登場作品:3次 4次 C 原作作品:機動戦士ガンダムF91 搭乗機体:ラフレシア 年齢 :45歳 声優 :前田 昌明 クロスボーン・バンガードの指揮官で通称「鉄仮面」。ガンダムシリーズには欠かせない顔を隠したキ ャラだが、この人は例外的で「兄」でもないし「偽名」を使っているわけでもない。 彼は義父マイッツァーの期待に応えるべく自ら、強化手術を受け精神ばかりか肉体までも強化し、人間 とは思えない力を手に入れる(生身で宇宙で行動できるなんて人間じゃねぇ。クェスもやったけど…) しかし、この時点で彼は狂気に蝕まれており目的と手段が入れ替わってしまっている。 元々はマイッツァーの掲げる「コスモ貴族主義」を実践するためのクロスボーンでありラフレシアであ ったのだが… 彼はマイッツァーの期待に応えるには優しすぎて、そして弱すぎた。彼は人類の粛正を自分の手で行え るほど強くはなかった。それゆえの鉄仮面である。自らのエゴを強化し視野を狭くし、自動殺人兵器によ っての粛正…。 「誰の良心も痛まない良い作戦なのだ…」 が、クロスボーン内では信頼されているようでクロスボーンを脱退しようとする者はいなかった。 劇場版だけ見ているとただの「変人」「狂人」にしか見えないので彼がいかにして「あんな」になった かは小説を読む事をお薦めする。(F91は小説読まないと全然、キャラクターの心情とかバックでの動 きわかんないです) 「ふはははは、怖かろう」というのは彼の名セリフ。確かに、アンタ怖いです、かなり。 そのくせ、F91ごときを「バケモノ」よばわりしたり…アンタとラフレシアの方がバケモノだろうに。 どこから流れた噂か知らないが(劇場版でも小説版でもそのような描写は全くないのに)ラフレシアと 共に命を落としたのは影武者だのクローンだのと言われている。おそらく、ガンダムシリーズで最大とも 思える悪役が「あの程度」で消えてしまうのに納得がいかなかったからであろう。 ゲームではシリーズが進むごとに扱いが悪くなっているようでFに至っては登場できず、ラフレシアだ け登場という扱いになってしまった。2次当時の彼は怖かったのにねぇ。 「私は妻を、あのシオに寝取られた情けない男だ。その上マイッツァーお爺様の理想を実現させてあげる 事を誓った身でもある。その時以来、私は脆弱な自分との闘いを始めたことで、この様な姿になった」