登場作品 :FU 
原作作品 :機動新世紀ガンダムX
パイロット:ガロード ラン

 新連邦が第7次宇宙戦争において使用され放棄されていたエックス1号機を改修した機体。改造してい
る当人は嬉しそうだったが、新連邦は全然期待していなかった機体である。あまり金も回ってこなかった
為に完成が遅れたのだが、思えば、この時、新連邦がもっと力を入れていれば…
 ディバイダーとは全く違った方向性で改良されており、サテライトシステムっつうかリフレクターが強
化されている。
 サテライトシステム対応のビーム兵器は、かなりの高出力で特にサテライトキャノンはあまりにも高出
力な為、1門では砲自体がその威力に耐えきれずツインサテライトキャノンという形になっている。それ
ほどの破壊力を戦争で必要とするかどうかは謎だが、あらゆる者にとって脅威には違いない。サテライト
キャノンでさえコロニーなど簡単に破壊できたのだから…。
 エネルギー充填量の関係でエックスではサテライトキャノンの連続発射不可能だった(連続発射を必要
としなかった)が、このダブルエックスでは2発連続発射する事も可能である。
 唯一の救いはビットMSが存在しない(作ればいいと思うかもしれないが、それを使えるニュータイプ
パイロットが存在しない)事だろう。
 ただし、いちいちエネルギー消費がデカイので強襲用ともいえる性能なのが問題かもしれない。月さえ
あれば問題ないが、そうでない場合はエネルギー残量を考えて闘う必要あり。まあ攻撃力は高いけどな。
 愛を込めて必死に必死に少ない金で改造したのに、完成した直後にガロードに奪われてしまった。起動
キーとなるGコンを抜いておいたので安心しきっていたが、同じエックスである事に変わりはなく、ガロ
ードが使っていた2号機のGコンで起動してしまった。ステキにマヌケである。
 結局、この機体が新連邦を脅かすのだから新連邦は、どこまでマヌケなのだろう?
 最終的にはサテライトキャノンの撃ち合いで勝利するも余波で大破。まあ、こんな危ない機体はない方
が世界の為であろう。
 ゲームでは、とっても強い。原作ではディバイダーと一長一短だったが、あらゆる面でディバイダーよ
りも強力である。急作りのマイクロウェーブ照射装置が戦艦にあるので、1ステージに1回で戦艦とDX
の間に障害物がない事が条件とはなるものの、強力無比なツインサテライトキャノンを月がなくとも使え
るのはおいしい。
 攻撃力も高いが、何より運動性の高さが魅力である。

攻撃一覧
バルカンビームソード
ビームマシンガンハモニカ砲