登場作品:FU
原作作品:機動新世紀ガンダムX
搭乗機体:ベルティゴ
年齢  :15歳
声優  :水谷 優子

 劇中では2人目のニュータイプとして登場した少年。しかし、その実態はノモアの作り上げた人工ニュ
ータイプであった。ノモアのファティマという説もあり。まあ確かに…な。
 ノモアを信じきっており、自分は正しい事をしていると思いこんでいたのだが天然のニュータイプであ
るティファを知ってしまい落ち込み、自分の間違いに気づく。だが、狂ってしまったノモアにパトゥーリ
アの生体ユニットにされてしまう。富野ガンダムならば、これでそのまま死亡していただろうが、富野ガ
ンダムを否定するかのようなガンダムXなので、彼は生き残り、生きる事で罪を償うという形となった。
 人工ニュータイプは無理な強化により月に1度、死ぬほどの痛みが襲うというシナップスシンドローム
に犯されるのだが、彼はその苦しむを背負って、死ぬよりも辛い一生を過ごす事を自分に課した。
 しかし、ノモア特製である人工ニュータイプなのに、何故にシナップスシンドロームという単語が存在
しており、それをテクスが知っていたのだろう?謎である。大体、月に1度だけ襲う痛みの正体は何やね
ん?
 何かプライドの塊みたいだったけど、オールドタイプのガロードに負けるわ、いないと思っていた本物
のニュータイプが存在するわで、実にあっさりとプライドが崩れたよな、こいつ。
 ただのニュータイプの悲しさを教えるキャラかと思いきや、終盤に再び登場しガロード達と共に戦った。
おいしい奴である。
 ゲームでは人工ニュータイプは強化人間能力に置き換えられいるが、まあ似たようなものだからいいだ
ろう。
 味方にする手順はクソ面倒だが、説得しないとパトゥーリアの核になって死んでしまう。その方が幸せ
かもしれないが、とりあえず説得してあげましょう。
 しかし何だな、ニュータイプも強化人間も大量にいるから、あんまり説得力のないキャラになっちゃっ
てますな。

「そう、ボクは元は普通の人間だった。でもボクは力が欲しかったんです。だからノモア博士にお願いし
 て人工ニュータイプとなった。昔のボクは平凡でつまらない人間でした。でもボクは、この世界の変革
 を願ってやまなかった。その為には力がいる。人を超えた力が必要だったのです。誰にだって経験はあ
 るでしょう、人を超える絶対的な力を手にしたいって思った事が…ボクはそれを実践したまでです」