遥かなる道
作詞・作曲:宇徳敬子 / 編曲:池田大輔
演奏時間:4′39″
-Review-
涙は流れて河になり、傷ついた痛みを洗い流してゆく。
人生をテーマに大きく歌い上げる感動のバラード。
「遥かなる道」は宇徳さんの従来からの持ち味であるしっとりとしたバラード曲で日本語の質感を大切にした曲です。
この曲は「ようやく巡り逢ったパートナーと、若かった頃とは違った静かな、けれど確かな愛を育んでゆく。」・・・そんな感じの壮大なバラード曲。
「真昼の月は〜」にハッとする人も多いのではないでしょうか?
-Message-
恋をすると男の人を包んであげたくなりますよね?
でも・・・、気がつくと逆に恋人に支えられてるっていうこと多いですよね。
太陽の光を受けて輝く月のように、相手がいるから
自分が輝けると素直に受け止められたら些細な事にも幸せを感じられる、
物事を暖かい目で見られるようになると思うんです。
昼間でも月は出ているけど、夜にならないと気づかないじゃないですか。
環境が変わらないといつも忘れている、
そんな"真昼の月"のような男性っているんじゃないかって・・・思います。
ヴォーカルやハーモニーも楽器として聞こえるような・・・
オケと一体化している・・・そんな感じですね。
歌っている世界観はすぐ側にいる人に語りかける、ささやく感じですね。
この世の中で一つになれる空間、空気感を味わってもらえたら・・・嬉しいです。
-Impressions-
ついにでかいバラードが来ましたね。
真昼の月を見つけるとなんか嬉しい気分になります。
やっぱりこういう曲を聴いてると優しい気持ちになれますよね。癒されます。
・・・なんか悔しいな。男に生まれちゃって。
なかなか歌詞の内容を自分にリンクさせることできないでしょ。
これぞ宇徳さん、本領発揮のバラードという感じ。
気持ちを休めて、じっくり聴き入りたい曲。
「砂時計」以来、結構ポップな曲を多く聴かせてくれた宇徳さんだけど、
聞き終わると、やっぱり宇徳さんのバラードは最高!って思ってしまう。
あのやさしい歌声は無敵です。
歌詞に描かれているよな将来を生きていきたいな…。

蒼い時刻や、FARAWAYのよう。
宇徳さん得意のバラード、
時間が本当にゆっくり流れていく感じでリラックスできます。
-Memo-
最後のサビの"遥かなる道♪"の後に、
宇徳さんが"ずっと・・・"と歌っているのをご存知ですか?
「満月〜rhythm〜」は今まで以上にChorusが素晴らしいですよね。
他の曲にもブックレット(歌詞カード)に表記されてない
宇徳さんの"囁き"や"コーラス"が聞こえるところがたくさんあるので、
しっかり(?)聴きましょうね
この曲はオケが薄く、ストリングス、オーボエそして宇徳さんの声が
一体化するイメージで作られたそうです。
"ヴォーカルやコーラスも楽器として聞こえるような"そんな感じだそうです。
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