幽祢

声優  :南 央美
個人データ
名前幽祢(かくりね)
コピー超純粋
年齢10010歳(人間換算時)
誕生日 7月23日
出身不明
身長・体重145p・35s
BWH68 54 61
血液型AB型
趣味なし
好きな食べ物なし
好きなものリアオホソラ
嫌いなものリアの仮身、人間、虚魂裳
公式設定
 人間とは異なる時間軸にその身を置く、超純粋生命体(超純粋生命体とは、個としての存在可能限界域に位置し、根源的構成に一切の不純物を含まない為、自らの存在全てをあらゆるエネルギーとして用いる事ができる生命体を指す)。外見や行動には少女特有のあどけなさを覗かせるが、齢一万歳を越えており、精神年齢もそれに比例して高く、次元干渉能力、言霊を用いた呪術など様々な超越的力を有する。かつてはリアと呼ばれる人物と、自分達のあらゆる存在方法に必要な要素を補助し合うシステムを構築していたが、別次元に自らの同一体(イハドゥルカギラクルヴァ等)を持つ事によって幽祢の補助を必要としなくなった彼女から絶縁を受ける。それを境に「唯一無二の存在」と称する様になり、複数の「自分」を持つリアの存在を「単一」へと是正する事を至高の目的としだす(それでもなお、リアから貰った「オホソラ」を常に纏っているのは、根元にある彼女に対する気持ちが移ろいでいない為か)。次元干渉等の超越的能力を持つが、自らを人の持つ可能性の究極形態でしかないと考えているらしく、人間に対して近親憎悪的な感情を抱いている。<変わらざるもの=ホメオスタシス>の性質を持つ。

技紹介
天陰到ひしと
 自らの周囲に朧火を発生させ、それにより相手を焼き付くす技。朧火を相手へ飛ばす際、幽祢が発する言葉には「言霊」としての呪力が介在しており、それぞれ「燃焼」、「加速」といった力として具象化している。

寂静じゃくじょうとして万空ばんくうわたことわり
 元々はリアの持つ技の一つであったが、彼女にそれを教えられた幽祢が、自らの攻撃方法として昇華したもの(その為、名称も一連のリアの技に酷似する)。自らの持つ攻撃性魔力をリング状に実象化、目標に接触する事でダメージを与える技であり、攻撃には韻律の発生や一定の魔力動作を必要としない。また、「リング=輪」が「永続的な力」を表す様に、3種類ある攻撃方法の何れも、極めて高い破壊力を誇る。

月雫穂つみほ
 幽祢がリアから教えられた「寂静として万空に渉る理の音」を、より自らに適した攻撃方法とした技。基本性質は前記の技と同じであり、2つある攻撃方法の一方は相手を吹き飛ばす能力を、もう片方は相手を捕縛する能力を持ち、後者は原型の技とも性質が異なる為か発光色にも違いを見せる。

無銘むめいいち
 次元干渉により相手の周囲に連続瞬間移動を繰り返し、背中から突き飛ばす技。幽祢の両手には空間移動時の位相が蓄積されてり、突き飛ばした時に反転放出する事で相手に極度の衝撃を与えられる。

無銘むめい
 相手を背面から抱きかかえて空中に移動後、高空から放り落とす技。背中から軽く抱えている様に見えるが、実際には両掌による簡易結界が発生しており、相手は身動きを取る事ができない。

j陸札そむね
 人形を吹き飛ばす事で、それと霊的結びつきを持つ相手に同様のダメージをかす技。通常、人形を用いた呪術の場合、人形と相手自身の霊的結びつきを持たせる為に髪の毛等の媒体が必要となるが、この技において幽祢は捕縛時における目標の空間存在情報をその代用としている。

沙時灯さじひ
 唇に塗りつけてある薄紅を拭い取り、左人差し指から魔力衝撃波を生み出す技。幽祢がつけている薄紅は彼女の言霊に対する魔力増幅の役目が持っており、この技の様にそれ単体でも攻撃に転用する事ができる。衝撃波は腕を振り下ろすのとほぼ同時に目標へ到達する。

旦暮影あたほみ
 相手の生命力を著しく減少させる技。相手の首元の皮質に自らの歯牙を突き立て、相手の血液を奪い取る事で生命力を低下させる。魔術・魔法の世界において血液は生命力の象徴とされており、それを失うという事はまさしく生命の危機に等しく、それに対し他者の血液を得る行為は生命力の吸収を意味するとされた。但し、バンパイアに代表される吸血行為とは異なり、人間の生命力を得たところで幽祢自身の変化は全くない為、純然たる「吸血」と呼ぶ事はできないかもしれない(相手を倒した際のセリフは、飽くまで彼女特有の「遊び」に過ぎない)。技の際、彼女等の周囲を取り巻く物質は、傷口から霧散する生命力が実体化したものである。