未完。だから発表なし。当然、あとがき読む人間は皆無。つまりここが、あの2人のデビュー場所なんですね。感慨深いものがあります。未発表で未完ばかりとはいえ小説書いてた割に「文章構成」下手とかの突っ込みはなしね。未発表だからこそ下手なんですし。
 しかし、雑記とはいえ、ここまでテーマのはっきりしない無秩序な日記も珍しいな。

11月 9日
「プルプルプルプルゥ ゆうだよぉ」
 おっ来たか。しかし、お前の場合は「ゆうゆうゆうゆうぅ」じゃないのか?
「気にしない気にしない。でも、すっかり、ゆーり消えちゃったね」
 うむ、それがちょっと気になってたとこだ。でなければ、お前を雑記に呼んだりはしない。どーにも、あやつはキャラが弱いというか影が薄いというか、作者とキャラがかぶっているというか。いっそのこと、鋼鉄聖闘士のように「なかったこと」にしてしまおうかと思っている。このままいても「大魔王様と作者」の間で右往左往する赤眼の魔王のような不幸なキャラになるだけなような気がするし。
「それでいいんじゃないかな。でも、これ読んでる人は何の事か、わかんないと思うよ」
 そうだな。いつの間にか、お前もアクロスの構成員から14歳の女の子に戻ってるし。
「……」
 えー、実は実験的に、こやつらを使って何個かゲーム紹介書いたのですが、どうしても「ゆーり」の出番がない。出てきても引っ込んでしまう。そこで相棒である「ゆう」を呼び寄せて今後を相談していたというわけです。幸い相棒の「ゆう」の冷酷な「それでいいんじゃないかな」という言葉も貰えたわけで、「ゆーり」は実質的に今、消滅しました。本来が私の分身なので、吸収合併し再び私と1つになっただけなので、突然「ゆーり」人格が作者に出る事もあるかもしれませんが。
 ただ、何個か書いてみて予想通り、紹介にならなかったという実績もあるので「ゆう」の消滅も時間の問題かもしれません。
「とか言って、ホントはボクと話すの楽しみにしてるクセに」
 これです、これ。「キャラクターが一定してない」という凄まじい欠点もあるんです、こいつには。作者が性格掴めないのでは話になりません。私に絵心あれば、ここのイメージキャラとして雰囲気を一転させる事も出来たのでしょうが…。

11月10日
「何だろう、胸がキュンキュンする?」
 私の彼はパイロット、って事でロボット大戦αについて
「リン=ミンメイね。やっぱり歌うのかな?」
 歌わないマクロスはマクロスじゃないだろ。特に劇場版がメインって事は絶対に欠かせない要素じゃないか?普通に考えて、最終面辺りで「今、あなたの声が聴こえる」とか流れて、どのユニットが戦闘になろうが、お構いなく歌い続けるんだろ。
「でも『愛、おぼえてますか』がいくら長い歌とはいっても、絶対に歌ってる間にステージクリアなんて出来ないと思うけどなぁ。超電磁スピンなんて使ったら、それだけで1分は使っちゃうし」
 うーん、謎だな。ピンポイントバリアをどう再現するのかも謎だけど。ダイダロスアタックとかもどうするんだろな?それにマクロスっていったら民間人が乗っていてこそだけど、ロボット大戦である以上、ただの軍艦だろうから、民間人乗る必要ないし。
「ボクは、そこら辺はどーでもいいけどね」
 まあな、そんな事より「プレシア」が出るかどうかの方が大事だな。EX以来、1回も登場してないからなぁ。登場して欲しいよな。登場したとしたら、やっぱりマサキに片思いの支援効果が出たりするんだろうな。
「そう、それそれ、やっぱり恋人支援効果が楽しみだよね、ボクとしてはカヲル君とシンジ君とかマサキとシュウ様なんかが、あると嬉しいな」
 ……それは、絶対ないだろ…男同士の恋愛なんて絶対に認めん、気持ち悪い。女同士ならまだ認めるが…
「それってヘンケン」
 偏見などではない。大体、一人称が「ボク」なクセに、同人ねーちゃんみたいな事を言うんじゃない!人気落とすぞ、人気あるのかどうか知らんが。

11月11日
「ナイペタ」
 今回は「つっこみ」不能な意味不明な台詞で来たか…
「ナイペタァ」
 もういいっちゅうねん。ヴィルガストなんて知ってる人ほとんどいないから…
「みゅうぅぅ、毎回毎回、登場の台詞考えるの大変なんだぞ」
 それに対して発言するのも大変なんだぞ。「ナイペタ」にどんなコメントすればいいんだよ?
「わかったよぉ、ところでさ、気になる事が何個かあるんだけど、聞いていい?」
 ん、いいぞ。言ってみな
「『もう、お前ら出さん』とか言ってなかったけ?ゆーりはいなくなっちゃったけど、ボクは、毎回毎回出てるような気がするんだけど」
 成る程、いい質問だ。それはな、色々と理由はあるのだが、一言にまとめると「きまぐれ」だ。それに今更、出番なくなるの、イヤだろ?
「まあね、じゃあ次、『プロジェクトA2』の紹介はどうなったの?」
 うっ、な、何で、お前がそれを知ってるんだ?お前が登場する以前の話題なのに…
「フッ、フッ、ボクをなめちゃいけないよ、さぁ、どうなったの?」
 いや、それは、その……すっかり忘れてました。今、ファイル探してます。
「ふーん、じゃあさ、いつになったら人気投票の結果発表すんの?」
 ふっ、それは愚問だな。現在までの投票数知ってるか?投票数0だ、0!これでどうやって発表せいっちゅうんじゃ?まあ、最初からこうなると予想してたから別に気にしてないけど、ページある限り、永遠に投票フォームは置いておきます。ここまで人気ないと、どこまで無投票記録伸ばせるか実験したくなるし。
「ボクの予想言っていい?ページある限り投票0だと思うよ。あれって、かなり投票しにくい形になってるんだもん」
 自虐ネタはやめーい。いいんだよ、あれで。あれがベストなの!
「そうかなぁ?」

11月12日
「私も結構バカよね」
 結構というか、かなりな。
「言うと思った…」
 そう思うなら、自爆ネタはやめときゃいいだろーに。今回はナデシコだな。
「そうだけど、その前にちょっと聞いて!なんかこの雑記ってすっごく寒くない?」
 自虐ネタはやめいといっとろーが。そんなこと、とっくに気づいてるっての。書いてる本人は楽しいかもしれないが、改めて第三者の視点で読み返すと寒い事、寒い事。
 けど、ここまでやっちゃったら今更、元の濃い雑記に戻す事も出来ないじゃないか。もう突き走るしかないんだよ、これで。
「そ、そう…なんか作者泣いてるし、ナデシコの話題に移ろっか。で、あなたは劇場版はみたの?」
 いんや、まだ見てない。
「なんでー、なんで見てないのぉ?これじゃ、もう話題なくなっちゃうじゃない、バカ!」
 バカと言われても、LDもビデオもDVDも売ってないんだもん。映画を見ずに発売をずっと待ってたんだけど、発売日をコロッと忘れて、気づいた時には、どこ行っても売り切れだった…。DC版も劇場版見るまでは、って事でまだプレイしてないし。
「ホント、バカばっか」
 そうだねぇ、バカばっかだねぇ。って事でキャラクターの話にしよう!
「しょうがないなぁ。キャラクターって、やっぱりルリルリの?」
 と、思うだろ。違うんだな「ガイ」だ「ダイゴウジ ガイ」男だったら「ガイ」だろ、やはり。
「ダイゴウジガイ?それってゲキ・ガンガー3のキャラでしょ、確か」
 …ひねくれてるな、お前。まぁ、私の分身だからな…「ヤマダ ジロウ」これでいいのか、これで。ったく、ヤマダジロウはなぁ、前代未聞な程に、後につながらない無意味な死にっぷりをした実に男らしいキャラなのだ。
「それで?」
 ん、これで終わり。だって登場して、すぐに死んじゃったキャラだし。
「だったら、そんなキャラ話題にするなぁぁぁぁぁぁぁ」
 懐かしい絶叫だな、ゆーりだ、ゆーり。ゆーりの「いつかお前も絶叫する」って言葉正しかったな。でも、もうやめときな。また人気落とすから。

11月13日
「ラブラブですぅ」
 ちょうラブですぅ。
「スタープラチナ ザ ワールド」
 時は止まる。
「というわけで今回はPS版ジョジョの紹介です
 何でだ?ここは雑記だぞ、おい。まぁ、たまにはいいか、こーいうのも。無駄話も好き放題出来るし。
「キャラゲーとしては破格の出来だよね」
 まさに、その通り。開発スタッフが原作を愛しているからこその出来だろうな、これは。
「そうだね、ケニーGなんてマイナーキャラまでしっかりフォローしてるし」
 他にも、脚がグンバツの婆さんとか、そんなキャラまで出してるし。まあ、あれはやりすぎって感じで、見た瞬間に寒くなったけど。
「それは同感。本来、若返りの能力のハズなのに、逆に老いるってのは、ちょっとね。それはグレイトフルデッドの能力でしょって言いたい」
 そうだよなぁ。いやぁ、今日は本当に息が合ってるな。
「まあ、君の分身だからね」
 そうだけど…ところで前から気になってたんだが、二重人格か何かか?明らかに大きく分けて2通りの性格があるぞ、お前。マジドロの「ジャスティス」っぽい時と、オーフェンの「クリーオウ」っぽい時の。その時によって「あなた」だったり「君」だったり。
「それは、作者のキャラ作成能力が低いだけ。ボクの方がよほど混乱してるんだぞ」
 うーむ、確かに、その時の気分で、キャラの性格を変えてる節もあるが…
「そういう事。で、スーパーストーリーモードはどう思う?」
 シューティング難しい。シューティングゲーム苦手なのに、ありゃないよなぁ。格闘ゲームを買ったんであって、例えサブゲームでもシューティングゲームなんか、やりたくないのに。
 他のサブゲームも同じ。今更、かつてのLDゲームみたいな、あんなのプレイしたくないっての。まあ、セガは、それを本気で超大作の名目で発売しようとしてるけど…
「シェンムーかぁ、ボクはアレはアレで面白いかもと思うけど」
 そうかぁ?販促ビデオ見て、余計にひいたぞ。力入れてるんだか何だか知らないけど、3本もあるぞ、あのビデオ。体験版みたいなのは2本もある。配りすぎだろ、どう考えても。
「でも、あれって一部では入手できなくて、文句言ってた人もいたみたいだよ」
 それは知ってる。あのビデオとかって関東地方だけで凄まじい数が出回ったんじゃないのか、もしかして?
「それはわかんないけど…それよりも今日はジョジョの紹介しないと」
 別にいいだろ、雑記なんだし。サブゲーム鬱陶しい以外に語る事ないだろ、あのゲームは。
「えー、あるよ、まだ。ンドゥールが業務用より更に弱体化してるのは何故か?とか」
 若いジョセフの服装が気に入らないとか、か。まあ不満をあげればキリがないだろうけど、それはジョジョファンが特殊だからだろ。原作に対する思い入れが強い人が多いから。
 個人的にはDIO様に気化冷凍法が追加されるのを期待してたんだけど…ワーヒーのNEO−DIOでさえ使えるのに、何で使えないんだろう?
「地味だから……お前は次に『地味じゃなぁい』と言う」
 地味じゃなぁい、ハッ!やるな、ゆう。けど実際、地味じゃないだろ、格闘ゲームでいう「当て身」系の技にして、攻撃してきた相手の全身を凍らせる。ナイフ投げとか、ロードラーラーなんかよりよっぽど格好いいし。
「そこまでこだわるって事は、DIOのファンなんだ?」
 いんや、DIOは嫌いだ。私が好きなのはディオなんだよ、ディオ。ジョースター家に入ってもディオ=ブランドーを名乗っていた誇り高い悪役のディオ。DIOは、ただ単に卑怯なプライドも何もない3流悪役だもん。第3部で好きなのは、ホル・ホースと今回初めて名前がついたラバーソール。
「その2人の方がよっぽどプライドも何もないキャラだと思うんだけど…」

11月14日
 ゆうについて大事な事に気づいた。
 本名、年齢、容姿等がまるで不明だという事だ。
 って事でこの場で適当に決めちゃいましょう。
本名:鈴木 裕
年齢:14歳
身長:148p
体重:38s
 こんなもんでいかがでしょう?
「イヤ!」
 おぉ、ゆうか。何がイヤなんだ?
「名前。他はともかく名前はイヤ」
 んじゃ「佐藤由宇」
「イ・ヤ!もっといい名前考えてよ」
うーん「阿井友」
「もういいよ、ボクが自分で考えるから、うーんと『田村悠』」
 あんまし他のと変わらないと思うけど…まあ「ゆう」は「ゆう」って事でいいか。
考えてみりゃ、プロフィール決めたって何の意味もないしな。名字不明の「悠」って事にしとこう。
「妹に愛菜なんてのがいそうな名前だね」
 うむ、何故か、あの3姉妹だけ名字がないからな。
「ショウ子もないよ」
 いや、あいつには確か「論寄」とかいうフザけた名字があったはず。
「そうなんだ。でもさぁ、PCの18禁ゲームは嫌いなのにスーパーリアル麻雀はプレイするんだ?」
 PCの18禁ゲームじゃないからな。っていってもプレイ自体は、実はしていなくて知識として知ってるだけなんだけど。でも別に脱衣麻雀には嫌悪感は感じないぞ、なんで脱ぐんだ?とかそのバカらしさが結構好きだ。脱衣麻雀キャラで恋愛アドベンチャーを作るセタも凄いと思うし。
「ああ、あれは凄いよね『リアル麻雀アドベンチャー』とかいって、タイトルだけだと全くどんなゲームか想像できない」
 リアルな麻雀でアドベンチャー。かなり意味不明だな。残念ながら私はプレイした事がないんだけど、いきなり麻雀とかあるのか、あのゲームは?
「ないみたいだよ。ボクもプレイしてないから実際のトコは知らないけど」
 タイトルに偽りありってやつか?
「それいったら『卒業クロスワールド』だってそうだよ」
 まあ、確かに「卒業」しないな、誰も。ところであのゲームで納得いかないのは「加藤美夏」が既に彼氏持ちだという点だ。シリーズで一番人気のキャラにしては、えらくぞんざいな扱いだったな。
「卒業バケーションは、その点、全キャラ均等に扱ってるね。新キャラの作りも上手いし、旧来のキャラも新しい魅力を上手く引き出してるし。あえて不満をあげるなら卒業Mのキャラがいない事位かな?」
 卒業Mかぁ、あれは人気あるんだか、ないんだかわからないよな。E.M.Uってどうなっちゃったんだか?キャラの作りは上手かったのに、一般ユーザーを避けるように「男同士」の恋愛ネタばかりやって、一部の変人にしか受け入れられない作品に仕上げたのは見事という他ないな。
「あれは完璧に作り手の趣味だよ。あれじゃ、いくら美形でも大抵の人はひいちゃうだろうね。ボクは気にならないけど」
 中本の義理の母親と高城の危ない関係とか、新井と先輩の男同士の愛とかさ。それもいくとこまでいっちゃってるし。そういうネタはなくしたんだろうけど、そーいう作品がPSで発売された事自体奇跡だよ。「卒業M」という作品自体が18禁だもん、明らかに。M発表当時は「男同士」の熱い友情の物語で、女性より男性ウケする作品だったのに凄まじいまでの方向転換だったな。
「卒業Vの教え子と結婚してる教師ってネタも危ないけどね」
 もはや「卒業」じゃないな、MとVは。私の中で卒業といったら「T」と「U」だけ。お嬢様捜査網はもってのほか。Vなんて買ったものの封さえ開けてない。
 私は「卒業」という作品に恋愛要素は期待してない。卒業を前に控えて、高校最後の1年間を楽しく過ごす、その感覚が好きなのだ。そして卒業して、友と別れ、それぞれの道へと旅立っていく。高校卒業ってのは子供から大人への階段みたいなもんだ。
「今日は随分と真面目にしめたね」
 当然だな。卒業はお気に入りのゲームだったのだから。

11月14日午後
 悠、いいニュースだ!100アクセス突破したぞ。
「へぇぇ、おめでとう。これからも頑張ろうね」
 え、ああ。何だ、何ていうか予想外だな。「たかが100アクセスに普通、1ヶ月半もかかる?」とか自虐ネタぶちかますかと思って、そのつっこみ台詞を用意してたんだが…。あまりにも素直なんで、一瞬「可愛い」とか思ってしまったぞ。
「ボクは、そんなに性格悪くない!でも、そっか、やっぱりボクの事、好きだったんだな。でもダメだぞ、ボクとキミは元々1人。自分に惚れたって水仙になるだけなんだから」
 ま〜た、そういう意味不明のネタを…
「わかる人にはわかるって」
 わからん人にはわからんだろーが。普段、アニメネタばっかりやってんのに、突然、神話ネタ取り出しても、なかなか気づくもんじゃないし。
「そうだね、これ読む限り、一般人は近づくのも嫌がるアニメオタクにしか思えないもんね、キミは」
 …………
「100アクセス突破記念にサービスで脱ぎま〜す」
「コラ、やめろ。ボクはそんな事言ってないぞ!人の台詞勝手に書かないでよ。ホントの事言っただけじゃないか、仕返しの方法が暗いぞ」
 やっぱり可愛くないな、お前は。
「別にそれでいいよ。ところで『祐里』って呼んでいい?」
 へっ、何だ、『やっぱり、ボクの事、好きだったんだな』
「……仕返しがホントに暗いね。そうじゃなくて『あなた』とか『キミ』とか『作者』とか、その時々で使い分けるのって混乱するんだよ、それで」
 ああ、なるほどね。別にいいぞ。そんなもん許可とらなくたって、勝手に呼んでいいのに。どうせ自分同士なんだから。
「ん、ありがと」
   しかし、100人抜きって事で、これでハニーのスカートがとれるわけだ。
「そういう事ばっかりいってるから…」

11月15日深夜
「ティピちゃんキィィーック」
 ぬおぉぉぉ。
「起きた?」
 台詞だけでなくてホントに蹴りやがったな…何だ、なんなんだ、明日から、また仕事なんだから、起こすなよなぁ…
「迷惑…だった?」
 ふうぅ、今日はもう2回も雑記書いてんだぞ。それだけで異例な事なのに、で、何だ?
「うん、あのね、ちょっと他の人の日記とか読んでみたんだ」
 それで?
「なんか、ボクたちがやってるのと随分と違うんだよね。毎日書いてる人なんて、あんまりいないし、平均で5行程度なんだ」
 それだけでティピキックかましたのかよぉ?ところで、ティピちゃんは可愛いな、お前も見習えよ。
「えっ、いいの?じゃあもういっぺん、ティピちゃんキィィック」
 ぐっはぁぁぁぁぁ。
「あれ、祐里寝ちゃった?起きてよぉ、起きないと、もういっぺん…」
 うわぁぁ、やめぇい。
「あっ、起きた起きた
 いいか、この雑記は日記というより、遊びなんだ。悠と話しながら、本音をちらっと書いてるみたいな…というわけで寝るぞ。
「起こしちゃって、ゴメンね…ところでさ、ボクってどこで寝てるんだろう?」
 さぁ…(もう本気で眠いんで、この雑記に関しては暇な時にでも説明しますわ…)
  作者注:何を思って書いたのか、わかりません。ふと、目が覚めてボーッとしながら書きました。

11月15日
「エリルは爆発5秒前!」
 5,4,3,2,1,0
「赤いボタンを知ってるか」
 歌っとる場合か!爆発せんじゃないか!
「だって、ボクはエリルじゃないもん」
 お、お前って奴は…ダンザイバーストかますぞ
「どうせ出来ないクセに…今日の話題はロボット大戦64だよ」
 リンクバトラーで育ててあったから、バランスも何もあったもんじゃなかったな、今回は。
「それなんだよ!確かにGBとのリンクは面白いとは思う。思うけど、オマケ的要素というよりは、必須に近いのが気に入らないなぁ」
 必須に近い?
「だって、そうでしょ。リンクしないと登場しないユニットとかいて、ゲームバランスは、明らかにその隠しユニットがいる事を前提に作られてるんだよ」
 それは悠が初心者だからだろ。マニアなら、あの程度簡単だ。マニアに言ってみな「SFC版第3次」の方が遙かに厳しいとかって答えが返ってくるだろうから。
「初心者とかマニアってのは関係ないよ!ゲームはそれ自体で完結していないといけないんだ。補完する形で別のソフトを買わせようとするその販売戦略が気に入らないんだよ」
 うーむ、そう言われるとそうかもな。正直言って「リンクバトラー」はゲームとしてはC級のつまらなさだ。64版を買うつもりもなく、あれだけ単体で買う人はいないだろうな。けど、64とリンクする事でリンクバトラーも楽しいと感じるんだよ、実際。それは販売戦略の上手さじゃないかな?
 それに今の時代、どんなにバランスとっても「ゲーム改造」を行う輩がいるから、今回のこの手段は、それを防ぐ意味でも正しかったんじゃないか?
「祐里は甘いよ。いくらGBで育てられるとはいっても改造する人は改造するんだよ。」
 ふむ、まあそれは仕方ないね。その人は何の為にゲーム買ってるのか既にわからなくなってるんだろうな。まあ、とりあえず今回のリンクバトラーは、新しい試みって事で大目に見てやろうよ。
「うーん、あんまり納得いかないけど…」
 まあまあ、ところで今回の主人公と主人公専用機どう思う?
「人気狙って、見事に外してるって感じかな」
 なかなか上手い事言うね。アンジェリークばりのあの女主人公とか、美形の男主人公は、ロボット大戦世界から、明らかに浮いてるもんな。「ルヴァ様」とか言ってる方が余程似合ってる。
「それでいて搭乗する機体が『シャア専用ダグラム』とか」
 シャア専用ダグラムって…
「あれは、ブレイブサーガにダグラムとられたから、悔しくて挑発するかのようにデザインしたに決まってる」
 そ、そうかな…ロボット大戦にコンバットアーマー出しても弱いだけだし、元々出す気なんてなかったと思うけど。
「出す気がなかったとしてもタカラに対する嫌がらせには違いないでしょ。ダグラムは出す気なかったかもしれないけど、勇者シリーズは出したかったって言ってたもん。」
 そりゃあ、問題発言だな。…ところで「ガオガイガー」と「ベターマン」が同じ世界を舞台にしてるって知ってたか?
「唐突にバレバレのウソを…」
 ウソじゃないって、これはホントのホントだ。
「じゃあ、ブレイブサーガにもその内、ニューロノイドが出てきたりするの?」
 出るかもな。
「あんまし想像したくないね」
 したくないな。
「活動制限あるし、敵はウネウネした奇妙な生物だし」
 想像するなって…
「ユニット名は『覚醒人』だし、サクラちゃんは常にボソボソつぶやいてるし…なんか電波系な…」
 それ以上は想像するな、それ以上は!

11月16日深夜
「正面、当たっちゃぁう」
 耳元で怒鳴るな!
「起きた起きた」
 今日は…何の…用だ?
「うん、背景が真っ黒で地味だなぁと思って」
 背景?……背景……フルポリゴン様?
「意味わかんないよ!」
 うん?カモメが飛んでてだな、フルポリゴン様なんだ、まさに感涙。
「…地上人は地上へ帰れぇ」
 うぐぉぉぉぉぉぉ
「目、覚めた?」
 …人をポイポイ蹴らないよーに。ティピやチャムとはサイズが違うんだから…で、何だっけ?
「背景が地味じゃないかって言ったの」
 うーん、芸術センスまるでないから背景にまで手が回らないんだよなぁ。
「それじゃ、私は不幸な女じゃない!」
 知るか、んな事!ところで、バイストンウェルやオーラロードを否定しつつ、ショウを宇宙人呼ばわりする警官をどう思う?
「戦・意・喪・失って感じかな」
 うむ、貴様ごときが警官とはまさに笑止!って感じだ。じゃあな、もう寝る。
「あぁっ、まだ背景の話終わってないのに」

11月16日
「アイリス ルアリス パルルミラ」
 レイリス ラルミス パルミラル
「大人のハートで」
 イリス アデュルトォ
 遂にサクラ大戦もGB版が発表されたねぇ。TVアニメ化も…
「発表されたね」
 ネオジオポケットならまだわかるが、何故ゲームボーイ?
「ユーザーの絶対数が全然違うからね。本音でいえばサクラ3もDCじゃなくてPS2で出したかったんじゃないの?」
 セガもしっかり捕まえとかなきゃ。何で権利買い取るとかしとかなかったんだろうな?
「まさか、任天堂に寝返るとは予想してなかったんじゃない?」
 任天堂は棚からぼた餅だな。
「そうだね、それでDCとの連携はあるのかな?」
 ない、そう見るね、私は。ただ、これでサクラ大戦の幅は広がった。このままロボット大戦に殴り込みだぁ。
「ちょうど合体攻撃システムも採用されたから無理じゃないだろうけど…」
 大神隊長の精神コマンドは全部「みがわり」
「それじゃ、可哀想だよぉ。『みがわり』『信頼』『愛』『魂』『気合』『脱力』といったところじゃない?」
 むっちゃ、バランス悪いな、しかも「脱力」って何だ?
「声が…ね。何か戦闘中に『うう、胃腸が…』とか言い出しそうで…」
 プッ、た、確かにそんな気がする。悠、上手い!
「えっへへぇ」
 陶山さんもなぁ、ライディーンの雷とかだと気合入ってんのに、何で大神隊長だと、あんなに気が抜けてんだ?
「奥義の時はさすがに気合い入ってるけどね」
 個人的に椿ちゃんが好きなんだよなぁ。ミカサで攻撃する時とかしゃべってくれるといい感じだな。
「ロボット大戦に出るわけでもないのに、無駄な想像しちゃって…でも、そうなんだ、アイリスじゃないんだ?」
 アイリスも悪くはないけどね、ちょっと「2」での無成長ぶりが、私の中でかなりマイナス。あれで本当に12歳か?風組とのエンディングあるなら椿を絶対に真っ先に攻略するなぁ、やっぱり。
「アイリスは、確かに、あれじゃこの先問題だよね。でもさ、花組に好きなキャラいないの?」
 1の時は紅蘭が好きだった。2ではレニだな。あれは別に見たまんま男の子だったとしても好きだったと思う。
「真面目だもんね、レニって。すみれや織姫との合体攻撃を拒否したり」
 あいつらは不真面目だからな。でも「ヤダ」っていいながらも、ちゃんと合体攻撃する辺り、可愛らしい。
「でも、レニってアイリスと大神隊長と、どっちが好きなんだろう?」
 それは簡単だな。間違いなく大神隊長だ。自分では性別意識してないけど、やっぱりレニは女の子なんだよな、見てる限り。まあ、その好きってのが恋愛感情かどうかはレニの場合、難しいけど。
「ふーん」
 でもレニって、男より女に人気あるみたいなんだよな。そこがよくわからん。
「やっぱり、可愛いからね。続編ってどうなるんだろう?」
 3は外伝みたいだけど、もし続編あるなら大神隊長を殺さない事には難しいだろうな。
「某せつなさ大爆発なゲームの続編みたいに」
 そう、同じキャラで続編作るのは、もう関係が成立しちゃってるから難しいんだ。特にサクラ大戦の場合は、大神隊長は全ての隊員に好かれている。今更「あなたを隊長に認めません」とか出来んだろ。
「だから、大神隊長は殺しちゃって、新しい隊長を主人公にするって事?」
 そう。それでなければ、大神隊長はライバル的存在で隊長補佐でも新隊員でもいいから新主人公を設定しないとゲーム的に面白みがなくなっちゃう。
 ストーリー的にはいかに、お約束的でありふれた展開であろうと、死んだはずの大神隊長が敵の幹部として登場するとか、その方が盛り上がるし。
「でも、別にそれなら殺さなくてもいいじゃない。どうせ外国に旅立ったって設定なんだから…」
 言われてみりゃ、そうだな。大神一郎率いる裏帝國華撃団が当面の敵で、ある程度の決着がついたところでエンディング。
「エンディング終了後に大神サイドのストーリーが始まって、クリアすると真の敵との戦いになるとか?」
 そうそう。
「それじゃ、DESIREだよ」
 空しさ大爆発。ティーナは永遠に救われない…。もしあれに真のエンディングなるものがあるなら誰か教えて下さい。あれじゃティーナ可哀想すぎます。
「マルチナさんの砂浜での台詞が泣けるよね」
 ああ、彼女にとっては、あんな世界であろうとアルとの生活は、とってもいい思い出だったんだ。
「どこで間違っちゃったんだろうね」
 運命を変えようとした時点でだろうな。いつ、時の輪が出来たのかそんなのは時間の概念からはかけ離れてるからわからない。けど、定められているからこそ運命なんだ、それを変えようとした時点で世界を平穏に保とうする力が働く。ホメオスタシスってやつだな。これにより1直線だったはずのティーナの時が輪になってしまったんだ。
「よくわかんない」
 時の輪を永遠に回るのが現在のティーナの運命だ。マルチナはその時の輪を抜けよとする、でも、それは運命に抗う行動に他ならない。世界がそれを許さないんだ。完全なる世界が成り立っているのに、亀裂が入るからね。
「でも、時の輪があるから運命に抗うんでしょ。じゃあ時の輪がなかったなら、マルチナは運命に抗おうとしなかったんじゃないのかな?」
 それは違うな、どこかで運命に逆らったんだ。ティーナはどこから生まれたんだ?突然、世界に登場し、姿を消すだろ。でも、どっかで生まれたはずなんだ。時の輪以前の時で、何かをやらかしたんだ、ティーナは。そしてはじき出されたわけだ。
 厄介なのは、運命という存在だな。今のマルチナは運命に抗うのが運命になってるんだ。だから永遠に同じ時を繰り返す。彼女が運命に抗うのをやめれば輪は解けるはずなんだ。
「ところが、それを世界が許さない」
 そういう事。
「じゃあ、永遠に救われないじゃない」
 そんな事はないさ。世界は完璧じゃない。完璧じゃないからこそ、時の輪が生まれたんだ。いつかマルチナが真の意味で運命に抗って、時に身を任せて解放されるだろう。すると世界は、崩れた世界を平穏に保とうとする、その時点で時の輪があったという事実自体が消え去り、ティーナという女性の普通の一生が送られる事になる。そこでアルと出会うかどうかはわからないけどな。
 ただし、これは一般論じゃない、私独自の考えだし、現実の世界に運命なんてあってたまるかと考えてるから、お間違いなく。

11月17日深夜
「で、どっちが好きなのぉ?」
 うーん…悠かな?
「えっ、ボ、ボク?そ、そんな…」
 照れるな、社交辞令だ。大体、この場には他に誰もいないだろーが。
「…同じネタを2回も」
 雑記では初めてだからいーのだ。それで、今日はどんなご用件で?
「容量増えたのに、特別何も変わってないなぁと思って。新しいコーナーの作成とかボクの特集とかしてくんないの?」
 おお、それか。実の所、新しい事はしたい、したいのだがアイデアが浮かばない。昔、社内LANでやってたロボット大戦のパイロット&ロボット解説を再開したいところだが、それをやるには容量が少なすぎる。
「だから、ボクの…」
 趣味に走って、リムルルとかジャスティスとかの紹介でもしようかとも思ったが、それも、何をするかどうにもアイデアが浮かばない。
「もう、いいよ!」
 ああ、拗ねないで。悠の事を考えてないわけじゃないんだ。悠のモデルになっていると思われるキャラの紹介も交えて、何かやろうかとは思ったんだ、1度は。
「じゃあ、何でやらないんだよ?」
 悠は大事な存在だから、下手な事はしたくないんだ。それでだな…
「ふーん、また社交辞令?」
 ち、違うって、これは本当の事だ。
「そ、そうなんだ……と、ところで何で『モデルになっていると思われる』なの?」
 うん、我が分身である以上、モデルがいるわけないのだが、逆に言うと分身だからこそ、何らかのキャラの影響を受けているかのようにも感じられるのだ。
「前に言った、ジャスティスとクリーオウとか?」
 それにエクセルだな。
「ハイル、イルパラッツォ!」
 久々のフレーズだな。そーいやアクロス広報員という設定は一瞬で消え失せたっけ。
「うーん、ボクって、あんなに無意味に元気かなぁ?」
 ああ、オリジナルに跳び蹴りかます程、元気だな。
「ア、アハッ。あれは、まあ『認めたくない若さ故の過ち』ってやつで……ゴメンね。じゃあ、おやすみ」

11月17日
「ねぇ、笑ってよ…笑ってくれたら、それで私は幸せになれるから」
 何だ、その台詞は?
「EVE」
 そんな台詞だったかぁ?
「いいの、これで。どうせ他の人達だって覚えてるわけないんだから」
 いい加減な…で、やっぱり昨日のDESIREに影響されてか?
「そうだよ。EVEもいつまでたっても救われないなと思って」
 ADAMなんか、量産型EVEまで出てきたもんな、しかも未完。ADAMらしき少年が出てきて、それで終わり。
「今にLILITHとか出てきたりするのかな?」
 それで何か?御堂真弥子が復活して、2分半で全ての量産型EVEを仕留めるのか?
「…それで倒しても倒しても量産型EVEは甦るとか?そんな事は言ってないよ、一言も」
 しかし何だな。LOST ONEはなかった事にされちまってるな。
「一応、過去にそういう事件があったというのは認めてるけど、そういうゲームがあった事は否定しちゃってるよね」
 杏子なんて、結婚して内調やめちゃったとかいう凄い設定だったもんな。もう2度と登場させる気なし!
「誰も死んでないもんね。ボクはてっきり全滅したものだとばかり思ってたけど」
 恭子なんて「何で生きてるんだ?」だよな、電話終わった直後に死んでるんじゃないのか、アレは。水道局の源水にワクチン混ぜるのが一番手っ取り早いけど、量的にも時間的にも足りない。どんな奇跡を起こしたんだ、あの2人は?
「実はワクチン、別の場所で作られてたんじゃない?」
 人間が作ったものである以上、人間に破れないわけはないって事か?確かにLOST ONEのワクチンがEVEだけだとは限らないな。だとしたら、あの2人の苦労は何だったんだろう?
「いいじゃない、それで愛が芽生えて結婚しちゃったんだから」
 CITY HUNTERによると、それは愛ではなく種の生存本能だそうだ。極限状態においての。
「そーいう事言わないの」
 LOST ONEはここまでにしよう、あの作品は謎が多いけど、なかった事にされた以上、謎は明かされまい。完全版も無意味な、まりな編が追加されただけだったし。ADAMだけど…
「何で声変えちゃったんだろう?」
 PCのゲームなんて、そんなもんんだろう。変えた割に小次郎以外は全然違和感なかったし、いいんじゃないか?
「この先、どうなるんだろうね、随分と破滅的な終わり方したけど」
 まりなはもう再起不能かもしれないな。死ななかっただけマシってもんだろう。小次郎は…実は密かに喜んでいる。
「人の不幸がそんなに嬉しい?」
 そうじゃなくて、茜が好きだから、小次郎は彼女とくっついてほしいんだ。あの失意の小次郎を慰められるのはプリシアか彼女しかいないだろ。
「プリシアは遠くエルディアだから…」
 彼女のチャンスってわけだ。EVE0に登場するって話聞いたが、楽しみだな。
「EVEのプレリュードか。まだまだEVEは謎多いから楽しみだね」
 個人的にはADAMの続編の方が気になるけど、しばらく出ないだろうし。
「ADAMはDCか何かに移植されないのかな?」
 その内、されるんじゃないか?その場合、声は変わると思うぞ。
「今日は随分とADAMのネタばらししちゃったね、よかったのかな」
 いつもの事だから気にしない気にしない。

11月18日深夜
「ねぇ、ボクって人気あるのかなぁ」
 ……元ネタが全然わからんのだが?
「真面目に聞いてよ!」
 は、はい。
「最近『ゲーム紹介』は不調だし、ボクの存在意義がなくなってるような気がするんだ。前に祐里『紹介にならないので、そのうちゆうも消えるかも』みたいな事言ってたでしょ、だから」
 そーいや、そんな事も言ったっけな。おいおい、そんな悲しそうな顔するなって。
「だってだって、そんなのヤだよぉ。まだ消えたくない、もっと色々と話したい」
 泣くなって。安心しろ、人気や存在意義に関係なく、悠を消す気なんて全然ないから。
「ホントに」
 ああ、それなりに一緒にやってきたんだ。今更、いなくなられても寂しいし。
「でも、ボクを好きになったって水仙になるだけだぞ」
 まだ、そんな事を…好きとか嫌いとかそーいうのは関係ないだろ。今まで一緒にやって来た、それで十分なんじゃないのか?
「そっか、そーだよね」
 そう。ってなわけで「悠」は消えません。このページある限り「悠」も存在し続けます。
「それにしても、今日の祐里の台詞って…うっわぁ、恥ずかしい」
 お前が言わせたんだろーが、お前が。
「下手な恋愛SLGみたい」
 消えないとわかった途端、強気だな、おい。

11月18日
 ふー、見つけた見つけた。
「何を?」
 プロジェクトA2の紹介文。ついでに私が初めて書いたゲーム紹介文「FIST」も見つけてしまった。他にも電撃王クリスタニアリプレイ完結記念と題してフォーセリアワールドの紹介をしているものや、中学生の時に書いた小説のあらすじを紹介してるものなど意味不明なものが随分と見つかった。昼休み相当暇だったんだろーな、こんなもん書いてる辺り。
「どれどれ?うわー、好き放題書いてるね。しかも今と文体が変わってない。成長してないんだぁ」
 ほっとけ。って事で「FIST」は表に置くとして、プロジェクトA2はここで発表しよう。

プロジェクトA2
 よくわかんないけどジャッキー チェンが闘うゲーム。アクションアドベンチャーとでもいうんでしょうか?広いマップ内を情報を求めてあっちいったりこっちいったり。ちなみに情報を入手する手段は全て格闘。とりあえず怪しい奴(ほぼ全員)は片っ端から殴る蹴る。この街には変人ばかりでジャッキー チェンに恨みでもあるのか、皆さん問答無用で襲ってくるので遠慮する必要はありません。かなり寒い内容です。とにかく情報が欲しいのでRPGの主人公のごとく勝手に人の家に入り込むんですが、家の中にはボスキャラがいて、わけのわからん台詞を言って襲ってきます。倒した後も謎の台詞を言います。とにかく凄い内容です。最初から最後までこうです。で、ラスボスは味方だと思われていた長官。凄く弱いです。
 原作をとことん無視した内容は素晴らしいの一言です(スパルタンXも原作無視してたけどな)。
 まあ誉めるべき箇所もあります。当時のアクションゲームは人間同士が闘ってもプレイヤーは敵に触れるだけでダメージというのが常識でした。かなり理不尽な、このシステムがこのゲームにはなくて敵に触れる分には問題なかったです。まあ、だからといって「跳び蹴りショー」とかいってプレイヤーに跳び蹴りかましてきて倒すと「(跳び蹴りショー)終わり」とか言う変な奴が連続して登場する、このゲームを容認する気はしませんが。

「こんなゲーム聞いた事ないんだけど、裏ソフトか何か?」
 ちっがーう。正真正銘、MSXの正式ソフトだ!
「MSXって、そのゲームの9割はクソゲーだっていう?そんなの紹介するなんて、卑怯だぞ」
 何で卑怯なんだよ?それに「9割はクソゲー」ってどっから仕入れた情報だよ。結構、面白いゲームは多いんだぞ、特にコナミ作品は。PSやSSに、その一部が移植されたけど、まだまだ名作はあるんだ。
「そうなんだ。ところでボク、このプロジェクトA2に似たゲーム知ってるよ」
 似たゲーム?
「そう、シャーロックホームズ伯爵令嬢誘拐事件」
 ああ、成る程。この紹介を読む限りでは確かに似てるかもな。けどプロジェクトA2をいつ発表するのか?とか聞いた割に、私がその時に、このゲームのタイトルもあげていた事は知らないんだな、謎な奴。
「そうだったっけ。何個かタイトルあげてたけど全部覚えてられないし」
 それはいえてる。で、だ。確かに街の住人が問答無用で襲いかかってきて、登場人物のほぼ全てが敵だったり、かってに人の家にあがり込んで、住人を虐殺したり、倒した敵が意味不明な台詞を言うのも一緒だ。しかし、シャーロックホームズの方は、更に極悪だぞ。殺した相手から金奪うし、拳銃は購入できるし。どんな国なんだ、グレートブリテン及び北部アイルランド連合ってのは。大体、ホームズは何者だ?ケリ一発で相手を昇天させるんだぞ!
「凄いゲームだよねぇ、何すればいいのかもよくわかんないし」
 伯爵令嬢助ければいいんだろ。
「それは最終目的であって、当面何するのか、よくわかんないの!」
 そこら辺歩いてる人を蹴り殺して、金貯めて、アイテム買ったり、別の都市に移動したり、確かに何すればいいのかよくわからんな。クリアした人いるのか、これは?
「いないって事はないんじゃないかな?」
 そいつは異常だぞ、絶対。誰か攻略してくれ、このゲーム。ついでにMSX版のキングコング2も!

11月19日深夜
 今日は、この雑記の真実を語ります。
「真実って?」
 実は……実は、毎日毎日書いてるわけじゃなかったんだぁぁぁ
「そうだったのぉぉぉ」
 驚くな、悠は知ってる事だろーが。
「まあね。時事ネタとか、何かある時は、その日のものだけど、それ以外の日は…」
 悠とは結構、下らない話をしているから、その中から選んで掲載しているだけだったりする。
「それってインチキだよね」
 日記じゃないからいいんだよ、別に。実のところ、雑記として発表したものの10倍程の量がボツとして消えてます。
「それは言い過ぎ。確かに妙に真面目すぎるとか、あまりにも謎な話題とかは、そのまま眠ってるけど」
 これがまた、問題でな。私と悠の間では、発表していない雑記だろうと話したという事実があるわけで、その時の話題なんかが出てきたりする。
「で、雑記としての発表時には意味不明になるから、そこら辺をカットする」
 同様に、雑記と並行した書き進めているゲーム紹介でも似たような現象が起きている。ゲーム紹介は、ある程度まとまってからアップするんだけど、雑記でアップしていないゲーム紹介の話題が出てきたりする。
「ボク達2人の間では、雑記とゲーム紹介は時系列で並んでいるんだけどね」
 それを読む側では、雑記とゲーム紹介が、どの順番で、なされた会話なのか全然わからない。一応、気をつけてはいるんだけど…
「もし、意味不明な会話があったとしたら、そーいう事情があるんだと思ってね、悠からのお願いだよ」
 ただ、今んとこは、ほぼ毎日書いてるから、ネタが溜まっていく一方なんだよな。
「ボクの趣味の話とか…ね」
 ああ、あれを発表するまで、そこら辺のネタを使えないんだ。
「3D格闘ツクールの紹介でも、ボクの台詞がばっさりカットされてたし」
 バレちゃうからな。まあ、ここで発表しちまおうか?悠の趣味は何の捻りもなく「まほー」です。悠の紹介に書いてあったのはヒントどころか、解答だったりする。
「あ〜あ、ここでそれ言っちゃったら、もうあの趣味の話はボツにするしかないじゃないか」
 発表のタイミング失っちゃったから仕方ない。ちなみに3D格闘ツクール紹介の時は、この小娘、本当は私を○○で脅迫していました。
「何で○○なの?もうボクがまほー使えるって公表したのに…」
 バレちゃうから…ちなみに今現在、悠の使える魔法は…もうかなりの量だよな、確か。
「ボクの魔法ネタは、発表できなくて、溜まる一方だったからね」
 まあ、少しづつ…真相はこうなんですけど、全部、当日に書いたものとして見てやって下さい。発表した時点で、その会話はその日になされたものとします。
「『ああ、これは遙か昔に書いたやつだな』とか邪推しないでね」

11月19日
「こうやってチクチクチクチクチクチクチク…」
 グア、や、やめろ…
「チクチクチクチクチクチクチクチクチク…」
 や、やめて、お願い。
「死んじゃえ、死んじゃえ、死んじゃえ」
 ヌァァァ。
「あれ?ちょっと…起きてよ…起きてったら…どーしよ、祐里ホントに死んじゃった。」
「死んじゃったって事は殺人なわけで、ボクは殺人犯で…あ、自分を殺したから自殺か。って事は自殺犯で…って違〜う。そーじゃなくて祐里がいなくなったって事は、ボクの存在意義がなくなって…」
「心臓マッサージ、人工呼吸…って、死んだ人間にやってもムダだぁ。こーいう場合は、そう『王子様のキス』…って、それも違〜う」
 なーに、ひとりつっこみやってんだ、お前は。
「あっ、祐里、生きてたんだ、よかったぁ」
 あんなんで、死んでたまるか、ったく、いきなり何なんだよ。
「祐里、サージュが好きだっていうから、喜ばせようと思って」
 いきなし、呪術喰らって、しかも死にかけて喜ぶわけないだろーが。それにサージュよりターナの方が好きだし。
「えー、そうなのー。じゃあ、精霊魔法覚えないとダメかぁ」
 いや、別に覚えなくてもいいけど…(どうせ今度は攻撃魔法使ってくるだろうし)。まぁ、サージュは特別な存在であるのは確かだ。
「特別な存在?」
 そう、雑誌でサージュの画面写真あったんだけど、台詞が一面「チクチク」で埋まってるの見て、それだけでFXごとブルーブレイカー買ってしまった。
「理解できない」
 何でだよ?乙女なら「呪術」に1度は憧れるもんだろ?スレイヤーズで誰かそんな事言ってなかったか?
「言ってそうだけど、誰も言ってないよ…」

11月20日深夜
 昨日、ふと考えたんだ。やはり、このHPはどちらか1人のものじゃなくて、2人のものじゃないだろうかと?
「何が言いたいの?」
 返して。
「やだ」
 そうくると思ってた。そこでだ、ここは土…じゃなくてTプロデューサーを見習って、11月末までに1000アクセスなかったら、私に返すというのはどうだろう?
「それじゃ、ボクに見返りがないじゃないか」
 あろうと、なかろうとやってもらう。
「絶対、無理だよ、そんなの、11月末どころか年内でも不可能だって」
 無理かどうかはやってみなくちゃ、わからん。悠はサムエルやブルームに感動しなかったか?
「あれは成功例、ブラックビスケッツなんて完全消滅しちゃったじゃないか!」
 うむ、悠にも失敗してもらう為に、無理難題をふっかけたのだ。
「…本音を口にだして言うか、この男は」
 というわけで悠に拒否権はないから。

11月20日
「万物の根源たるマナよ…」
 何やってる?
「精霊魔法の練習」
 そりゃ、古代語魔法だ!しかも、ブルーブレイカーと何の関係もない!
「でもさぁ、これのどこが古代語なの?現代語にしか思えないんだけど?」
 それは視聴者にもわかりやすくする為に、密かに同時通訳しているんだ。スレイヤーズの黒魔法だってそうだろ。
「黄昏よりも暗き者とかっていうアレ?アレってさ、原作小説とちょっと呪文違うよね」
 正確にいうと、あれは呪文じゃないんだが…細かいな…
「だって、あれ気になるよ。語呂が悪いというか、流れに逆らっているって感じだもん」
 多分、あれは、林原嬢が間違えて読んで、それをそのままOK出して放映して、その結果、元に戻せなくなったとか下らない理由だろうな。
「『ときのながれにうもれし』は字足らずで『いだいなるなんじ』が字余り。結果的に字数は同じだけど、すっごいヘン」
 もし、わざと変えたんだとしたら、その変えた人は国語の成績1だったんだろう、おそらく。
「それ以前に、アニメ版のスタッフって原作、全然理解してなかったみたいだけど…」
 1作目は無茶苦茶だったもんな。黒魔法と精霊魔法の区別もついてない。あの1作目は相当、不評だったから、それで勉強したのか、原作者からつっこみ入ったのか、2作目以降は結構まともになったけど。
「最後のオリジナルも凄かったね。あれは原作者もかなり口を出してると思うんだけど、基本的な所で間違ってる」
 滅びを招く為に活動し、金色の魔王を呼び出す為に、リナにギガスレ使わそうとしていたクセに、世界を滅ぼそうとする、闇を撒く者が現れたら、その闇を撒く者を滅ぼそうとした魔族!
「そうでーす。他の世界の魔族にどうこうされたくないとかって理由みたいだったけど、かなり無理があるよね」
 ありすぎだ。元々、他の世界の魔族の力借りたくないなら、ゼロスの持っていた他の世界の魔王の力を借りる魔力増幅機は何だっていうんだろう?
「ストーリー自体は原作者のアイデアみたいだから、原作者自身に、説明してもらいたいね、これは」
 「他の世界の魔族に〜」って答えが返って来るんじゃないか?
「困ったもんだよね」
 困ったもんだよ。しかもロストユニバースに話がつながらない。
「どういう事?」
 そっか、悠は見てなかったんだっけ。アニメ版ロストユニバースは正真正銘「闇を撒く者」とその配下の魔族が敵になっている。
「そうだったのぉ、見ておけばよかったぁ」
 意味不明だから、見ない方がよかったんだよ。スレイヤーズでは闇を撒く者の武器という設定だったゴルンノヴァやボーディガーなんかが全て魔王配下の魔族になっていて、しかも何故か船になっている。
「原作小説がそうだからね」
 まあ、そうなんだけど…小説を読んだ時からスレイヤーズとの関係は気になっていた。特にゴルンノヴァが登場した時、かなり謎だった。
「実は名前を借りただけで、何の関係もありませんってオチだったよね」
 気に入らないけど、そう言われては仕方ない。しかしアニメ版は…キャナルが正真正銘「ヴォルフィード」なんだぞ、あの性格で!
 しかも小説で秘密にしてた事をどんどんバラす。ケインの婆ちゃんがアリス?おいおい、ケインの正体バレちゃったよ。って感じで。
「まあ、小説でもバレバレだったけどね。ミリィも…」
 そうなんだけど、はっきり示されるのと、多分そうなんだろうなぁと思ってるのとでは違うから。おかげで小説の最終巻が何ていうか…空しかったな、アレは。
「つまり、北の魔王の正体ってレイ=マグナスだろうなぁと思ってたところで、いきなし、それをバラされちゃったみたいな…」
 そんな感じ。まあ、北の魔王は小説には登場しないだろうから、別にいいけど。むしろあれは、予想通りだったなって嬉しかったけど。
「そうかなぁ。原作者公認とはいえ、小説終了後の物語を描く事自体、間違ってると思うんだけど」
 まぁな、グレータービーストが滅ぶのは既に決定されているかと思うと、小説でゼロスが必死に動いてるのが哀れでならない。
「でも、あの世界の魔族ってもう終わりだよね。魔王は2体滅ぼされて、幹部もディープシーしか残ってない」
 ダイナストもまだ生きてるだろ。
「どうせ、小説の最終巻で滅ぶんでしょ」
 それはわからんさ。それにリナって多分、魔王だぞ。
「そうかもしれないって言われただけでしょーが」
 いーや、魔王だ。いくら魔力が高かろうが、たかが人間が魔王に2連勝するなんて奇跡起きると思うか?金色の魔王に体乗っ取られて無事でいられると思うか?
 ついでにいえばナーガの正体はグレータービーストだぁぁ。
「また、無茶苦茶な事を…ナーガの正体ってグレイシアでしょ」
 あんな悪趣味な姫がいてたまるか!あの強靭さと複雑な精神構造は人間じゃないぞ、どー考えても。
「いや、でもバカだし、リナと一緒にいる事多いし」
 あれは世間を欺く仮の姿。変な魔法知ってたり、リナに匹敵する魔力の持ち主だったりする事、そして常にリナの周りを彷徨いてる事、これが何よりの証拠だ。リナの正体を知っているからこそ、影でリナを護っているんだ。
「でも、リナに敵対することも多いじゃない?」
 あれは、リナの魔王としての目覚めを促しているんだ!
「………グレータービースト滅んだ後にもナーガいたよ…」
 ………不利な事実は黙殺!待てよ?「白蛇」を名乗ってるな、グレータービーストじゃなくてディープシーなのかも。それだとグレータービースト滅んだ後にナーガいても全然おかしくないぞ!
「もう、好きにして…」

11月21日
「合い言葉は…」
 Beeって、あれまだやってる人いんのかな?
「いるんじゃない」
 一時期は駅の伝言板に、この言葉が乱舞してたよな、何の意味があったんだ、アレは?
「本人が楽しんでたんなら、それでいいんじゃないの?」
 伝言板の正しい使い方じゃないな。誰にあの言葉を伝えたかったんだか…
 たかがラジオ番組だったのに、なかなかの感染力だったな。
「いまだに当時の番組の録音テープ持ってるクセに…」
 記念すべき第1回放送からしっかりとあるぞ!若き日の過ちだ。ついでにいえば「クリスタニア」も第1回放送から保存してある。「ワタル4」も…
「時代がわかるね」
 わかるか?けどな、ツインビーは本気で若き日の過ちだが、クリスタニアは貴重だぞ。石田さんが、まだ人気声優になる前のメジャーデビューのきっかけになった番組のものだからな。
「石田さんのファンにとっては、確かに貴重かもね」
 貴重だぞ、水野良氏との電話とか…あだ名がつけられる経緯とか…特に貴重なのは声優さんを招いてのTRPG音声リプレイ!
「でも、それって、放送されてない分も収録した完全版が発売されなかったっけ?」
 ふ、ふふふふ、あれが完全版?あれは完全版なんかじゃないね。ちょっと待ってな、放送時のものと両方聞かせてやるから。
「いいよ、時間かかるし…」
 じゃあ、一部分だけ。
「しょうがないなぁ」
       :
 どう、何か気づいた点は?
「別に、和やかな感じの微笑ましいプレイ状況だと思うけど」
 じゃあ、次は、完全版の同じ箇所を聞いてみよう。
       :
 どうだ、気づいた点は?
「どこか違うんだろうけど…わかんない」
 じゃあ、もう1回、放送時のものを…水野氏の台詞をよーく聞いておけよ。
       :
 気づいたか?
「……」
 そうだなぁ、正体不明の怪物の正体は?
「ガーゴイルでしょ」
 その通りだ、でも何でガーゴイルとわかる?
「特徴聞けばわかるよ。それにGMも…あぁ、もしかして」
 気づいたみたいだな。じゃあ、もう1回、完全版聞いてみよう。
       :
「台詞がうま〜く、消されてるね」
 だろっ、編集したとは気づかない程に、上手く消されてる。
「普段のクセが出ちゃってるんだね。いくら正体不明とはいっても、普段プレイする相手は、その正体がガーゴイルだってわかってるから、あえてプレイする上で正体不明の怪物なんていわない」
 そう、だからつい、ポロっと、正体不明とか言っておきながらガーゴイルと口をすべらしちゃってるんだ。
「まさに完全版だね」
 混乱が起きないからな。ミスを隠すというよりは善意で消したと見るべきだろう。
「これ、完全版を持ってる他の人にも聞かせてあげたい」
 ああ、けどCDからならWAVとして取り込めるんだが、テープからは取り込める環境になってないし、第一、著作権に触れるような気もする。GMのプライドの問題もあるしな。
「この程度のミスは誰でもしてるから、プライドの問題は平気だと思う。市場取引価格を調べもせずに魔力アイテムを渡しちゃって、その後、金に物を言わせた魔晶石アタックを喰らいまくったGMに比べれば全然、大した失敗じゃないよ」
 リプレイって本来の目的は、プレイのお手本だろ。あの魔晶石アタックは、どういうプレイの手本にすればいいんだろうな?
「あれは、GMはあーいう失敗をしちゃダメだよっていう教訓なんじゃない?」
 そういう目で見ると…いきなり最初のシナリオでプレイヤーが死んだのも、本来の10分の1の価格で蘇生しちゃったのも、計算づくのようだな、まるで。
「計算づくだとしたら、天才だよね。プレイのお手本にはならなくても、読み物としてリプレイシリーズで一番面白くてファンが増えたのは事実だもん」
 文庫化する時のGMの本音とかも上手い。金魚ぷかぷかネタは当時、ドラマガ本誌でQ&Aを読んでた人にしかわからんから、どうするかとも思ったけど。
「Q&Aのみーちゃんってボクの同類かな?」
 だな、あれは清松氏の分身だろう、どう見ても。意識してないけど、あのQ&Aが、もしかしたら、この雑記の形態の元ネタになってるのかもしれない。
「Q&Aも文庫化されたけど、無駄話がなくなってて残念」
 あったら、ソードワールドファンが怒るだろ。それに関しては「あとがき」に書いてあったぞ。
「Q&Aに、あとがきなんてないよ」
 グループSNEのHPに置かれてんだ、これが。
「…文庫のあとがきをHPで公開するなんて斬新な手法だね」
 あとがきから読む人も多いから、まずHPであとがきを読んでもらって、そして本編に興味を持たせて購入意欲をそそるという新手法であるな。
「すっごーい、やっぱり全部、計算づくだったんだ、あの失敗とか」
 ……ゴメン、ウソ。ただ単に清松氏が忘れてただけらしい。
「そんなことだろうと思った…」
 でも、清松氏が天才である事は事実だと思うぞ。
「小説の混沌シリーズは面白いもんね。ところでさ、今回のってまずくない?」
 何が?
「本人が知ったら怒るかもしんないよ」
 ……褒めよう。
「はっ?」
 褒めて、気をそらすんだ。そうだなぁ、清松氏のHPは面白いぞ。
「そ、そうだね、みんなで行こうね」
 ソードワールドファンはもちろんだが、著作権の事やバナーの事などHPを運営する人にとって有益な情報も多い。しかもあの「みーちゃん」までいるぞ。
「ホントは…」
 ストーップ、それは言っちゃダメ。まっ、こんなもんかな?しかし、炎の転校生って…今時わかる奴どれだけいるんだ?
「ジャス学紹介の時に無理矢理、ボクに読ませたやつだね」
 そう、国電パンチなんて…今の学生じゃ「国電って何?」ってなもんだ。
 ちなみに私は駿平より、吾郎のバカをどうにかするべきだと思う。
「あんなのと、チーム組みたくないよね。海堂とか関係なく、どこの学校も受け入れれくんないよ、あれじゃ」

11月22日深夜
 思えば1週間前に悠に蹴り飛ばされてから、すっかり深夜作業が当たり前になってしまったなぁ。
「へへぇ、感謝しろよ」
 何で感謝しないといけないんだよ?おかげで毎日すっごく眠いんだぞ。電車の中で寝て、昼休み寝て…全然、仕事してないのに、まるで仕事に疲れたサラリーマンだ。
「仕事してないって…しろよ」
 ないんだもん。今、とっても暇なんだよ、窓際族というか、席は窓際じゃあないんだが、そんな感じだ。
「じゃあ、もうすぐリストラ?」
 …リストラって首切る事じゃないぞ…単語の間違った使い方しないように!リストラの手段として解雇ががあるだけであって、リストラされたなんて動詞は存在しないのだ。
「…そんな蘊蓄はどうでもいいけど、首平気なの?」
 派遣だからな。元々、1ヶ月半っていう契約だったんだ。だからこそ往復3時間の通勤時間に耐えてたのだ。
「契約延びたんだ?」
 ああ、今年一杯、行かなくてはいけない。ところが私は1月半だと思ってたから、仕事は全部やってしまった。どないせいっちゅうんじゃ?
「どんな事をやったわけ?」
 これが凄まじく簡単でな。既存のプログラムを、パックからアンパック、アンパックからパックにするだけだったんだ。まあ、あとは仕様書とか書いて…実際、1週間もあれば終わるような…
「それで、通勤時間の暇を睡眠で埋めて、深夜作業にいそしんでいる…と」
 実は、実はそうなんだ…悠がいなかったら本気で暇だった。
「何だ…じゃあ、やっぱり感謝しろよ、ボクに」
 感謝してます。
「ところで、さっきから話ながら何やってるの?」
 ああ、これか?12月にファイティングアイズのキャラ紹介する事を急遽決定したもんで、今焦って作ってるとこだ。今回はちょっと気合入れてる。
「どれ、見せて…うっ、これは」
 ファイティングアイズっぽいだろ、けど中身はいつも通りだから安心しろ。
「へぇ、あれ?イラストがあるね」
 これか?これはゴウカイザーとか他のゲームでもやってんだぞ。ただ、HP公開では著作権とか問題出そうだから、削除してるわけ。
「勿体ないなぁ」
 うん、だから今回は発売元のポニーキャニオンに許可もらおうかとも考えている。ダメだったらダメだった時で。
「許可かぁ、下りるかな?」
 テクモだったら余裕で下りるけど、ポニーキャニオンだとどうだか。でも、このピエロちゃんは公開したいなぁ。
「どれどれ、あっ可愛い」
 だろだろ、ピエロちゃん…なんかピエロにちゃんをつけても可愛くないのな…素顔だと美少女なんだよ。
「こんなイラストどこで見つけたの?公式イラストっていったよね」
 そうだよ、ついでに楓の公式イラストもあるぞ。これは四無畏のトコに置いておこうかと思ってる。許可が出ればな。

11月22日
「我導くは死呼ぶ椋鳥」
 うぉっ…って、あれ発動してない。
「呪文じゃなくて、ただオーフェンの真似しただけだからね」
 言葉には意味がない…音声魔術って変だよな。
「だから、マジクのバカが、鼻歌のフリして水浴び覗くのよ!」
 今日はすっかりクリーオウだな。
「許せる?あーいうのは徹底的に懲らしめてやらないとね」
 わかったから、クリーオウ口調はやめてくれ。オーフェンの話題でそれはまずいだろ、何かと。
「でも、マジクって役にたたないよね。死ぬんだったら、クリーオウ護ってからにしてよ!」
 まだ死んでねぇって…何だ、マジク嫌いなのか?
「嫌いじゃないけど…生意気かなって」
 ふーん。いやぁ、でも凄い事になってますな、オーフェンは。
「毎週毎週謎な怪物が現れて、オーフェンは毎週毎週レキに痛い目に遭わされる…」
 …いや、アニメ版じゃなくて…
「マジクが死ぬわ、クリーオウはあっちの世界にいっちゃうわ、キースが出てくるわ」
 だから、まだマジクは死んでないって。ついでにキースも出てない!小説読んでない人を混乱させてどーする?
「んっふっふー、気づかなかった?最後にティッシと会話してた男、あれキースだよ」
 レティシャと会話してた男って、あの逆さまだった博士の娘の自称婚約者だろ。全然違うじゃん、むっちゃくちゃ、まともな常識人じゃん
「本編だからね。祐里の『ナーガ=グレータービースト説』よりもよっぽど説得力あるでしょ」
 どこに説得力あるんだか…根拠が全然ない。
「あるよ。まず敢えて名前を隠すとこ。名前を隠す以上、既に最低でも名前だけは登場してるキャラだって事で、普通に考えれば名前だけじゃなくて、とっくに登場してるキャラのはず」
「そして第2に婚約者という言葉が使われている事。そして意外と博学な事から考えるに当てはまる人物はキースただ1人!どう?」
 当てはまらない事もないけど…
「コルゴンの事だって予想を当てたボクが言うんだから間違いなし!」
 あれは誰だって気づくって…

11月23日深夜
 ちょっと、ふと思ったんだが、この雑記何かおかしくないか?
「だから、ボクが前に言ったじゃないか!」
 1ヶ月とたたずに「雑記6」ってのはちょっと異常だ。このペースでは1年後には、このHPは雑記で埋め尽くされてしまう。
「前の雑記で同じようなもんじゃなかった?」
 そうなんだよなぁ。私は基本的に物書きなんだよ。文章の上手い下手はこの際関係なくて、中学生の時から小説であれ、ゲーム攻略であれ、文章を書くのが好きだったから、何の制約もなく書ける雑記は実に楽しいんだ。
「それで気づけば、12月公開分のゲームキャラ紹介が全然出来てない…と」
 そこまで間抜けじゃないよ。本来は、これがメインだったんだから、これを怠ったりはしない。多分、人気ないと思うけどな、面白みに欠けるし。
「じゃあ、何でやるのさ?」
 元々が、格闘ゲームのキャラを紹介したかったんだ。面白い必要はない、資料として誰かの役にたてばいいな、と。
「ところが、気づいてみれば…」
 ああ、やっぱりザマスやファイティングアイズを扱ったのがまずかったのかも。すっかり主旨がわからなくなってしまった。
「何で紹介したわけ?」
 何かページが寂しくてさ。なら、社内LANで公開してたゲーム紹介を流用しちゃえってんで、それをそのままアップしたわけ。
「そして現在の文章ネタだらけのページへと変貌したってわけか」
 その通り。公開から約2ヶ月で、これだけの文章をアップするに至ったわけだ。
「具体的には社内LANで公開してたのってはどれ?」
 トップに直接タイトルがあがってるものは、ザマス、ファイアイ、餓狼、FIST、ゴウカイザーで、手当たり次第ゲーム紹介は紹介1〜5までだ。後は声優紹介や隠しキャラコマンド、所有ゲーム一覧もそうだな。
「よくもまあ、こんなものを社内LANなんかに…」
 いいんだよ別に。ついでに言うと当時はPC持ってなくて、昼休みの暇つぶしに書いてたんだな、実は。だから、紹介の順序に脈絡がないわけ。目の前には何の資料もないから、思い立ったものを記憶だけを頼りに書いてたんだ。
「声優とか隠しキャラも記憶で?」
 声優は基本的に記憶だけで書いてた、もちろん今回のHP公開に当たって、出来る限り調べてより正確なものにしたけど。隠しキャラコマンドはPC買ってすぐに自宅で作ったもので、これをわざわざ会社のPCにコピーしたわけだ。
「なるほど、確かにわかった上で読むと紹介1〜5と6〜10は文体というか紹介の仕方が違うね」
 ただ、基本的な事は変わってない。書く為に再プレイしたりしないし、わざわざ資料を当たらない。記憶だけで書く!まあ、これは一種のこだわりで意味はない。
 って、こんな事してる場合じゃない。ファイティングアイズの12月緊急公開が間に合わなくなっちまう。じゃあな、悠、また後で!
「がんばってね」

11月23日
「好きとか嫌いとか最初に言い出したのって誰だと思う?」
 何を突然、哲学的な事を言い出してるんだ、お前は?
「何で、気づかないかな?ときめきメモリアルだよ」
 遂に来たか。
「もうすぐ『2』が発売されるから、その前にやっておこうと思って」
 あんまし、やりたくないなぁ。好きじゃないんだよ。っていうか嫌いかも…
「ウソだぁ、小説まで書いたんじゃなかったの?」
 それだよ、それ。私はPCエンジン版を発売日に買った、いわば第1次ファンなんだ。当時はコナミが狂ったとか思ったもんだけど、1プレイで気に入った。
「ところが、嫌いになっちゃったんだ?」
 コナミが悪いんだ、全部。久々にいいゲームに巡り会えたと思って、このゲームの素晴らしさを伝える為にリプレイを書いて、それが高じて小説になった。
 この頃はよかったんだ。コナミもまだわかってた、というか上のお偉い衆もまだ目をつけてなかったんだろう。
 ところがだ、PS版が出て、コナミは変わった。何をとち狂ったか、攻略本の発売を認めちゃったんだ。あのゲームで、会話の受け答えとか、何もかもわかったら、何が楽しいんだ?プログラム仕掛けの機械人形と恋愛できるか?
「出来ないね」
 ただの数値調整ゲームでしかなくなる。そればかりか、キャラ人気があると勘違い…ともいえないか、PS版から入った人達はゲームは楽しんでないだろうからな。まあとにかく、キャラクターを切り離して、それを商売のネタにした、この時点で終わったと思ったね。
「それって、『超クソゲー』に書いてあるのと同じじゃない?」
 あれを読んだのか?あれは極端すぎるから気にしない方がいいぞ。全体的に面白い本ではあったがな。FISTが、新たな道を切り開いてくれたなんて辺り、私と同じで親しみさえ感じる。
「よくわかんないけど、ときめきメモリアルだって、祐里の言ってる事は同じじゃないか」
 全然違う!彼らはゲームシステムしか誉めていない。私は人格を持ったキャラ達を評価している。ゲームシステムに関しては彼らが誉める程、斬新なものじゃない、実際は。彼らがけなしたサクラ大戦の方が斬新だろうね。結果的に私がやった事も思った事も彼らと同じというのが実に皮肉だが…。
「人格を持ったキャラってのは理解できないな。さっきはプログラム仕掛けの機械人形って言ってなかった?」
 言い方がまずかったかな。受け答えは全てプログラムで定められている。でも、それは彼女たちに感情がないって事じゃない。ゲームキャラっていうんじゃなくて生きてる人間を感じさせる作りと、作り込まれたシナリオを生かすゲームシステムだったんだよ、あれは。
 私が、このゲームが凄いと思ったのは、定められたシナリオに沿っているわけでもないのに、キャラクターが人形になっていない事だったんだ。
 私のお気に入りのゲームに「ファーストKiss物語」があるけど、あれは決められたシナリオを追っていくだけだから、キャラクター作成が楽なんだ。キャラに感情を持たせるのが楽なんだ。といって、私がアレを真似できるかというと真似できないけど、それは今は関係ない。
「もういい、言いたい事はわかった」
 わかってくれたか?このシナリオが定められていないタイプで失敗したのがセンチメンタルグラフィティーだ。あれに登場するキャラには一切感情を感じない。人間じゃなくて、こう言われたらこう言い返せとプログラムされたロボットにしか思えない。
「つまりは理論ではなく感情の問題でしょ」
 そう、人間感情を理解していない人が作るとセンチメンタルグラフィティーになっちゃうんだ。そしてどんなに理解した上で作ってもプログラム仕掛けなのは変わらないから攻略本なんか出したら、ときめきメモリアルであろうとセンチメンタルグラフィティーと大差なくなるわけだ。
「難しいね」
 もう1つ、ときめきと同じ失敗を繰り返したゲームがある。ブルーブレイカーがそれだ。あれも素晴らしくシナリオとキャラの感情を上手く組み合わせていた。ゲームキャラながらターナとかナルターには実に感情移入できた。
 ところが…人間の感情ってのは数値でもなければアイテムで動かすものでもないんだ。ゲームシステム上、擬似的にそうしてるだけであって…機械的に行動して、わかりきった答えが返ってくる。世間ではそれを恋愛というのか、今は?
「ゲームクリエイターはゲームをよく理解してるけど、そうでない人には理解できない、仕方ないことだね」
 キャラにバカ騒ぎする連中も謎だな。だから、ときめきメモリアルに限らず、この手のタイプのゲームは好きになれない。
「悪い意味で、ときめきメモリアルの正統な後継者になってるゲームが多いっていいたいんだろ」
 だからこそ、私はときめきメモリアル2は出来が悪くないといけないと思っている。そうでないと呪縛から逃れられない。
「心配しなくても、ゲームシステムだけ進化させた駄作になってると思うよ。祐里の言う人間感情にまで頭が回ってるとは思えないもん、今のコナミが」
 コナミという法人が作ったわけじゃなくて、あくまでも、ときメモ開発チームが作ったものだから、今のコナミがどうかは関係ないと思うけど、そうだといいなぁ。

11月24日深夜
 何かバカが増えてるらしい。
「また、唐突だね。深夜の雑記やめるんじゃなかったの?」
 深夜の方がテンションが高いからな。
「で、バカが増えてるってのは?」
 そういう発表があったんだ。学生の学力が確実に低下しているらしい。
「そりゃ、休日増えたり、授業時間が減ったり、学習内容自体のレベルを下げたり…」
 そう、当然の結果だ。私は以前から日本の今の「バカを量産する」学校制度に危惧を覚えていた。そして、それが現実になりつつあるようだ。
「まだまだ、学習内容のレベルを落とす気みたいだね」
 日本政府の陰謀ではなかろうか?
「いきなり不穏当な発言を…」
 元々、日本の学校って、明らかに頭の悪い、言う事だけを黙って聞くロボットを量産してる節があるだろ。個性の時代とか言われてても、現実には無個性人間を歓迎するかのような。クセのある人間は抹消されるような…
「実体験?」
 私は、かなり「ヘン」で、無個性主義な学校は気に入らなかったからなぁ。…いや、今はそれは関係なくて、これは日本政府の陰謀としか思えない。
「国民を無個性なバカにして何の得があるんだよ?」
 無意識化での洗脳だよ。自分で考える事を知らないバカほど洗脳しやすい。今の女子高生を見てみろ、あいつらは実に簡単に洗脳できるぞ。っていうか、他の人と一緒でないと不安になるって辺り、既に洗脳されてる。
「そんな事書いたら女子高生怒るって」
 いや、確かにあーいうバカはごくごく一部なんだろうけど…。とりあえずだな「生活」って授業は何だ?
「知的好奇心旺盛な小学生の時期に理科を廃止してまで、集団生活のマナー等を徹底的に教え込む生活科…確かに陰謀のにおいが」
 バ、バカ、お前は私の無茶な発言を止める役目だろうが。二人で陰謀って言い出したら、もうおしまいだぞ、おい。
「よし、ノストラダムスの百詩篇集をあたってみよう、何か書かれてるかも!」
 MMRかぁぁぁ。あれって、終わっちゃったのは、やっぱり何でもかんでもノストラダムスに結びつけたあげく、何にも当たらなかった責任をとっての事かな?
「いやぁ、飛行機の乗客を人質にとらてちゃったからでしょ(笑)」
 ところで私は原文知らないんだが、例の1999年7の月って、あれは本当に西暦1999年7月の事なのか?昔から謎だったんだ。ノストラダムスが西暦を使うのかなぁって。
「原文見ないとわかんないね」
 原文見ても読めないから、わかんないな。
「でもさ、つまんなかったね、誰も無理矢理こじつけないんだもん」
 ああ、これこそ「アンゴルモアの大王」だとか、もう、こじつけだらけで相当笑える事を期待してたのに…
「せめて、どこかの民家に隕石が直撃するとか」
 何も起きなかったもんな。どこぞのA国が世界征服に動き出すとか…
「ま、また不穏当な発言を…」

11月24日
「やっちゃえ、バーンビ」
 へ?
「やった、成功だぁ」
 悠ちゃん、何のマネかな?何か目の前で爆発したんだが?
「えへっ、精霊魔法だよ」
 ほぉぉ、じゃあ、このピンクの丸い物体は何かな?
「精霊」
 どこで捕まえてきた、こんなもん!こんな物騒なもんはこうだ!
「あぁぁぁ、ボクの精霊が…」
 あんなの精霊じゃない!
「何、怒ってるんだよ?祐里の為に、ようやく精霊魔法覚えたってのに」
 違う…あんなのは精霊魔法じゃない…
「っもう、また拾ってこなくちゃダメじゃないか」
 落ちてたりするんか、あのピンクの丸い物体は?
「落ちてるわけないだろ。精霊界から呼び出したんだよ。最初は驚いて、投げ捨てちゃって…」
 もう、捨てておけ、あんなの。
「そういうわけにはいかないよ。ボクの勝手で召還したんだ、祐里が嫌だっていうんなら元の世界に返してあげないと」
 …ふぅ、仕方ないか、拾ってくるわ、じゃあ。
            :
 …何でジバクくん…じゃなくてバーンビか…バーンビが実在するかなぁ…悠、恐るべし!
            :
 拾ってきたぞぉ。暴れるかとも思ったが、意外と大人し……………何だ、この青い不気味な子供は?
「精霊だよ。アドンっていうの
 いらんわぁぁぁぁ

11月25日深夜
 ダイノボットが、ダイノボットがぁ
「死んじゃったよぉぉ」
 いい奴だったよなぁ
「戦士に敬礼!」
 一番のお気に入りだったのに、これでサイバトロン側はもうどうでもいいや。
「スコルポス、テラザウラー、タイガトロン、エアラザー、ダイノボット…次は誰かな?」
 タランス辺りが危ないな。ダイノボットが死んだ今、一番のお気に入りはタランスになったのだが…
「でも、まだゴッツンコとかギッチョンチョンとかいるし…」
 インフェルノとクイックストライクな…変な呼び方しないように。まあ、でも確かにデストロンは、いいキャラいっぱいだ。悪のリーダーに普通、千葉繁さん使うかぁ?
「どこまでがアドリブなのか全っ然わかんないもんね」
 おっと、こんな話してる場合じゃない。どうやらこのHPにアクセスできないファイルがあったらしい。
「アップする前に全部、確かめてるし、アップした後も、ほとんど確かめてなかった?」
 ブラウザによってはダメらしいな。OSかもしれないけど…やっぱりせめてNNでも動作確かめた方がいいのかな?
「何で確かめないわけ?」
 あんまりファイル増やしたくないの、ノートはHDの増設が出来ないと思っていいから…
「その為にMO買ったんでしょ?」
 あれは、あくまでもバックアップ用だから関係ない。ロボット大戦解説と格ゲーキャラ紹介で1G超えてるし…
「何で、それをHDに置くかな?」
 すぐアクセス出来るから。
「NNで動作確かめてないのに、IE専用って書いてんの?」
 キャラ紹介はNNでは私の意図した構図からかけ離れたものになるのはわかってるから。TABLEタグを挟むようにPREタグ使ってるんで…
「するとNNだとどうなるの?」
 TABLEとかTRとかも全部、1行と見なして、かなりの空白が表示されちゃう。PREタグ使ってるのは手抜きする為だから、作り直そうとも思ったんだよ。
「じゃあ、やりなよ」
 いや、面倒だなって…全ての行にBRタグ追加しないといけないかと思うと気が遠くなって…。800×600を想定した作りも問題だなぁと思いつつも、楽しちゃうんだ。
「出来る限りプラットホームを限定しない作りが、暗黙のルールなんだから、直しなさい!」
 ちょっとづつな…とはいえアクセスできないファイルってのは問題ありすぎだから、これは今日中に全部直す。
「当然でしょ」
 ホントは、CSS使ってスタイル整えようと思ったんだけど、結構NNの性能が悪いんだ。
「何でわかるの?」
 会社のPCでは、NN使ってたからな。IEの性能悪いっていう人は多いけど、私にとってはNNの方がダメなんだよ。色々と…プラットホームに左右されないのがCSSなのに、あれじゃなぁ。
「で、割り切ってIEに特化した作りにしたって事?」
 それでも出来る限りシンプルな作りにしてるつもりだ。
「シンプルな作りにしてるんじゃなくて、シンプルにしか出来なかったんでしょ、力不足で…」
 まあ、とりあえず何だ、正直言って、キャラ紹介はIE5.0以外でどう見えるか保証できないな。
「アップデートすると旧バージョンでの動作を確かめられないのが問題だね」
 どこまで新バージョンに対応させるかもな。新しい事は取り入れたいけど…っていう。

11月25日
「ヤッピー ルッピー」
 よろピくねぇ
「それ、ちがう」
 わかってる、わかってる。ティンクルだろ。
「そのとーり。あれ、面白いのに続編出ないね」
 やっぱり主人公の名前が悪いんじゃないのか?超絶不人気で早朝に放映時間を移されたあげく打ち切りになった某ガンダムの主人公と似すぎているから…
「ムッ、今の発言取り消せ!確かに打ち切りになったのは事実だけど超絶不人気って事はなかったはずだぞ」
 怒るな、怒るな。私も、ガンダムXは随分と不当な評価を受けていると感じてるんだ、実は。ガンダムシリーズの中ではZZの次に好きだし。
「そうでしょ、そうでしょ。一般的評価を見る限り、ガンダムWの方がよっぽど人気ないのに、キャラだけで、あんなに人気出てるんだもん、ズルいよ」
 うん、女性ファンの力はあなどれないね。ストーリーがあんなに未熟で面白みに欠けているのに、作品そのものとしての面白さでは遙かに上な、Gガンダムより人気あるんだから。
 ガンダムXは、ニュータイプを、ひいては富野監督を真っ向から否定してるから、それがガンダムファンには気に入らないんだろうな。
「でも、それは∀も同じようなもんじゃない?」
 そう、そうなんだけど、あれは富野監督自身が作ってるし、ガンダムファンを取り込む為に番組開始前に「全てのガンダムを肯定する」という発言を行っている。見ている限り「肯定」どころか「否定」で、旧来の「ガンダム感」を壊す為のアニメにしか思えないけどね。それでいて、ガンダムファンに見放されない為にザクを出したり、工夫はしている。富野マジックってやつだな。
「それに対してXは工夫がない…と」
 そう、あまりにも真っ向から否定しすぎたな、アレは。でも、そういうのを抜きにして見れば非常に完成度の高いアニメだって事がわかるはずだ。何でロボット大戦に出れないんだろうな?
「やっぱりサテライトキャノンが再現出来ないからかなぁ?」
 それもあるかもしれないけど、不人気作品だと思われてるからという可能性が高いよな。
「日本中の電力」を「ゴラオン」だけで賄うという強引な展開をやってるし、サテライトキャノンも不可能じゃないと思うんだよ。元々、武装に関しては原作を随分と無視してるゲームだし。
「ビームサーベルやファンネルが水中で使えたり、どこに持ってるんだかわからない程、武器をもってたり…」
 そう、水中でビームサーベルが使えるのは私が知っている限りガンダムWだけだ。だったら別にMSのエネルギーだけでサテライトキャノン発射してもいいんじゃないかなっていう。何がサテライトかよくわかんなくなるけど…
 とりあえず、もし出るとしたらを考えてどうなると思う?
「ヘビーアームズとレオパルドの合体攻撃で全弾発射とかがあると思う」
 ありそうだね。攻撃力10000超ってところかな?
「後は、オルバとシャギアで恋人支援効果が発生!」
 また、そういうネタかよ。だから、男同士はイヤだって言ってるだろ。しかも兄弟じゃないかよ…
「でもさぁ、シャギア兄さんはともかく、オルバは絶対そうだよ、いっつもいっつも『兄さん』っていっててさぁ」
 た、確かに。オルバは、かなり危ないよな。でもハートマークとか出ても不気味なだけだと思うな。ただ、恋人支援はともかくヴァサーゴとアシュタロンの合体攻撃は間違いなくあるね。特にチェストブレイクとハーミットクラブはサテライトキャノン使えるようになるし。
「それに対して、フリーデン側は連携なってないから合体攻撃出来そうにないね」
 まあ、それは他のガンダム作品も同じだし、仕方ないだろ。でもZZとXでハイメガキャノン+サテライトキャノンっていう組み合わせはありかも。後は、合体攻撃システムでこそ上手く再現出来そうなのが、ビットMSかな?8体同時攻撃とか、かなり極悪な事しそうだな。
「それ強すぎ」

11月25日午後
 今日のバカ見物はなかなかに面白かったぞ。
「有給休暇を下らない事に使うんじゃないの!」
 元々、病院行くために休んだから別にいいんです。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら…」
 …見るだけで十分です…
「祐里は何で参加しなかったのさ?やっぱり嫌いだから」
 だな、というかPCエンジン版を発売日に買った人が今日、2を買った率は極めて低いんじゃないか?あんな存在そのものが腐りきってるゲームの続編だもん。
「ファンはいーっぱいいるんだから、本当の事でもそーいう事は言っちゃダメなの」
 端から見てると、あの集団はかなり怖いぞ。いわゆる後ろ指さされるようなタイプだな。何だかんだでFXユーザーの方がそういうタイプは少ないんじゃないか?
「そういう面はあるかも…でも祐里ってセンチの初回限定版持ってなかった?」
 持ってるよ。発売から3ヶ月ほどして、¥1980で見かけたから、とりあえず買ってみた、でなきゃ、タイトル発表時からクソゲーだとわかってるソフトに手は出さん。
「別にあのゲームをどれだけけなしてもいいけど、タイトル発表時からってのは…」
 発表時から、異様な「今日、会社や学校を休んでまで秋葉原まで出向いて並ぶような連中」にしか受けなさそうなオーラが出てただろーが。大体、多○田のおっさんが関わってる時点でクソゲー見え見え。
「ときめき2もオーラ出てた?」
 全然、興味なかったから、一切記事読んでなくて知らない。だから「2」そのものは、けなす事も褒める事もしない。ただタイトルは、異様なオーラ放ちまくりだな。
「ただ「2」をつけただけなのにね」
 謎だな、何でただ数字を付け加えただけのタイトルで、ここまで不気味なオーラ発する事が出来るんだろう?
「じゃあ、その内、安くなったら買ってきてね。で、実際はどういう状況だったわけ?」
 店の前に行列が出来てた。
「それじゃ、何のゲームが目当てかわかんないし、もしかしたらデスク…」
 それはない!
「まだタイトル全部言ってないのに…じゃあ、チャルメラ辺りはどうかな?」
 おぉ、それはいいセンいってるかも。そーいや、行列作ってた人達はいかにもラーメン好きそうな顔…だったわけねーだろーがぁ
「ところで、祐里は何買ってきたわけ?」
 ∀ガンダムとベターマン、それにゲームレビュー本を何冊か…
「何で、ゲームを避けるかな?もしかして…実は」
 残念でした、ときめきメモリアル2もデスクリムゾン2も買ってません。グローランサーとジョジョだよ、買ってきたのは。
「ジョジョ…よくもまぁ、同じタイトルを買うよね」
 同じじゃないぞ、PS版より遙かに出来がいいはずだ。未来への遺産の移植だから新技も使えるし。
「上着を着たDIOとかCPU性能ヴァニラアイス使えるかな?」
 無理じゃないか?しかしなぁマニュアルを見たんだが……今更、影DIOとか隠しキャラにするか?
「そんなとこまで完全移植しなくてもいいのにね」
 もしかしたら1作目は、コマンド入力しないとDIO使えなかったりすんのか?
「プレイしてみればわかるでしょ」
 だなっ、じゃプレイしますか。
「もちろん即対戦だね」

11月26日深夜
 ダメだぁぁ
「な、何?」
 NNへの対応を進めているんだが、ダメだ、私には出来ない。
「そんなに難しいの?」
 難易度は大した事ないんだけどね、まぁ手間はかかるけど、それ位は我慢しよう。
「じゃあ、何がダメだって?」
 CSSが、ほぼ使えないと思っていい。すると、今度はIEの方に弊害が出るんだ。私はね、当初からIE以外は無視して、IEでのみ、私の意図する形で表示される事を期待してた。
「でも、世の中、IEユーザーばかりでない」
 そうなんだよね、だからNNを導入して、どう見えるか調べてみたんだ。
「どうだった?」
 愕然としたね。意図する形になってないどころじゃない、融通が利かないというかテーブル文が入ると、全てを台無しにしちゃうし、背景が真っ白なんだ。
「別にそれ位…」
 白じゃダメなの!CSSをここまで無視するとは思わんかったわ。仕方ないから、BGCOLOR設定したけど。
「で、崩れるのがわかりきってたっていうキャラ紹介は?」
 あれは見れたもんじゃない!直そうと思えば直せるけど、直す気はない。雑誌で調べた限り、WindowsのIEをプラットホームにしている人が圧倒的多数だ。かつて隆盛を誇ったネットスケープは見る影もない。
「いわゆるライトユーザーが増えたからだね」
 そう「いんたぁねっと」接続出来れば何でもいいって人が増えたから、Windowsに標準でくっついてくるIEユーザが異常に増殖したってわけ。
「Ver3以降のIEは機能的にも、あんまり問題ないからね」
 セキュリティは弱いらしいけど…よっぽど怪しい事しない限り、ネットってのは現実、それ程危険じゃぁない。特に個人ならね。
「つまり、圧倒的多数の人の見え方にこだわって、少数ユーザは切り捨てるわけだね、祐里は」
 いい事じゃあないのはわかってる。けど、これもまた「ベター」な思考ではあるはずだろ。プラットホームを限定する事ってのはマイナス要素ばかりだけど、それでも私は圧倒的多数の人をとるね。
「シビアだね…祐里ってさ、目の前に今にも死にそうな人がいて、自分なら確実に助けられる。でも、その人を助けてたら、多くの人が死ぬかもしれないって場合は、やっぱりその1人は見捨てる?」
 見捨てるね。これってのはよくアニメや小説なんかでも主人公がよく悩む。悩んだあげく1人をとるのがお約束だよな。でも、理性を持って考えてみな、どっちがより意味ある行動かわかるだろ。
「でも、前者は確実にで、後者はかもしれないなんだよ」
 それでも、だ。「お前1人を助けられないで、人類を助ける事なんて出来るかよ」とかも、お約束な台詞だよな。それって自己弁護だよな、確実に。本来自分が為すべき事はわかってるはずだ。でも見捨てるって行為が怖いんだ。
「ボクは……ヤだな」
 悠はそれでいいんだよ。自分で言っておいて何だが、こんな考え方するヒトは人間としては何か大事な物を忘れちゃってるんだから…
「祐…里……」
 どっちが正しいかじゃないんだ、この問題は。考え方の問題だ。種族全体の為に、個人を殺す、これってのは「ベター」な考え方ではあるが「ベスト」ではない。「ベスト」なのは種全体も個人も見捨てない事だから。
 ただ、そのベストの解答が出ない限り、私は、やっぱり目の前の死にそうな人を見捨て続ける。
「もしも…もしも、それがボクだったとしても?」
 …もし、それが悠だったら…悠をとるさ。
「祐里!」
 何よりも大事にすべきは自分自身なんだ。たとえ自分の行動で多くの人が死んだとしても、自分を第一にしないといけない。「自分の命を大事に出来ない奴は他人の命も…」なんて事は言わない。でも…
「自分、自分って…ボクは…ボクは祐里の一部なんかじゃない!」
 そっか、そうだな…悪かったな。じゃあ、1人のヒトとして悠を見て、助けるかどうかだけど…とてもじゃないけど、答えられない。
「…そんな答えを期待したわけじゃないんだけど。どうして、そんなに正直かな?こーいう場面ではさぁ」
 助けるかどうかだけど…もちろん悠を助けるに決まってる。という答えか?
「そうだよ、何でそれが出来ないのかな?祐里らしいっていえば、らしいけど」

11月26日
「誉めて、誉めて、もっと誉めて」
 よくやった、偉いぞ、悠!こんなもんか?
「うん」
 ところで、3×3EYESは何でTVアニメ化されんのだろうな?
「今のTVアニメは規制厳しいからじゃないかな?首がちぎれたり、血が飛び散ったり…」
 うん、けど、BLUE SEEDがTVアニメで、3×3EYESがOVAってのは、どう考えても逆だと思うんだよな。
「BLUE SEEDもOVA出たけどね」
 BLUE SEED2か?あれは駄作だったな。「ネオ荒神」「新国土」、すげーネーミングだ。
 しかもかなり持ち上げておいて、2話目であっさり解決。黒幕とかも情けないし、SNATCHERの第3部的なあっけなさだったな。
 第3話なんて、1年以上発売が遅れて、何の意味もないバカ話だったし…
「TV版は名作だったのにね。」
 マツリウタは名曲だったな。
「心に語りかけるメロディーで、後に歌詞まで作られたっていう」
 あれは素晴らしかったな。「林原めぐみ」ではなく「藤宮紅葉」が歌ってたし…
「まあ、マツリウタはこの辺にしてOVA版の3×3はどう?」
 第1期はBLUE SEED2に匹敵する駄作だった。絵が凄く汚いのが致命的だな。
 第2期は、いい出来だった。やはり「綾小路」はいいね。クライマックスは涙なくしては見れんな。
「うん、ボクも自分が消えるかもしれないと思った時、すごい悲しかったから、彼女の気持ちはよくわかる。あの場面で、ボクだったら、今の自分を捨てる事が出来たかどうかわかんないな」
 あれは八雲を愛するが故だろうな。しかし八雲は、妖怪の類によく好かれるな。実は横島と同類なんじゃ?
「アハハッ、それはいえてる。でも、八雲って人間の女の子にも、好かれてるよ」
 それじゃ、ますます横島だな。「もてない」などと言われつつ、実のところ横島って相当の女の子に好かれてなかったか?
「かなりのスピードで戦闘能力が向上するのも同じだね」
 ってなわけで次の話題行こう。
「万猫?」
 それもいいけど、今回はBSと3×3に集中してTAKADA BANDについて
「格好いいよね。どこで見つけてきたんだろう?高田さんの知り合いなのかなぁ?」
 知らん。最初に歌ったのは「3×3EYES」ってのは判明しているが、どういう経緯で結成されたのかわからん。
 わからんが、片割れは声優の「立木 文彦」氏だ。一体、どーいう事だ?
「OVAヴァンパイアハンターのガロンとか演じた『立木 文彦』氏?」
 そうだが、何故にわざとわかりにくい例を出す?エヴァのゲンドウとか、他にいい例あるだろうに…
「まあまあ、ボクがわかればそれでいいんだよ。でも、それってホントに謎だね」

11月27日深夜
 今日、色々と考えたんだが、ファイティングアイズのキャラ紹介は、多少のイメージの崩れを犠牲にしてでも、NNにも対応させる事にした。
「どういう心境の変化?」
 まず、ファイティングアイズを多くの人に知ってもらうには、やはりIEだけではダメだってのと、もうすぐにでも私に返還されるのが決定済とはいえ、今は悠のページだから、悠の意見を取り入れたわけだ。
「作業はどれ位かかるわけ?」
 全員分をNN対応にしても、それ自体は1時間もあれば終わるだろうな。
「そんなもんなんだ?」
 基本形が出来てて、細部をCSSでコントロールしてただけだから、CSSを廃止してHTMLで書き直せば済む事だからな。おかげで1ファイルのサイズがちょっとでかくなっちゃったけど…
「それで他のは、NN対応にする気はないわけ?」
 今のトコない。作業量やファイルサイズの増量は、別に大した問題じゃないけど、やっぱり私の意図した形に出来る限り近くあってほしいから。何て言うか、ネットスケープ社は…買収されたんだったっけか…まぁ、いいや…NN開発スタッフは下らないプライド捨ててIEに歩みよってくれ。
「かつてIEがNNに近づく事を目標にしてたように?」
 シェアが逆転した今、NNがIEに近づく努力をしないといけない。とりあえず次世代標準と言われるCSSへの対応があまりにも遅すぎる。やる気がないとしか思えない。
「でもさぁ、MS社が何かNNがIEを模倣したとか訴えそうじゃない?」
 それはないと思うけどなぁ。コナミじゃあるまいし…。
「何で標準であるべきブラウザが1つに統一されずに2つになっちゃったのかな?」
 2つじゃぁないんだけど…一太郎で有名なジャストシステムだって作ってるし、PC以外の端末ではIEもNNもないしな。
「そういう事を言ってるんじゃなくて…」
 わかってるよ、マイクロソフトの偉大なる力だな。MOSAICからNETSCAPENAVIGATORが生まれ、それが標準になってたところを…
「マイクロソフトが無料のIEでなぐり込んできた」
 あまつさえ、OSとセットという抱き合わせに近い方法まで使いだした。
「卑怯だね」
 卑怯じゃないだろ、高等な販売戦略だ。まぁ、独占禁止法で訴えられはしたが、業界トップを走るMS社へのいいがかりに近いと思うぞ。だってIEそのものでは金はとってないんだから…
 業界標準ともいえるOSと結びついてるから、どんなに頑張ったって…
「人の心はSNATCHできないわ」
 我々の計画は第2段階…LEVEL2に入った…じゃなくて。
「ギリアン…気を確かに持つのよ、あなたは…」
 ブーッ、それは本編では使われてない台詞です。
「PCエンジン版の販促用ミニドラマCDですっ。声がギリアン以外、違うのがポイント!」
 あれ、持ってる人どれ位いるんだろう?PS版とかSS版なんかでボーナストラックとして収録とかしたのかな?
「さあね」
 面白いのに勿体ないよな。
「貴様、SNATCHERだな」
 何だよ、やぶからぼうに、何の証拠があって、そんな…
「うるさい、陽に当たればわかる事だ、来い!」
 雨だったという……
 でもSNATCHER自体がPSやSSじゃ受けなかったからなぁ…本当にゲームを楽しんでる人がPSユーザーにどれだけいるんだか…。
「思いっきり、話ずれてるよ」
 お前が、ずらしたんだろーが!……どんなに頑張ったってNNに勝ち目はないんです。
「マイクロソフトって…」
 一太郎さえ、見事にぶっ潰したもんな。EXCELがLOTUSを蹴り落としたのは、性能だと思うが、WORDは、かな〜り一太郎に劣ってたのに…やっぱり性能じゃないって事だな。
「ところでEXCELって、どういう意味?エクストラキャンセル?」
 知らん、辞書を引きなさい、辞書を!
「生徒会長?」
 出典不明な突っ込みを入れるなっつうに。
「辞書を引きなさいが口癖っていう設定だったのに、すっかり忘れ去られているっていう」
 それ言ったら、谷なんて、妹がいるっていう設定なんだが…
「1歳だったっけ?」
 覚えてない。ところで、この会話についてこれてる人いるのか?
「谷って名前しかヒントないしね」
 …そうじゃない、そうじゃないんだよ。
「テクス?」
 やめいっちゅうに。そうじゃなくて、話を戻すぞ。
「いいよ」
 つまりだな、どこまで言ったかよく覚えてないけど、NNの未来は暗い!だから対応は考えてない。よっぽど要望があれば話は別だけど…
「2ヶ月で200アクセス程度だから」
 そう、そんな要望が来るわけない。と、いうかアクセス数に関係なく、普通の人は「NNで見たいです」なんて要望出さない。「あっ、見れないんだ、じゃぁ用無いや」ってんでBACKボタン押して帰るね。
「だから、最初は異常に巨大だった『IE専用』の文字を、あんなに小さくしたの、やる事が小さいなぁ」
 ほっといてくれ。よくよく考えたら、文字だけなら、プラットホームが何であろうと関係なくて、キャラ紹介だけがブラウザに左右されると気づいたからだ!
「ドリームキャストを端末にする人も増えてると思うけど」
 そんなの知ったこっちゃない。どう見えるか全然知らないもん。対応のしようがない!っていうかドリームキャストは仮にもWindowsをOSに使ってるんだからさぁ
「全然、Windows用ソフト移植されないね」
 比較的簡単なはずなんだけどな…って、そうじゃなくて
「個人用の開発ツールも発売されないね」
 いや、そうじゃなくてね…

11月27日
「おやすみなさい、明日はおはよう!」
 やはり、そう来たか。
「おう、そう来たぞ」
 しかしなぁ、万猫だけじゃ、ネタ不足じゃないか?
「だいじょぶ、だいじょぶ。どーせ話題ずれるんだから」
 それもそーか。じゃあ、悠はどの万猫が一番好きだ?
「うーん……第1期OVAかな?」
 やっぱりそうか、あれが基本形だからな。
「祐里はどうなの?」
 同じ。第1期OVAが一番好き、次にTVシリーズかな?
「同じだね!単純な娯楽作品として見た場合、第1期OVAが一番出来いいから、まあ当然かな?」
 当然だな。ラジオドラマっつうか、CDドラマっつうか、あの辺りもOVA版と同じ設定だし。
「TVシリーズしか知らない人が聞いたら、意味不明で驚くだろーね」
 設定が全然違うからな。けど、とっくに廃盤になってるだろうから、聞く機会もないだろ。
「あれって、OVAと一緒に再販されたみたいだよ…」
 なにぃぃぃ、CD買う金なくて放って置いたら、いつの間にやらなくなっていて、アニメイトやらCDショップを駆け回った、私の苦労はどうなる?
「ご苦労様…」
 それだけかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
「興奮しない!ゆーりが表に出てきてるよ」
 はぁはぁ
「じゃあ、次はTVシリーズだけど」
 歌ってたな。
「歌ってたね。それだけ?」
 他に何か覚えてるか?
「……覚えてない」
 だろ、じゃあ次は、かなり異色な万猫DASH。
「もはや万猫じゃないよね、アレは」
 ヌクヌクが夏目姓じゃなくなってるのも凄いが、今日子さんとありささんの名前が入れ替わってるのもまた凄い。
「名前を入れ替える必要性がどこにあったのかな?」
 さあな、古い物を徹底的に壊して、新しい物だと主張したかったんじゃないのか?これは万猫ではなく万猫DASHなんだと。だからヌクヌクの髪の色は違うし、龍之助の年齢も違う。
「なるほどね」
 しかし、シリアスなのか何だかよくわかんなかったな。バレッタみたいなキャラは出てくるし…
「ヌクヌクのライバルの名前はレイレイだし」
 ヌクヌク(温温)はともかく、レイレイ(冷冷)はないよなぁ、猫の名前に。
「でもさ、シロとかタマだったら、間抜けだよね。あんなシリアスなのに、タマ!」
 レイレイでも十分間抜けだよ。だから劇中は名前呼ばれる事なかったんじゃないのか?
「そうかも。コミック版はまあ置いといて、話ずれなかったけど、随分と話したね」
 そうだな。しかし、ずれると行っておいてずれないのも悔しいから、最後に「毎日が日曜日」の話でもするか。
「林原さんが、唯一ヒロインを演じてない高田作品だよね?」
 そうだと思う。もしかしたら違うかもしれないけど。
「どうなんだろうね、これは」
 うん、原作コミックをそのまんまアニメにしたかのような謎のOVAだ。
「しかも中途半端で最終回とか関係なしに最後まで同じノリで」
 あえてOVAにするような作品でもないと思うのだが?
「いいんじゃない、面白ければ、何でも」

11月28日深夜
「コラ、アンタ何やってんの!」
 どう思う?
「多分、バグじゃない?」
 …問題提起してないのに答えるなよ。
「じゃあ、何が『どう思う?』なわけ?」
 うん、FTPでの接続がすぐに勝手に切れるんだ。何だ、これは?
「ファイルのアップが出来ないわけ?」
 そういう状況に近い。何が悪いんだろう?Geocitiesのツール使えば、少量のファイルなら何とかなるけど…
「キャラ紹介での大量の画像は、とてもじゃないけど、さばけないね」
 原因が全然わからん、とりあえず以前使ってたFTPソフト使って確かめてみようと思ってるけど。今使ってるソフト使い勝手いいんだよ、前に使ってたのはなぁ…仕方ないけど。
「それでダメだったら?」
 Geocitiesに問題があるとしか考えられないな。混んでるのかなぁ
「でも今まで1回も起きてないんでしょ」
 そうなんだよ、それなのに2日続けて、これってのは…NNをインストールしたのが何か関係あるのか?全然関係ないと思ってたんだが…
「これは…アンゴルモアの大王!」
 全く、何の脈絡もない…
「脈絡…脈絡…あぁっ、そうだ、何やってんだよ、一体?」
 グローランサーだが?
「キャラ紹介も完成してないのに?」
 …ゲームがしたいんだよぉぉ、もう疲れたんだよぉぉ。
「もう、しょうがないなぁ…ちゃんとキャラ紹介間に合わせるんだよ、12月までに」
 わかってまぁす、あと半分だから…
「そっか、あとはんぶ…はんぶんんんん?2週間かけて半分?」
 いやぁ、やる気なくて、明日やればいいや、明日やればいいやって、やってたらさ…
「まるで小学生の夏休みの宿題だね…全然、成長してない」
 性格はそうそう変わんないのです。
「ん?」
 どうかしたか?
「主人公の名前…一瞬『アンタ』って見えたんだけど」
 そーいう名前にしたから、そりゃそうだろ。
「いい加減な名前を…もっとマシな名前なかったの?」
 いや、ティピちゃんがな、主人公の事をアンタって呼ぶんだ。
「だから、名前をアンタにしたの?」
 そう、ティピちゃんの言うことは全て正しいのだ。だから、名前はアンタに改名!
「何を考えてんだか…」
 いやぁ、ティピちゃんは可愛いぞ。実によく観察してる、褒められまくっちゃったよ。優しくて、好みのタイプだって…
「…ゲームだからって、好き勝手やってるね」
 いやぁ、普段の私の行動を投影しただけだぞ。
「いっつも、ゲームでは、ひねくれた行動ばかりしてんのに、そんなにティピちゃん気に入った?」
 もし恋愛イベントがあるなら、ティピ以外興味なし!
「でも、体の大きさが…まぁ、主人公と両思いだったりするとエンディングで大きくなるんだろうけど」
 そうかな?恋愛に体の大きさなんて関係ないだろ。お互いに好きなら、それでいいんじゃないのか?
「じゃあ、小さいままでも問題ない?」
 ない、そういう2人がいてもいいんじゃないか?一緒にいて楽しければさ。
「なるほどね」

11月28日
「私はあなたよ、あなたは私なのよ」
 私よ死ねぇぇぇぇぇぇ。
「という事で、久々のプルでした」
 ネタがつきたか?しかし、だからといって「ぬるい」とかは許さんからな。
「それじゃ、誰の台詞かわからないって。言われるまでもなく、やらないよ」
 せっかくだから「ユウツー」とかいう新キャラでも出そうか?
「せっかくだけど、いらない」
 何でだよ、華やかになるぞ、多分。
「出番なくなるよ」
 そ、それはあり得る。やめとくか。
「それがいいと思うよ。ボク1人で十分だろ?」
 そうですね。そう思います。
「そう思ったところで今日はZZの話にしよっ」
 そーいや、ZZは今まで1回も扱ってなかったな。でも、あんまり話す事ないんだよなぁ。
「じゃあ、プルについて語ればいいんじゃないかな?」
 プルについてか?グレミーに騙されて、ジュドーに騙されて死んじゃった不幸な少女。
「愛がな〜い」
 しょうがないんだよ。随分前になるけど、もうプルについてはかなり書いたから、今更書きたくないんだよねぇ。
 1度、愛を持ってかなり書いてしまうと、もう書けなくなる。プルに限らずZZは語り尽くしちゃったよ。ZZっていうと真っ先に思い浮かべるのがハゲなんだよ、かなり重傷だな。
「ハゲって?」
 アリアス=モマ。敗れたのはマシーン性能の問題じゃなくて人の問題だとか、意味不明な事を言った奴。
「ふつー、そーいうキャラの方が覚えてないと思う」
 だから重傷だっていってるんだろうが。その次に思い浮かんだキャラなんてもっと悲惨だ。ダニーだぞ、ダニー。
「…まあ、サトウ隊長とか思い浮かべるよりは多少マシだね」
 多少な。
「じゃあさ、プルツーはどう?」
 プルツー?そうだな、グレミーに騙されて、ジュドーに騙されて死んじゃった薄幸な少女。
「…かなり重傷だね」
 そうだろ。だからZZは禁止ね。
「わかった。ところで、その以前に書いたってのはどこ?」
 以前、書いたやつか!見て驚け、愛がつまってるからな、特にハマーン様の解説は!
「へぇぇ…」
             :
「ねぇねぇ、アリアスの解説も愛がつまってるの、あれで?」
 つまってるぞ。「ハゲ」という台詞に愛情がこもっている。
「そ、そうなんだ。でも予想通り、 プルの解説は力入ってたね」
 そうだろ、2度と書けんな、これは。で、ハマーン様のはどうだった?
「何ともいえない。あれ曲解しすぎじゃない?」
 そんな事はないと思うけどなぁ
「というわけで、今回は読者完璧に置いてけぼり、何を会話してるんだかよくわからい内容でしたぁ」
 たまにはな……いや、わかりやすい用に話題に出た3キャラ分だけアップしよう!
「それがいいだろうね」

 ちなみに全て以前、社内LANで公開してた、ロボット大戦パイロット&ロボット解説で使用したものです。登場作品に64を加えた以外、当時のままなので、ジュドーやシャアにリンクはられています。が、もちろんリンク先には何もありませんので、ご注意下さい。
 本当はプルツーとかもアップしたいんだけど、話題に出なかったからなぁ

11月29日深夜
「あのさぁ、何で『ボク』が好きなわけ?」
 へっ…いや、その、そりゃ悠の事は好きだけど…何て言うか…
「えっ?えぇぇ?ち、違うよ、…何言ってんだよ。祐里の気持ちは嬉しい…けど…そうじゃなくて、ボクが何で好きなのかって…えっと、ほらタオとか…」
 ああ、それね。いや、驚いちゃって、突然何を言い出すのかって…
「ボクの方が驚いたよ」
 大自然の意思が、たまには恋愛話っぽい事をしろと囁くんだ。
「じゃあ、この辺ではっきりさせとこっか。ボクは祐里の事好きだよ」
 何てたって、元は自分同士だからな、気が合うに決まってる。
「自分自身が嫌いって人も結構いるけど、自分をやめる事なんて出来ないんだから、今の自分を受け入れて自分を好きになれなきゃ、人生楽しくないもんね」
 自分自身の暗黒面を見るのは嫌かもしれないけど、私の場合、暗黒面だらけで「心にダークな空間」持ってるからな。
「……祐里の事ちょっと嫌いになったかも」
 フハハハハハ、愚かな。悠はそのダークな空間から生まれてるんだぞ。
「…さらに嫌いになったなぁ」
 自分を嫌うなど愚の骨頂!人類はいわば自然の一部なのだぁ。使徒も自然の一部だから、滅ぼしちゃいけないのどわぁ。
「壊れちゃった…」
 ぬぉぉぉフィールド全開!歌はリリンの生み出した文化の極みだから、JASRACなんぞに縛られる覚えもなぁぁい。
「…」
 ネタがつきたら新キャラだぁ。出しては殺し出しては殺し、フハッフハッフハッハハハハッ
「性に合わない恋愛SLGみたいな会話と、自分を嫌いになるな発言で…暴走しちゃったかな?」
 何で、ヒゲガンダムはいつまでたっても壊れないのだぁ?ロランとディアナの恋愛はどうなったんだぁぁぁぁ。カプルやボルジャーノンのプラモデルを何故、バンダイは作らないんだぁ?
「そんなもん、カプールとザクUで十分でしょうが!しょうがないなぁ、久々に!チクチクチクチクチクチクチク」
 ぐぉおぉぉぉお…ぉぉ…ぉ……
「やっと、静かになったか…こんなのがボクのオリジナルだなんて…」
 合い言葉はぁワルワル!
「死んじゃえ死んじゃえ死んじゃえ…全く、しぶといんだから」
 ゆ、悠…お…
「ティピちゃぁぁんキィィック」
「やっと沈黙したか…フゥ…でも、好きだよ、祐里…なぁんてね。最後まで恋愛SLGっぽくしてみましたぁ」
 好きな人に呪術や跳び蹴りかます恋愛SLGなんてどこ探してもねぇよ、ぜったいに!
「しぶといんだから、つくづく恋愛に向かないキャラだね」
 お前もな。

11月29日
「ロリちゃんでぇす」
 元ネタわかる奴の方がおかしいな、それは
「ボクもそう思う」
 ってわけで、今回は敢えて元ネタばらしません。
「というわけで今日の話題はモンスターメーカーですっ」
 …元ネタ、バラすなってのに…
「言わなきゃ、ばれないのに」
 大体、何の脈絡もなく何故MMなんだ?
「いっつも脈絡なんてないと思うけど?」
 そういわれりゃ、そうだな。
「とはいっても、突然の思いつきじゃなくて、ボクが登場する以前、ううん、HP公開以前からの祐里の雑記を全部、読んでみたんだ」
 また、ヒマな事を。相当な量だから1時間位かかったろ、全部読むには。
「もっと、かかったよ。それにしても、凄い事いっぱい書いてるね」
 うむ、かなり危ないネタをぶちまけていたからな。危なすぎて公開していないものも多い。宗教ネタはあるし、犯罪者は○○とか、日本は○だとか
「そう。政治、アニメ、ゲーム、教育改革。一貫性がなくて、本気なのかどうなのかもわからない。普通「ロボット大戦」どうのこうの書いた翌日に『今の日本は○ってる』とか書く?」
 その日に思った事を書いてたからなぁ。
「そん中で、比較的大人しめで、話題性がありそうなものに『モンスターメーカーの紹介』があったってわけ」
 あれか…モンスターメーカーっつうか「N○○○○○ュー」と「多○○○夫」を名指しで非難している。
 あれは勢いだけで書いたからなぁ。けど「多○田」っていまだに変わってないよな。言う事ばかりデカくて。
「で、あれ、ここに転載していい?」
 あれは社内LANだから好き勝手書いたんであって、そのままってわけにはいかないな。WWWは『個人』を非難する場じゃないから、もうちょっと大人しめにして、修正加えないと。
「じゃあ、今すぐやって」
 はいはい。……と、こんなもんかな。個人的にはセンチメンタルグラフィティーの紹介文の方が出来がいいと思ってるんだが、あれはなくなっちゃったからな、実に残念。まあ、センチはみんな知ってるだろうから、こっちの方がいいのかな?

モンスターメーカー 闇の竜騎士
 様々な点においてこれほどサギ的なゲームは存在しないのではないだろうか?
 ゲームは古くさい、ごくごく普通のRPG。ちなみにモンスターメーカーってのは、かな〜り昔に九月姫氏がキャラデザを担当し人気を博したカードゲームです。日本のカードゲーム文化の原点ともいえるでしょう(トランプとかは抜きね)。関係ないけど、私は全シリーズ購入しちゃったりしてます。
 で、これはPCエンジンのゲームなんだけどGBで3本、FCで1本、SFCで2本ゲームが発売されている。小説やコミック、ドラマCDも発売された。まあ、それだけ結構、一部では有名だったし人気の作品だったわけだ。
 で、こいつはFC版発売後に製作発表されて、当時は結構反響を呼んだわけです。ところが発売予定が伸びる、また伸びる、どんどん伸びる。少しづつ発売予定をずらしていき気づけば1年以上の時が過ぎていた。
 その間、多○田っつう責任者が誠意を持って遅れたわけなんかを雑誌で語ってたわけです。九月姫氏の絵はドット絵にするのは難しいとか、どうせ作るならPCエンジンで最高のRPGにしたいから最初から作り直しているとか、ね。
 まあ最初の内はみんなも彼の言葉を信じていたでしょうし、遅れた事に対し、わざわざ説明をつけるという誠意ある行動に好感を覚えたりしたものです。が、それが3回、4回、5回と続けば「いい加減にせえよ、多○田」となるわけでございます。
 元々、この多○田氏が今まで担当したゲームは発売日を守らない事で有名だったのだが、これはあまりにも遅れすぎた。本来ならゲームと同時発売だったはずの音楽CDが、いい加減待ちきれなくなり先行発売された。
 そして、時は過ぎ、後に発表されたGB版やSFC版が発売されてしまう。この頃になると、もう遅れた事に対して「言い訳」もしなくなっており、原作者もちょっと怒り状態に入っていた。
 そして長い月日が流れ今度こそゲームと同時発売するはずだった音楽CD第2弾が先行発売された……。
 もはや発売日変更は一種の伝統になっており、どれだけ遅れるかPCエンジンユーザーは、それが楽しみになってしまったのです。
 本来の発売予定から3年以上過ぎた頃の事。遂に久々に情報が入った。発売日決定!これで楽しみが減るのかと悲しみにくれたものです。しかし悲しむ必要はなかったのです。
 前編?ぜんぺん??前編だとぉぉぉ、何じゃそりゃぁぁぁ。ロボット大戦Fも前後編に分けましたが、あれと似たようなものです。これ以上伸ばすのはまずい。なら出来上がってるとこだけでも製品化して出しちゃえ、ってわけです。
 多○田氏の説明によると「PCエンジン最高峰のRPG」にする為にCD1枚に入りきらなかった。との事でしたが、もちろん信じる人がいるわけありません。そして、これで後編がいつ発売されるかという楽しみが出来たのです。多○田氏は自信満々に「半年後」と言い切り、そればかりかその続編を1年後に出すとまで豪語しました。多分、とりあえずとはいえ「半分だけ」でも製品化できたので、後はもうすんなり進むだろうと考えたのでしょう。
 しかしPCエンジンユーザーはもちろんの事、PCエンジン専門雑誌でさえ彼の言葉は信じられないと記事に書く始末(公平な立場にあるゲーム雑誌が一個人を非難するってのは異例の事である)、しかも、開発会社(NECアベニュー)の広報にまでインタビューを試みている。彼女はもう退社するって事で本音が言えたわけで「半年後?絶対無理でしょう」などと述べていた。自社の広報担当にまで疑われていたのだ!
 そして「前編」は発売された。それはもう凄まじい内容だった。デバッグ作業もテストプレイもほとんどしてないのが見え見えな、壊れまくったバランスとバグの多さ(マニュアルに、こうするとゲームが止まりますなんて書かれた紙片まではさまれていた)。とにかくザコが強い、強い。しかも出現率は高い。ただレベルが足りないだけなのかと思うと、そのダンジョンのボスキャラとかには楽勝できたりするので、そんな事はないらしい。しかもセーブできる場所が限られており、セーブできないままダンジョンを連続攻略させられたりする。もちろん全滅すればGAMEOVER。2時間程SAVE出来ないまま先に進まされ、その挙げ句、激強のザコにしつこく絡まれ全滅した日にゃCD投げつけたくなります。
 また誤字脱字も多い。ゲーム史上最高の多さではなかろうか?
 そしてセンスが古いというか元々が3年前のゲームなのでシステムが古くて、とってもセルフサービス。様々な点で不親切なシステムなのだ。
 これに耐えて耐えて先に進めると、突然ぶち切れる。いわゆる前編の終わり方ってんじゃなくて、全然区切りのついてない本気で途中な箇所でゲームが終わる。そして「クリアデータは後編で使うからとっとけ」というメッセージが出て終わり。このクリアデータがでかくて邪魔。PCエンジンってのは今のハードみたいにバックアップ環境整ってないから保存しておくのが面倒なのだ。
 もう、その凄まじい内容に非難ごうごう。「ふざけるな、金返せ!」っていう。キャラと音楽だけが一流で後は五流レベルだったから当然といえば当然なのだが。
 まあ、それはともかく半年が過ぎた。当然だが後編「神々の方舟」は発売日が伸びていた。一切説明もないので、どうなっているのかさっぱりわからない。とりあえず伸びた。
 そして2年過ぎ、3年過ぎ…世間ではPSやSSが既に主流となっていた。そして、唯一残っていたPCエンジン専門雑誌「電撃PCエンジン(現在の電撃G’Sエンジン)」にて、誰も気づかねぇよって位にどうでもいいページの片隅に小さく発売中止になった事が記されたのであった……
 多分、当時PCエンジンユーザーだった人以外にはこんな無責任なサギソフトがあった事なんて信じられないと思いますが、これは事実です!前編だけ発売して後編を発売しなかった、裁判に持ち込まれたら負ける事必至のソフトがあったのです。今となっては証拠の雑誌とかも手元にないけど徳間書店の「大技林」で、このソフトの説明を読むと、少しは信じられると思います。「長い製作期間を経て発売された超大作RPG、物語は後編『神々の方舟』で完結する」といった内容の事が書かれています。事情を知らない人が読めば、その言葉の意味通りにとってしまうだろうが、知っている人が読めば、「すっごい皮肉」ってのがわかります。「長い製作期間」「超大作」「後編で完結」全て皮肉ですね、これは。
 ちなみにこのソフトを発売したNECアベニューは今現在、どうなったのかよくわかりません。多分、NECインターチャネルが、その後継会社でしょうが。
 そうです、アレです、究極的なクソゲー「センチメンタルグラフィティー」を発売したところです。
 で、この会社からはSS発売当初から「モンスターメーカー ホーリーダガー」というタイトルが発表されてました。もしかしたら「闇の竜騎士」と「神々の方舟」をまとめたものなのかもしれません。「かもしれません」ってのは、このソフトがいまだに発売されてないからだぁぁぁぁぁ。またか、またなのか、多○田!センチメンタルグラフィティーなんぞ作ってる場合じゃないぞ!アンタだ、アンタ、多○田○夫。
 この多○田氏は無責任な発言が多く、かの「センチ」発表時も「ときめきメモリアル」にはない本当の恋愛を見せてやると発言した事で有名。もちろん「センチ」は恋愛なんてものじゃありませんでしたりゅん。野宿が当たり前で日本をかけずり回って家出したバカ娘をなだめて、一方的に相手を振って、せつなすぎる内容ですりゅん。ゲームにもなってません。りゅんりゅん言っても仕方ないりゅん!まあ「センチ」は「センチ」でまたモンスターメーカーに勝るとも劣らない面白いエピソード満載なんで、機会があったらお聞かせしますりゅん。りゅんりゅん

11月30日深夜
この雑記、キャンセルね、リセットね、廃棄ね、全ては夢ね
 作者注:大自然の意志により、全削除。HDには残ってるのでその内公表しよっかな?

11月30日
「お兄ちゃん、起きて、起きてったら」
 ふぇぇ、凄い開幕台詞…そういや、何か変な夢見たなぁ
「どんな?」
 んと…確か…よく思い出せないわ、何か楽しかったような驚いたような…
「実はボクも変な夢見たんだよね」
 へぇぇ、奇遇というか何というか、そーいや昨日…あ、今日か…深夜の雑記書いてないな…まっいっか。で、どんな夢だったんだ?やっぱり覚えてないか?
「覚えてるよ、でも教えない。随分と破綻してたし」
 破綻してない夢なんて滅多にないだろ…夢の中に自分がいて、その自分を神の視点で見ている、本当の自分がいたりさ。
「大自然の意志?」
 …何か聞き覚えがある単語だな…どんな夢だったんだよ、一体?
「だから、教えないって……また、リセットかけられたくないし…」
 何を一体?でも何かそのリセットって単語、凄く嫌な響きだな。
「そう?」
 あのさぁ、もしかして同一人物だから、精神感応して同じ夢見たって事か?
「さあね、ボクは祐里の夢の内容知らないし」
 そりゃ、そうだが…でも何か嬉しそうだな。
「うん!変な夢だったけど、すっごく楽しかった」
 そりゃ、よかった。
「じゃあ、これでね、これ以上ここにいるとリセット怖いし…」
 ???
 ※すまーん。削除しちゃった30日深夜の雑記ネタなんで…作者1人ウケ。ここまで内に閉じた日記を書いて公開するのも珍しいな。

ホームへ