Are you kidding
作詞・作曲:宇徳敬子 / 編曲:徳永暁人
-Review-
タイムリミット近づいてるのに、いったいどこをうろついているの?
ジャジーなテイストが言葉の壁を越えた。
「満月〜rhythm〜」の4曲目に収録されている「Are you kidding」は
アシッド・ジャズ的アプローチの曲。
とってもオシャレな曲です。
ジャジ−なテイストとポップなフレイバ−のミックスが刺激的な曲。
メロディアス・ポップなサウンド、
彼女の艶やかで淑やかなボーカルが創り出す"宇徳ワールド"の逸品。
アシッド・ジャズ風のこの曲には長い夏の夜が似合います。
-Message-
"冗談でしょ?""それマジで言ってるの?"なんて状態って、
よくあるじゃないですか・・・。
そんな茶化した会話のリズムにのれるサウンドが気に入っていますね。
リズムに乗せやすい英語を使って響きやノリを重視した曲ですね。
"What's Up?"のあとのスキャットとかサビの"Are you kidding"とか、
仮歌のまま、その時に浮かんだ言葉を生かしているんですね。
ディレクターに"デモ・テープのまま出しちゃうぞ"とか途中で言われて、
アセッてふいに出たフレーズが
"タイムリミット近づいてる"とか"昼夜逆転生活"とかです。(笑)
内容的には女の子が男のをからかっている曲。
違う彼からコールがかかってきたわヨ、でも冗談だから気にしないで・・・
・・・でも、ホントは気にしてほしいっていう・・・
大人になってもこういう気持ちってありますよね。
この曲はけっこう前からあったんですけど、
こういう曲を自分のアルバムにいれていいのかな?ってためらっていたんです。
Impressions
初めて聴いた時ちょっと驚いた曲です。
浮世離れした 昼夜逆転生活・・・ドウシヨウ?
「大人になれない子供みたい」って
ボクはまだ10代だからいいんです!(よくないと思う)
俺自身が冗談みたいなもんだしね(泣)
今回のアルバムの中で、今までの宇徳さんからは、
想像できなかった一曲です。
娘につられて宇徳さんは聴くのですが、
こういった曲も歌えるのだなぁ・・・。っと感心してしまいました。
こういうメロディーってステキですね。
娘の昼夜逆転生活をどうにかしないと!と思っています。(笑)
こういった洋楽テイストの曲も大好きです。
「満月〜rhythm〜」にはいろんなジャンルの曲が入っていて、
いろんなバリエーションで聴けて・・・本当に素晴らしい作品ですね。

宇徳さんってなんでもうたえるんだなあ、
と感心してしまいました。
心配なのが、昼夜逆転生活してると
大人になれないのかってことです。
う〜ん早く直さないと。マジで・・・。
あまりの「ノリ」のよさに、
思わず「Pan palan pan pan pan〜」と一緒に口ずさんでしまう。
宇徳さんのバラードも好きだけど、こういう「ノリ」のよい曲もいいな、と思った。
あと、今回に限ったことではないけれども、
英語の発音が本当にきれいだなとあらためて感心してしまった。
一緒に口ずさんでいても英詞に入ると
追いついていけない自分が情けなかったりして…(笑)。
あと、宇徳さんの英語の発音ってすごく可愛いんだけど、それは何故???
歌詞は彼氏のことをせかしている可愛い内容だと思うが、
これを格好良くまた「Are you kidding」と
コケティッシュに歌にまとめているところが楽しくてよい。