過去の謎雑記 過去雑記2 過去雑記3 過去雑記4 過去雑記5 過去雑記6 過去雑記7 過去雑記8 過去雑記9 過去雑記10 過去雑記11 過去雑記12 過去雑記13 過去雑記14 過去雑記15 過去雑記16 過去雑記17 過去雑記18 過去雑記19 過去雑記20 過去雑記21

 8月 1日深夜
 そーいえば、「はお!」ってライムがよく言ってたなあって思い出した悠です。
「言ってましたね。ま、ボクつながりという事で。というか今日って登校日じゃないんですか、いいんですか、深夜にいつも通り起きてて」
 とーこーび?…無いよ、そんなの。
「無いわけねぇ。いや、無いのか?」
 無いよ。断言!!
「じゃあ、一緒にジョジョ三昧」
 対戦も協力も出来ないから一緒は無理だね、これ。
「ってわけで、アナザーストーリーモード始めました。ストーリー無いけど」
 無いよね。どこがアナザーストーリーなんだろ?
「まぁ、こんな些細な事で文句言う気はもはや無い。このゲームに」
 些細…かな?ストーリー無いのに「ストーリー」名乗ってるモードって。
「まぁ、対戦前の台詞とか何かそれなりに用意して欲しかったんですけどねぇ。気付いた事としてはあからさまに汚職警官弱い」
 戦闘用じゃないから…ムーディブルースって。
「対戦モードはジョジョアビリティが増えれば出現する可能性もあるんですけど、おそらくは対戦不可。しかし、対戦出来たと考えると…下っ端やばいですね」
 強いよね、下っ端。
「ホーミング弾は厄介すぎです。割と無差別攻撃なナランチャとパンナコッタさんも強いですけど」
 結局、銃…最強?前作のホル=ホースも強かったし。
「どーでもいーと言えばどーでもいいんですけど…キングクリムゾン…あまりにも再現出来てないですよね」
 カプコン命名「影ディアボロ」の時は「完全なる世界」で、ラスボスバージョンになると…「悠久への誘い」
「社長か?」
 相手の動き遅くしてもしょーがないし。全然意味ないし、それ。
「キングクリムゾンの能力再現ってそれほど難しくないですよ、CPU専用キャラなんだから。何で「ザ・ワールド 時は止まる」になるのか謎」
 能力を理解出来てないって可能性と…再現する方法が思いつかなかったっていう可能性がある。
「ディアボロのみが見る事が出来る、未来の時間…その時間にもプレイヤーは動く事が出来る。そして攻撃すると…ディアボロ直撃…おい!!」
 悠久への誘い発動!!…真っ直ぐにプレイヤーに突進してくるディアボロ。引きつけるだけ引きつけて「ムダムダムダムダぁぁ」…もしかしてこれだけでパーフェクト?
「レクイエムの能力だとでもいいたいのかもしれませんが。あれだとキングクリムゾンの能力は時間停止で、レクイエムの能力は止まった時間の中でもゆっくりとだけど動く事が出来る能力にしか見えない」
 きっと、そーいう事なんだと思う。カプコン的には。
「あっと、最近「?」って思う事多くなってきたというか、ROMとかRAMを全く理解出来てない人が最近多いなぁって」
 多分、増えたわけじゃなくて、ネットでそーいうのをたくさん見れるようになっただけ。むかしっから多分変わってないはず。
「だから改造ツールのデータがCDに残らないのか?みたいな事を平気で。ROMだっつうの。CD−ROMだろーが」
 ROMカセットにしてもバッテリーバックアップだっけ?あれがあったから「ROM」にデータ残せるって勘違いしちゃってるみたいな。
「バッテリーがあろーが無かろうが…あとはRAMですか…RAMをどれだけ増やしたってなぁ…」
 CD−ROMの読み込み速度とかね。
「結局、理解出来てないから、SSの拡張RAMカートリッジはCDの読み込み速度をあげるモノだと思っちゃう。んなわけない。だとするとRAMを拡張しなくても読み込み速度が遅くなるだけで…ゲーム自体は動くはずでないですかい?」
 昔さ、アーケードカードで一部のゲームのロード時間短くなったから、あーいうので勘違いするのかな?
「プログラミング技術の問題ですね。まぁ、アーケードカードは14MでSCDが2Mでしたっけ?あまりにも差があるんで…そりゃ…でも、RAMが増えたってCDの読み込み速度自体はあがらねぇ、CDの回転速度が連動してるのか?」
 何でこの程度わからないで、ネオジオCDの移植作品の事とか語れるんだろ?何で龍虎外伝があーなってるとか意味わからないって事だよね、それ。
「別に知ってないといけないなんて事は無いんですが…こんな事さえ知らないで、どーして…どーして、あなた達は裏モノに手を出そうとしますか?」
 自分で勉強する気まーたっく無いけど…手は出したい。

 8月 1日
「エスパー魔美の1巻を買いました。楽しいです」
 中学生だもんね。
「そんなわけで魔美の話は全巻買ってからにして、恋愛物語という観点から耳をすませばを…準主役の天沢聖司クンの事でも語りつつ」
 ぜーんぜん、聖司クンの事は話題にしなかったしね、そーいえば。何か菅野クンにそっくりなのがポイントかな?あ、見た目の話ね。
「見た目ですか。あぁ、そーですね、まー、そんな事はどーでもいーんですけど」
 恋愛ならボクにおまかせ!恋愛の達人、悠ちゃんが語ってあげる。
「あんたは恋愛系ダメダメです。そもそも恋愛の達人っていちゃまずいんじゃないでしょうか?」
 ボクが恋愛ダメダメかはともかく、達人いちゃダメ?
「達人というのは、経験豊富なはずです。という事は恋愛経験豊富…これは…だって」
 ん?あぁ、そーいう事か。いちゃまずいっていうか、いるわけないよね。
「失恋を繰り返すか、別れを繰り返すか…それで恋愛経験は豊富になるかもしれませんが、それは失敗を繰り返してるわけで、そんな人の言葉はアテにならない。達人じゃない、そんなの」
 そっか。恋愛の達人って何者なんだろ?
「ま、それはそれ。聖司クンの事でも。まず、質問、彼は物語のどの辺りで雫さんを意識し始めたのでしょうか?」
 んー?物語開始前にもう、意識してたんでしょ?だから本を借りてたみたいな事言ってたし。
「そうですね。図書室ですれ違ったり、隣に座った事もあったと言ってました」
 何かそれって一歩間違えると……危ない人…わかりやすく言うとストーカー。
「ん?」
 違う?
「何でストーカーになるですか、彼が?」
 だって、月島雫さん求めて、図書室通いでしょ?
「んー、根本から間違ってるわけではないですけど…確かに彼は名前を知ってもらおうと、自分を知ってもらおうと図書室通いしたかもしれませんが、それだけですね。その他の積極的行動はしてません」
 そーかな?してたかも。
「してないと思います。隣に座った事があるというのも彼の方から座ったわけではなく、彼が座っていた隣に雫が座った…そーいう事だと思うんです」
 理由は?
「簡単じゃないですか。彼は積極的行動をしない。そして雫さんは聖司クンを知らなかった。もし、彼の方から隣に座ったとするなら、それは1回や2回の事ではないでしょう。いくら本を読んでいても…広い図書室…隣に座る人がいたら一瞬、気にかけます、違いますか?」
 …何でこんなに席あるのに、ここに座るのかなって思った事あるな、そーいえば。…あれって、ボクの事を好きだったんだ!
「ちげーよ」
 違うんだ?
「つまり一瞬は気に掛けるわけです。それですぐに本に意識は戻りますが、2回3回と同じ人がそれをしたら「ん?」と思いますからね。1回だけやってみた、とかそーいう人ではないでしょう、聖司クンは」
 でも、出来る限り人と隣り合うのを避けよーとするよね、人って。電車の席にしてもそーだし。
「トイレにしてもそーです」
 トイレ?…あ、そーらしいね、男の人って。
「心の壁、出来る限り自分の領域には入らせたくないですから。つまり、何故、雫さんが」
 聖司クンの隣に座ったのかってのがわかんない。図書室がそんなに混む事ってないし。
「可能性として、雫さんが隣に座ったのではなく、聖司クンが隣に座ったというモノもあります」
 さっきと言ってる事ちがーう。
「いや…あ、確かに違うといえば違いますね。でも、私の中では違わないのです。1度座った席、これを変えようとする人は何故かあまりいません。何か本を探しに席を立ち、椅子に何か残しておくとします。それに気付かずにその瞬間に誰かがその隣に座ってしまう事あります。その場合、戻ってきて、椅子にあるモノをとって…その人を避けるかのように別のとこに座るのは…どうでしょうか?」
 何かお互いに気分悪いかな?そーいう経験は無いからわかんないけど。
「まぁ、「隣に座った事もある」というのはこの程度の偶発的な事でしかないと思います。最低でも聖司クンから積極的に…雫さんを見つけて敢えて隣に座ったという事は無いです」
 んー、何か聖司クンってそーいうとこはあるかもね。言われてみると積極的な行動って全然無い。…でも、終盤になると家の前に居たり、結婚とか言い出したり…
「理解出来ないですか?」
 出来ない。
「多分、ほとんどの人は理解出来ると思うんですけどね、彼の行動」
 そ、そーなの?え、鈍い、もしかして、ボクって?
「鈍いと思います」
 そーだったんだ。そっか、そーなんだ。
「っていうか、あなたが自分自身を当てはめてみて下さい。お兄さんの事好きだった、でも積極的行動には出なかった。両思いだとわかった後には違った」
 そんな単純な事なの?
「単純かな?雫さんと聖司クンの2人…何もきっかけがなければあのまま何事もなく終わってたはずです」
 自分の気持ち伝えないで…それで…それで終わり?
「終わりです。雫さんの忘れていった本を拾う、弁当を拾う…これもきっかけかもしれませんが、この程度では進まないんですよね」
 何で?何で、それで自分の気持ちも伝えないで…それで「いつか伝わる」とか思ってるの?そんなの…無い、有り得ない。
「いつか伝わるなんて思ってなかったと思います。「いつか何か起きるはず」なんて思ってたりする運命論者でもない。その思いはウソじゃない、けどどうしようもない程大きなものでもない」
 思いが大きくない…だから伝えなくていい…そんなの違う。
「彼は自分の想いを一切、見せなかったですよね。それは、自分の想いが伝わってしまった時の相手の動揺を考えたり…まあ、自分に対しての逃げでもあるんでしょうけど」
 聖司クンが…逃げる?
「もし、雫さんが店の前で座り込んでたりしなければ、あの2人は…そのまますれ違い。雫さんは聖司クンを知る事なく、聖司クンは雫さんの事を思いつつも、思いを伝えられなかった事を悔やむでもなく卒業して…それぞれ全く別の道へと進んでいたかと思います」
 えぇぇぇ?運命的な出会いとかそーいう結ばれる運命とか…
「いや、もしあれを運命と言うなら、それこそ…雫が心取り乱して、店の前で座り込んでしまった、…それが運命じゃないですか?そしてそれがきっかけでお互いの気持ちが通じ合った…運命的出会いと言えません?誰が誰をどう思ってるかなんてわからないですし、その思いを伝えるかどうかもわからない。もしかしたら「何か」あれば結ばれる2人だったとして、それは「運命の2人」なのでしょうか?そーじゃないと思います。「何か」あれば結ばれるであろう「人」というのは1人の人間に対して複数いるんじゃないですか?その「何か」が起きるかどうかです」
 だとしても、だとしても…ただ「好き」っていうだけで…それだけで何もしない。機会はあったのに、憎まれ口叩いてそのまま去ってくみたいな…それで、それで後悔しないのかな?
「もしかしたら後悔する事があるかもしれませんけど、なるようにしかならないんですよ。天沢聖司に菅野忠の姿見たって言いましたけど、見た目だけの問題ですかねぇ?」
 んー?
「私は彼はあなたの事を好きだったんだと思いますけど。つまり「きっかけ」が無かった場合、ああなるんじゃないでしょうか?思いも告げずにそのまま卒業」
 好きって…友達としてじゃなくて?…え…菅野クン?……まさか、無いって、それ。
「そーかな?」
 そーだよぉ、だってあの大騒ぎの時とか…あれ?
「天沢タイプの場合…どーいう行動にでるでしょうか?」
 え、えぇぇぇぇ。ウソだ、ウソウソウソウソ…そんなのない、絶対。…だって、今更そんな事言われたって……………。
「今更も何も別に今になって彼が何か言ってきたわけでなくて…だから、あんたは鈍いと言う」
 ……何で、ボクなの?
「彼の場合は割とはっきりと好意示してたようにも見えますが…」
 友達だって……あぁぁぁ、バカバカバカバカバカァァ。
「誰がだ、誰が」
 誰かわかんないけど…あぁぁ、何で今になってそーいう事言うのかな。………もう、卒業して1年以上経つし時効だよ、ね?
「時効って一体?」
 ボクは悪くないよね?
「まあ、悪い事はしてないですね。今言ったとーり、別に思いを伝えなかった事を悔やんだりなんてしてないです、どーせ。だから気にしなくていーんです」
 そっか。…そっか、そーだったんだ。思いを伝えると…。
「あなたにとって迷惑じゃないかなとか。彼、いい人だったじゃないですか。だからそーいう事考えたんでしょう、多分」
 ……はうぅ。
「ってわけで、バッドエンドな耳をすませばでした」
 バッドエンドしてないもん。

 8月 1日その2
「バッドエンド娘が回復したようなので今日のメイン」
 バッドエンド娘言うなぁ。バッドエンドしたのは菅野クンだけ♪
「ひでぇ、彼は彼で成功者になってるかもしれないじゃないですか」
 あ、でも…ん?本体は無事…かな?
「はい?」
 あ、あはははは、気にしないでね。恋の話はもーイヤ。
「広告の話。ちなみにあなたがいかに恋愛がダメダメかわかりましたよね?」
 痛感しました。もうイヤです。
「よろしい。ってわけで有名な「韓国海苔」のメールが遂に来てしまいました」
 ほとんどウィルス扱い…。
「かなり悪質ですよ、これ。何考えてやがる!みたいな「CC:」欄に大量にメールアドレス記されてます。非常識極まりないですね、これは」

 Web上で収集したアドレスに、お役に立つ情報と思いご案内メールを送らせて頂きました。

「と、あるんですが、役に立たねぇ、海苔の情報なんか」
 それより「CC:」欄がすっごい気に入らない。
「あとは「無意味」という正直な結果がデータとして示されてしまった「未承諾広告※」と書かれているメールも来てます」
 そりゃ意味無いよね。何でそれで抑止になるって考えられるのか、その方が不思議。公的に「広告メールOK」って言っちゃったわけだから、むしろ増えちゃった、って、これって「施行」前から誰でも予想出来たと思うんだけど。
「次から次と対策は出しますが、どれもこれも同じなので意味無いです。「!広告!」だろうと「未承諾広告※」だろうと」
 ま、数が多すぎないなら面白いからいーんだけどね、広告も。どんなの?
「2通あります。1つは…」

新感覚虫取機を13,800円のところ、8,572円(税別)でご提供致します。
夏季限定商品ですので、この機会をお見逃しなく。

 明らかにいらないっぽい。
「しかし、新感覚なのです」
 レーザーでも出る?
「いや、何か光でおびき寄せて、吸い取るみたいです」
 意味無ぇぇぇぇぇぇ。
「悠さんはそんな言葉使っちゃダメ」
 やぁぁ、何かついツッコミ入れたくなっちゃって。
「もひとつは」

パソコン教室に通う時間がない。通ったけど、中途半端で結局使えるようになったとは言えない・・・。
そんな方々へ朗報です。 世界で、ベストセラーの完全自己学習型CD−ROM
パソコン先生の日本語版が発売されました。

操作の説明を映像と音声で解説。それでけではなく、実際の操作を実技練習しながら進める事ができます。 これが、なんと一人でできるから、自宅でもどこでも場所や時間を選ばずに空いた時間にパソコンが学べるのです。
多くの方に、マンツーマンに近い学習効果が確認されています。

 自己学習型って言うと…ガンダムに搭載されてたアレ?
「そーです。戦闘経験を積めば積むほどに強くなるのです。そのデータをGMに載せる事で連邦はジオンに勝利しました」
 おぉぉ、でも他人のデータ載せていかないとダメだね。
「っていうか、これは「自習」しろって意味ですよね」
 …マンツーマンに近い効果ってどーいう効果なのかな?
「CD−ROMやるから自分で覚えろや!という。でも、その操作の仕方わからなかったらどーすればいーのでしょうか?」
 「完全」自己学習だから、全部「自分」で何とかする。当然、サポセンなんて無くて一切、質問受け付けません!
「いらないです」
 そもそも、パソコン教室なんて用無いし。
「あぁあ、菅野クン可哀想に、あなたに無視されちゃって」
 な、何で脈絡なく…。
「いや、狼狽える悠さんがちょっと可愛いという噂」
 むぅ、イヤな弱点握られちゃった。
「そうです。そこまで狼狽えるようなあなた…それを見越しての彼のあの行動、泣けますね」
 うぅぅぅ。でも、勇気無いだけだよ、それ。
「そーとも言う。けど、それ以上に」
 あうぅぅぅ。
「まあ、何て楽しいのでしょう。しばらく楽しめますね、これは」

 8月 2日深夜
 恋愛マスター悠のお部屋へよーこそー♪
「す・が・の」
 うあぁぁぁぁぁぁ、そ、そ…ん…な…このボ………クが…こんなとこで滅びるわけにはいかなーーーーーい。…だが、それももう覚えた。
「楽しい人ですね」
 …微妙な感想だ。こーいう時は、「可愛いね」がポイント高いよ、うん。
「いや、多分…マイナス。ふつーの人はこの場面でそれ言われたらムカつく」
 そーかな?それはわかってないなぁ…キミも鈍いって事で。
「あなたの感性で語られると先が続かない」
 さっちゃんはさちこって言うんだよ、ホントは。
「知ってますよ、それぐらい。バナナを半分しか食べられないんです」
 一房の半分かな?
「とーぜんです。バクバクバクバクバナナを喰う…幼女?」
 幼女って言い方は何か…幼児?
「しかし、意味のない歌詞ですね、改めて思うに。何を訴えたいんでしょうか?」
 主人公はさっちゃんの事が好きだった。でも、さっちゃんがどっか行っちゃう…結婚の約束までしたのに!!
「主人公?…23歳ぐらいですかね?うっ、場面想像してしまいました。あぶねー、この歌、あぶねー」
 …勝手に23歳とか決めつけるから。せめて16歳かな?
「いや、それでも十分危ないです。さっちゃんは3歳ですから」
 どっから3歳なんて…。
「結婚の約束だとか言い出したあなたに言われたくはない。このバッドエンド娘め」
 始まってさえいない人に言われたくない。まだ、2人は始まったばかり♪…ですらない。
「可愛い御方だ」
 ありがとぉ♪…うん、キミはやっぱり間違ってたね。
「…強い。やはりさっちゃんと言ったら、船橋市民である以上はさざんかさっちゃんを語るしか」
 さーざんかー、さーざんかー、さざんかのマーチィ。
「さざんかの街、船橋」
 え?あれって「さざんかのマーチ」じゃないの?
「へ?…あぁ、そーかもしれないですね。でも、あれ盆踊ってますけど?」
 さざんかの街か、そーかもしれない。行進曲で盆踊りしないし、普通。
「さわやかさんがやって来たんです」
 検索かけてみればわかるかな?船橋限定だから、ひっかからない可能性高いけど。
「大丈夫ですよ。汗一平でも結構ひっかかりましたから」
 世界に躍進する、スポーツ平和都市船橋。…スポーツ平和都市って何?
「えと………聞くな、私に」
 スポーツ平和党みたいな名前の政党無かったっけ、昔?
「さぁ?そーいや、何か普通に高校生が制服で歩いてましたけど?」
 部活じゃない?
「部活動でも制服で登校ですか。面倒な事だ」
 部活どーこーじゃなくて、学校行く時は制服。常識だよ?…ボクですらちゃんと制服で行ってるんだから。
「何ぃ、昼間はセーラー悠ですか」
 だーかーらー、セーラー服じゃないって前に。
「ただ、思ったんですけど…自転車?」
 さすがに自転車で学校まで行く気力無い。
「そーですか。ならいーです」
 自転車だったら何を言う気だったのか気になる。
「ん?自転車で無いという事は…ヒッチハイク?」
 …電車、ふつーに。
「…交通費」
 可愛いから無料だって♪
「無い」
 実は………これ。
「ん?……お前さん、高校何年目ですか?」
 留年してるみたいに言うなぁ。まだ2年目だよ!
「意味ないし、これ。っつうか何でこんなハンパな期間になるん?」
 なっちゃったものはしょーがない。
「そもそも、あんた…エルフの森の住人で、久々にこっちの世界にとか」
 そーいう細かい事は言わない。とーにーかーく、使わないと勿体ないでしょ、8月いっぱい使えるし。
「みなさーん、このバッドエンド娘、何考えてんだか、半年定期で…9月4日までになってます。夏休みの事まったく考えてません!!しかも使わないと勿体ないというのが…あ、これは悪くないのか?」
 悪くないと思うよ、自分で言っちゃうけど、こーいうのを格好悪いとか、おばさんっぽいとか言う人は「お金」を大事にしてない人、自分のお金ならどーしよーと勝手だけど…。
「ご立派な台詞ですが、あなたのお兄さんは夏休み分まで交通費出してくれてるわけじゃないと思うので、そもそもがあなたは最初から間違ってる。お金を大事にしてない」
 お兄ちゃん、ごめんね。でも、使ってるからちゃんと。ボクは元気です、だから…だから化けて出ないでね。
「死んだんですね」
 生きてるよ。
「お兄ちゃんって言葉を聞いて、何か「妹」だと久々に認識しました。最近、朝陽朝陽と呼び捨てでしたから」
 妹キャラって思われたくないから…それはやだから、本気で。ボクっていうのも何とかやめようとしてるんだけど、上手くいかないです、どーすればいーでしょうか?
「それは変えちゃダメですっていう事なんですよ、きっと」
 40歳になっても「ボク」なんでしょうか?
「100%」
 やだぁぁぁぁぁ、そんな人生やだぁぁぁ。
「じゃあ、40前に死ぬしか」
 もっとやだ。
「ちなみに、最近気付いた事としては、ネットでは「女性」だとわかりにくい「女性」が人気の模様」
 つまり…ボクかな?
「いや、ネカマは問題外」
 そっか、残念。
「まぁ、ネットでバカ男どもに祭り上げられて何が楽しいのかは知らないですが」
 楽しいと思うけどなぁ。プチネットアイドルでしょ、結局?
「ネットアイドルは痛いです。限りなく痛いです。現実が悲しいです」
 ネットアイドルはそーかもしれないけどぉ。

 8月 2日
 楽しい人でバッドエンド娘な悠だよ。
「む」
 ツッコミ入れられなかったでしょ?で、今日はどーする?
「映画…行けなかった…」
 だってさ、何か悪夢にうなされてたみたいだし、起こしちゃ悪いかなって。
「起こせよ!…よっぽど睡眠不足だったかな、しかし」
 で、どんな夢見たのか覚えてる?
「ゲーセンでネオジオプレイしてました」
 とーぜん、家庭用ネオジオだよね?
「とーぜんです。朝一番に入って、KOF99」
 悪夢だ。
「悪夢でした。乱入されて勝利したんですが、何か周りに小学生だらけ。小学生は500円を手に持ち…「これやるから、どけ」という態度」
 悪夢すぎ。
「気に入らないので、KOF99をつぶしてサッカーゲームにしました」
 出来ない。
「夢だから可能なんです。そしてぶらっと見回してみると、ネオジオを分解してる団体が」
 とーぜん、改造だよね。
「改造してました。何を改造してたのか知りません。そーいう夢でした」
 ずーっと前にボクもゲーセンでネオジオポケットプレイした夢は見たけど…。
「ちなみに、仕方ないのでこのバッドエンド娘とKOF96を」
 実はゲーニッツエンディングも三種の神器チームエンディングも入ってるんだよね。
「キャラセレまで用意しておきながら使えるようにしなかった。これは何としてでもネオジオCDを普及させたかったからでしょうね。いかにもSNKらしいバカさ加減です。目先の利益ばかり考えての…」
 でもそれで…ネオジオCD買った人間が現にここにいる。
「どーしてもゲーニッツさん使いたかったんですよ。一目惚れですかねぇ」
 風使いにとことん弱いよね。
「それもあるんですけど、あの性格と言葉遣いですかねぇ。ただ、それでネオジオCDは確かに買いましたけど、SNKへの不信感はかなり増しましたから。…ネオジオCD自体、かなり「何考えたんだ?」とか思ったもんですけど。ネオジオユーザーとしてではなく、PCエンジンユーザーとして」
 ネオジオCD発売した事じゃなくて…。
「当時の宣言ですね。SNKはユーザーを「金運んでくるだけのモノ」としか捉えてなくて、それが昔からたまらなくイヤでした。ただ、それでもゲーム開発スタッフは関係ないという事で「ゲームメーカー」としてのSNKは好きで…今は全てが全て憎しみの対象ですが、SNKの血を引いた連中は」
 USJと同じだよね、SNKって。
「あれも目先の利益優先という…大事なのは客の信頼を得る事、長い目での利益でしょうに。96年当時のSNKは余裕があったはずです。餓狼2から続くヒット作の連続で」
 ネオジオCDがマイナス利益で…。
「ネオジオCDはネオジオを買えないユーザの為とか言ってましたけど、とーぜんそんなわけはなくて「売れる」とわかってるタイトルを何とかして、「売れる」値段で売り出したかった。他社ハードで出せばその分、利益減りますし」
 その考え方自体は間違ってないと思うんだ。…問題だったのは、ネオジオCDの性能かな?
「間違いはネオジオユーザをもネオジオCDユーザにしようとした事です。昔からネオジオを…SNKを愛していてくれた人を裏切ってまでネオジオCDを広める事に価値があったのか?ネオジオはネオジオ、ネオジオCDはネオジオCD…ユーザの層が違うんです、ネオジオ買うのは明らかにマニア、それに対してネオジオCDはマニア寄りの一般層。なのに、そんな事もわからず、ネオジオユーザを冷遇した、もうここでSNKは失敗してるんです」
 ネオジオCDならではのゲームも出せないでいたしね。
「それが一番痛かったですね。ADKみたいにネオジオCDでも問題なくストレス無く遊べるCD専用タイトルを用意する事が出来なかった。そして肥大化する容量にも対処出来なかった。ちなみに三種の神器チームのエンディング入ってる事は入ってますけど…八神が八酒杯を放つシーンが入ってないので「なぜ、俺の炎が紅い?」という台詞が意味不明」
 ま、でも…ネオジオCD用にエンディング追加したっていうのが「ウソ」なんだよね、つまり。
「確かに八酒杯シーンは追加されましたな」
 今更、どーでもいーんだけど、無式の他の「三神技」を京は使わないんですか?って質問…SNKって何かいい加減な答えだったから覚えてないけど…。
「使いませんっていうのが答えですね。でも、この質問自体が「?」というか普通に考えれば残り2つの神技は八尺瓊と八咫が使うのではないかなと。何か全部、草薙が使うと思ってる人が多かったようですし、質問に回答したSNKスタッフもそうでしたが…無式の技名を設定した方はおそらく、草薙の神技は「無式」だと…こーいう意味だと思うんですけどねぇ」
 何か、KOFってやっぱりいい加減かな。オロチ倒したのって大蛇薙なんでしょ?どっから無式なんて技が出てくるのか、よくわかんないし。

 8月 2日その2
「ぼくのなつやすみ2をはじめました」
 ジョジョつまんないから。
「個人的には「ふるきよき」時代みたいな、いかにもなこの時代、世界観でなくて…」
 昭和50年って事は…キミは…1歳?
「主人公は小学3年生ですから、7年も時代が違います」
 結構違うって事か。
「まあ、舞台が都会でないですから、7年の違いはさしたる差を生みませんし、別に違和感も無いのですが、どきどきぽやっちおにしてもそうなんですけど…未知の場所という設定が…」
 プレイヤーが感情移入出来るからだろーね。知らない場所、知らない人達。最低でもファーストプレイはその主人公になれる。
「でも、夏休みの思い出というのはやはり、近所の知り合い、年下、年上無く…まぁ、年上がボスなんですが」
 それって、実話みたいに…ある事なのかな?
「ありますよ」
 だってさ…子供の年齢率っていうか、そのボスの人がちっちゃい頃にも、その人の年上の人がいて…。
「連なってるんでしょうね。中学生を境にちょうど…自然といなくなります。グループみたいなものから」
 そーいうものなんだ?
「そーいうものです。ただ、私の時代…これがそーいうものの途切れる時代、その境。確かに子供達のグループありました。小学3年生ぐらいの頃まで。でも、その後は自然と消失しましたね。この頃になるともうファミコン全盛ですし、TVゲームが無関係という事は無いかと思います」
 ぼくのなつやすみの世界はもう無いのかな?
「無い事も無いでしょうけど…。ただ、やっぱり思うのは、これは「夏休み」とは違うなっていう。「美化された子供時代」もしくは「理想の子供時代」ですね」
 1つの世界を構築する…1つの時代を作る…難しいよね、やっぱり。
「ゲームですからね。でも、個人的な感想としては「ぽやっちお」よりも作りが下手だなと。リアルさを求めた結果の不自然があちこちにあり、「リアル」さを求めずに「子供の頃の自由な時間」という「夏休み」を作り上げ、登場人物全てに意味を持たせたぽやっちおに比べると、明らかに「夏休み」という点においても「ゲーム」という点においても劣ってます。懐かしさに浸るだけなら、ゲームでなくてOKですし」
 夏休み終わるまで…1つの夏を体験し終わるまで、結論はまだ早いよ、うん。
「まあ、そーですね。ただ、絵日記の絵は…実際の小学3年生に描かせれば…あまりにもありがちな「有り得ない小学3年生の絵」で、これも不自然さに拍車をかけ…何ていうか「間違ってる!!」と言いたくなる点が多いです、今のとこ」

 8月 3日深夜
「割と靖子おねーさんが、お気に入りだったりします。年上のおねーさん、いいですね」
 まかせてっ、ボクったら靖子おねーさんよりも年上だから!
「…うあっ、夢ぶち壊し」
 なんだとぉぉ。
「だって、あんた思いっ切り年下だし。憧れのおねーさんに成り得ないし、どう見ても」
 うにぃぃ、どう見ても?
「何か超越してるというか…自分の世界よりも1つも2つも上という雰囲気。実際には高校生なんて子供ですけど、そうは見えなくて…別世界、大人の人みたいな…あんたはどー見ても子供」
 そーだけどね。でも、その靖子おねーさんだって、普段はボクと大差無いと思うよ?
「でも、あなたは…小学3年生の男の子相手にあーいう態度はとれるでしょうか?」
 どーかな?小学生にどう見えるかまで考えた事ないからなぁ。
「でも、そっか。悠さんももう高校2年生なんですよね。何か時間の流れ感じました。子供じゃあないんですよね」
 高校生は子供かもしれないけど…いわゆる子供…じゃないよ。
「日本語になってない。またまたふと思ったというか…ウチの日記はこーつまらないですね」
 日記はネタじゃない。面白い必要は無い。
「いっそ、割り切って日記にすればいいものを…何か自分を女子高生だと言い張る謎の生命体との会話形式だったり」
 それもまた日記。で、その謎の生命体ってどこ?
「今はいません。しかし世の中、メインは別のサイトでありながら毎日毎日膨大かつ濃い日記を書く方結構いるんですね、どこに時間あるのでしょうか?」
 …きっと、無い、時間なんて。
「私もそう思うんです。実感として。現実逃避かな?…時間無いはずなのに無茶してるからなのか…日記サイトより面白い場合が多いというのはどうした事でしょう?このサイトどーすればいーんでしょうか?何のサイトかわからないですし」
 何で好きこのんで、何の利益も無いのに漫画家みたいな生活しよーとする人いるんだろね?
「謎ですよね。私は真似出来ない。したくもない…「?」と思った人いたとしたら甘い。本気で「何故にここまで?」と思う程に時間削ってる方々がいる、かつての私よりもバカだと思われる方々が」
 じゃあ、対抗して…3時頃に起きて、自転車で早朝駆け抜けよう!
「えと…もう3時過ぎてます…」
 何バカな…って、ホントだ…3時過ぎてる。じゃ、じゃあ今すぐ自転車…。
「いや、しかし早朝っつうか深夜ですけど、まだ…。あなたがときめいたあの場面を再現するにはまだ早すぎます。っていうか私はやりたくない」
 あーー、このエンジン音は…新聞配達?
「ですねぇ、BCあろーがなかろーが…これはもはや習性?…その昔は深夜になるとちょっとハイな感じでちょっと壊れた雑記書いていたりしたもんですが」
 あれを「ハイ」の一言で済ませていーのかな?「ちょっと」なのかな?
「いっそ、ぼくのなつやすみ2のえにっきの内容を毎日書いて、それで終わらせるか?」
 やすこおねーちゃんのいえにいきました。
「おねーちゃんはいつもかいだんにすわっていてへんです。いもうとはもっとへんです、ぼくはしゃべりかたがにんげんじゃないみたい」
 そんな日記あるかぁぁ。
「しかし、あの「ボク」のしゃべり方は…声優さんの事ではなく口語がへん、「なにをやっているの?」とか、へんだろ…どこの出身だ?丁寧口調というわけでもなく…教育テレビか?」
 余計な言葉入りすぎてるかな?エヴァの最終回の学園エヴァも、台詞不自然すぎて、林原さんがアドリブで変えちゃったっての有名だよね。
「あんたもヘンですけどね、前述の台詞は「なにしてるの?」でオーケーかと。「してんの?」ではなく「してるの?」。「なにをやってるの」でもまあいいですが「やっているの」はダメですね。「い」はどう考えても入らない」
 「る」でも「ん」でも発音しちゃえば、大差ないけどね。

 8月 3日
 雄の三毛猫は滅多にいない!
「静かな鐘の音…靖子おねーさんの三毛猫の歌の微妙なもの悲しさが結構好きです」
 なつやすみ満喫中らしい。
「ぼくのなつやすみ2…入り込めますね、実際。何か実際に夏休みと勘違いしてしまいそうです。3連休という事もあるんでしょうけど」
 そこまで世界に入れれば十分楽しんでるって事じゃないかな?
「楽しいですよ、実際。靖子おねーさんがステキで。実際のとこ、微妙なリアリティがやっぱり気になるんですけど、それでも主人公になりきれます。ゲームが終わった後にも錯覚で現実を一瞬見失いますから。とりあえず、虫ずもうが今…」
 あれ、きもちわるーい。何かゴキブリどーしが…。
「ゴキブリじゃねぇ!」
 ゴキブリだよ、クワガタなんて。脚がシャカシャカしてるのがまず気持ち悪い。
「今、「タケシノコギリ」が恐ろしく強くなりました」
 プライド無いの、キミに?それ、タケシくんから貰ったクワガタでしょぉぉ?
「貰ったんでなくてトレード。しかし、この激強のタケノコをよくもまあ、「光る風」で倒せたもんです」
 闘っても闘っても成長しない、あいつ?
「えぇ、全然スタミナ無いザコです。の、割に負けないんですけどね、全然」
 謎だよね、光る風。
「というわけで「タケノコ」を主力に「そこそこのかませ犬」を控えに…もしもの時の「光る風」と戦力は整いました。3匹で十分!」
 でも、「キング」出してこないよね、全然。
「「強」ではもはや相手にならないんですけどね、「光る風」はともかく「タケシノコギリ」と「そこそこのかませ犬」の2匹の場合」
 そもそも、カブトムシとか出してこないし…温存してるのかな?
「っとぉ、一応、今日もゲームを軽く説明。まず、このゲームは…現実ではないという事」
 この人、現実と夢の区別つかなくなったかと思ったら…ついに、こんな意味不明な事まで…。
「違うんです。「そこ」に自分がいない時は「そこ」は存在しない。自分が「見た」とこに世界が出来上がる。そこに「登場人物」も現れる」
 あっ…それって低能SF作家が面白がって使う量子論だ…。
「そーですね。この考えの基に構築されているのが「ぼくなつ」の世界です。「ぽやっちお」の世界は自分が見ていようが見ていまいが、「そこ」に時は流れ、「存在」し続けている世界。これもまた「量子論」の世界です」
 訪問者さんを混乱させるよーな事言っちゃダメ。
「つまりですね。「ぽやっちお」はそこにある「プエルコルダン」に主人公が訪れたというだけの事。でも「ぼくなつ」はそこにある「富海」なんていう場所は存在してません。現実として「富海」は存在してるかもしれませんが…っと、ここでいう現実とは、この現実世界の事ではなく、ゲームの中での現実です」
 だーかーらー…キミの言う事はわかりにくいの!!
「簡単に言えば「思い出」の中にだけある世界。つまり「必然」の世界なんです。主人公以外は「生物」も「無生物」も同じ「記憶」の中の「モノ」です。だから、「いるべきところ」にしか他の人はいませんし、主人公がいない時に「どこかを彷徨いてる」などという事は無いんです。思い出にある記憶以外の場所には決していない。主人公の見ていないところで行動もしていない。11:59に食堂を見ると誰もいない…食堂から一瞬出て、すぐに戻ると客がいる。その客はどうやって移動してきたのか、今までどこにいたのか?おそらくは一瞬前まで全然別の場所い「いた」という事になっているのでしょうね」
 ま、実際…ゲームではそーだよね。時間時間に区切って、移動するんじゃなくて、その時間には「ここ」にいる。っていう。
「それは「思い出」の中の世界だから。主人公が知り得ない事は「起きない」世界。その主人公の「思い出」を作るゲームなんですけどね。思い出を作るっていうと、「卒業旅行」とかそーいう意味にとられそうですけど、この過去の世界において主人公がどーいう体験したかを「確定」させると言った方がいいんでしょうねぇ」
 だから…不自然さがあるのかな?奇妙なリアリティーみたいな?
「そーかもしれません。だとしたらこのゲームの制作スタッフは天才的です。ちなみに私の「思い出の中の世界」という認識は間違ってないかと思います。時々、大人になった主人公の声であろう「ナレーション」が入りますから。マニュアルのCASTを見ると「ダンカン」と書いてありますね、このナレーション」
 設定的には「昔を思い出してる30代男性」ってとこかな?
「ぽやっちおはリアルタイムですからね…あれと同じ目で見てはそもそもいけなかったようです。しかし、ふつーに「幽霊」がいるというのが…」
 ネタバレな事言うし、いきなり。…ボクもプレイするんだから!
「いや、まだ確定でないです。ちなみに今、8月8日…が過ぎました」
 まだまだ休みはあるね。…始めよっかな、ボクも。
「現役高校生がプレイして楽しめるかどーかはしりませんよ、私。昔を懐かしむゲームではないのは確かですが、それでも」
 だいじょぶ、きっと楽しいから。
「そーですか。ただ、孤独感がありますから、それは注意ですよぉ。今さっき言いましたが、「思い出」の中の世界であり、「いるべき」とこに「いるべき」人がいるだけ。それは「決められた台詞」をしゃべる人形。会話してる時は「存在感」はあり「生きてる」と感じるんですが…やっぱり何か「静止」してる世界に迷い込んだみたいな、そんな感覚も与えてくれます」
 でも、同じ台詞ばっかり話す人っていうの、これだと説得力あるよね。主人公の記憶の中にだけある世界だっていうなら。
「現時点で何か物悲しさを持った人が結構いるので、どこか儚く、せつない感じだったりして、センチメンタルグラフィティー」
 …その名前出されると全然、切なくない。
「まあ、物悲しいのは、相良家の人ばっかりなんですが…靖子おねーさん、ボクの事を今でも覚えてるのでしょうか?」
 きっと覚えてない。
「悲しい事言うなぁぁ」
 ほんの1ヶ月だけの知り合い。よっぽど印象残ってないと忘れちゃうもんじゃないかな?何かのきっかけで思い出す事はあっても。
「そーですよねぇ。「ボクはボクって言うんだ」とかアホな事言う小学生の事なんて覚えてやしないですよね」
 ボクの夏休み2外伝、25年後編。みんな、おじさん、おばさんになってる。
「プレイしたかないわ、そんなもん。主人公はリストラされて悲哀に浸ってるとかいう設定だったらサイアクじゃないですか」
 壊れるね、色々と。
「…どーでもいーんですけど、荒瀬兄弟…どーしてもコナンをイメージしちゃうんですけど」
 荒瀬兄弟…って、あの虫ズモウの時の?
「そーです」
 高山さんと大谷さんだよね。あれで高木さんもいたりすると割とすごかった。
「で、やはり、ベスト富海人は靖子おねーさん。しかし、彼女はきっと洋おにーさんと両思いになってしまうのです。そしてボクとは遊んでくれなくなるんです、きっと」
 そんなもんかなー。靖子おねーさんって妹いるでしょ、でも?
「光ちゃんですね。小学2年生ですよ、しかし。年下じゃないですか、まぁ、タケシ兄ちゃんがまだいますね」
 タケシ兄ちゃん?その子もお気に入りなんだ?
「荒瀬兄弟の兄の方です。小学5年生という事で、ボクの目から見ると、かなり上の人ですね。小学3年生から見て小学5年生は高校生ほどではないですが、やはりかなり…」
 ま、好きな人でもいないとプレイしててつまんないしね。2人もいれば、楽しいかな?
「サイモンも割と好きです。怪しさの無い外人さん。でも、決して日本慣れしてるわけでもなく…でも、サイモン…あんまり見ないんですよね」
 子供のボクは…サイモンさんは謎の人だったんじゃないかな?普通に遊んだ夏休み…逢わないんじゃない?
「そーですね。ボクの記憶にサイモンさんの事はあまり無いのかもしれないですね。おそらく「夜、2階で涼んで『ボクはこーして○○してるのが一番好きだな』と、毎回毎回「一番好きなものが変わる」ヘンな外人さん、この記憶が強いのでしょう」
 何か、そのいー加減さっていーね。キミが好きになる人っぽい。
「言うには「一番好きなものがいっぱいあった方が楽しい」と」
 あ、その考え方いい!すっごく。無茶苦茶だけど。
「ハンパなリアリティーにハマりつつありますね。何かタケシにーちゃんはふつーに「漂流教室」読んでますし…タイトルこそ出しませんが」
 内容から判断して…そーなのかなって?
「ドラえもんとかでなくて漂流教室っていうのがいいですよね。ハンパなリアリティーに乾杯って感じです」
 かんぱーい。

 8月 4日深夜
 タケシノコギリはタケシ兄ちゃんのもの!
「ふっ、ほどほどのかませ犬が今エースです。…もっとマシな名前にすればよかった」
 でもね、キミ以上に悲しいのが、そーんな名前のに負けるタケシ兄ちゃん。
「ちなみに『ほどほどのかませ犬』はキンオニ、『光る風』はコクワです。『タケノコ』は名前通り、ノコギリ。キング倒してとりあえず先に進みましたです」
 ほどほどのかませ犬に負けるクイーンカブト。
「しかし、いくら何でもあいつら化け物持ちすぎですよ。デカすぎ」
 ま、深夜までぼくなつだと、話題が狭すぎるから…何にする?
「ディズニーアニメ。キングダムハーツがですねぇ…ディズニーアニメに興味も無い連中が…んー、何かイライラしてきますね。しかし、よくディズニーが許してくれたもんですね」
 最近、ディズニーおかしーもん、かなり。金儲け主義に切り替わったっていうか…。
「ディズニークラシックにしても、最近「2」とか続編ばっかり…今に白雪姫2だとかシンデレラ2とか…『いくら何でもそれやっちゃダメだろ』ってものまで作るんじゃないか?とか言ってたら…」
 ホントにシンデレラ2作っちゃうしね。…自分達のものと勘違いしてる、もしかして?
「アラジンシリーズは名作でした、実際。しかし、調子に乗ってまあ、次から次へと、美女と野獣、リトルマーメイド、ノートルダムの鐘…」
 ピーターパン2。
「実際、童話とか…ディズニーアニメが「イメージ」を作り上げてる面が大きくて、知られてる有名な話は実はディズニー版で、原作は別!という事って多いんですけど、だからってシンデレラに続編出すか?」
 で、もしノートルダム2みたいに、テレビアニメ以下の…。
「おじゃまんが山田クン並な作画と背景だったら…ディズニーアニメはもう終わりですね。誰か、ディズニー精神叩き込め、今のディズニーに」
 TDLが何でディズニーから何も言われないか?…同レベルだから。
「最近、ジブリ作品ばかり見ているので、ここ最近、質の低いアニメを連発するディズニーには批判したくもなってきますね。何で白雪姫以下に落ち込むですか?退化してますよ?」
 じゃあ、ディズニーはここまでにして次どーする?
「短編集なんですね?じゃあ、ドラクエ…っつうかトルネコ」
 新作出るんだっけ?
「それ自体はどーでもいーんですけど。何で「ガーデンブルグの牢名主」の地位を欲しいままにするあの御方のゲームしか出ないのでしょうか?」
 …牢名主とか誰も言ってないって……。大体、キミはアリーナ姫置いてったじゃないか!アリーナ姫がお気に入りのクセに!
「牢名主はですね…新入りにねじりんぼーやら何やらやりたい放題なのです。アリーナ姫様嬉しいです」
 嬉しくないし…牢名主でもないし…そもそも他に誰もいないし。敢えて言うならトルネコの方がマンモス西っぽくてグッド。
「そこまでは考えませんでした。そーですね、何かそんな感じです」
 結局は何が言いたいですか?…まぁ、多分、アリーナ姫を主人公にしたゲームとか、そーいう事なんだろーけど。
「そーです。アリーナ姫一行の世界漫遊紀でも」
 キャラ使い捨てなんだよね。コナミみたいに「ときめきメモリアル」大攻勢みたいなのは…ひくけど…。
「あれは使う必要の感じられないタイトルに無理矢理「キャラ」だけ載せるという汚い商売してるからです」
 サクラ大戦コラムスはダメっと。
「そーいうとこですね。まあ、ときメモぱずる玉よりはマシですけど」
 ん、次の話題は?
「無茶言わないで下さい。「ボクの夏休み」を発売して下さい…主人公は小学4年生の女の子という事で」
 何で、ボク?
「私の夏休みなんてタイトルだと何やらよくわからないので、一人称はボクです。小学4年生なので夏休みは漢字です」
 3年生でも漢字だと思う…。
「黙れ」
 でも、3は無いだろーね。
「ぼくのはるやすみ」
 短ッ。短すぎて「純愛」名乗って、無茶してる「18禁」系ゲームみたい。
「プレイしてる人々は、「純愛」だと信じる事で、何か気分良くさせてるのでしょう、私達には関係無い世界、放っておきましょう」
 ぼくのはるやすみ…つまらなさそー。あの思い出の春休み…そう、私は…あの時…。
「ありえねー、設定の時点で無理だ」
 ぼくのなつやすみ2でいいとこっていうのは「萌え」とか意味わかんない事言う人を排除しよーとしてるとこだと思うんだ、ボクとしては。だから…
「甘い、あなたは甘い。キャラデザだとか設定だとかそんなもの関係無いのです、萌え人種には。まあ、それを重視するタイプが多いのもまた事実ですが。そう、靖子おねーちゃんのスクール水着…アレとか」

 8月 4日
 はお!何か時間を無駄に使ってるなぁって気がして落ち込んだりもしたけど、私は元気ですって気がしないでもない悠です。
「長い。ぼくなつ2は15日過ぎちゃいました。このサイトで紹介しよーかとも思います」
 いい人に出会うには自分がいい人でないといけない。
「何かいい台詞が節々にありますね」
 ボクは何をすればいいか。ただ遊んで過ごしてていーのかな?
「ゆっくり考えて下さい。今日は…全巻到達は遙か先っぽいのでエスパー魔美を。藤子作品というより手塚作品に雰囲気が近い」
 自分が人気あるって事あんまりわかってないよね。魅力的な人だって事。
「エスパー魔美もまた中学生の心理を上手く描いた作品かと思います。色々語りたいところですが、敢えてそうではなく、それ以外の部分…注目の台詞を」
 高畑さんでも、女の子のはだかなんか想像するんだ!?
「そんな台詞は今回はどーでもいーです」
 今回は…なんだ?
「『今回は』です。エスパー魔美と言ったらあまりにも特徴あるテレポート」
 …原作コミック版だと仁丹ぶつけてたんだね…。
「割と有名な話ですよ。アニメ版での変更は当然と言えば当然。まあ、何をぶつけるかではなく…超能力のエネルギーはどこから来るのか?…藤子先生はドラえんもんとか科学無視した作品を提供する一方で、超能力に何らかの意味を持たせようとした」
 心理描写と超能力描写…何か違うね、確かに、他の作品とは。
「では、注目の台詞を」

 人間には先天的に自分とは毛色のちがうものをきらう性質がある。エスパーもけっしてかんげいされないだろう。

「魔美の父親、佐倉十郎氏の発言です」
 すっごい納得。力を持った者への憧れと恐れ、憎しみ…。
「まあ、あなたは当事者ですからねぇ」
 だからエルフと人間は絶対に相容れる事なんてない。現実はファンタジーと違う。
「面白いもので、遙か昔に私が書いた事とほぼ同じ事を十郎氏は述べてます」

 ほんもののエスパーなんてものがこの世にいたとしたら、はじめはものめずらしさでチヤホヤされるだろうが、
やがて、その力へのねたみとかおそれとかで迫害がはじまるよ。

「現実の歴史ですね。力は「持っている」事自体が悪なわけです。人間の「小ささ」というのはどうしようもないわけで…というよりは力あるモノを恐れない方が生物としてどうかしてるので、間違ってはいないでしょう、おそらく」
 でも、それで何もしてないのに迫害される方はたまったもんじゃないよ。力はある、でもそれを使う気はない…それでも無意味に恐れられて、勝手に妬んでそれで…。
「日本の昔話にある「鬼」の話にも似たような話はありますね。力のあるモノが何を言ったところで、頭から信じきる事は出来ないんですよ。次に批評、評論について…まずは高畑さんの台詞」

 (前略)評論家に抗議をしに?いみないなあ…だってその人はそうかんじたから、そうかいたんだろ?

「実にもっともな意見、高畑さんは頭がいいので私、好きです」
 高畑さんって凄いよね。学校の成績もよくて、頭もいい。理想的♪
「ですね、では次に、評論家自身のお言葉」

 その一!情けとかようしゃとか、批評とは無関係のものです。
 その二!芸術は結果だけが問題なのだ。たとえ、のんだくれて鼻唄まじりにかいた絵でも傑作は傑作、どんなに心血をそそいでかいても駄作は駄作。

「これにはちょっと異論あります」
 情けとか容赦ってのはいらないし、結果だけが全て、それがプロの世界。芸術に限らず…違う?
「芸術の世界は違いますね。いや、出来上がったモノが実際に傑作ならそれはそれで間違ってないのでしょうけど、適当に描いた絵は心が入ってない…芸術には成り得ない。写真のような絵を描いて、それは「上手」かったとして芸術なのか?そんなのは違いますよね?写真でいいんですから」
 心が感じられない作品…何を訴えたいのかわからない、テーマのわからない芸術は駄作…。
「つまり、鼻唄まじりにかいた絵が傑作なんて事は有り得なくて、それを傑作と言うなら、その評価が間違ってるんです。ただ、どんなに心血そそいでも駄作は駄作、というのは当然。…宇宙開発事業団のバカどもに言ってやりたい台詞だ」
 アレは芸術じゃない。
「彼等は遊び半分で仕事してるようにしか思えません。自分達は精一杯やったんだ、失敗したとしてもやれる事はやったんだから金よこせ、と。精一杯やるだけならプロでなくたって出来る。プロは成果残さないと」
 心血そそいでも駄作は駄作…理解出来ない人は割といる。
「いますねぇ。学生…学校ならそれを評価してもらえますが、社会に出ても努力が評価されると勘違いしてる甘いガキどもが多いですねぇ。では、次は徹底的にけなされてしまった佐倉十郎氏本人のお言葉」

 公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやならだれにもみせないことだ。
 批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!!あいつはけなした!ぼくはおこった!それでこの一件はおしまい!!

「十郎氏は批評を見て怒りました。でも、その怒りをどこかに公表したわけではなく、ただ怒っただけ。その上でのこの台詞です」
 大人だね、すっごく。
「この…批評されたくなければ公開しなければいいという考え方。これ…プロ作家ですらわかってなかったりするんですよね。ねぇ、山本先生?批判されたからって、あとがきでネチネチとイヤミ書くってのはどうなんでしょう?」
 つまり…山本先生が科学読本の批判をするのは自由と。
「そりゃ、自由です。でもそれは当人が思った事で、他人に押しつける事じゃない。そして作品への批評ではなく柳田氏への憎悪が先行してるから読むに耐えない暴言ばかりになる。私の雑記を見ればわかるように「憎しみ」の心で書いた文章なんてロクなもんじゃないんですよ、そしてそれは批評ではない。そして一部の情報を敢えて公開せず柳田氏を一方的に悪人に仕立て上げるあの文章の書き方は悪口でしかない、自分に不利な情報を書かないのは当然としても、情報を隠匿して公開するのは間違ってます。ちなみにネット公開も同じなんですが…公開したものに何を言われるかなんてわからないし、覚悟してるはずなんですが、してない人の方が多いようで…まあ、お互いに自分の出版物で相手の悪口を書いて…その押収をしてる恥でしかないバカ作家もいますしねぇ、この世界」
 …小林よしのり先生とかかな?
「批評と批判っていうのは別で…私が徹底的に攻撃してる山本先生へのアレはもはや批評でも批判でもなくて悪口。これは「いけない」…。
 ダメだよね、やっぱり。

 8月 5日深夜
「このサイトも意味ないし、雑記も面倒。BC再構築というか情報一部残し作業も面倒。っていうかもう対戦格闘やだ。予定変更してBCの情報は完全消滅」
 んー、まあー、元々いらないっぽい情報だしね…CAはともかくとして。
「CAですか…実際、モノがある以上、このサイトからリンクはればいいだけ。その作業が面倒に感じるという事は…相当に対戦格闘…ネオジオに対する憎悪が強いんですね。ん?レキ…」
 隠れてるよ。雷怖いみたい。イヤ〜な思い出あるからかな?
「ふむ。ぼくなつの世界は雨降りませんね」
 悲しいイベントに雨っていうのはありがちだけど盛り上がるよね、やっぱり。
「別に悲しいイベントは無い…かと。相変わらず相楽家の人々が物悲しいですが」
 緊張感ある家族だよね、すっごく。
「靖子お姉ちゃんを、洋兄ちゃんに持っていかれそうで不安。何か洋兄ちゃん…どっかで見た記憶が」
 洋兄ちゃん…まだ登場してないからわかんない。
「あのタンパクなしゃべりと、あの性格。誰かにそっくり。小学校入学してから1回も口をきいてない、それで恋人になるのはダメです」
 恋の道はそーんなに甘くない。でも、幼なじみ同士だし、悪くないよね。
「悪くないです。部外者なら応援しちゃいます。しかし、ボクたる私は靖子おねーちゃんが好きなのです」
 …そーなの?
「…ボクはどうやら靖子おねーちゃんの事を特にどうとも思ってない様子。でも、いーんです、私は好きだから。洋兄ちゃんとタケシ兄ちゃんも好きですけど、それ以上に靖子お姉ちゃんがいいんです。光ちゃんはどーでもいー」
 シゲルくんが好きみたいだよね、何か。
「洋兄ちゃんもとてもステキなんですけどね。…まあ、現実見た場合、中学3年生の夏休みにロケット発射とかやってる場合かな?とか思ったりもしますが」
 だいじょぶだよ、ボクなんか…何してたっけ?
「あぁ、あなたは2学期から編入ですね。夏休み自体無かったはず」
 そっか。…まぁ、つまり…だいじょーぶ!好きな事して、それが意味ある事なら。そーいう人を好きになっちゃうならしょうがないよ。
「別に好きになるとかでなくて。洋クンは将来の道はどう思ってるのかなって。ヤケクソで始めたとか」
 ヤケクソ?あ、それ以上無しだよ。楽しみなくなっちゃうから。
「ふと気になったのが夏休みが8月1日からという設定ですね。伊豆ではそうなのでしょうか?それとも昭和50年はそうだったのでしょうか?最低でも昭和56年の船橋では7月21日からだったかと」
 覚えてるんだ?
「というか、7月21日以外は無かったと思います。まあ、日曜日が7月20日だったりすると、実質20日から夏休みですが」
 長いよね、夏休みって。でもさ、何か8月になった途端、あとたった1ヶ月かぁっていうのと、まだ1ヶ月もあるんだって思いが交差しちゃって、この感覚が何かいーよね。
「私はですね、途中下車をお勧めします。毎日毎日、高校行くよりは面白い事あるかもしれませんよ、土日に、それをしようとは思わないでしょうし、時間がある時でないとやろうとは思えない事しないと」
 そーだね、やってみる。知らない街を歩くのって実は結構好き。何もかもが新しいから。それで…反則かもしれないけど、コンビニとか書店も好きなんだ。知らない街、異世界って言ってもいい場所で、店内だけはいつもの風景みたいな。
「そーいうのはありますね。コンビニっていうのは安心感を与えてくれますよね。極めて現代的で…それが夜であろうと昼であろうと…同じ姿でいてくれる。ま、客の数とか違いはありますけど、店内にいると…やっぱりそこは「いつもの世界」なんですよねぇ。普段見慣れない深夜の街の中にあっても」
 早朝っていう世界でもコンビニだけは人間の世界で在り続ける。それはそれで好きなんだ。オアシスっていうわけじゃないけど。
「ま、だからといって途中下車してコンビニ巡りは空しいからダメですよぉ」
 しないってば、そんなの。でも、お金無いと何も出来ないかも。
「ふむぅ」
 肩たたきしたら10円くれる?
「10円でいいのか、あんたは。だいじょーぶ、そもそもあなたは貧乏してるわけではなく、通貨が違うだけの事。銀行で円に」
 絶対無理。じゃぁ、こーしよー、ここにあるボクの全財産をキミに預けるから、これを担保に…お金貸して欲しいなぁ♪ダメ?ダメかな?いいよねっ、可愛い妹の頼み聞けないって事無いよね?
「いつの間にこんな妹が出来たんだろ?」
 今この瞬間だけ兄妹になったらしーよ、フシが言うには。兄妹だからとーぜん無利子で、ね。
「謎な猫だ。まぁ、いっか。前、ふと財布見たら40万円ほど入ってて驚いたし。使いもしないのに毎月何かクセで給料を」
 ふにゃぁぁぁ、独身社会人恐るべしだ。
「ちと怖かったんで、こっちに30万移しといたです」
 あ…そんなとこに。ボクが先に見つけてれば…。
「あなたは悪い人じゃあないですよねぇ。見つけてもまさか黙って持っていったり」
 しないしない。絶対しない。でも…うん…まあ…。

 8月 5日
 今日も暑いねぇ。…でもやっぱり冷房なんかダメだよね!
「夏は暑いから夏!…こう普通にしてても汗が出てくるのはちょっとイヤですけど」
 そんなわけで…何か「ぼくなつ2」のコンテンツ作成するみたい。
「あっちこっちにありそうですけどね。しかもオリジナリティもなく、ただキャラ紹介してるだけ、まだ」
 しかもプレイ途中だし。
「テントウムシを網で捕まえるのはどーかと思う今日この頃」
 セミの抜け殻を網で捕まえるよりは…うん。
「しかも「逃がす」とか…いやぁ、抜け殻は逃げないだろ…」
 何か富海って蝶の町かな?昔ってこんなにいた?
「いや、こんなに色々とはいなかったですねぇ、最低、船橋には。今よりは間違いなく色々といましたが…富海、蝶は豊富なのにタマムシとかいないんですね」
 タマムシって…あ、あれでしょ。あのキレーな…何か光ってる。実物は是非見てみたい!
「んー?そこらにいるんじゃないですか?それほど、貴重じゃないと思いますが。ふつーにいましたから」
 そーれーはー昔の話。
「いや、虫に興味ある小学生と、興味ない社会人とでは目線違いますから。虫が減ったのは事実ですが、視点…見ているものが違うというのも「減った」と感じる理由の1つだと思うんです。「感じてる」程には減ってませんて」
 じゃあ、先入観とか無いボクが…見つけられないのは?
「探してないから。虫、基本的に嫌いでしょ?」
 …そっか、そう言われるとそうだ。
「蝶に凝るのはいいですけど、他の虫を忘れてます、これ。カナブンとか…」
 蚊とか。
「蚊…ですか。蚊にさされるとかそんなもの再現されてもイヤですし。でも、水たまりにアメンボとかいてもよさそーなものです」
 蚊がいないならアメンボもダメ。あれって蚊の仲間でしょ?
「ん?そうでした…っけ?」
 確かそーだよ。前見たもん、図鑑で。何か眠いけど、寝るのも勿体ないなぁって感じで気持ちよーく半分起きてる状態でボーッとしながら見ただけだから…間違ってるかもしんないけど。
「よくわからない状況解説だ。…図書室の話ですか?」
 そーだよ。…どこで図鑑見たかなんて関係なくない?
「しかし、ゴキブリがいないんだからカブトムシもダメって言ってるようなもの」
 だって、あれゴキブリだから。特にカブトムシの♀は気持ち悪い。このゲーム。
「それは私も思いました。そーですかアメンボは蚊ですか」
 人間は襲わないけど、水の生き物の体液吸うみたいだよ。何か獲物見つけるとたかるみたい。
「ふーん。…そーいや途中下車の旅…何か見つけました」
 ダメぇ。面白いものなーし。明日に期待する。何か恋が始まる出会いとか。
「あんたには結婚の約束までしてる人がいるだろが」
 んにゃー。いまどき、婚約者なんて古いって。
「だぁぁぁぁ。こ、この娘…」
 あうぅ、ウソだって。

 8月 6日深夜
「悠さぁん、聞いて下さいよぉ、タケシ兄ちゃん、全然ひみつの秘密兵器出してくれないんですよぉ。キング出せよぉ」
 あぁ、やっぱり?ボクの方でも全然、キング出してくんない。…クイーンカブトってあれが1stボスだよね?
「そーです」
 何でかなぁ、勝つ自信あるのに。この鍛えに鍛えたプリティーチャッピーの威力いつになったら…。
「弱そうな名前…」
 ほどほどのかませ犬よりは多分マシ。
「ほどほどのかませ犬、強くなりすぎて成長の限界っぽいんですよね。もう110勝超えてます」
 …勝ちすぎ。他の育てればいいのに。
「育ててますよ。タケノコは遂にライフゲージが2本目に突入しました。まっ、鍛えても基本能力低いんでフジミヤマとかにはどーやっても勝てないんですけど」
 ノコギリじゃダメだよ、やっぱり。…お勧めってある?
「そうですね。やっぱりカブト…それからキンオニ…これは成長もしやすくてパワーもあるので使いやすいですよ。鍛えれば割と無敵になれます」
 そっか。カブトはまだ見ないから…キンオニ鍛えるかなぁ。コクワって成長すると強いって言ってるけど、どう?
「成長しませんね、そもそもが。光る風見ればわかるじゃないですか。全然強くならない」
 むぅ…虫ずもうの世界は厳しい。コクワってホントに強くなるのかな?何か自爆ばっかりするんだけど…。
「スタミナ勝ち出来るっていうのに無意味に技仕掛けて死にますよね、コクワ。あぁ、カブトもキンクワも「うっちゃり」にだけは注意です。ヒラタは弱いんですけど、カブトとキンクワにとっては天敵です」
 にゃるほど、でも、いちいち交換すんの面倒だし…
「虫ランク切り替えてからもう1度戻すと別の虫になったりしますが、まあ…そうそう「うっちゃり」発動しないので運を天に任せて押すか、怒らせて技で倒すか」
 …あのさ、我に帰ったらすっごくむなしくなった。夏休みだっていうのに、何で「ぼくのなつやすみ」で遊んでるんだろ…。
「さあ?私は夏休みなんて無いので問題無いです」
 まぁ、いっか。深夜はさすがに他にする事無いし。
「悠さん…あなたはもしかして図書室でお昼寝してませんか?」
 してるよ。眠いし。って、それより何で「悠さん」ってさんづけかな?
「随分成長したので、敬意を表して」
 ふみぃ…レベルアップしたのか。何か

「ぼうずじゃない、ボクにはタロウって立派な名前があるんだ!」
「ふん、半人前はボウズで十分だ」

 って感じで、それで…。

「よくやったな、タロウ」
「当たり前だろ……え、今、タロウって」
「一人前の男をボウズなんて呼んじゃ失礼だからな」

 って感じだよね。
「相変わらず楽しい人ですね」
 可愛い人だって言ってるのに。
「一人芝居ですか。しかしタロウっていうのはどうかな?」
 咄嗟に思いつく名前なんてタロウぐらい。…あ、じゃあ、これから小娘とか言ったらやだからね。
「それはそれです」
 うにゃぁ、小娘じゃない、ボクには悠って立派な名前があるんだ。
「楽しい人は小娘で十分です」
 そーなの?
「そーです」

 8月 6日深夜その2
 ぼくなつ2をプレイしながらこんばんわ、小娘です。
「靖子お姉ちゃんのキャラ紹介のとこに書いた、最後の2行の三毛猫の詞は、フランス民謡の…日本で言う「鐘が鳴る」のメロディーで歌って下さいね。ぼくなつ2のメインテーマでもあると思います」
 実はちょっと悲しい詩なんだよね。3番が無いからわかんないけど。
「ちなみに「鐘が鳴る」っていうのは「静かな鐘の音、街の空に」とかいうアレです」
 ぼくなつって調べてみたんだけど、洋にいちゃんと前作のぼくとで声優さんが同じだね。何か声優さんはほとんど同じだった。
「そーですか。洋にいちゃんは現役中学生ですよね?」
 洋にいちゃんと年齢同じじゃないかな?
「と、すると前作でボクを演じた時はボクより随分と年上ですねぇ、まあ気にする事じゃないか」
 光ちゃんの声優さんも前作で小学2年生演じてたみたいで…続投させたいって気持ちわかるけど…ちょっと無理あるよねぇ?
「子供は1年で一気に成長しますからね。今の学年は?」
 ん?小学6年か中学1年だと思う。
「無理だろ、それ」
 まぁね、プロの声優さんとか40過ぎで子供演じてたりするんだけど…。
「…で、今更こーいうのも何なんですが…あんた…自分の事言ってるのか、ぼくなつの主人公の事言ってるのかよくわかんない」
 …しょーがないじゃないか、そんなの!何、じゃあ、ボクに「わらわ」とか言えっていうわけ?それとも「悠ちゃん」とか?
「ふつーに「私」という選択無いんですか?」
 何度も挑戦した結果「無い」という結論に至りました。
「まあ、そのウチ、自然と「私」になるんじゃないですかね。その時、あなたの存在価値は消失しますが」
 …ボクの存在価値って一人称だけなんだ……はうっ。

 8月 6日
「楽しかった夏休みももう終わりですね。宿題やりましたか?…ヒグラシの鳴き声が秋ですねぇ」
 バカみたいに暑い中、何言ってるかな?
「ふふん、ジェットサイダーの王冠、あと3つでコンプリートですぜ」
 むぅ、やるね。集めたからってどーなるもんでもないけど。
「あと2と3と19。でももう疲れたので虫捕まえます」
 ってわけで、今日も収穫なーし。ステキな男の子探してます♪
「あんた、兄ちゃん捨てたな」
 まさかだよぉ。
「今日のお話はバーチャル世界」
 仮想現実、バーチャルリアリティー。それが?
「ちょっと長くなりそうなので深夜にしましょう。…じゃあ、どーしよっかな?」
 何か1つ幽波紋、使えるなら何が欲しいか?
「そのウソホント」
 そーいうお馴染みなネタやらなくていーから。それ、ドラえもんの秘密道具だし。……椎名百貨店?
「まあ、ドラえもんの偉大さですな。様々な漫画でネタにされるという事は。ちなみにリトルフィート」
 リトルフィートって…ちっちゃくなれるやつだよね?
「そーです。自分も小さくなれるし、誰でも小さく出来る。これは便利!」
 持ち運びには便利かな?
「いや、持ち運びだけなら他に色々ありますし。…ふと思ったんですけど…遠隔操作型のスタンドはそのほとんどが本体と視力を共有してますよよね?」
 多分、聴力もね。
「そして一般人には見る事は出来ない。これは…映画をタダで見れます」
 情けない事言わないでよぉ、そこで。
「あと、覗きも、し放題」
 それは犯罪。
「映画のタダ見も犯罪だと思います。プライバシーも何もあったもんじゃないですね、遠隔操作スタンド。いいですね」
 サイッテー。そーいう使い方したらボクはキミを…殺す。
「っつうかスタンドなんて無い。冷静に考えるとクレイジーダイヤモンドかパールジャムですかね?」
 …実生活で役立ちそうなスタンドって少ないね、やっぱり。
「スタンドは精神力で操るもの!その人の精神の具現化!スタンド使い自体、一般人よりも荒々しい精神の持ち主なので、当然のごとく、戦闘に特化した能力が多くなるのは自然な事です」
 ポルナレフとか生まれつきスタンド能力持ってた人って……どーなのかな…あ、そっか、だから特殊能力無いんだ?
「そーかもしれませんね。銀の戦車、法皇の緑、灰の塔…この辺りは特殊能力が無い…これは赤ん坊の精神の具現だからですかね?」
 赤ん坊が何でスタンド操る精神持ってるのかわかんないけど。
「アヴドゥルとか…どこまでホントの事言ってるのかわからないのが問題」
 水を操るゲブ神とか…どんな精神なんだろ?
「しかし盛り上がらない話題」
 ごめん…でも、盛り上がる話題ある?ぼくなつ以外で?
「あなたは一体どーいう出会いを期待しているのか!」
 定期とか落としちゃって…困ってるトコに、「これ、もし
「ありえねぇ」
 そーかな?定期券落とすのってありがちだと思うけど。
「ありがちじゃ困る…ん?はっはぁ…なるほどぉ」
 にゃ?…にゃに…かな?
「てめぇ、何で9月までなんて定期になるかと思えば…」
 ………う、こーいうの虎穴を掘るっていうのかな?
「そーです」
 はずれ、墓穴を掘る。
「あんた、使わないと勿体ないだとか何とか……落とすなよ!」
 だってだって…だって、ひどいんだよ!帰り…ふと気付くと定期券が無い!!
「あなたが焦ってる姿は目に浮かびますが、落とす方が悪いだろ…っていうか、その話でなくて、定期券落とすのがありがちなのも困るが拾ってくれた人が美形で、しかもあなたに一目惚れとか無いから、それ」
 美形じゃなくていーから、可愛かったり格好良かったり。
「しかし、9月4日の6ヶ月前って3月3日…日曜日ですけど、何故に?」
 日曜日だからって休みってわけじゃないんだね、これが。第1日曜日…さて何でしょう?
「考えるの面倒なのでどーでもいーです」
 ウチの学校は検定の会場とかになったりもします。さあ、何でしょう?
「だから、どーでもいーと」
 …何故に?って聞いたのはキミ。
「いや、どーでもいーです。ただ言いたかっただけ」
 ムカつくなぁ…「たむら…ゆうさん?いい名前ですね」
「あん?」
 さっきの続き、キミが邪魔して途中になっちゃったから。
「あぁ、勝手にやってて下さい。私はぼくなつしてますんで。そこでお一人でやってて下さいな」
 …付き合い悪いんだから。
「あ、小泉クンが原爆式典?…いや、名前ヘンだな。まあ、それで平和を語ったそーですねぇ。あーいう場面でギャグっていうのは感心しませんねぇ」
 キミのその発言の方がかなり不謹慎。
「んー。原爆どーこーは終わった事ですから。終わってない方々が悲劇を訴え平和を語るのは自由ですが、関係ない方々が「被害」だけを訴え、「日本の平和」しか考えないような発言してるのはね…。終わった事は終わった事、それを教訓に…。小泉クンのような明かな戦争肯定派…アメリカの無差別大量殺人を肯定してしまい、「どこまでもついてきますぅ」な人がそれを言ったって。あの人はホント「人気取り」には余念無いですね。唯一の原爆被害国だとか、そんな事実は平和という概念には何の関係も無くて、それを持ち出す事自体、平和なんてどーだっていーと思ってる証拠じゃないですかねぇ?…広島市の言いようは立派ですが、首相の行動がアレなんで全く説得力無いですね。「アメリカを否定出来ない国が何をほざいてやがる?」そんな風にしか思われませんて。アメリカが真珠湾どーこー言ったって日本人は「まだそんな事言ってるのか、被害者ヅラもいい加減にしろよ…殺人国家がッ」とか思うのと同じで、対外的には何も意味が無いどころか反感持たれるだけですね、毎年のこのイベント」
 実際に行動が伴ってるなら意味はあるんだけどね、伴ってないからね…。
「広島がどんなにブッシュを否定したって、アメリカの報復攻撃を否定したって…小泉クンがブッシュを肯定…ところか誉めちぎりますから…これじゃ、日本が何を言いたいのか理解出来ませんよ。」
 というか小泉クンが何を考えてるのかすっごく知りたい。
「心から本気でああいう発言したとしたら凄いですね。そんなバカは首相やらないで下さい。…でも、本気でないとしたら広島に対して失礼なので、これはこれでやっぱり首相やめて下さい」
 お仕事って大変。

 8月 7日深夜
「ねむい…何故に既に1:30?」
 日記は時間かかるよね、やっぱり読んでると。
「むぅ。色んな日記ありますね。眠いですが、深夜の時間余ってる時でないと長文書けないので」
 キミってば…朝陽ほどじゃないけど、帰宅時間むちゃくちゃ早いくせに。
「書く気力の問題と、他にする事あるというのと。VRなんです、とにかく」
 うい!バーチャレーシングぅ。
「時を溯る事十数年。…RPGを初めてプレイした時、ほとんどの方はこう思わなかったでしょうか?」

「他の人と同じ世界でゲーム出来たら面白いのに」


「と」
 PSOじゃダメなの?
「そーでなくて…話を先に進めないで下さい。ゆっくりと…私の場合はドラクエ2が最初」
 ムーンブルクの王女は全裸♪
「あれは服ごと犬にされているという事で解決しているはずです」
 それは有り得ないなぁ。魔法っていうのはね…えと、どこから説明すればいーかな?
「説明しなくていーです。この世界…ん?エルフの森な世界とドラクエ世界ではルールが違うんです。あの世界の魔法とあなたがたの使う魔法とでは別物です」
 そーだけどぉ。でも、服ごとってやっぱり無理…。
「…私はですね、他の人と…というのは風のマントの時に最初に思ったのです。このアイテムがまだ塔にあったからよかったけど、もし誰か他に冒険してる人がいて…先にとられちゃってたら先に進めないんだなぁって」
 それって同じ世界でっていうか…その世界に入っちゃってるって事じゃないかな?キミの場合、ぼくなつでも思ったけど、ゲーム世界に入っちゃうよね、何か。
「まあ、そーいう面はあります。で、ドラクエ2でも「仮定」してみたくなっちゃって、もし着くのがもっと遅かったらどうなったんだろ?みたいな」
 風のマント無かったら、どーする?
「冒険は途絶えますね」
 何かある意味、貧弱っていうか…「板」一枚あるだけで通行不能になったり、ジャンプすればいいんじゃないかな?って場面でも律儀に色々と遠回りしてみたり…RPGの主人公って何か…。
「そこで思ったのは、もしそのマントを持った冒険者と運良く出合えたら、使った後に風にでも乗せてこちら側に飛ばしてくれれば…いっその事、キメラの翼でも使って戻ってきてもらって、とか色々考えました。そして、それは「ゲームキャラ」ではなく、別のプレイヤー。当時、中学生でしたが「ネット」…まあ、この単語こそ頭になかったですが、この概念はあって…ネットを通じてたくさんの人がドラクエ2の世界で一緒にプレイしたら、誰が最初に目的達成するのか?パーティ同士潰しあうこともあれば、協力することもあるのかな?とか」
 みんな、考えただろーね、そーいうのって。
「そう思うんです。で、考えだすと「有り得なくても」徹底的に細部まで考えたくなってきて、リアルタイムでプレイするとなると「宿屋」で宿泊すると、その日はもうプレイ終了なのか?とか」
 そっか、リアルタイムプレイだと…そーだよねぇ。
「で、まあプレイ終了するのが正しいかなって。薬草で頑張れ!みたいな。で、このまま時が流れて…多人数プレイの事は時々考えつつ、何となくどーでもよくなってきてドラクエ4」
 あぁぁ、それぞれライアン役とかアリーナ役とかそーいう事考えたんでしょ?
「違いますよぉ。トルネコの章で…レイクナバの武器屋で扱ってない武器でも、買い取る事で売る事が出来るようになる…」
 それで覇者の剣を手に入れちゃうのはじょーしきかな?
「常識です。これ見て、再燃。他プレイヤーがどっかから持ってきた武器をどっかで売る。運が良ければ本来売ってるわけがないものが売っている。もしかしたらそれは非売品かもしれない。…他プレイヤーとの直接交渉も有り得ますが、やっぱり「未知」。自分はその存在さえ知らないけど、どこかで誰かが冒険していて、そして過去にその街に立ち寄り、いらないアイテムを売っていった。それを自分が今ここで買い取る…」
 実際、ドラクエ4の世界でネットプレイ出来たら面白いよね。導かれし者以外にも冒険してる人はいるんだ!って感じで。
「そして、高校生になって…このネットRPGの事はほぼ忘れ去りました。もしネットで同じ世界で冒険出来るなら…冒険しなくてもいいんじゃないか?そこに現実とは違うもう1つの世界があって、そこで普通に暮らせるんじゃないかな?って。郵便配達しながら毎日のよーに考えてました」
 ……郵便配達ってそんなにヒマなんだ?
「毎日同じルートですからね。もう「お約束」のように…するとヒマなので下らない事考えちゃうんですよ。で、こっからが本題なのはわかりますよね?」
 仮想世界…だよね。
「実はこの仮想世界の概念に至るにはもう1つの道があって、ネットRPGから直接移行したわけじゃないんです。こんなゲームがあったらどうなんだろう?と…まあ「ぽやっちお」みたいな、1つの街を作り、そこには住人がいて…何をするのも自由。期間1ヶ月として、あまりにもリアルな世界と住人。そこでバイトして暮らすも自由、寝て暮らすも自由」
 それもゲーマーならみんな1度は思い描くゲームだね。シェンムー第1章もその派生だし、思いっ切り。
「はいはい。で、これとネットRPGが結びついて…で、まあ情報処理科の人間でしたから…近い将来「可能」か「不可能」かなんてのはわかる事で「こりゃ無理だな」と」
 で、そのまま忘れ去った…。
「結構怖い考えに至ったっていうのもありますね。…結構前に「ツッコミ」入れまくった特命リサーチのバーチャル世界の話」
 あったね、そんなの。外出する必要なく買い物も出来て、旅行も仮想世界で味わえる。主婦は何もする必要が無いみたいな。
「えぇ。だったら働けよ!っていうツッコミと「外出」しないなら、服とか買っても意味ねーだろ!っていう。結局、至ったのはこれだったんです。高校生がバイトしながら考えて「こりゃダメだな」と思うようなのをTVで真面目に放送した特命リサーチの方が怖いという意見もありますが」
 怖い…か。でも…気付いてないだけかもしれないよ。
「何に?」
 ヒミツ。
「結局、仮想世界が現実と変わらない感覚を与えてくれるなら現実は必要無い。人間以外の生物の事まではわかりませんが、人間が自分自身が「生」を感じるのは「思考能力」あっての事。肉体が無くても考える事が出来るならそれは「生きて」いる。仮想世界で自由に行動出来る、それは本体の脳と結びついているんでしょうか?」
 人間の脳をロジック化してたらネットがパンクしちゃうって。…本体、肉体にネット接続してそこから情報取りだして…再現する事になると思う。
「だとすると、確かに肉体は必要ですが、極論すると脳さえあればいいんです」
 世にも奇妙な物語な世界かな、そーいうのは。ありがちな話。
「奇妙だとか、そーでなくて現実の話ですね。ただ、仮想世界上で人間を再現出来るとしたなら、容量の問題こそあるものの、人間をデジタル生命とする事は可能という事。脳をコード化、ロジック化する事が可能という事。それが可能となると、どれだけでも人間は複製出来ます。そして本人が望むなら基本的に死ぬ事もありません。ロジックをいじれば不老不死も可能ですし、若返る事、姿を変える事、どーとでもなります。そしてコピーを作れる以上、自分が望んだ人と自分の世界に浸る事も可能。つまり、小学生時代が懐かしいと思ったならば、当時を再現した世界に入り、コピーした住人を配置する。コピーとはいってもデジタルデータですから精巧…というよりはホンモノ。昔のままなんです。現時点で現実を仮想世界で再現する事は可能です。この世界を再現する事は無理でも。何故か、この世界は実に数学的で計算で未来予測が可能。乱数を使う事で極めて精巧な現実の再現が可能となるわけです。だからこそ、デジタル生命というものも可能なわけで。これを進化させていくと不老不死の人間。仮想世界で生まれ「肉体」を持たない人間が増えていきます。たとえ、人工的に作られたものであっても、それは「自分の意志」を持った生命体となります。その世界はもはや「仮想」ではなく「現実」です。その世界ではプログラミングによって与えられたそれが「肉体」と認識されます。現実世界において「世界を管理」する存在が必要となりますが、それは「神」と呼ばれる存在…。寝るな、こら」
 長いよぉ。話長すぎ。
「聞けぃ。問題は…です。もし現実で何か事故があって、その世界が壊れたら?」
 これってね、多分…作家志望の人とかが思いつくネタだと思うんだよね。この世界は「仮想世界」じゃないのか?っていう。
「この世界がどーあろーとそんなのはどーだっていーんですよ。宗教的には問題あるかもしれませんが、それ以外にはこの世界が現実に存在している物質世界であろうが、どこかの物質世界で作られた仮想世界であろうが、私達にはこれが現実ですから」
 そう!でもね、神話の時代、神と呼ばれる存在…そして不死とも言える人間の寿命。揺らぐ世界、不自然な生物の進化、途切れる記憶…。
「まあ、ネタにはしやすいですね。問題はこの現実ではなく、つまり仮想世界が実現しえたら非常に怖いという話です」
 仮想世界が現実世界と同じ存在だって言えるとしたら、その逆も有り得るわけで、現実世界っていうのは、所詮その程度のものって事。
「そーですねぇ。だとすると未来が見える事に不自然さは無く、宇宙に謎は無い。そして幽霊、ゴースト現象も不思議ではない。時間を逆行出来ないのもまた当然」
 外の世界からその世界の時間を自由に操る事は出来る。でもその世界の住人はそれに気付かない。
「ただ、もし現実世界がその程度のものだとするなら、それはある意味幸せで…運命なんて無い。未来は予測は出来ても確定は出来ない世界だと言う事になります。時間を巻き戻したとして、同じ歴史になる事は無いでしょうね」
 まぁ、この世界のルール作るのって相当手間かかるし…今の地球人じゃ再現は出来ないね。

 8月 7日
 おっかえりぃ。えへへぇ、クイーンカブト倒したよ!
「おぉ、おめでとー」
 今日は外出なーし、一日中、部屋にひきこもってました。…ま、これはこれである意味、有意義だよね。
「そーですね。毎日毎日だとダメですけど」
 世の中って不思議でいっぱい!
「ほぉ?まぁ、ちと待ちなさい。あとで聞くから」
 バイトってさ、妙に仕事が早く終わっちゃって早くあがれる時って何か嬉しいよね。その分、バイト代減るのに。
「待てって言ってるのに。…あ、これやる」
 キョロちゃん?ありがと、結構嬉しい。朝陽もこの程度してくれればいいんだけどなぁ。
「クリスマスに帽子をプレゼントするよーな奴に何を期待するかな」
 でも、あの帽子気に入ってるから。夏でも冬でも使えるし。でも、何で実用品ばっかりなんだろーなーって。
「便利じゃないですか。ふと思ったんですけど、悠さん…あなた、自己紹介では興味無いと言っているのに…実はぬいぐるみ好きですね?」
 うん!!世の中って不思議だよね、すっごく。昔…って言っても1、2年前だけど、ホントに興味無かったんだよね、ぬいぐるみって。何で大人に近付いて逆にぬいぐるみに魅せられちゃってるのか自分で謎。ちなみにちっちゃいのが好きかな。
「大抵の方はやたらとデカいのが好きなようですけどね。私も巨大ちよパパ見て、欲しくて欲しくて…値段はどーでもいーんですけど、場所の問題で諦めましたけどね」
 おっきいのはやっぱり場所で困るか…ボクの場合だと全然困んないけど…。あ、不思議の話。不思議でしょ、バイト。
「あぁ、それは人にもよるでしょう。悠さんの場合は金に困ってませんし。っていうかバイトしてるんか!」
 今はしてない。あと、急に休みになると、これもやっぱり何かちょっぴり幸せ。
「それも人によるかと」
 そーかなー?それで幸せだったらバイトしなければいいのかな?って思うけど、それはそれでダメなんだよね。
「さって、ぼくなつ」
 それされちゃうと、ボクがヒマしちゃうんだけど。
「テレビでも見てれば?」
 朝陽、来ないかなぁ。恋人、異世界にほっといて毎日毎日何やってんのかな。
「浮気」
 …イヤな事ボソッと言うなぁ。
「っていうか、ホントに生きてたんだ?」
 生きてるよ!!

 8月 7日その2
「中ボス「グレートオオキング」もあっさりと倒し、ジェットサイダーの王冠も24個集め、遂にあと1個となりました」
 ちゅ、中ボス?
「えぇ、巨大オオクワです。でも、見かけ倒し…無茶苦茶弱いです」
 …キミのあの精鋭見ると、その「弱い」っていうのがどの程度なのかわかんない。それよりジェットサイダー、あと1個?
「そーです、あと19だけ」
 ふあぁぁぁ…ボクなんか、まだ9個だよぉ。
「だいじょぶですよ。もう22日ですから、私なんて。この時期になってやっと24個…。少しづつ見つけてけばコンプリートは難しくないです、多分」
 がんばる!!…で、このジェットサイダーって実在の?
「私の記憶には無いですけど、多分実際にあったんだと思いますよ。他の駄菓子とか全部実在のものですし」
 ほぉぉ。昔集めてた人には涙モノってとこかな。…あ、じゃあさ…ぼくなつと関係無いんだけど、トンボの目の前で指をクルクル回すと簡単にトンボ捕まえられるっていうアレって史実?
「史実って…歴史なのか…トンボ?…史実かどーかはともかく実際出来ますね、タマムシはちょっと自信無くなりましたがトンボはさすがに普通にいるので実際に試してみればどーです?」
 …キミの見てない時にやってみる。
「えぇ、それがいいです。私が見てる時にやって…失敗しようものなら、遠慮なく笑いますから」
 でも…それで捕まえてもキミは信じてくれそーにないな…。
「実際に1度やってみて、これなら出来る!と思ったなら私の前で実演。ヒマだったら見てみます」
 でもさぁ、そーいうのって本番っていうか、そーいう時に限って失敗するっていうのが常識だからなぁ。
「ちなみにトンボは凶暴なので捕まえた後に油断してると攻撃されます」
 どーやって?
「喰らえばわかりますね」
 役に立たない。あ、もひとつ謎…魚ってザリガニで釣れる?
「いや、釣れるんじゃないですか?ゲームでやってる以上。釣りの方面には興味向いてなかったんで…ザリガニ釣りならしましたけど」
 ザリガニ釣り…むぅぅぅ、そーいえば、天使な小生意気でもザリガニ釣りとかやってたっけ。素手で捕まえるものじゃないわけか、基本的には。
「ザリガニと言ったらザリガニ釣りですよ。何故かよっちゃんイカが餌に適してるという」
 あれが餌…。
「おぉ、よっちゃんイカを知ってる!」
 アレ、普通に売ってるし。
「まあ、確かに未だに普通に見かけますね。今でも当時の駄菓子とか売ってますけど、そーいうのって専門店でしか見ないですしね」
 むぅぅ、でもザリガニを食べる魚っていうのは想像出来ない。実はザリガニは柔らかい!!
「んな事ぁ無い。脱皮した直後はやーらかいですけど」
 ゲームなのに、何か生きてる動物を餌にしちゃうとか虫を標本にしちゃうのに抵抗覚えちゃうのってヘンかな?
「いやぁ、そーいう人はいっぱいいると思いますよぉ。まあ、小学3年生の男の子は普通、そんな事感じませんけどね」
 そーなの?
「普通はそうですね。虫が生きているという事は頭では理解出来てますけど、それを実感として持っていない。命という概念が希薄。でも、プレイヤーは小学3年生じゃないですし、何もプレイヤーの意志に反してまでボクを演じる事も無い。ボクは…プレイヤーなんですから」
 そーだよね。でも、そーいう事じゃなくて「ゲームの中の生物」の命の事までとか、そーいう意味。
「いや、だから…そーいう人はいっぱいいると思いますって」
 …でも、虫相撲なんていうヒドい事は平気でやれるこの私。
「おぉ、さすがにその場面でボクとは言いませんでしたね」
 ぼくのなつやすみ…タイトル変更を望む!!
「俺様の夏休み。主人公はジャイアン。ストレス解消にのび犬を殴ったり、ジャイアンリサイタルを開催したり…わけのわからないヒミツ道具でのび犬に仕返しされたり」
 ドラえもん…教育に悪いね、何か、ホントに。
「のび犬で思い出したんですけど、勤務先のとこにある本。「戻」って漢字、ヘンなんですよ」
 中の「大」の字が「犬」になってるとか?
「そーです。活字なんで、ああやって登録されてるわけですよねぇ…何なんだろ、あれ?」
 世の中は不思議がいっぱいだから。でもやっぱりぼくなつ2外伝−私の長い夏休み−かなぁ。
「イヤだっつってるだろ。しかも長い夏休みとか具体的に言うな!」
 職安…じゃなくてハローワークだっけ…ハローワークに毎日通ったり、毎日釣りしたり、公園でブラブラしてみたり、引きこもってみたり……。ハローワークで芽生える愛と友情。
「実際あるみたいですけどね。そんなゲームすっごくイヤ」
 ちなみに「長い夏休み」だから期間は1年。
「長い夏休みは…隠語ですか?」
 うみちゃんのお父さんとか、そんな事言ってないからね!ちなみに砂丹クン、好みのタイプ。
「あーいうのを求めてたんですか、あなた。でも、いないと思う。いたとしてあなたには縁が無いと思う」
 でも、見た目どころか性格まで変わってる…。
「暴力少年でしたよね、確か」
 まっ、生粋の科学部員だった地丹クンが電車好きな変人さんになっちゃったのと同じかな?眼鏡取ると実は可愛いっていうのも無くなっちゃったみたいだし。
「双子なんですから、眼鏡取ると…今回の砂丹クンみたいになるんでしょうかね?」
 絶対ならない。っていうかそんなの許さない。
「とりあえず、美人で有名なクラス委員の山田さんに加え、あるみちゃんまでうみちゃんの攻撃対象に加わってしまったようで」
 天然な可愛さが…敵らしい。
「しかし、今週のサンデーでもっとも注目なのは…翌号から「高橋しん先生」が連載開始という事でしょう!」
 サンデーの売り上げ3倍増!
「文明が滅んだ後の世界という設定ですか…その文明を滅ぼしたのは…悠さん?」
 ボクぅぅぅ?ドキドキ、そ、そんないつの間に、そんな凄い事…。
「いや、あんた、そこの猫2匹と一緒になって滅ぼしたろ…やるだけやってエルフの森で「おにーちゃぁぁん、えへへっ」と幸せに過ごすという最悪な…」
 ちなみに「エルフの森」って今更言うのも何だけど「世界」っていうか「星」の名前であって「実際に森」だっていうわけじゃないからね、以上、悠ちゃんの豆知識でした。
「いつかあらすじを追加しないといけませんね。あなたの軌跡っていうか破壊活動」
 ボクは被害者だもん。…悠ちゃん最大パワァァ。…見てよ、これ。
「…随分とまた何ていうか…勇ましくなりましたね」
 言葉選んでくれたみたいだけど、勇ましいってレベルかな、これが?今は制御出来るけど、前はボクの意志なんか無視して好き放題に暴れてたんだよ、これが。…っと、リリース!
「まあ、でも…藤宮紅葉とか、あの系統な恥ずかしい格好でないのは救いですね」
 本気でザナッファーなんだもんなぁ。まさかその系統の危ないものじゃないよね?とか最初から聞いてたのに。
 「その力ある限り、来年辺りまた不幸が…またその猫どもが裏切って」
 …嫌な話。でも、裏切られたんじゃないよ。元々、敵だったのが裏切ってボクについてくれて今に至るっていうのが正解。
「裏切り者なんですよね、でも?1度裏切った輩はまたいつ裏切るかわからないぃ」
 だいじょーぶだもん。フシとレキとボクは固い絆で…多分結ばれてるから。

 8月 8日
 最近気付いた事…この家、暑い。
「毎日毎日暑いってわめいてるのに…最近気付いたんですか」
 お祭りとか花火大会とかそーいうイベント無いかな…せっかくだし。
「何がせっかくなんだろ?」
 楽しまなくちゃソンだよ。夏。
「BCの再構成をする気も起きず、ぼくなつしかプレイしてないわけですが、何かラブラブで辛い」
 誰と誰かは敢えて聞かない事にする。いいなぁ…。
「あんたにはいるだろ」
 いたって、この場にいないんじゃ意味無いもん。
「王冠は25個コンプリート。ヒミツの秘密兵器も倒してもう秋だなぁって感じで、再プレイするようなゲームでもないですし」
 壊れちゃうもんね、そんな事したら…小学3年生の1回きりの夏休みが。っていうか、見ちゃったよぉ、ヒミツの秘密兵器…何か先に正体しっちゃうと…
「見てるあなたが悪いんじゃないですか」
 だって、虫相撲なら見ても平気かなって。あーあ…でも、結構弱かったね?
「弱かったですね、まあ3匹も潰されましたが、こちらも」
 ま…まだ勝てん!今のボクの装備では…今のボクの科学では……
「科学?」
 う、ネタが通じないとちょっぴり悲しい。
「あぁ、シュトロハイム…」
 よかったぁ。でも、まだ勝てないなぁ、キミのあの化け物達であれじゃ…プリティーチャッピーは強いんだけど、1枚看板で…次が育たなくて。
「早く育てないと、本気で育たなくなりますよ。ランク弱ですら、化け物ばっかりになってきますから、15日頃から」
 頑張ってみる!今ねキンクワが何とか10勝あげて…期待出来そうな感じにはなってるし。
「名前つけました?」
 ふふふふ!!「おくびょう風」!!いい名前でしょ!!
「…再プレイどーしましょーねーえ?見逃してるイベントとかあるでしょうし…うーん」
 おくびょう風、無視されちゃった……。再プレイしてる時間あるならボスキャラの作業でもすれば?BC特別編みたいな感じで。
「個人的にはヒマな時だからこそ「こんなにヘンだぞ、空想科学読本」のあまりにも多すぎる間違いを1つ1つまとめていくのもありかなとか思ってますが」
 同じ事の繰り返しだよ?
「そりゃ、完璧な人間なんていませんから、指摘した事を更に指摘もされましょう。でも、山本氏はその論理すら理解してないように思えるんですよ。世の中、バカな本はたくさんあります。自分を天才と思い違いしてる方が書いてる本が。ちょっと前に怒りまくった、あのジョジョ第4部のアレもそうですね。あの方、同じような本を色々出してますが、自分が精神分析の天才だとでも思ってるんでしょうね、その分野で専門に学んだ形跡も無いのに。他にはガンダムシリーズからMSだのMAを引っ張り出して仮想対戦させて、こいつが最強だ!みたいな…マニアが書くなら納得も出来ますが、ロクにMSの設定も知らないバカが、自分の好きなMSとパイロットを勝たせただけという無茶なモノ」
 …何か、キミってば、何でそー「外れ」な本ばっかり買ってるかな?
「外れな本ばっかり買ってるのではなくて、外れな本を買ってしまった場合は無駄な金と時間を使ってしまった自分への怒り、著者への怒りをどこかにぶつけたくて雑記に書いてるだけです。せめて雑記のネタにすれば、少しはモトが取れるかなと。買った本、買った本…外れまくりじゃないんです。いちいち雑記に書かないだけで」
 まぁ、そりゃそーだ。じゃあ、お勧めの本とか。
「そーですね…ちょっと見てみましょう。…んー……これなんかどーでしょーか?…あまりにも残酷な拷問の世界」
 見たくない、そんなの。
「この本はですね…どんな内容だったかな?んー…あ、これですか。この本はですね。ただの拷問図鑑じゃないんです。紹介してる数は少ないんですが、1つ1つ「物語」にしてその拷問の残酷さを伝えようとするという実に画期的な」
 なんでそんな本買うかな…。
「まず1発目が魔女裁判…つまりあなたにも関係深い、魔女狩りです」
 人間の残酷さがわかる史実。
「シャーマンキングですっかり有名になった吊り籠も当然、紹介されてます」
 シャーマンキングかぁ。何か凄い事になってるよね。モルフィン捨てて自分勝手な事ばっかり言ってるリゼルグを優しいとか。
「かなり無茶な方向に突っ走ってますね。鉄の処女がどうやら回復装置のようですし」
 …普通、ダメージ受けると思うんだけど…。
「中にあるのって拘束具ですしね、どー見ても」
 拘束っていうより…何だっけ、あれ…えと…覚悟のススメの…。
「強化外骨格ですね、そうかもしれませんね、確かに」
 TVアニメって規制キツいよねぇ。でも、何で回復装置扱いかな?
「竜も葉も勝手な事ばっかり言ってますし。リゼルグは自分の意志でやっている事であって、誰かに強制されたわけじゃない。そしてその道が間違ってるかどうかなんて、わからない。ロクな人いないです、アニメ版シャーマンキング。シャーマンは全員まとめて死んで欲しいですね」
 原作の方もああなのかなぁ?
「最低、アニメ版はかなーり無能ですね。原作の方は何か、チョコラブさんが死亡したらしいです」
 何か順当に人気無い人消したって感じだね、それ。
「私は好きなんですけどねぇ、彼。まぁ、ホロホロが一番ですが」
 何か道から外れたとこにいるからね、彼だけ。
「他の奴らは、葉を含めて、まず「他人を否定する事」から始めますからね。力を持ったモノの驕り。強さが全てという考えが…根付いちゃってますね。シャーマンファイトってシャーマンを腐らせる為のものでしょうか?」
 あのルールだと、やっぱり自分見失って、力に傾倒してっちゃうよね。なんなんだろ…一体?
「放送開始当初…ファウスト戦、ホロホロ戦の後で葉が語った言葉、自分を見失う事の怖さ、他人の夢を潰すという事…今の葉に何も活かされてません。悪い方向に悪い方向に成長していってます。何の努力も無しに、ただいきなり与えられた超占時略決…他人から与えられようと、偶然手に入れようと力は力、それは自分の実力です。それは間違いないんですが、その力に慢心しちゃってますからねぇ。何で、厳しい修業を課すアンナがあんなにあっさりと無条件に力を与えてしまったのか謎ですね」
 アニメ版って謎。
「原作の方も気になりますねぇ、私が読んだのは予選でレンと闘ってるとこまで…かなーり序盤で止まってますから」
 原作の方でもみんな腐ってたら泣けるって事で。でも、最低でも超占事略決は楽して手に入れてないらしいよ。
「でしょーね」

 8月 9日深夜
「ブルーブレーカーの評判…すっごい悲しかったです。移植版が本当に出来が悪いかどうかはともかく、まず「攻略本」というそーいう姿勢の方々ではFX版をプレイしたって駄作でしょーよ、そりゃ」
 FXのゲームは移植するだけ無駄だよね。理解されないから、どんな名作でも。
「ファーストKiss物語辺りは別として。多分、チームイノセントとかも駄作扱いでしょうね。元々からしてヌルいのに更に攻略本というそれが当たり前の方々にはFXのゲームの面白さはわかりませんよ、そりゃ」
 何が悪いっていうんじゃなくて…敢えて悪かったのをあげるなら…移植しちゃった事かな?今のRPGが好きだっていう人がブルーブレーカーを駄作って言う事自体は…何も悪い事じゃないし、どんなゲームが好きだったとしてもやっぱり悪くないから。
「FXは、情報無いですから。攻略本なんて出るわけもないハード。ただのギャルゲーハードとしか思われてないようですが、実際、それ以外のゲームもたくさんあるんですよ」
 実は…そーなんだよね。
「一時期…いや、今もそーかな?SS、DC、PSに比べれば極めて硬派です。たとえばファイナルファンタジー…これは極めて軟派です。3までは硬派ですが」
 4で路線変更して…ヌルくなっちゃって、キャラ人気に走り出して…。
「面白いかどうか?これで言えば面白いでしょうね、7までしかプレイしてませんけど、私は。でも、それはRPGとしての面白さなのかっていえば、全然違う」
 PCエンジン、MD…FX、SSって続いてきたゲームマニアの為のハード…今無いからね、この先の進化っていうのはやっぱり…。
「ニンテンドーがどこまで頑張るか。ゲームマニアとは違うんですが、ニンテンドー路線というのは貴重なもので、廃れさせてはいけないと思います。私はニンテンドーゲーム全然買いませんが」
 あっははは、ダメだよぉ、それ、全然説得力無い。…ザウス閉鎖するなんて!って憤慨してる人が「じゃあ、行ってる?」って聞くと、実は全然行ってないみたいな。
「誰もいかない、採算合わないから閉鎖されちゃうのに。マイクロソフトは…こうなったら「冴子先生の魔法教室」とか、ウケ狙いで」
 …ウケ狙いって言うけど、それ発売されたら話題にはなるよ。多分…。ま、売れないだろーけど。
「日本語版TOMAKみたい」
 アレは凄いよね!最後までネタ振りまいてくれた。「売れませんでした」っていう自爆ネタで締めくくるなんて。そんな下らないネタの為に赤字覚悟で日本語版発売してくれた事に感謝♪
「いや…絶対売れる!っていう判断で発売したと思うんですけど…」
 でも、冴子先生って人気高いよ、実は。
「私、紙猫好きだったんですけど、いないんですよ、2000」
 噛み猫?
「榊さんの天敵です。いや、そーじゃなくて」
 そーじゃなくて?
「ペラペラの猫です」
 そんなのいたんだ?
「いました。…X−BOXに似合いそうなゲームっていうと…実写版ときめきメモリアルとかそんなのしか思い浮かばない」
 うっわぁぁ、似合いそう、ホントに。何か勘違いしてるとしか思えないすっごい人が出てきそう。
「一番怖いのは朝日奈夕子ですね。絶対、勘違いしまくりな凄い事になります、120%確定です」
 SNATCHER2ってどーかな?
「安っぽいですね、タイトルからして。マッドナーが死んだ今、何故、再びスナッチャーが?…再び結成されたJUNKER」
 明らかにダメっぽい。ごめん、ボクが悪かった。
「謎の覆面の男…その正体は…」
 ランダム=ハジル。
「そーいう安っぽさがいいですね、やはり2には」
 EVEみたいに主人公が2人いて。
「切り替え切り替え」
 量産型メタルギアがいっぱい配備されてて…。
「○○年、ネオコウベは炎に包まれた。…あの忌まわしき事件から20年」

 8月 9日…過ぎてる
 こんばんわぁ、もう10日だけど、9日雑記だよ。
「もののけ姫見てたら、時間が」
 何でこんな時期に放送するんだろね?トトロやったばっかりなのに。
「DVDだっての」
 とりあえずぅ、時間無いし、一気に終わらせる!
「知的所有権のトンデモ話という本を買いました。落書きにすら文句つけてくるディズニーの事はさすがに書いてませんが、例の小林よしのり氏の事から、キャンディキャンディ…」
 宇宙戦艦ヤマト…。
「いえ、ヤマトは無いです。まぁ、でも有名なのは一通り。gooとかときめきメモリアルとか」
 問題なのは「判決」が常人離れしてるっていうか「そんな風に考えてる人はほとんどいないと思う」っていう方にばっかり…。
「所詮、裁判所…裁判官の判断。法で照らし合わせる事など無理なんで、裁判官がどう感じるかで決まっちゃうわけで。判決間違ってる、と感じるものの方が多いのは問題ですね。もっと一般常識学んで欲しいものですよね、裁判官」
 ただ…どっちが勝ったにしても、なんていうか醜いよね、すっごく。
「この本で初めて知ったのはキューピーさん。キューピッドがモデルというのは有名ですが、アレにも著作権が及んでいて、著作権を取得した方がキューピーマヨネーズ訴えたという」
 著作権って譲渡出来ないはずじゃなかったっけ?著作権は著作者のみが持つ権利で、その権利を放棄する事も譲渡する事も出来ないっていう。
「譲り受けて権利を持ってるのは事実らしいです。色々と調べて書いてるようですし、事実でしょう、これは」
 そっか。著作者死んでも権利が存続してるって事は、誰かが権利持ってるって事か…何でこんな当たり前の事、勘違いしてたかな?
「まあ、あなたの勘違いはどーでもよくて、注目なのは権利取得前に、この方は著作権違反をしていた。だから権利を主張し、損害賠償を求めるのは「権利の濫用」だと判断されたと」
 …へぇぇ…って事はゲーム会社ってそのほっとんどが著作権に関してはなーんにも言えないんじゃない?
「裁判官様がその事実を知らないでしょうから、どーしよーもないですね。証拠を出せと言われても無いでしょうし」
 でも、それだと…権利取得しても何の意味も無い。
「無いですね。他人の権利を侵害するなら権利を主張出来ない。ネットで平気で著作権侵害しつつも自分の権利は主張しまくる人はたくさんいますが…」
 権利は認められても、恩恵は受けないって事になるのかな、それって?
「まぁ、他人の権利を侵害しておいて、自分の権利を主張するなんて有り得ないですから、普通考えるに。権利を持ってる事は認められても保護されるわけがない」
 でも、保護されないといけないんじゃないかな?権利侵害は権利侵害で、そっちは違法かもしんないけど、自分の著作物に権利あるのも事実で、他人の権利侵害したからって、ねぇ?
「私もそう思うんですけどね。別々に考えてはいけないようですね。つまり要約すると「悪人に人権は無い」という事です」
 …冗談に聞こえるけど、そーいう事だよね?「権利の濫用」とか、その言いようって。人を殺しておいて、自分の人権を主張するなんて権利の濫用だとか言うみたいなもんだよね?
「基本的人権が守られないんですね、この国。怖いな…まあ、私としては悪人に人権を認めないのは大いに歓迎ですが」
 権利を持ってるのが認められるのに、損害賠償が認められない。それは権利持ってる事認められてないって事だと思う…。だってさ、著作権者がどーあったとして、著作権侵害した人はやっぱり違法でしょ?偶然、権利者が先に違法行為してたからって…その人は何のペナルティーもないわけ?
「まあ、権利をもて遊んでいるプレイモア、あいつらの権利を認めないっていう結果になるなら何でもいいです」
 そーいう結果にはならない、絶対に。

 8月10日深夜
 いきなり「何で、8月も終わりなのに高校野球やってるんだ?」とか聞かれちゃって「本気」なのか「冗談」なのかわかんなくて困っちゃった悠です。
「本気でした。えぇぇ、だって、社会人って日付なんて覚えてないもんですよぉ」
 だからってぼくなつの日付を実際の日付だって勘違いしちゃうっていうのは。
「本気だったから、自分で怖いです。心の中で思っただけでなくて、口に出して「聞いてしまった」のがかなりヤクいです」
 ヤクいってどーいう意味なのかな?
「知りません。危険な時とかに使ってますね、八雲」
 もぉぉ、勝手に終わらせないでよ、ボクの夏休みを!貴重な時間を!
「あなたの夏休みではないですけどね」
 ちなみにね、帰る事は出来るって、もう。どーする?帰っていい?
「いーですよ」
 即答されちゃった。何かこー、もう2週間以上も一緒にいるんだし…いなくなったら寂しいなぁとか、うぅぅ。
「だって、帰ったとして、雑記時に戻ってきますもん」
 正確にはボク本体じゃないんだけどね。…で、どーする?
「だから、いいですよ、帰って」
 本心は?
「だから、帰っていいですってば」
 えとさ…ボクとしてはね。何ていうかな、んー…回りくどく言うのも面倒だし、真っ正面から言うと、夏休みの間はこっちに居たい。
「むぅぅ。16歳の夏休み、この貴重な時間を…好きな人と一緒に過ごす。これは大事な事です。こんなとこで毎日毎日、暑い暑い言ってるのなら帰る事、お勧めします」
 うん、それも思う。けど、この先…朝陽とはずーっと一緒にいれる!けど、この夏休みは1回しかない。今しか体験出来ないんだよ、この夏休み…朝陽がこっち来てくれるのが一番なんだけど。…まっ、つまりね、帰っても「いつも通り」だから。…それともキミは大事な一人娘がこーんなに頼んでるのに無理矢理追い返そうって言う?
「いつ「こーんなに頼んだ」のかはともかく、娘だったんですか?妹がどーとか言ってた記憶が」
 妹は一昨日辺りだけで終わり。実はね、ボクは未来の…。
「世界の猫型ロボットだったんですか」
 ふーふーふーふー。そーだよ、何か困った事ある?
「色々と」
 ってわけで、あと20日よっろしくぅ。ちなみに未来から来た娘じゃないからね。父親の権利を行使とか無理だよ。
「父親が娘に対して持つ権利って何かな?…あぁ、親権か。あ、あぁぁ、借金…」
 今帰ってれば、気付かれる事無しに…逃げれたのかな?
「無理です」
 父親はともかくとして、親戚のお兄ちゃんってキミみたいな感じなのかな?
「どーでしょー?」
 じゃあ、キミは今日からタケシくんだ!
「ジャイアンじゃないです」
 兄妹系って恋愛ネタ発達してるけど、何で親戚って無いんだろね?
「基本的に他人ですからね。それでいて赤の他人でもない。最も恋愛とは縁遠い存在なのかも…妹や兄っていうのは現実にいなくても、同年代の親戚っていうのは大抵いますから…極めて現実的で「憧れ」る要素が無い。現実的なので妄想が無い」
 やっぱり親戚のお兄ちゃんかな?一緒にいても別にどーとも思わないけど、一緒にいてイヤってわけでもないし。
「私は時々イヤです、うるさいから。…それより、結構前に「基本的にキミの事は嫌い」みたいな事言われた覚えが」
 ボク本人じゃないから気にしないでね。じゃ、おにーちゃん、明日こそ…。
「おにーちゃんという言葉は妹がどーとか…」
 妹としての発言じゃないからオッケー。
「んな、無茶な。明日はですね、悠さん…あなたは病院です」
 …もう治ったからだいじょーぶ。タケシくんは博物館がイヤ?
「タケシじゃないです」
 おにーちゃんもダメで、タケシもダメで…どー呼べと?祐里もダメだって言うし。
「私の名前は悠だって何度言わせますか?」

 8月10日
「どーしても8月後半だと勘違いしてしまうので、一気に終わらせました、ぼくなつ2」
 勘違いする方がどうかしてるよぉ。ちなみにもう11日…2日連続で、2日連続で!!
「仕方無いんですよぉ。まぁ、これで「ぼくなつ2」コンテンツまともに作れますし」
 キミの思い出の夏休みって?
「無いですね。誰と出会ったか。何があったか、覚えてないです、そんな事」
 それって悲しいなぁ。記憶にない、思い出にないって…過去が無いって事じゃないかな?
「そうとも言いますが、思い出の積み重ね、それが記憶を封じてるわけで過去が無いわけじゃないんです」
 思い出…か。ボクは今年の夏休み、絶対忘れない!!
「そう思う事が出来るなら、忘れないかもしれませんね」
 ぼくなつ2をプレイして過ごした素晴らしい夏休みの日々をボクは一生忘れない!
「そんな、くだらない夏休みはとっとと忘れて下さい」
 キミのプレイ話とか実際の夏休みの話とかは今日の深夜に書くとして。
「昭和50年なんですよね。現実に無い過去の世界だと思うと、少し寂しいですね」
 そーだね。でもきっと、どっかにこの世界あるよ、今だって。富海はきっとどこかに。
「女子大生が昭和24年生まれだとか、そんな具体的な台詞を聞いてしまうと時間的隔たり感じてしまって。あのタケシにいちゃんも、今は38歳ですよ」
 いい感じじゃないかな?今何をしてるかわかんないけど。
「えぇ、でも、数字の不思議というか38歳は「そんなものか」なんですけど、これが40過ぎると途端に…青春してるあの靖子おねえちゃんが43歳」
 そっか、みんな過去の人達なんだ…今も生きてるんだろーけど、現実にいない…過去の人達って何か実感したかも。思い出の中の世界を体験してるっていうのが何か今、よーやく実感出来た。
「靖子おねーちゃんやボクの次の世代、子供達が今、ちょうど彼等と同じような年齢でしょうね」
 ぼくなつ2外伝−ぼくの子供の夏休み−。
「プレイしたくないです、そんなの」

 8月11日深夜
「なんで犯罪を平気で語れるんでしょうねぇ。泥棒ども」
 現実に誰も迷惑してないからじゃないかな?
「エミュレータ撲滅!!技術の問題とかそーでなくて、公的に発売されたPSのエミュレータありましたよね。SCEが訴えて敗訴した」
 あったね。アレって結局、ソフトはホンモノ…CD使うからっていうのと、PSの売り上げに影響を与える事は有り得ないって判断だったよね。
「問題が違うんですよぉ。PSの権利というのはSCEが持っているもので、そのPSでのみ動くべきものとしてPSのソフトは発売され、各ソフトメーカーはソニーにライセンス料…払ってるわけです。ところが、ソニーが許諾を与えてもいないものでPSソフトが動くとなると…これはハード技術をソフトで再現したとはいえ、それは技術の盗用です。PS2でPSが動くのと同じで、DCでPSのソフトが動く、しかもそれはソニーに無断でセガが勝手にやったとしたらどうなったか?これはセガが負けたでしょうね。それと同じなんですよ…「規格」というものがあって、それが「公的」でないものならば…勝手に発売してはいけない。それでPSの売り上げが減るかどうかでなくて権利の侵害なんですよ、PSの」
 それって独禁法違反。
「独禁法はそーいうものでない。大体、発売するな!っていうんでなくて許諾を得て、ライセンス料払って発売しろって事」
 まぁ、ボク達には害無いけどね。
「エミュレータ本体自体は問題無いって認識がもはや間違ってる時代なんじゃないでしょうか?もちろん勝手に自分でやってる分には自由ですが、それを無料交付しようが販売しようが、それは違法とすべきでしょう。それが違法となればソフトも出回らない。大元、根っこから潰さないと。処分しないとダメですよ、ゴミは。生ゴミ多すぎですね、ちょっと…ネオジオ撲滅」
 あうぅ、いつの間にかネオジオに…。
「ネオジオもネオジオを愛してると言い張る奴もムカつく。斬影拳を未だに残影拳だと勘違いしてるバカは去ね、この世界から。ネオジオ関係全てをこの世界から消し去りたいですね。どこに向ければいいよ、この憎しみ?Sの遺伝子だの、あまりにも大量な愛の無いウソつきファンだの…SNKが死んでそれで何もかも終わったはずなのに。ネオジオファンがいるっていうだけで怒りを感じてしまうようになって…サイアクだ、Sの遺伝子。ネオジオって名前自体がムカムカする。つうか、龍虎ファンが何で龍虎チームを認めるのか」
 人それぞれじゃないかな?KOFの龍虎キャラでも龍虎は龍虎って考えるみたいな。
「どうもウソっぽいっていうか。龍虎の拳をプレイした事すら無いって気がするんですけど」
 ま、今更、ネオジオなんてどーだっていーよ。もー決別したんだし。
「そーですね。でも、しょーじきな意見として、KOFの龍虎キャラを認められるような人は私はやっぱり龍虎の拳ファンだとは思えませんし、ネオジオフリークやAASNK対戦格闘を誉める事が出来る人もネオジオファンじゃないと思います。ネオジオフリークのネオジオへの愛の無さといい加減な情報提供に気付かない…読者同士の喧嘩を煽るだけ煽って…いい加減なコメントで無理矢理締める読者投稿コーナー、ついでにネットも管理放棄して荒れ放題。ネオジオフリーク編集者は首吊って死ぬべきでしょう。私はメストとアルカディアもバカにしてますが、ネオジオフリークは評価の対象にさえしていない。…あ、あと、KOFの新作の登場チームを本気で発表してるバカもネオジオファンでないです。情報漏洩はまず無くて…どっかのバカが漏らしてしまった情報にしても「それを隠す」事がネオジオファンの努めです。…で、思うにネオジオメインのサイトは9割以上がネオジオを何とも思ってないゴミどもが作ってます。ネオジオサイトを持ってない方々の方がネオジオへの愛を感じる事は多いですね。どうとも思ってない見せかけの愛だから、平気でインチキサイトを作れる。ネオジオ…やっぱりこの世界から消滅すべき。ネオジオでないんですけど、DC版KOF99って仕様なんですかね、飛びまくるの?」
 …キミの場合だとハードに問題ある可能性高いなぁ。やったらと高い確率で不良品買ってくるし。
「でも、KOF99だけなんですよね。勝手にリセットかかったり止まったりするのって。ソフト2本ありますけど、両方で起きますしねぇ」
 無駄遣いしてるよね、ホント。
「00も買いますよ、DC版、いつか」
 無駄遣い好きだね。その分、ボクに何か買ってくれるとか。
「貢いで何か得しますか?」
 ボクが嬉しい!
「そーですか。それは悪く無いんですが…っていうか消えないかな、ネオジオファン。知識無いのは今の時代もはや罪ですぜ?」
 そーなの?
「ネオジオは死にました。死ぬ以前なら昔のゲームの事なんか知らなくても「今のネオジオが好き」で通りましたが…たとえば、ファミコンファンを名乗る人がファミコンの最初のソフト3本のタイトルさえ知らなかったとしたら、それってどう思いますか?」
 ファンじゃないね、そんなの。ネオジオも同じ?
「同じですね。知識無いならネオジオサイトを開く事自体迷惑です、現在。ネオジオはもう現行ハードじゃないんですから」
 現行ハードだってば。
「現行と認めたとして、1度死んだのは事実。現在ネオジオサイトであるには過去のタイトルを知らないとダメでしょうね。全てのタイトルを知らないといけないとか、プレイしてないといけないとは言いませんが、歴史を学ぶ必要はあって、それは難しい事じゃない。その難しい事すらしようとしないような奴等がファンを名乗ってネオジオの名のついたサイトを開く事は……。ネオジオの名は、「ファン」と「作り手」…を「名乗る」バカどもに汚されていく一方ですね。ネオジオファンだのSNKファンが何で竜虎、飢狼、月下…こんなわけのわからない事書くんでしょうかねぇ?ネオジオファンは一掃するしか。ムカつくムカつくムカつくムカつく、悪いのは全部Sか…ソフト持ってればファンか?コレクションしてればファンなのか?お勧め出来るネオジオサイトって国内には無いんですけど、私。各タイトル別ならいいサイトは結構ありますが、ネオジオ全般となるとゴミサイトばっかし」
 でもまぁ、掲示板の存在に価値があるって考えればいいのかも。管理人がダメでも、場の提供として…集まる人達の中にはマニアもいるだろうし。
「さて、天外真伝の作業するかな」
 ネオジオだお?
「だお?とか言われても…RED怖いですねぇ、天外の権利はREDですよねぇ?まぁ、いいか」
 権利の問題でも、じゃあ。
「キャンディやヤマトの結果を見るに、現在日本では作り手が多数の作品の場合は「総監督」もしくは「シナリオ担当」者にその作品の権利がほぼまとめられるようで、キャラデザを誰がしようとその「キャラデザイン」すらも「総監督」のモノになったりします。創作活動を理解してないといえば理解してないのですが、まあこの判決には私はある種納得もしてます」
 結局、どう判断するかで、先例としてキャンディキャンディがあるからヤマトもそれに従ったみたいなとこはあるだろーけど。
「ただ気にいらないのは、どちらも「私に権利あるのは当然だろ。キャラデザごときが何言ってやがる」みたいな態度とるのでムカつくっていう事で」
 結局、誰がキャラデザしても「ストーリー、設定」が「重要」でキャラは扱いが小さいとか勘違いしてるんだろーね、これって。
「私がキャラデザしなければこの作品は成り立たなかった。という発言は有り得ないとは思うんです。もし引き受けてくれてなかったら別の方が担当しただけの事なので。その作品がヒットしたかどうかなんて予想する事自体出来ませんが」
 だからって「誰がキャラデザ担当しても原作ストーリーが同じなら同じ作品」って考え方はかなり間違ってる。
「小説の挿し絵辺りと同一視してるんだと思います。サクラ大戦のキャラデザを荒木飛呂彦氏が担当したとしてヒットしたかっていうと…」
 別の意味ではヒットしただろーけど…。
「もし、広井王子氏がサクラ大戦の権利はオレのモンだ!とか言い出したとして、現在の日本では認められてしまう可能性が高いんですが…」
 広井さんはそんな事言わないだろーけどね。
「結局、「誰がパートナー」だったとしても関係無かった。と、結局そう言ってるようなものなんですよね、ヤマトとか。それはもう…当時のスタッフをバカにしてるとしか。ただ、だからといって自分のモノでもないのにヤマトを平気で自分の作品に登場させてしまう松本氏や、勝手にキャンディの権利関係の契約を結んでしまういがらし氏もかなーり問題あるんですが」
 かなーり前だけど、松本コモンワールドの雑記で「ヤマトだけはちょいと別ものなんでつながってないけど」って言った事あったよね。
「なのに、9.999とか新999で平気でヤマトが出てきて…どうにもね、日本人のクセなんですかね。制作に携わっただけで「自分のモノ」と勘違いしてしまうというのは。ドラクエを作った男!とか名乗るバカと大差ないわけで、こーいうのって」
 …ドラゴンクエストの権利って誰持ってるの?千田さん?
「じゃないでしょうか?まあ、さっきのサクラ大戦にしてもそうですけど、そもそも…全ての権利はREDなりENIXなりに」
 そりゃそーだ。で、ゲーム画像の公開をしばるような権利とかってあるかな?
「そのゲーム画像の種類によっては権利侵害と判断されるものもあるかもしれないですが、どーにもゲーム画像自体には権利認められるとは思えないですね。ま、こんな本をアテにしちゃダメで、自分で法を調べるのが本筋なんですが。つまり雑記でも時々言ってますし、この本にも書かれている「引用」というルールある限り、ゲーム画像使ったとして、それは「権利侵害」ではなく「引用」になるわけです。その作り方にもよるんですが。文章にも当然ながら著作権はあるわけで…昔から「文章」は引用が認められていた…慣習になってる…だから問題無い。けど「絵」は前例があまり無いので認められない…そんなバカな話は無いですね」
 画家より作家の方が権利小さいって事になっちゃうもんね、それだと。
「プログラミング…ロジック単位で権利が認められてますが、その成果物であるゲーム、そしてそのゲームが作り出す画面にまでは…ちょっとね。映画となると話は別ですが、スクウェアが中古問題で訴訟起こしてくれたおかげで「ゲームは映画ではない」というはっきりとした「結果」が既に出ているのでこれも問題にならない。普通にゲーム紹介をしたとして…ゲームメーカーに損害を与えてるわけでもないので…やっぱりゲーム画像の使用って、「ほとんど問題無い」と思います、私」
 問題あるとしたら、やっぱり原作モノ?
「とりあえずサンライズには手ぇ出すなって事で。SRWのゲーム画面でガンダムとか使おうものなら…それでもサンライズは手ぇ伸ばしてくる可能性あります。気付かれると」
 その場合、訴訟起こして…サンライズに「そんな権利はあるのか?」って争うと面白いかもね。
「負けた時、シャレになりませんね、かなり、それは」
 …うん。でも、挑戦者現る!!ってガンダムとか…。
「使ってましたねぇ、怖い怖い。ってわけで天外真伝のコンテンツには躊躇無くゲーム画像使うです」
 ま、ダメだって言われたらやめればいいわけだし。いきなり損害賠償とか有り得ないし。
「ちなみに「引用」になってないような画像の使い方も多分ある」
 エンディングの公開とか…これって著作権とは別な、何かが怖いよね。ときめきメモリアルの改造データが「楽してエンディング至る」どーこーっていう無茶なコナミの言いがかりが認められたんだし。
「えぇ。実際言いがかりですね、アレは。でも、言いがかりだろーと、アレはコナミが勝たないといけなかったんです、ゲーム業界にとって。ある意味、コナミが犠牲になったとも言えますよ。他のゲームメーカは拍手したんじゃないですか?自分は痛い思いせず、コナミだけがゲーマー達に憎まれ、鬱陶しい改変業者に対する牽制が出来たんですから」
 別にアレって目先の利益とか、そーじゃないよねぇ?
「目先の利益って言うならもっとあっちこっち大量に訴えればいいんです。同人ビデオも訴えたわけですから、その辺り全部摘発しまくっても良かったでしょうし」
 コナミみたいな大企業が100万円とか、その程度の損害賠償受けてもねぇ…。そんなの「ときめきメモリアル」の名前付けたゲーム発売すれば軽く…。
「…この本、見てみましょう。ときめきメモリアルのは有名すぎて知ってるので読み飛ばしてましたし」
 何か知らなかった事書かれてるかな?
「………」
 どう?
「面白いです。「ゲームは映画なので、そのストーリーを破壊するようなものは」という理由でコナミが勝訴してます」
 …ゲームが…映画?
「っていうか、ときめきメモリアルがストーリー性に優れてるというのは…どーかな?この裁判官様は当然、プレイした上でこの判決下したんでしょうーね!!!」
 あっ…コナミ勝訴は歓迎してるのに…判決にムカついてるね?
「ちょっと、プチッと。ゲームはゲームだろーが。ファイナルファンタジーは映画でないけど、ときめきメモリアルは映画なんですか?」
 スクウェアって自分達でデータ改変プログラム配布しちゃったから、それが悪かったのかな?
「あぁ、ファイナルファンタジーのデータとか別のゲームのオマケでつけてたりしましたね。雑誌社とかにも配ったり」
 ふつーにプレイしてるとどーしてもデート相手がエリアスになっちゃうから、ユフィ版とか…そんな感じで。
「そりゃダメだ。でも、コナミも…」
 裁判官が知らないならOK。
「能力値改変すると、ゲーム性が変わって、それでストーリーも変わる。しかし、ときめきメモリアルって毎回毎回ストーリー違うし。敢えて言うなら「ストーリーは変わらない」と思います」
 敢えて言うなら攻略本とかの方がストーリー破壊。結末判ってるデートとその受け答え。
「DOA改変に言いがかりつけた時のテクモの言い様も笑えましたけど、これもまた…」
 どんな言い様?
「知らない人ってこのサイト訪問するような方ならほとんどいないと思いますけど…DOAキャラの衣装を消去、つまーり全裸でプレイ出来るようにした改変データありました」
 …思うにそーいうデータ入れたテクモがハードメーカーに訴訟起こされると思う。
「でも、割とこーいうデータ入ったゲームあるみたいですよ。データ改造ツールあるのを知らなかったという言い訳通らないので、そんなデータを消さない方が悪いという事ですね」
 っていうか何でそんなデータ入ってるのかが問題だよね。衣装合わせにしても裸にする必要無いし。
「その方が楽しいじゃないですか、作業してる時に」
 男って……男って……それってセクハラだよぉ。
「女性社員がいないとこで作業する分には問題無いのではないでしょうか?だから製作中にそんなデータを使っていようとそんなのはどーだっていー事です。特にDOAなんて…」
 DOAの悪口は今はやめといてね。
「悪口っていうか。DOAが売りにしてるのはあのバカの言い様でもわかるかと思いますが、ゲーム本編でなくてキャラ。スカートはめくれ上がって当然!という」
 思うにゲーム自体が問題、そーなると。
「まあ、ギャグみたいなものなんで、そんなものでいちいち18推とかにされてもおかしな話なので、どーしよーもない面はあります」
 でも、制服伝説って18推だよね?
「アレは「制服」を主体にした、ゲーム性が18推にされてしまった原因だと思います」
 DOAが違うって言うわけ?制服伝説以下のあの下劣なコスチュームとかが?
「アレはオマケで主題はあくまでも3D対戦格闘というのがDOAの立場です」
 卑怯だ、それ。
「でも、制服伝説以下ですか?制服伝説ってだって、緑川みなみとか…山吹柔とかすっごい格好してません?」
 でも、あれで実際にどーこー思う?
「改めて思うに、SFCって規制甘かったんですね」
 だね。SSが18推枠で発売しちゃうようなゲームを…
「まあ、SS版は一応、一部モーションでチラチラッと」
 何か話ずれてない?DOAの話してたのに。
「んー、全裸でプレイ出来るなんていう下劣極まりない事されては困るんじゃぁ!と訴えました。当然、多くのサイトでネタにされましたが」
 多分、その「ネタにされる」為じゃないかな、それ?それで興味持って「DOA」の知名度あがればラッキーっていう。勝っても負けてもどっちでもいーっていう。
「でも、所詮ポリゴンキャラ。そんなもん裸だからって嬉しかないって思うんですけどねぇ、私としては」
 じゃさ、じゃさ…それがDOAキャラじゃなくて、んと…チャムチャムだったりしたら?
「………聞くな。ちなみにチャムチャムは最近改めて評価高いです。ウケ狙いキャラとしての事でなくて、1つのキャラとして」
 キャラっていうか駒としてだね?
「それともちょっと違いますね。ゲーム中での動きとか闘い方とかが、レベル高いなって思いました。もちろん、ウケ狙いキャラとして作ってるので気合い入れて作って…その結果なんでしょうけど、アニメーションレベルではフェリシアに劣るかもしれませんが、技の1つ1つのモーションとか素晴らしいです」

 8月11日
 はお!暑さに負けないで頑張ってね!ボクなんか勝ちまくりでもう24連勝ぐらいしてるっぽいよ。
「暑いぃ、とか述べてまくりのは負けてないんですか?」
 述べまくり?………勝ってる勝ってるぅ。エアコンどころか扇風機すら無し!どこまで頑張れるか!
「私はTシャツ1枚でいいですけど、悠さん大変ですよね」
 大変だよぉ。外にいる方がマシなこの家って何かな?
「風がある日はでも夏の素晴らしさを感じますよね」
 夏の風っていいよね、夏でも冷たい空気があって、それを運んできてくれる。夏の深夜はいいね、やっぱり。冬の深夜はイヤイヤだけど。B 「そんなこんなで「ぼくなつ2」と「天外真伝」の作業を同時進行で」
 天外真伝は本気だったとは思わなかった…。
「メイン8キャラ+ボス4キャラ。さして手間でもないでしょうし、キャラが少ないのでBC当時よりも深くやれます。まぁ、今回やろうとしてる程度のレベルには仕上げるつもりだったんですけどね、BCの各タイトルも。とりあえず全タイトル終了した後に」
 通常技も画像使うですか?
「使いますよ。BCは基本的にゲームを知らない人への紹介がメインでした。実際にはその用途に使われなかったようですけど」
 知らないゲームのコンテンツなんて見る気起きないって。
「そーです。でも、今回の天外は対戦格闘として生まれたゲームではなく、キャラゲーの面がありますから、天外ファンが「どんなモノ」なのか知りたいという事で見る可能性あります。そーするとゲーム中の性能やら技名よりは一目見てすぐわかる技の画像は必要です」
 むっちゃくちゃ手間かかるって、それ。このPCもう死にかけだし。
「だいじょーぶですって。時間有り余ってるんですから」
 やっぱり懲りてないし。
「2年くらいはかけてゆっくりとやるつもりです。大蛇丸1人で1ヶ月くらいかけるかもしれませんね。今回は完璧に趣味でやるんで…」
 やる以上は…
「少しでも出来のいいモノを。天外ファンへの紹介を逃げ口上にするつもりは無いです。まぁ、趣味でやる事なんで、実用性は…」
 そんな2年もかけてやられてもね…実用性無いよね。
「ぼくなつ2は画像無しの方向で。あった方が興味は沸くんでしょうけど、面白みが、ね。思い出は先に見るものじゃない」
 全く無いと、ただの「紹介」でしかなくて、興味持たせるのって難しくない、キミの文章力だと?
「……こーいうのってそもそもゲームを現時点で持ってない人って見るんでしょうかね?」
 …見ないかもね。意味無いのかな?…じゃあ、次はぁシンデレラ2でも。
「結構いい出来でしたね。3本の短編があって、それぞれ主役が違う、と」
 シンデレラってさ…自分で何もしない人だっていうの気付いちゃってちょっとショック。
「そぉぉぉぉなんですよね。典型的な「不幸に浸ってるだけ」のヒロインで…不幸は不幸で認めますけど、自分で切り開こうとしないで…逃げるだけ。あんな娘放っておけば良かったのにと今更にして思いました」
 何でシンデレラって魔法かけてもらえたんだっけ?
「さあ?不幸に同情しただけじゃなかったですか?シンデレラ2のシンデレラの章、ネタバレになりますけど、どんなものだったか説明します」

 王子様と結婚して王城に住む事になったシンデレラ。しかし、王城での生活には昔からの伝統がつきまとい、それに耐えられなくなったシンデレラさんは「こんなの間違ってる」と伝統を破壊破壊破壊。

「と、まあ、ありがちなストーリーです」
 こーいうのって、古くからの伝統を「悪」として扱って新しい風を入れる人間を歓迎するフシあるけど、どーなんだろね?
「伝統にこだわるのは良くないですが、シンデレラさんの言い様と行動は…」

 王女の振るまいが出来ずに…逆ギレして怒りの表情で修業から逃げ出して自分の部屋に籠もって「私って何をやってもダメ」と泣いてネズミになぐさめてもらった。

「だけ。これでは「伝統」がおかしいからじゃなくて「自分が耐えられないから」キレて大暴れしただけとしか」
 …実際、そーだと思うんだけど、あれって。王家には王家としての自覚と責任あって、それに耐えられないなら…王女やめるしかない。王子様を愛してるんじゃなくて「自分の不幸」の立場がイヤで「王室の華やかさに憧れ」てただけだし、シンデレラって。
「シンデレラの庶民的な心を描きたかったんでしょうけど、アレだとただの「努力」も何も出来ないでただ泣いて逃げるだけの「バカ娘」ですね。ある意味、シンデレラというキャラを的確に描いてはいますが」
 夢は壊れるね、シンデレラって物語の。
「貴族を招待しておいて、無礼な振る舞いをする庶民どもも王城に招き入れる。これは王家の礼儀が問われますね。王家の暮らしがイヤならとっとと実家に帰って灰にまみれてろとか思っちゃいました。王家、貴族なんてのは庶民から金しぼりとって生活してる連中なんですから、その責任のもとに「楽しい生活」だけ求めるようなシンデレラは…」
 でも、庶民に人気あるよね、とーぜん、あれだと。
「私は反感しか持ちませんが…というか自分の意志が全く無いように見えるあのバカ王子…その后が甘ったれのクズ娘…あの国終わりましたね」
 でも国王様からしていい加減だし、童話の中の王室なんてあんなもんなのかな?
「ってわけでシンデレラは嫌いになりました。第2章はネズミ、第3章は意地悪な姉を主役に、こちらはいい話でした」
 都合良すぎるストーリー展開がシンデレラっぽいよね、すっごく。
「そーですね。シンデレラの正統な続編って感じでした」
 あっ、都合良すぎるっていうのは悪口じゃないよ、ボクの場合。別に憧れないけど、あーいう恋愛には。

 8月12日
「海外の対戦格闘系サイトは無茶苦茶充実してます。ネオジオも。日本人は人真似のモノづくりしか出来ない証明?」
 国内サイトの事は放っておいて…海外サイト。
「以前も言いましたけど、日本で技表を見つけてそれを英語翻訳ソフトで翻訳して手直しして公開してるっぽいサイトはたくさんあります。そんな中で「おいおい」と思ってしまうようなものを」
 日本の雑誌から参照してる可能性も高いけどね。…でも、英語でちゃんと技名って作ってあるよねぇ?
「作ってあります。もしかしたら日本ではこーいう技名って意味で公開してるのかもしれませんが、ちと多すぎですし。英語だからといって英語圏の人が作ってるとも限らないから…結局謎のまま」
 ま、面白ければどーでもいっか。

金剛:きんごう

「KABUKI KLASHとMOVEで検索かけた結果で、色々と」
 って、これ思いっ切りゲーム中「こんごぉ」って言ってるんだけど…。
「日本のサイトと同じで、自分は知らないけど、他サイトで公開されてるものを参考に公開してる可能性高いです。それか「こんごぉ」っていうのが意味不明な日本語で「金剛」と言ってるとは思ってないか」

氷竜:えいりゅう

 それは泳竜だぁぁぁぁぁぁ。
「深夜にわめかない!」
 だって、いくらなんでも…いくらなんでも…。
「今度わめいたら口ふさぐ」
 こ、殺すつもり?
「口だけふさぎます」
 これでわかったのはやっぱり「日本の雑誌」か何か、漢字で技名書かれてる資料手に入れて、それをPCに打ち込んで変換したか、何か辞書みたいなものでひいたのか…でも、氷と泳って間違えるかなぁ?

雨竜:さりゅう

 元ネタわかんない。さりゅうの「さ」ってどっから来たのかな?
「ちょっとわかりません。ちなみに凍竜は「こおりゅう」だそうで」
 「こお」るの「こお」かな?音読みと訓読みとか理解してもらえそうにないし、しょーがないか。でも、これもぜーんぶ、塩沢さんがはっきりと「ひょうりゅう!」「うりゅう!」「とうりゅう!」って。
「若本さんとか聞き取りにくい方ならともかく、塩沢さんのは聞き取りやすいですしねぇ」
 やっぱりプレイしてない。
「ただ、普通に変換するだけだと「正確に読めるとは思えない」ものは正確に読んでたりするんですよね、「鳴神」を「なるかみ」とか」
 謎だ。

白虎:しらこ

 しらこ…しらこ…しろとらならまだゆるせるけど…。
「一瞬わからなかったものが、momiですね、これは」

盗み:もみ

 もみ?なんでそーなるかな?
「何ででしょーね?「神炎」が「かみほのお」なのはまあゆるしましょう」
 うん、ま、これってゲーム中だと「いでよ、がまぁぁ」とか言ってるし。
「羅砕刃が「らさいとう」になってますが、これって日本人でもやってる人いーっぱいいますから、天外真伝じゃなくて他のゲームで、ですけど」
 天草降臨は誤字多いよね、ホント。
「基本的に情報が無くてネットで手に入れた情報を信じて、それを使うので、それが広まって…マニアは多分笑う、まあそのマニアが間違った情報流してるんですが」

月読:つきねり
泥虫:なずみむし

 ネタがわかんないと面白くない。ねりって何?
「なずみむしの方はもっと凄いですね。「泥」を「なずみ」って読むなんて日本人の方が知らないですって」
 なずみって読むんだ?
「読むようです」
 勉強になりました。
「レビューも色々と読みました。日本ではほとんど無視されてるゲームなのに、かなり色々な情報あってレビューもあって」
 日本的な雰囲気だからかな?
「どーでしょーね?思ったのは天外魔境って海外で発売されてないんだって事で、侍魂派生みたいな、真似して作られたと思われてるんですよ、結構」
 天外魔境知らなかったらそー思われてもしょーがないと思うよ。あの画面だし。祐里も初めて遠くで見た時「何で今時、侍魂に人が集まってるん?」って思ったって言ってたし。
「遠くから見ると侍魂なんですよねぇ。…シロは…シロは別にシクルゥじゃないもん!!」
 元からあーいうキャラなんだもん!何書かれてた?
「どーでもいーです。日本でも海外でも…自分が下手なのに気付かないで「難易度高すぎ」っていう人はいっぱいいますね。ルシフェラーのどこが強いって?」
 …負けないよねぇ、アレって。ネオジオの中だとかなり弱い部類かな?
「初挑戦した時は負けましたけどね、私。絹で…」
 絹だと、ちょっと辛い…かな。パターン作り難しいし。
「天外真伝は対戦格闘が苦手だという方がメインに作っているので、だから「対CPU戦」も「対戦」も面白いモノになってるんです。つまり「対CPU戦」は難易度は低めで、多少強いボスにしても、自分の力で割と簡単に倒す方法を見つける事が出来る」
 橘右京って言うなぁぁぁ。
「口ふさぎますよ」
 殺されるぅぅ。
「何ですか。いきなり?」
 大蛇丸が橘右京だって…
「妥当ですね」
 妥当だけど。…何やってんの?
「ガムテープってこーいう時見つからないもんですよね」
 ……本気?
「えぇ」
 海外サイト謎ぉ。ヘルスティンガーの本名が「カッシュ=水谷」っぽい。
「誰?」
 かりんちゃんがソンソンに似てるって…ソンソンの方がかなり後発な気がする。
「っつうか似てねぇ。ってでも、西遊記知らないって事か?」
 知ってるから「似てる」って言ってる可能性もあるね。それより、王牙の本名知ってるの謎。
「王崎冰ですか?よく「しずる」って読めたもんですね」
 それ以前にこの本名って…ゲーム版の時点で設定されてなかったから、ほとんど知られてないはずなんだけど…。
「OVAが海外でも発売されたかな?」
 OVA版って「しずる」って名前出たっけ?
「でも、読み方違いますね。「おうざき」でなくて「おうさき」ですから」
 ん…だから漢字で見たんだよね、これって、日本のデータ。そこから「しずる」って名前に辿り着くのが謎。
「ティセがヒセンコーか…ぽいぽい投げるとかしか似てねぇ」
 でも、この人…色んな格闘ゲームプレイしてのは確かって事だよね。

 8月12日
 はろはろぉ。
「そりゃ、EVEの…」
 やっぱり図書室かなって思う悠の1日でした。
「ま、涼しいですし、暇は有り得ませんもんね」
 何から読むか迷っちゃうぐらいにあるからね。全部はとてもじゃないけど読めない。それが結構悔しい。
「途中下車の旅は?」
 お休みぃぃ。明日また始めるぅぅ。
「最近、深夜でないと雑記進みませんね」
 うにゃぁ、ジェットサイダーの王冠集まったよ、全部。
「早いな…って事はもう終わり近いって事ですね」
 うん。洋クンがいいな、何か。中学生頑張ってるなぁって。
「ちょっと前まで中学生だった人の言う事かな」
 何かいきなりに仲良すぎ、あの2人。羨ましすぎ。
「船頭さん頑張れぇ」
 あの仕事だと、新しい人との出会いって無いだろーし…新しい恋って見つかるかな?靖子ちゃんはもう予約済みだし。…女子大生かな?
「あの人はどーだろ?…保田さんの事もあるし」
 主人公のボクにこそ恋愛要素ほとんどなかったけど、何かあっちこっちで…
「いーんですよ、周りの人達がやってる分には。主人公にあるかないかが大事で。やっぱり「なつやすみ」が主体ですから、恋愛要素入っちゃうと、別のゲームになっちゃいます」
 ぽやっちお2は出ないしね、何か。
「天外3出ないし」
 NAMIDAだね!!
「ZEROが未だによくわかんないんですけどね。あれはシリーズとして正史に含まれるのか、同じ世界観な全く別の軸の物語なのか」
 ふつーに考えるに全く別の物語…どーやってもつながんないから、正伝に。ジパング、火の一族…このキーワードで作ったもう1つの天外魔境…だと思う。
「スバルが可愛いんですよね、あとはどーでもよくて」
 また、そーいう事を。でも、実はZIRIAと卍MARUも全然つながってないよね。
「火の一族の設定を変更しちゃってるというか過去を変えてますもんねぇ。マサカドなんて根の一族に比べたら多分、ザコ」
 そーかなぁぁ?ふふっ…侍魂で言うなら…マサカドって斬紅郎みたいな人でありながら魔物をも超えた存在、鬼と化した人みたいな…そーいう存在だと思うよぉ。
「しかし、それにしてもそんな化け物1人相手に全滅しかけた火の一族って…根の一族総がかりよりもマサカド1人の方が強かったんでしょうかね?」
 多分、それね!!ガマ仙人がウソついてる!!
「アヴドゥル系?」
 そう!いかにも「何もかも知ってる」みたいな口調で「誰もウソだとは疑わない」断定口調で平気でウソついてる、多分そーいう事。
「可哀想に…2が出なければウソつき呼ばわりされる事もなかったでしょうに、ガマ仙人」
 結局、マサカドって何だったのかな?根の一族の戦士?
「わからない事いっぱいです。1で珠、2で剣、3で鏡…まあ、2の時点で神器なんて設定考えてもなかったと思うんですけど、何か偶然にもそーいう事になったしみたいな、それで3で鏡を出したんでしょうが…」
 っていうか出すつもりだったっていうか。
「根の一族との戦いで剣の話は出てきても珠と鏡の事は一言も…」
 2で大幅に設定追加したのと同じで、多分3でも1と2を覆しちゃうようなすっごい設定を用意してたと思われます!
「聖剣は7振り、鏡は7枚、それなのに珠は3つですか?」
 あと4つ誰か持ってるのかも。火の一族っていうのが剣の一族、鏡の一族、珠の一族の3つに分類出来るとして…。
「火の一族の3つの分類はガマ、ヘビ、ナメクジです」
 1当時の設定なんかどーでもいーし…敢えて言うならそれって「珠の一族」は更に3つに分かれるっていう。
「1の3人は珠、卍の大将は剣ですね。残るカブキと絹と極楽…」
 極楽は剣じゃないかなぁ?カブキはやっぱり珠で、絹は鏡。イメージ的に。
「サクラ大戦終わったなら天外魔境復活させて欲しいですね」
 サクラ大戦ってホントに終わったのかな?
「終わってて下さい。ついでに新撰組発売しなくていーです」
 まぁだ、発売されてなかったんだ、アレは。

 8月13日深夜
「書きたい事は別にないけど、書く事はいっぱいあるつもり」
 つもって。今夜もまた…
「血の惨劇が」
 白い血が降る。…侍魂とか、ヴァンパイアとか…海外版って白い血でしょ?アレって逆に不気味じゃない?何が飛び散ってるのか謎だし。
「ばーいおれんすはまずいですから、白い…汗?」
 じゃ、今日も海外サイトの…。
「対戦格闘キャラを網羅しようとしてるっぽサイトあるんですよ。なーんかエミュ使ってるっぽいのが気に入らないんですが…」
 でも、網羅しよーとしてるサイトって国内含めてもいっぱいある。
「その質っていうか、知識の量と…扱う数。網羅しようとする事は誰にでも出来ますが、それを実現させる事が出来るかもって思わせるサイトは少ない」
 でも、なーんで対戦格闘に限ってそーいう事しよーとするサイト多いのかな?他のゲームジャンルでキャラ網羅とかやってるのかな?
「対戦格闘は「キャラ」が主体で「それ以外」にないですから、簡単なんですよ。しかしブロッケンをバイソン将軍扱い?」
 軍服だけだし!!
「つうかロボットじゃないですね、ブロッケンは。サイボーグですから」
 シュトロハイムって言う人はいてもベガって言う人がいるとは思いもしなかった…さすが海外!
「何がさすがなんだろ?」
 ちなみにシュトロハイムっていうのはクラウザーの事だよ♪
「またウソ言ってるし。ちなみにこのサイト、扱ってるタイトルは多いですけど、知識はまだまだ。終わったタイトルは「complete」として全キャラ網羅としてますが、結構欠けてるんですよねぇ。闘神伝でクピードーが入ってる辺りはマニアックでよろしいんですが」
 隠しキャラとかボスキャラとか抜けてるタイトルあるね、うん。
「ただ、失礼というか「カプコン」キャラ重視…歴史的にどっちのキャラが古かろうと「○○に似てる」とカプコンキャラを。問題として…金龍と飛龍は「無茶苦茶似すぎ」って書かれる程に似てるのか?」
 上半身裸で何かホアホアうるさい。
「っつうか、ブルースー=リーだろ、元々が。飛龍よりむしろ、マーシャル=ロウ」
 ラスプーチンとダルシムっていうのはかなりわかんない。
「炎かな?」
 人間じゃないとこかな?
「出雲良子を女隆だとか言ってるのも謎ぉ。服装も全然違うし、技なんか更に違うし」
 背負い投げと巴投げぇ。
「いっぱいいるわい、そんなの!」
 アメリカーンとかヨーロピアーンにとっては柔道着も空手着も…何もかも同じなんじゃないかな?中国と同一視されてる事もあるし。日本人が思い違いしてる「外人さんによる日本像」とかじゃなくて…
「あん?」
 だーかーらー、日本人って勘違いしてるとこあるでしょ?外人さんの持ってる日本のイメージで。「「日本人はちょんまげ結っていて」とか思ってる」って思ってるみたいな。
「大体わかりました、私は」
 伝わったかな?
「さあ?」
 で、外人さんってそれほどに実は日本を勘違いしてないっていうのが実状だけど、それでもやっぱり中国、韓国、日本の区別ついてないっていうのは「事実」として未だに結構あるって話。だから、リュウもリョウコちゃんも一緒に見える。
「上半身裸なだけで「似てる」って言ってる程ですしね、この方。サムチャイとサガットは似てる箇所探す方が難しい」
 ムエターイ。
「ムエタイ戦士は全部同じに見えるのかな?いくら目が曇ってるダンでもサガットとシュラは見間違わないだろ…背の大きさも存在感も…髪の毛ある事からして違うし」
 ブシドーブレードも微妙におかしい、これ。海外版だと本当にこうなってるって可能性もあるけど。
「ブシドーブレードは対戦格闘じゃないっての」
 アルシオンはアナカリスでダルシムで幻庵だそーだ。
「アナカリスとダルシムはいーとして幻庵はどっから…」
 毒ガス。
「この人。知識あるんだか無いんだかわからん。知識はあるんだけど、何でもかんでも同じに見えるって事か?」
 黄白虎はベガでデミトリでパイロン。
「…パイロン?」
 それよりコガ=シューコーに似てると思う。
「マイナーだからダメなんですよ、きっと」
 何か書きたい放題っていうかブレイカーズ…すっごい事になってる、これ。
「マハール悲惨だ。王虎でダルシムでカルノフで将馬でチャン?」
 カルノフはまぁ納得しとくとして…。
「っつうかアヴゥだと」
 マイナーだからダメなんだよ!そーいえば、マーシャルチャンピオンないね?
「海外で発売されてないんだ!…口から炎出せば全部、ダルシムかい!!」
 ちょっと太ってて腹出してると王虎。
「凄い認識だな。ピエールはブラックロータスは激しく納得するとして」
 って、それ…まぁいっか。
「しかし、テリー=ボガードはどーだろー?地を這う飛び道具あるとテリーなのか?」
 シャルロットでシルバーサムライで吉光でバルログ。
「バルログ泣くぞ、おい。ローレンスならともかく」
 バラかな?
「いや、スライディングらしいです」
 ライラのチャムチャムとブランカは納得って事で。
「チャムチャムはもっともっともっとはるかーに可愛いです。ラブリーです、キュートです」
 ラブリーでキュートがチャムチャムの合い言葉。
「正確にはチャムチャムの尻尾ですけどね、ラブリーでキュートは」
 翔なんてガイと衣装似てるって…紅いっていうだけで全然似てないのに。
「ティアの説明は凄いですね。さくらの波動拳と昇龍拳、春麗の百裂脚、ベガのサイコクラッシャーと」
 間違ってはいない!!でも、リュウじゃなくてさくらなんだ?
「闘神伝で思うのは国内サイトでもそうなんですけど…いや、闘神伝のコミックですらそうなんですけど、1当時…つまり初代作品時点で既に否定されている「ショウ」ではなく「ショー」であり「ショウ=シンジョウ」ではないという…闘神伝基本設定「ゲーム中にフルネーム」が出てないキャラは全て例外なく「本名」ではない!!」
 知らない人が増えたんだね、これも。
「ファーストネームやファミリーネームが公表されてないのではなく、どっちも公開されてないんです、ソフィアとかエリスとかモンドとか」
 門土なんて…どう聞いても本名じゃないし。
「ま、リリス=アーンスランドだとかわけのわからない事書いてる人もいますけど」
 全然、設定読んでない人多いって事か。
「レオナ=ハイデルンも本名じゃないのに…」
 和狆はライデンに似てるって!
「きっと、毒霧ですよ、DOKUGIRI!」
 CPUのインチキ的な投げの事かも!!
「モータルコンバットのライデンはもっと偉大ですからね、きっと餓狼のライデンですよね」
 ライデン空飛ぶし。チャムチャムはブラジル出身だし。
「マヤがブラジル扱いか…サムライショーダウンってそーなのか?」
 公式設定かどうかはわかんないね、このサイトの場合。
「Ten Illusions Fang-god…牙神幻十郎を英訳したんですね。何かネタも無いのに投稿したくて全キャラ「英語」にしてみましたぁ、とかやってる中学生並な」
 あるよねぇ、そーいう投稿って。あと、投稿コーナーで今までの集計とかって、県別でどーだとか。
「Dominating Rulerで覇王丸、これは何か凄いですね」
 中学生だと、丸を無理矢理circleとかやりかねいからね。
「名前に使われる漢字の意味ってのを理解しないとそーなっちゃうんですよね」
 でも、黒子はBlack Childじゃあないと思うです、ボク。
「せめて、Black Jackですね。真侍での手術だの何だのはそのパロディーという説が有力ですし」
 でも、もっと間違ってるのはWater tree!!
「水木?」
 ミズキ。
「ゲンコンジャレイノホウ?」
 ま、その辺りは放っておくとして。…って、まさか日本人にも読めない人いたら怖い。
「いやぁ、「ふきあらぶかぜ」とか読む人いますから、「ゲンレイ」とか読みかねないです」
 蒼月がUncovered Moonになるのは何か間違ってると思う。
「緋雨がCalm Hailっていうのはいい感じです」
 このサイトって「オリジナル」を結構重視してるよね、やっぱり。日本版の事考えて、「日本での名前」もフォローしてるし。
「マニアですね、間違いなく。ジョジョもオリジナルな名前で…っつうか、名前変えちゃダメだろ!!」
 ジョジョは危ない名前多いから、変えざるを得ない!!
「マライアとかカーンとか徹底的に綴りを変えられてますね」
 カーンは別に変えなくてもいいよーな。
「当然、チャカも変えられてますね」

 8月13日
 何でお祭りが無いかな。
「ぼくなつ?」
 …それもそーいえばそーだけど、現実に。
「9月かな?」
 遅いぃ、それだと。
「エスパー魔美よーやく全部終わりました。佐倉魔美…こんな素晴らしい人ばかりなら世の中ステキです」
 こんな、いい人いるのかな?
「いますよ。いるけど、超能力は持ってないので出来る事が限られてるだけ」
 おじちゃんがさ、「家族がいるから大工には戻れない」みたいな事言ってたの、あれ良かったなぁ。何かさ、TV見てると家族いるのに、へーきで会社員やめちゃってヘンな事始めて…それで…失敗とかやったらとあるから。
「自分の好きな事したいなら結婚なんてしちゃダメですよね。それで生活出来るアテも無いのに。どうにも世の中甘く見てますよね」
 そりゃ、夢に向かって進んでる人ってステキだけど…夢だけじゃどーにもならないもん。
「ほぉ?あなたは実は現実派だったんですね」
 そーだよ。夢見る乙女?ハッ!って感じ。
「いやぁ、悠さん、夢見まくりっていうか、夢の世界に浸りきってるって気も」
 うにゃう。なんていうか、自分1人の責任範囲でどーにもならない事して欲しくないの。
「まぁ、何をもって「エリート」と言ってるかはわかんないですけど、そういう方々がいきなり会社やめてラーメン屋とか始めるっていうの無茶苦茶よく聞きますよねぇ。エリートって社会の厳しさをもしかして知らない上に責任感無いのかも」
 それは偏見。アニメファンはどーこーっていうのと同じで…多分、どーんな階層にもそーいうバカな事考える人っているけど、元手があるか無いかの違いだと思う。別に独立するのがバカって言ってるわけじゃないのは注意だよっ。
「佐倉十郎氏もまあ…何ていうか…いい年していつまで売れない画家やってるのかなとも思いますけど」
 あれってシビアだよね、藤子先生。佐倉十郎さんが「いい人」で「いい絵」を描いてるのは事実だけど、それが社会に認められるとは限らないっていう現実描いちゃって…。
「私は絵の事はわかんないんですけどね。他の方々も同じ事思ってるんでしょうけど、「誰」が描いたかが重要で「芸術」を理解出来てる人なんてほとんどいない」
 まっ、佐倉家の場合は…ちゃんと十郎さんが教師っていう仕事持った上で画家の道を進んでて、家族もそれを誇りに思ってるって事で何の問題もない。
「無いですね。…一般人の芸術を見る目の無さもしっかりとエスパー魔美の中で描かれてますね」
 名前だよね、名前。
「感想は感想。音楽もそうですけど、名画だの名曲だの言われていて、その評価が「正しかった」としても人それぞれ感性違うわけで、私が、とある「レクイエム」に「面白くない曲」みたいな素直な感想書いたのは認められるべきです」
 それ、聞いた覚えある。ボクの記憶だと…キミの感想の「書き方」に問題もかなーりあったんじゃないかなって。
「2年前の8月14日の雑記ですね…これだ」

 でもね、高校で…選択科目だったわけだけど…音楽ね…いわゆるクラシック観賞で私は素直にこんな曲のどこがいいのか理解できない。大作曲家だというだけで世間は評価しているだけで、この曲から作曲家の名前をとったとしたら一体、どれだけの人が高い評価をするのか大いに疑問であるみたいな感想書いたら×を食らったぞ。
「そ、そりゃそうだよ、そんなの」
 何でだよぉ。芸術分野なんて人それぞれ感性違うんだから…みんながみんな評価するわけないんだよ。で、私はその曲がただ眠いだけだったから素直な感想を書いたのにぃ。というか感想を書かせる時点でその教師は音楽の何たるかをまるで理解してないのがバレバレだな。感想なんかいいんだよ、別にそんなもん。聞いて、あぁ、この曲はいいね、みたいな。詳しく評論してどうするんだか。
「今はちょっと考え方変化してますけど、それでもやっぱりあの教師の「あなたの感想は間違ってます」みたいなレスの方が絶対に間違ってるとは思う。感想に間違いがあるわけない」
 模範解答を欲しがる先生だったんだね、それって。
「確かに私の感想以外の部分「世間の評価」の事まで書いたのは間違ってます…今の時代まで高い評価で残ってるという事はそれが名曲だという事なんでしょうね、やっぱり。ただ、それでも、作曲家の名前を無しに「いきなり聞かせ」たとして、どれだけの人がまともに評価するのか…絵に比べれば音楽は理解しやすい、というか「好き」か「嫌い」かでも簡単に評価出来ます」
 あとはそこに込められた情景とかを…。
「感想文は嫌いです。模範的文章書けば高い評価になるのがつまらなかったし。本心で書いてるか模範解答書いてるかなんて読めばわかるでしょうに…思ってもいない事を書いた読書感想文の方が高い評価だったりして」
 答え無いモノに答え求める国語は嫌い!…ちなみに古文は国語じゃないと思います!!
「でも、どこに含めるんですか?」
 古文は「普通」に勉強する必要ないと思うんだけど。他に必須科目あると思うんだけど…。
「そーいえば、悠さんって意外な事に破滅的な料理作らないですね」
 意外な事にって…破滅的って…天道あかねとか…。
「佐倉魔美もそうですけど、クリーオウとか愛野美奈子とか…悠さん、思いっ切りその系統なのに…間違ってます!」
 間違ってる言われても…無理だし、物理的に…普通に作って、爆発する料理とか、紫色に沸騰してる料理とか…そんなの。
「乱子ちゃんは料理が上手いらしいですが、パンダ親父が「おまえの作る料理はまずい」って言って、天道あかねの料理を歓迎してたという記憶が…」
 問題は…どー見ても毒々しい事になった時点で「ふつー」なら「失敗」したかなって思うはずなのに「笑顔」で「出来たわよぉ」って自信満々に食べさせようとしちゃうとこだと思うんだ、うん。
「殺人的料理を作る女の子キャラは最近いませんが、昔はいーっぱいいたんですねぇ。お約束すぎだから消えたのか、それとも?」
 男女差別とかそーいう事で消えた可能性の方が高いね。
「ただねぇ…我慢して全部食べて…「おいしかった」とか言う奴にも大いに問題あるっていうか「まずいわ、ボケ!」とはっきりと。それが優しさ」
 んー、でも言っても通じないタイプ多いからね。
「サバイバー2ndステージ、多くの視聴者をムカつかせているであろう「タツミ」氏は未だ健在。合流まで生き残って欲しいものですね」
 生き残ると思うよぉ。っていうかもうとっくに終わってるだろーし。
「合流まで生き残り、そして自らのバカさ加減を思い知ってそれで帰って頂きたい。ちなみに先週分なんですけど、リーダーの盗み喰い…」
 よくないよね。個人戦…最初から仲間じゃないっていうのも確かなんだけど、それでもリーダーを引き受けたって事は責任を持ったって事で、それを破るんなら最初から引き受けなければいいのに。
「しかし、私思ったのです。ほとんどの人が「盗み食い」の事実を知っていた。その時点で「同罪」とまでは言いませんが「有罪」じゃないでしょうか?「お母さん」以外は全員が「仲の良いフリ」をして…盗み喰いを見て見ぬフリをした時点であのバカ男共、全員共犯じゃないですかねぇ?「命の米」だ何だ言うならその場で言うか、チーム集合かけて話し合えばいい。小学生レベルな発言してるっていうか、精神レベルが幼稚園児並な「潔癖性」はとっとと帰れっていうのが今のとこの感想」
 「ホステス」だっけ?あの人もわめくだけわめいて…激昂してるから日本語になってないのはしょーがないとして「背負ってるモノが違う」っていうのは、「何、自分1人だけ不幸な気でいるの?」って感じだし。なーんか、甘い、すっごい甘い。その意味で言うと、リーダーが実は1番サバイバー。
「誰が何を持っているのか、どんな人生歩んできたのか。何を思って参加してるのか、そんな事なんてわからないし。どんな事情あろーが、ただ「面白そう」だから出ただけの人であろーが、あの場での「価値」は皆同じ。…ちなみに私は人間が好きではないですし、甘い人間でもありますし…あんな辛い生活したかないんで、出場しただけで100万円!とか言われても絶対出たくないです、あんなの。裏切りだとか取り引きだとか工作だとか…嫌すぎ」
 うにゃぁ?キミってば「陰謀」とか「策略」とか好きなのに、そーなんだ?
「敵か味方か?…「人としては」あのリーダーは許せませんけど、私の理想はアレですね。元々が全ての人が敵、馴れ合ってうわべだけ仲良くするぐらいなら最初から個人戦を挑んで、誰を落としても心傷ませない方がいいですね。裏工作なんて必要なくて、全て自分だけの為に自分1人で動く。あの番組においては「愚かしい」作戦ですが。…勝つ為に「策略」「陰謀」いいでしょう…卑怯でも何でもないです。でも「仲間」を裏切る、「信頼」を裏切る、これはダメです。でも「チーム」行動してる以上、「仲間」意識は出来てしまいます。そして「チーム」の事を思って行動すれば、自分が真っ先に落選する事になるかと思います、どう考えても」
 でーもー、誰ともくっつかないでとかやってるとそれはそれで落とされないかな?
「落とされるでしょーね。でも、人は平気で裏切るんですよ…「何で?」と考えるだけ無駄…そーいうものなので、知らず「裏切ってる」事だってたっくさんありますし。裏切られた時、怒りと絶望を感じます。環境が不快なのに、何も人間関係でまで不快な思いする必要ないじゃないですかってとこです」
 でも、リーダー…居心地悪くてすっごい不快だと思うよぉぉ、アレは。
「あれは自業自得。確かに最初から「個人主義」唱えていて「ついてこれないならこないでいい」「甘い人ばかり」と言ってましたが、リーダーなんだから、それじゃダメでしょぉぉ」
 リーダーじゃなければよかったんだ?米泥棒とかも?
「バレなければいいんじゃないでしょうか?最初から「全員、敵」と宣言しておいてそれをやるのは自由じゃないですか?それが許されるのが「サバイバー」という番組だと思います。実生活では当然ダメですけど」
 キミの論理はちょっと理解出来ない。
「出来なくていーです」

 8月14日深夜
「引き続いて例のサイトをちまちまっと見てたのですが「双葉牙刀」だの「不知火北斗丸」だのわけのわからん表記が」
 ニッポンジンノナマエワカリマセーン。
「まぁ、北斗丸を舞の息子だとか思ってる人もいますし、個人的にどーだっていーんですけどね」
 「舞」を「おねーちゃん」って呼んでるから「不知火」だろって判断みたいだね。
「「不知火のねーちゃん」じゃありませんでしたっけ?…チョンシュが女の子に見えると言ってますけど、RB2のエンディングぐらいじゃないでしょうかねぇ?」
 そう思ってみればゲーム中のキャラは女の子に見えるよ。
「英語苦手なんでよくわからないんですけど、ジョーがダン並の扱い受けてるのが気に入らないって言ってるんでしょうか、これ?」
 でも、RBSでほとんどみんな変わってるからなぁ。ジョーってダンと違うかな?
「ダンの方が真面目です」
 …そー言えない事も無いけど。
「マルコにもケチつけてますねぇ。名前がヘンだとか」
 マルコって海外版って名前違ったんだ…。
「違ったのですよぉ。名前ヘンなキャラなんて他にいっぱいいます。紅丸とか」
 天外魔境にいたよね、法水院紅丸だっけ?
「それは刀の名前。紅丸は紅丸であって多分苗字は無い」
 ブルーマリーもヘンだし、ケビン=ライアンもヘン。
「綴りがヘンなキャラっていうなら更に増えますね。…とりあえず、ここまで見て…知識、大幅に不足、出直せっていう結論ですかね」
 元々、日本のゲームだからね、設定系の知識は足りなくてもしょーがない。山崎をオロチと思っててもそれもしょーがないし。
「ちなみに餓狼の事だけでなくて、日本製の対戦格闘全般の知識の事です。…やっぱり日本の事は理解されてないっぽいですし」
 双角のアレは麦わら帽子じゃないです…麦藁帽子じゃないです、むぎわらぁぁぁぼうしじゃないです。

 8月14日
 お天気ですかぁぁぁぁ。…とか、結構前にサンデーであったギャグ漫画のネタを使ってみる。
「すっかり天外真伝にハマってる悠です」
 ハマってたら作業になんないし。
「一応は調査解析という名目です」
 名目じゃ困る。
「キャラの体格によってかなり喰らい方が変化するので楽しいですね。やっぱりツナデ強すぎ」
 連続技の練習には極楽太郎。極楽太郎をお忘れなく!!
「清き一票を!!でも、極楽ステージってスローかかるんで連続技の練習には向かないんですよね、これが」
 お魚さんとか…背景が重いしね。どう?オロチ丸様ぁのいい技とかあった?
「カブキです、今楽しいのは」
 …いつやるのかもわかんないキャラを…どーせ忘れるのに。
「この出来の良さ…これが何故に世に認められなかったのか」
 必殺技が少ないっていうのと、見た目が幼いっていうのと、連続技が派手じゃないっていうのと。侍魂もどきに思われた事かな。
「あとは大ダメージな技が多すぎて大味に見られた点ですかね?」
 見られたっていうか…実際にちょっと問題はあるよね、あのダメージは。それが魅力でもあるんだろーけど。
「アイテム出現率が異様に高いのは間違いなく欠点。オプションでアイテム無しとか出来れば良かったんですが…」
 実際、攻撃力アップと防御力アップってシャレになってないし、あの強さ。そんなのがランダムで…
「カブキってバクチキャラですよね。2択攻撃ばかりの…実はこれ必殺技を決めた後にまで及んでいて…」
 カブキが面白い……バクチ?
「面白いですよぉ。画面端の極楽相手に烈空破を決めると、カブキの着地点にアイテムが出現するんで、運が悪いと着地点に毒。密着状態…しかも画面端で毒…」
 ごくらく…ほぉむらんーーーーを決めてくれって言ってるよーなもんだね。
「ポイントは画面端という事で……更に追撃でしゃがみパンチからの極楽ファイヤーまで入っちゃいます。死ねますね」
 死ねるんだ?
「……問答無用に即死コンボです」
 …………画面端の極楽に烈空破は使うな!!って事で。
「まあ、決めた時にアイテムが出る確率が約50%で、そのアイテムが毒になる確率は…」
 1/8?
「んー、何か毒が出る確率が異様に高い気がします。日曜にでも統計とろうと思ってますが、ダウン時に出るアイテムの確率。大体1/4ぐらいが毒ですね」
 と、すると確率的には1/8…8回に1回は危険な事になるっと。
「ちなみに極楽だけでなくてマントーとカラクリ兵でも同じ現象が生じます。まぁ、どっちも怖くないですけどね。やっぱり極楽が一番危険」
 でも、天外にも即死あったんだぁ。
「絹にもあります。実戦で入る機会ないでしょうけど」
 極楽のって、実戦でも簡単そーだけど…何か、すっごく。
「まあ、条件は簡単ですね。相手が画面端近くで、自分は術ゲージMAX。これだけで成立します」
 危なすぎ。
「ただですね、極楽でどーやって相手を画面端近くまで追いやって、しかも極楽ホームランを決めるか?」
 うにゃぁぁ、それは…にゃるほどぉ。
「ちなみに、最初のしゃがみパンチを省いて、極楽ファイヤーちょっとだけスカり>ジャンプ強斬りという狙って出来るわけねぇ!っていう即死パターンもあります」
 何だかなぁ…。
「空中の相手にも多段ヒットする技っていうのはつまりは…空中の相手の喰らい判定を残したままにしてるって事で…極楽ファイヤーは最後の1発を当てなければ、喰らい判定が残ったまま落下するわけです。そこをダメージの大きいジャンプ強斬りで!…もっとダメージが大きくて大旋風棍も試してみたんですが、何故か当たらないです、これが」
 色々と調べてみないとねぇ、やっぱり。
「ちなみに理論上の話であって、実際に体力フルの相手に決まった事ないのでどーなるかわからないです」
 そりゃねぇ、狙ってスカらせるっていうのは、ちょっと…。
「極楽ファイヤーは最大10ヒットでジャンプ強斬りで追い打ちする場合は8ヒットさせないと即死は無理なはずで…これを狙ってやれっていうのが無理な話です」
 ま、そんな事より今はとっととオロチ丸仕上げろ!ってとっこかなぁ。
「真伝は続編作って欲しかったですねぇ、ホントに、ふぅ…ちなみに邪神斎も即死あるかも…キャラ限定になるかもしれないけど、多分成立…」
 使えないキャラの事なんてどーだっていーし。…ちなみに今、日本神話の本読んでるから、天外魔境が結構…。
「関係ないですね。根の国とか名前だけですし」
 …関係ないね。真珠男とか金魚男とか。
「いましたねぇ、そんな変態っぽいザコ」
 超絶真珠男!!
「花吹雪典然クンどーぞぉぉ」
 天外魔境IIって天才的だと思う…敵キャラ。
「NAMIDA出ませんかねぇ」

 8月15日深夜
 終戦記念日だよ。おばちゃんが教えてくれたから忘れない。
「おぉ、何て役にたつぼくなつ。っつうか日本人ならふつーこれぐらいは覚えてます」
 でも日本の平和しか考えないなら終戦記念日も意味ないかな。
「さて、天外はちみちみと進んでます。メストで扱われなかったネタなんですが真伝には…「確定」ではなく「おそらく」なんですが「無条件追撃」技があります」
 KOF2001でお馴染み…空中にいる相手になら問答無用に当たる!!
「何で「おそらく」なのかというと、証明出来ないから…。明らかに喰らい判定無いはずの相手に当たる技があるんですが、理由がわからない」
 だから無条件追撃なのかも…っていう。
「喰らい判定が無い状態にして「その技」を当てる事が可能な状態っていうのがかなり限定されていて、確認出来ないんですよね。多分、「武器投げ」が無条件追撃技だと思うんです、あと邪神斎の炎化獄鳥も」
 術にも怪しいのあるけどね。

 8月15日
 しつもん、しつもーん。日本神話…!
 あうぅぅ。
「メールのお返事…あうぅ。天外魔境のシステム調査結構疲れました」
 資料無いしね。って、そんなのやってる暇あるならさ、日本神話なんだけど…。
「だから後で聞くってば…天外真伝、現時点でももうかなり充実した気がしてくるのが謎」
 システム調査すると何か「一気に進んだ」って気はするよね、やっぱり。
「あと、大蛇丸の連続技も充実しました」
 でも、実はぜーぜんまだまだ先は長い。
「まあ、本気で「好き」でやってる事なので、くじける事は無いですね、BCと違って」
 何回、やめよーとした事か…実際にやめちゃったけど。
「では、今日はこれで。実は最近、1日10KBというかつての信じがたいペースに戻っていたのでちょっとお休み」

 8月16日深夜
 げっきげーん。天外真伝コンテンツ作った途端にアクセス激減!!
「素晴らしい効果ですね。猫にペットボトル!」
 ってウソだけどね。猫にペットボトル。効果無いから。でね、日本神話なんだけど、何かよくわかんない…。
「そーですか」
 んと…ギリシア神話と違って時系列の乱れってのは無いんだけど、何か唐突って言うか、「何で?」って感じで、設定が公開されないまま次々とっていうか…。
「日本神話はただ「神話」というのでなくて「史実」ですからね。物語としてまとまりが無いのは仕方無いですよ。悠さんは歴史書に物語を求めますか?」
 んにゃー、でもさ…っていうか史実って言われてもなぁ。…ギリシア神話だと混沌があって、そこに大地が生まれてそこから天と海が生まれて…世界創造から、神々の系譜が時系列の乱れを見せながらも進んでくけどさ…日本神話って唐突に「イザナギ」「イザナミ」とか…何者かはわかんないけど、国生みの神である!!っていう」
「確かに正体は不明ですね。しかし、正体なんてどーだっていい事なんですよ」
 どーでもよくないから聞いてるの。
「日本神話っていうのは古事記と日本書紀に記されている史実です。日本最古の歴史書「古事記」…そこから何を読み取るか。大事なのはイザナギ>アマテラス>ニニギ>イワレヒコという系譜です」
 ガイア>ウラヌス>クロノス>ゼウスみたいな?
「ギリシア神話にとってそれは重要じゃないですよね?ウラヌスだのクロノスだのは「そういう事実」があったというだけの事で存在としては重要じゃない。ギリシア神話の「主」たる物語はゼウスの統治の時代からと言っていいと思います。それに対して日本神話というのは「系譜」がメインです」
 それはわからないでもない。でもさ、ゼウスが主神…オリンポスを支配してるのってわかるよ、語られてるし。でも、何でアマテラスが大御神で高天原に君臨してるのかがいきなり理解出来ない。
「日本神話は私、詳しくはないんでそれは知らないです。っていうかイザナギがそー言ったから」
 それが実は今謎なのだ。イザナギとイザナミって下っ端って言っちゃ悪いけど、主神に命令されて天下ったでしょ、高天原から。
「下っ端ってのはホントに悪いと思う。確かにもっと位が上の神はいますけど…」
 下っ端か上っ端かはどーでもいーとして…「始まりの神」じゃないから「正体がわからない」。どっから来たんだろね、一体?
「それもどーでもいー事ですね。彼等はどこで生まれたのか?そんな事はどーでもいー事で、彼等が日本を生んだという事実、これだけが重要で。竹内文書の謎みたいな本で「古事記」は都合良く書き換えられた書物で竹内文書が真実を語ってると言ってましたよね?竹内文書が真実かどーかなんて、これも「どーでもいー」んですけど…つまり「日本神話」っていうのは「天皇」が何で「日本を支配してるの?」という事を、歴史を辿って証明してるわけです、日本を作った神の末裔だから「支配権」があると」
 どっから来たのぉぉぉ。まっ、それは置いておくとして、「最高神」でもないのに何でアマテラスに「高天原」の支配権与える事出来たのかなって。
「まぁ、確かに混沌とはしてますね。日本神話以前に高天原も黄泉国もそこにあったわけですが、だとすると黄泉比良坂が何で日本にあるのか、そして黄泉国の主神が何故、いつの間にかイザナミになっているのか。…当然、「歴史」を辿れば高天原がいつ出来たのか、黄泉国とは何なのか、そこの住人は何者なのか?いつイザナミが主神となったのか…判明すると思います。辿る手段が無いですけど」
 判明しないし、それだと…。
「何故、日本神話でそれが語られないか?関係ないからですね、天皇家の歴史には。黄泉国に行ってしまったイザナミはもはや部外者であって「無関係」な存在。そこで「どんな事があった」かなんて記す必要が無い。歴史書というのは「観点」があります。「天皇家」の歴史という観点で見た場合、黄泉国なんてどーだっていーですよね?」
 そーだね。でも、アマテラスが何で、高天原に君臨してるのかってのは大事じゃないかな?
「古事記にしろ日本神話にしろ各種「神話」の影響を受けてしまっているので「史実」でない「物語」が混ざってます、明らかに」
 …っていうか「史実」じゃないし、そもそも。
「そーいう事言うんじゃありません。…えとですね、日本神話っていうのは「史実」なので「神話」としてはスケールがかなり小さいです。世界全体ではなく「日本」の成り立ちを語ったに過ぎません。天と地は、まだ分かれ切っていなかったかもしれませんが、天に神がいて、地には人がいた。既にそこに世界があり神も人もいた。高天原が支配していたのは葦原中国…日本だけじゃないですか?」
 むぅぅ、広い「神の世界」でアマテラスは日本を支配していたに過ぎないって事か…。
「高天原という名前が何を意味してるのかわからないですけど「原」とかついていて「地方名」っぽくないですか、何か?」
 古事記と日本書紀両方見ないとダメだね。日本神話系の本見ても…物語として一部書き換えられてるし。
「っていうか古事記と日本書紀とで歴史が違うんですけどねぇ、神話の時代」
 ダメじゃん!!
「古すぎて記録がいい加減なんですよ、きっと。大筋は違いませんし。…明治時代の記録でさえ「あやふや」なんですから「多少の食い違い」はあっても仕方ないと思いません?」
 どーなのかな?
「日本「神話」として扱われて「歴史」として捉えるのに困難を生じるのは「神話的逸話」が混ざってるとこにあるからだと思うんです。「黄泉下り」とか」
 岩戸の話もそーだね。何でアマテラスが隠れたからって闇になるのか。「唐突」で違和感ありすぎ。
「ただ、あの話が無い事には三種の神器が存在し得ないのが困りモノですね。他にはコノハナノサクヤヒメですか?天皇家の寿命がどーとか。こーいう余計な「神話的逸話」が混ざってるから怪しげなんですよ、すっごく」
 うん、日本創造の話とかね。神話を追ってくと、やっぱり「イザナギ」以前から日本の大地ってあったとしか思えないし。
「ただ、それを否定してしまうと…天皇家はオオクニヌシから土地を奪い取っただけという事になっちゃいますから…」
 国生みの神っていうとダイダラボッチっているよね。妖怪写真館のラスボス!
「ま、日本神話とは関係無い妖怪の類ですけどね。敢えて言うなら旧き神」
 日本神話的には否定されちゃうのかな?
「国生みって言っても主旨違うんで共存は出来ますよ。…まぁ、でも…妖怪扱いかな」

 8月16日深夜その2
 おぉぉ、起きてる!
「起きてますよぉ。何かさっきから空が光ってるのは何でしょうね?」
 雷じゃない?…それ、どーでもよくて、暇だからまた色々と読んでたんだけど、イワナガヒメってさ、どーなのかな?
「どーって言われても…どう?…っつうかイワナガって誰?」
 にゃにぃぃ…コノハナのお姉さんでしょーが。
「あぁ、岩さんですか」
 キミがニニギだったらどーする?
「いらないです」
 あれ?
「いや、だって…お兄ちゃんんにもれなく「キン骨マン」がついてきますって事になったら、悠さんどーします?」
 …追い返す…かな?…邪魔だし。
「ま、いーんじゃないですか。花は散るから美しいそうですし、萌ちゃんが言うには」
 って事はボクなんか…短命だね。
「ちなみに大蛇丸も同じ事言ってますね」
 ツッコミ無し?
「見た目で寿命決まるわけなかろーに」

 8月16日
「某番組の毎年恒例、クワガタ採りが何か妙にぼくなつに被っていてステキでした」
 少年時代まで流れてたしね。…こー見ると富海ってスゴイよねぇ、70mm超えるオオクワ採り放題みたいな。
「正直…そーいうの手に入る頃には虫相撲って割とどーでもよくなってきてる時期ですけどね」
 でも、実はグレートオオキングよりも強いのいるし。
「ミルクルホーンは強すぎですね。こっちのボスが運悪く負けてしまってミラクルホーン大幅パワーアップ、準ボス出したら敵わなくてまた…パワーアップ。どんどん強化されていって無敵と化しました」
 やっぱりカブトの♂が最強かなぁ?
「ミラクルホーンを見るとそう感じますね。こちらも相当に鍛えられてるんで押し負ける事は無くても、スタミナ負けしますし…つっぱりのダメージがとんでもない事になってます」
 鍛えられすぎだね。突然ですが、ここで「ぼくなつ2不思議クイズぅ」。あの2人のボスクラスはいつの間に鍛えたのでしょうか?
「2人で延々とやってる」
 だってさぁ、グレートオオキングって100勝もしてるけど…「ボク」くんは…見た事無かったし。
「きっと、シゲルくんをアレで相当にいじめたんです」
 相当っていうか100回なんだけどね。
「2人いつも一緒にいますし、いつの間にか勝負してるんですよ、きっと」
 あなたにはオオクワが足りないわ。
「私にはチャムチャムが足りません」
 真侍にしかいないんだからしょーがない。
「慢性的なチャムチャム不足。小チャムすら降らないですね。その昔はチャムチャム注意報どころかチャムチャム警報発令してたというのに」
 小チャムって…何か可愛いかも。
「ちなみにここに禁断の「ぼくなつ2攻略本」があります。「本書を参考程度にそれぞれの「ぼくのなつやすみ」をおすごしください」とありますが、参考どころか「30日間」全て、誰がどこにいるか、どんなイベントが起こるのか、どこに王冠が落ちているのか詳細に記されていて、これは「ぼくなつ」を汚す為に発売したとしか思えません」
 参考も何も…ぼくだけの…自分だけの夏休みに「ガイドブック」すらあるわけない。
「夏休みのしおりっていうのはありましたけどね。一般的には「夏休みの友」とか呼ばれているらしいアレ」
 要は「宿題」とか「夏休みの注意」とか書かれてるんだよね?それはガイドブックじゃあない。
「無粋ですねぇ、この本は。「夏休みの思い出」として購入するのはともかく、これを買ってからプレイしたら全然面白くない「ゲームにすらなってない」退屈極まりない代物となると思いますが。未来がわかりきってる、どこで何が起きるか知ってる、そんな夏休みは有り得ないし」
 そんな人生は有り得ない。有り得たとして面白く無い。
「エンターブレイン燃やすしか。本気で怒りが沸きましたけど、この内容に。「攻略本」という「攻略」の文字からして狂ってますけどね」
 目的無いゲームに「攻略」っていうのはね。
「ぼくなつ2をプレイした多くの人は私のこの気持ちわかると思うんです。というか「わからない」人はプレイしても「つまらない」とすぐにやめたような人だと思うんです。むぅぅ、何でもかんでも攻略本というこの時代…許し難いのは「発売を認めた」SCEですね」
 開発スタッフの意志ってどーなのかな?項略本って認めてるのかな?
「わからないですね。「ときめきメモリアル」の場合、PCエンジン版のスタッフの意志が受け継がれなかったが為に…つまらない事になってしまいました。なんかどーでもよくなっちゃいました、ぼくなつ…更新もうしないな、こりゃ」
 意味ないしね、こんな本が出てるってなると。ボクはボクで現実の夏休み楽しむね…何か「ぼくなつ」の世界にはもう浸れないし。
「攻略発売による「二次収入」を期待しての事でしょうが、その考え方が逆に首絞めるって事にいつか気付いてくれるでしょうかねぇ」
 関係ないけど、USJは絶対に気付いてないよね。1度「指摘」されたから「しばらく」は大丈夫だろ、みたいに「同じ」事またやってるし。罪の意識とか全く無いから。
「全く…金の亡者どもが。まぁ、だからといって駅の近くとか公園で寝泊まりしてるホームレスが素晴らしいとは言いませんが」
 あの人達ってさ…現実としてノラ犬とかノラ猫と同じでしょ?保健所に連絡して…。
「怖い事いいますね」
 犬とか猫にしてる事だよ?
「錦糸町駅には「街の美観をそこなうので」という名目で言葉を濁しつつ…「美観」という単語が結構ウケました」
 あれも犯罪なんだから…面倒でも「仕事」なんだから、動いてくんないかな警察。
「日本の公務員は税金泥棒というホームレス以下のゴミがほとんどですから、期待するだけ無駄ですね」

 8月17日深夜
 リアルシャドーした結果、キミはボクには勝てない。
「闘う気無いでし」
 何もかも見た通りだ…キミはこの後「んなわけない」と言う。
「言わない」
 対戦格闘界はもう2002の話題で染まってるのかな?
「どーでしょーねー?そんな事より今、旬は天外真伝ですし、大人気ですよ、天外真伝。知らなかった事いっぱいですよ」
 …キミがいかにてきとーにプレイしていたかっていう。
「ちなみに現時点でプレイモア関連の「文字」を見ただけで殺意の波動に目覚めそうになる状態です、今。許されるなら跡形無く全てを無に帰したい程に」
 なーんかDC版ってバグだらけらしーけどさ…それってオリジナルからしてそーじゃないのかな?
「いや、何かゲームとして致命的なモノが…EXレベルにあるようです」
 だから、それもオリジナルからして…。
「ふむ。オリジナルにあったバグを修正しようとしてもっとひどい事になったってとこですかね?…S系ですから、当然「デバッグ」作業は極めていい加減でしょうし」
 ま、今更2000なんてコレクションアイテムだし、騒ぎにはならないだろーけど。
「っていうかSNKの家庭用移植作品は100%コレクションアイテムでしかないのでは……対戦格闘として…ゲームとして買う人が一体どれほどいるのか?」
 出来悪いかな、そんなに?
「出来悪いかいいかでなくて…遅いんですよ、いちいち発売が。今更いらないって時期になってよーやくみたいな。対戦したいと思ってる方々は、ネオジオで買ってるか、ゲーセンで対戦してるか…」
 でもさ、カプコンのゲームって遅くても…。
「カプコンとSNKの差ですかね?まあ、ネオジオの存在が大きく分けているって気もしますが」
 家庭用と連動っていうのはすっごいイヤだけど、同時期に発売すると業務用、家庭用両方の売り上げ伸びるって気がするけど、気のせいかな?相乗効果みたいな?
「とりあえずKOFの話題した以上、悪口言っておけ!KOFを憎悪する田村悠としてこれはもはや義務」
 KOFの話題出す度に悪口言わないといけないのか…そりゃ…無茶苦茶大変だ。
「どーとでもなりますよ、悪口ならね。まあ、今回はまともな指摘として…餓狼と龍虎キャラが存在してる事、そしてキャラの入れ替えです。キャラ数を増やせないけど、新キャラは出す…この場合、誰かを削らないといけません」
 うん。…まあ、もう何言いたいかわかったけど。
「KOFがつまらない原因っていうのは「ほとんどのキャラが消えない」というハンパな事をしてるのが原因です。「1つのシリーズ」ではストーリー的に無理があろうと「1人も消さない」。新シリーズでは「キャラは大幅入れ替え」…対戦格闘というのはこれが割と常識です。ありきたりの事をしても面白くないという考え方もありますが、何故、それが常識なのかといえば、それが「ベター」だからです」
 まあ、キャラが変わらないとどーしても代わり映えしなくて面白みは無くなってくけど…いつの間にか旧キャラが少しづつ増えていってっていうのも…ありがち。
「KOFというのはキャラを「駒」としてしか扱っていなくて「キャラ」を冒涜する事に関しては超一流と言えるでしょう。にも関わらず「絶対に外せない」と判断してしまってるキャラがあまりにも多いのが問題なんですね、これが。「藤堂香澄」はいつ消しても問題ない、けど「キング」は絶対に消せない。この「差」がどこから生じるのか?「単なる思い込み」でしか無いと思うんです…実は今KOFスタッフに対して「思い込み」以上のもっと失礼な事言おうとして…やめちゃいましたけど。KOFシリーズで今現在、絶対に必要なのは「草薙京」1人だけだと思うんです。それを崩せないから「消える」キャラは最初から決まっていて「消えない」キャラは絶対に消えない…対戦格闘キャラとして面白いかどうかは全く関係無くて、「消える」キャラは「消える」わけです。新シリーズに突入する時こそ「消す」最大の機会になるんですが、「消す」勇気も無い」
 餓狼も侍魂も通った道…最初は受け入れられないけど、いつか受け入れられる…ゲームが面白ければ。
「今のSの遺伝子に「いつか」を待つ余裕は無いかもしれませんが、何故「餓狼」「龍虎」キャラが普通に「KOF」にいるのか?それを考えていけば……もし「餓狼」「龍虎」が必要だと言うなら…ドリームマッチだと言うなら何故に毎回「同じ人」しかいないのか?…私には理解出来ないわけですよ、今現在のKOFに何で餓狼や龍虎のキャラがいるのか。性格が原作と違うとかどーとかでなくて「何故いるのか?」です」
 94の頃からずっといるからじゃないかな?
「たとえば、ジャス学の「春日野さくら」…アレは1作目に登場して、そして「役目」が終わり、続編で登場してません。かつて私は「使い捨て」と称したほどに、あまりといえばあまりの「対応」でしたが、簡単に言えば「必要無い」から「排除」した。ジャスティス学園に春日野さくらは不要という単純な話です」
 いなくなってもジャス学が評価落としたりしてないから判断は正しかったわけか。とすると論点は「KOFに餓狼、龍虎キャラは必要か」って事になる。でも、必要か不要かって言ったら…キミが言うには「草薙京」以外は全キャラ不要なんだよね?
「極論ですけどね。餓狼や龍虎キャラを使ったのは「KOF」がそういう主旨のゲームだったからです。でも「主旨」が違う今、外すのが当然だと思うんですよ。…餓狼SPにリョウがいたというのは、餓狼SPがドリームマッチだからです、ストーリーすら無い。あの後にもしつこくリョウが出てきていたら龍虎ファンはどう思ったか?…何故「夢の戦い」なのか?それは「有り得るはずがなかった」共演だったからです。今現在、普通に毎回毎回、まるでKOFキャラであるかのように出場してる今…テリーとリョウが対戦して、それが「ドリームマッチ」足り得るのか?」
 …ルガールとギースが初共演したゲームがカプコン製のカプコンVSSNKだもんね。
「つまり、ドリームマッチなんて事は全く意識はしてないわけです、KOFは。…ちなみに何故にVF4に鷹嵐がいないのかは神秘のベールに包まれております」
 VFは関係ないです。

 8月17日
「SWリプレイは奇数シリーズが出世しますね」
 第1部と第3部と第5部か。一番人気無いのは第4部かな?
「シリーズ全て通して一番人気はイリーナって気がしますが、どうでしょうか?」
 逆に言うと第5部の人気って…イリーナ1人が背負ってる面強いから危ない。第1部と第3部って全員合わせてその魅力が発揮されてるから。
「第1部はたしかーに、個人で人気ある人はいないですねぇ。第3部になるとスイフリー人気高そうですが」
 第3部は1人1人…みんなに魅力ある…って、アレ?今やってるシリーズってさ…6部じゃない?第5部で連載終了して…
「ん…あぁ、第4部は…あの濃い連中ですね、そーいえば。第4部が黄金伝説ソードワールドと勘違いしてた」
 第4部のデコボコっぷりはこの先も有り得そうにない。あのむっちゃくちゃなチーム。
「第5部はもうイタダキマンかのような…影薄すぎですね。第2部は第2部であのシビアさと真面目っぷりで支持する人も多いでしょうし」
 一番人気がNPCのシアちゃんって辺りが全てを物語ってるけど。
「フォーチュンRPGリプレイの新作あったので買ったんですけど、1話しか収録されてないんですよ。280ページ中180ページだけという」
 残りは超あとがきッ。
「スレイヤーズじゃないんですから」
 FQRPGのルール?
「ルールです。ルールブックはルールブックで発売すればいいものを」
 リューナイトOVAがTVシリーズも抱き合わせ!っていうアレみたいに。
「アデューレジェンドですかぁ。まあ、アレ、TVシリーズの方は1話1000円という安値でしたし、TVシリーズも面白いので気にしませんでしたが」
 気にする気にしないじゃなくて、発売の仕方がおかしーなっていう。
「関係無い話ですが、読者投稿モンスターという、このアシッドスライム…これは採用してしまってよかったんでしょうかねぇ?オリジナリティの欠片も無いというか」
 ただ単に「強い酸」っていうなら鉄とかどーとかじゃなくて生物にも有害だし。
「で、また話違うんですけど、モンスター図鑑の書きよう…時々「これはなぁ」って思う事あります。ついでって事でこのアシッドスライムで書かれている事を」

 あまり攻撃的なモンスターではないし、倒してもらえる経験値もたいしたことがないので、魔法使いや飛び道具の使い手がいないときは、戦わずに逃げてしまうほうが賢いだろう。

「この文章のどこに問題があるかと言うと「攻撃的ではない」という事で基本的に「無害」であるらしい事。FQの世界ではモンスターと分類されていれば生物であれ非生物であれば倒す事で「物理的」に経験値が加算されます。登録されていない新種のモンスターだと無理ですが。というわけで「無害」であっても経験値稼ぎに倒されるモンスターもいます。これがFQが抱える問題ですね」
 おぉぉ、誰かに語ってる。
「読者さんに」
 モンスターに分類されちゃうかどうか…何をもってモンスターって呼ぶかかな?
「経験値が高ければ「戦ってみれば?」と言ってるに等しいこの書き方。モンスターを「生物」ではなく「数値…経験値」としてしてか捉えていない。これではねぇ」

 8月18日深夜
 てきとーに検索かけてあっちこっち飛びまくっていたら、ゴミサイトが。そこの犯罪者どもが、違法だとか何とか笑ってしまいました。てめーらのやってる事も違法だって事がわかってないらしい。そろそろBCネオジオンを公約通り、ネオジオ撲滅サイトにするかな。ネオジオファン名乗る連中もムカつくし。何かの陰謀かな?SNKを受け継いだと言い張る連中とネオジオファンを名乗る連中とが協力してネオジオの名を汚そうとしてるです。浄化しないと。

 8月18日深夜その2
 不穏当な発言する時はちゃーんと「」つけてしゃべってよね!!良い子の悠ちゃんの評判落ちちゃうでしょ!
「良い子が人間滅ぼすのか…」
 寒い時代だとは思わんか。それより「」必須。疑われちゃうし。
「KABUKI KLASHのKLASHって何ですか?英和辞典に無いんですよ」
 海外版の主人公ってカブキなのかな?その方がイメージは伝わりやすいかもしんないけど。
「和風ゲームとして売り出してるようですしね。日本人が見ると全然和風でないんですけどね」
 日本じゃなくてジパングが舞台だしね。怪しい東洋の集合体…それがジパング。
「オープニングデモからいきなりカブキですしねぇ、そーいえば」
 ジパング一のダテおとこぉぉ。って時々思うんだけど…日本語しゃべられても意味わからないよねぇ?ネオジオのゲームって声優差し替えで英語ボイスになるキャラってかなり稀みたいだし。
「龍虎の拳のジョンとか龍虎の拳2のキングが何故に差し替えられてるのか謎」
 そういう面で見ていってもやっぱりRBSって罪深いよねぇ。今まで日本語使ってなかったキャラも平気で日本語使っちゃってるし。
「ブルーマリーはまずかったですね」
 天外知らないと…マントーって何だと思うのかも謎ぉ。何でサルがいるのみたいな。
「いや、でもそれは…どこで「謎」に思うかの違いじゃないですか。大門教13人衆に何故、サルが…」
 天外1は実は…詳しくは知らない。記憶も薄いし。
「大門教13人衆はそのほとんどが人間でないんですよ。っていうか100%人間でないかも」
 …怖い宗教だ。
「まあ、デーモン教ですし、その神が「魔王」ですからね」
 ガープだよね。でもさ、ガープよりもルシフェラーの方が何か上位クラスの魔物に見えない?
「あう…多分それは言ってはいけない事」
 名前からしてルシファーから来てるんだろーし。じゃあ、デーモン教について語ろう、今日は。
「大門教13人衆というのは多分、元々は人間なんですよ…サルはともかくとして」
 むっちゃくちゃマントーに失礼だよ!
「いいんですよ、バカだから。っていうかどっから見てもサルだし」
 他の13人衆が人間だっていうなら…。
「いや、サルです。13人衆というのは何らかの「欲」が強い人や、心の弱い人に「魔物」が取り憑いた事で生まれた存在だと思うんです。もちろん、これは公式設定じゃないですし、これに当てはまらない存在もいます。タマモとか」
 タマモは元々人間じゃなくて狐じゃない?天外でどーなのかは知らないけど。
「狐です。マントーにしてもそうなんですけど、13人衆はこの2タイプ。デーモン教の魔物が取り憑いた人間と、その力や人間への敵意を利用されているもののけの類。まあ、サルは別として」
 むっちゃくちゃマントーに失礼だよッ!最初にマントーにしてもそうなんですけどって言っておいて。
「マントーの場合はどこで見つけたのか知りませんけど、「ウマシカの術」の凶悪さに目をつけた邪神斎がスカウトしたんだと思います。サルがデーモン教の事をどー思うかなんて関係なくて、ただ「戦力」になればいいと。バカなので「好きなだけ酒呑ませてやる」とか言えば」
 むっちゃくちゃマントーに失礼だよぉ。
「いいんです、バカだから。マントーなんてその程度ですよ、まず間違いなく」
 実際そーなんだろーけど。でも、バカすぎて使い物になってなかったし、IIでも。
「ゴーヨックと並ぶ弱ボスですね」
 そっかぁ、あの3博士の前に邪神斎も同じ事して…それで失敗してるのか。
「その3博士と絡んで…邪神斎の正体というのは」
 トキだったっけ?
「そーです。北斗神拳は関係ないですよ」
 ボクにそれを言うか?
「読者さんに。ちなみにニッポニアニッポンの事でなくて邪神斎の本名が「トキ」です」
 あぁ、そっちは重要だ。確かにいきなり「トキ」って言われたら邪神斎ってホントは鳥だったんだって思いかねない。
「邪神斎とその息子の幻王丸、水王丸は倒すとそれぞれ魔物へと姿を変えますが、あれが真の姿なのかと言うと、そうは思えません」
 そーかな?根の一族って見た目、人間と同じでも…化け物が本性だったりしなかったっけ?菊五郎もそーだったし。
「あれは戦士ですから。だって水王丸なんてイカですよ、イカ。ルシフェラーの息子がイカでいいんですか?…天外1の時点で大門教の教祖は邪神斎なんです…13人衆の1人でありながら教祖でもあり…そして大門教の神でもあったかと思います。あくまでも1の時点で」
 うん、ルシフェラーって、思いっ切り魔王だし。で、1の時点での設定が何か?
「カブキ伝が出た事で、デーモン教にはガープという魔王がいて、それが主神だと判明します。すると悠さんが指摘したように…ガープよりも格上に見えるルシフェラーって何?という事になります」
 邪神斎の正体がルシフェラーだとすると、ルシフェラーは根の一族…その狙いは打倒、火の一族。その戦力として「デーモン教」を利用したって事かな?ガープも使い捨てで。
「もし、ルシフェラーが邪神斎だとすると、他の13人衆も「魔物」が取り憑いた人間なのではなく、根の一族の戦士だという事になると思うんです。ガープの力を借りているようには到底見えません。四使徒のウチ、1人すらも送ってよこしませんし」
 まぁ、その設定が無かったんだからしょーがないけど。もしかしたら元々は5使徒だったとかぁ。
「でも名前でわかるでしょう?「黄金のカンビエ」「満月のウングエ」「永遠のカルネ」「永遠のサングエ」…これに似た名前の13人衆はいません」
 むぅぅ、だとすると…ゲーニッツ系かな?「神父」さんだから「オロチ教」なんていうのがあるのかな?って思ったら「人間の作った宗教」をオロチ一族とは関係なしに「ゲーニッツ個人」が信仰してただけっていう。トキが個人的にデーモン教を気に入っちゃって…それで「ついでだし、大門教の宗教としての力も利用して火の一族滅ぼしちゃえ」っていう。
「ガープ自体が根の一族だとも考えられますけどね。ヨミの作り出した強靱なる生命」
 何かさ、それだと…火の一族に敗れてるのに根の一族の方が繁栄してるって気しない?
「ガープの事関係無しにIIの時点で根の一族の方が繁栄してると思います。火の一族なんて数える程しかいないじゃないですか」
 あれ?…き、きっとマサカドに…。
「マサカドに滅ぼされかかって、それで根の一族以下に?マサカド最強か?」
 でさ、結局…キミの結論は?今、考えてるっていうんじゃなくて結論は出した上で話してるんでしょ?
「えぇ、でも会話の中で考えが変わるという事もあります。ま、悠さんに話す前に出した結論は…ルシフェラーと邪神斎は別な存在であるという事。つまり邪神斎が大門教を利用したのではなく」
 デーモン教が邪神斎の邪悪な意志を利用した?
「そーです。元々、デーモン教にはガープとルシフェラーが並び立っていて…ルシフェラーは自からの地位を強化する為にジパングに渡り…トキをそそのかして力を与えるという名目で取り憑き、大門教を流布します。もちろんトキは自分がルシフェラーの力を利用してると思い込んでいますし、ルシフェラーに変身しても意志は残って自分の意志で「動いている」と思い込む事が出来ます」
 でも、その「意志」自体が実はルシフェラーによって操られている。心を奪われてる事に気付かないでいる。
「そんな感じではないでしょうか?マサカドの正体がまるで不明なのが問題なんですが…復活した場合、ジパングを破壊してしまわないか?という。根の一族の狙いというのはジパング破壊ではないですからね」
 マサカドってルシフェラーより強い?
「ゲーム中ではルシフェラーよりも遙かに強いですよ、ラスボスですし。ただ…ネタバレですが、珠の力が発動しちゃっていて、ジライヤ達が無敵と化していて「ダメージを受けない」んでルシフェラー戦よりも楽っていうか絶対に負けないですけど」
 …ヒドイ。でも魔王よりも強い戦士って。
「ルシフェラーが魔王だとか言うのは私が勝手に言ってる事ですしね。ガープも真の姿になると凄いですし」
 でもカブキと阿国の2人…たった2人相手に滅ぼされちゃうし、ガープの場合。火の一族は1人しかいなくて、しかもその1人が天外IIの4人の中で設定的には一番弱いカブキだし。
「設定上はそうかもしれないですね、そーいえば。いや、天外Iの3人よりも弱いかもしれませんね。…いや、最弱はツナデでしょうかね?」
 最強は絹で決定なんだけど、最弱ってツナデなの?設定上の強さと真伝での強さって逆?
「ツナデはおバカさんなので、術が一切使えないんです」
 マントー以下?
「バカって言うのは言い方が違いました。「勉強」する気が無いんです、彼女」
 ローレシアの王子みたいなもんか。
「いや、ローレシアの王子は「ありとあらゆる武器と防具」を使えるという凄まじい技能を持ってましたが、ツナデは斧しか使えません」
 剣は軽すぎるとか…。
「天外Iって装備の流用出来ないんですよねぇ。術の流用も出来ませんけど。オロチ丸が使える術、ジライヤが使える術、と決められていて」
 一般的なRPGと同じって事だね。巻物がどーとかでなくて「その人」が覚えてる術を使えるみたいな。
「設定的には巻物を使って術を放ってるんですけど、その巻物を他の人に渡す事が出来ないって事ですね」

 8月18日
「カブキ団十郎の作業開始」
 通常技は後回しぃぃ。
「ちなみにマントーも、ちと調べてみた結果。昇猿拳よりも猿巻旋風脚の方が発生が早い事が判明」
 マントーってまだまだ先なのに作業。
「昇猿拳が10フレで猿巻が7フレ」
 ついにフレーム数まで調べ出してるし…
「専用機材とか無いんで正確じゃあないですけどね。まあ、でも間違ってたとして誤差プラスマイナス1、その程度の自信はあります」
 でも昇猿拳って遅いね、随分、この手の技にしては。
「羅砕刃よりも遙か劣りますね。3ヒットする間合いもかなり狭いですし」
 マントーとカラクリ兵までは…対戦バランス考えて作ってあるから…CD版で使えるって事かな?
「そーかもしれませんねぇ。マントーもよく考えて作られてます。ロクな技無いんですけど、馬鹿の術は当たればダメージ80。マントー戦では絶対に毒はとっちゃダメって事です」
 でも、それさえ気をつければ大した強さでもない。
「術並のダメージを誇る気猿拳が脅威的ですけどね。ガードしただけで弱技1発分は削られますし」
 あのガード不能技とか使える?
「あれは凶悪ですね。0フレ掴みのダッシュ投げなんですよ。当然、のけぞりポーズの相手は掴めませんけど、ダッシュ投げなんでそのままダッシュして相手ののけぞりが解けた瞬間に掴みます」
 うにゃぁぁ、それはちょっとキツイ。無敵技無いと実質連続技ってやつ?
「バックダッシュで逃げる事は出来ます」
 でも、辛いよ、それ。
「立弱パンチをガードさせてキャンセルから出すと、バックステップの着地を掴んでしまうので無敵技以外では逃げれません」
 無かったら?
「喰らうしか無いですね。そして起き上がりに立弱重ねられて」
 ハメですかぁぁぁ。 「いや、その起き上がりの立弱をバックステップでかわせば問題無いです。それを読まれると当然またダウンさせられてしまいますけど」
 天外ってジャンプ遅いんだっていうのが、そのマントーの技からわかるね。
「しかし、発生が0フレで掴みも0フレなダッシュ投げってインチキですよぉ」
 バランス取れてるよねぇ、やっぱり。
「ツナデ強すぎですけどね。ちなみにマントーも10割コンボありました」
 予想はつく。どうせ馬鹿で相打ちかけて、馬鹿中にマントー自身も攻撃っていう。
「そーです。天外真伝の面白さ伝えたい…けど、無理でしょーね。興味ないゲームの情報求める人なんていない」
 どんなに巨大なサイト創ったって興味無い人は来ないから、伝道する事は無理。
「勿体ない話だ」

 8月19日深夜
 天外Iってあったよね、確か?
「再プレイしたいですね。1から通して。でもどこにあるやら」
 はうぅ。トンボ捕まえて虫ずもうしちゃうからね、そんな事言ってると。
「はぁ?まあ、したいならしていいですけど」
 途中下車の旅と図書室…有意義な夏休み、うん!
「天外なんですけど、色々とあっちこっち見て回ったところ、天外2のストーリーを追えるサイトがありました。それを見て思ったのが「やっぱり天外Iとつながってない」っていう」
 根の一族と火の一族が闘ったのが1000年前で、それから1000年ずーっと平和だったっていうんだから…マサカドは1000年以上も昔って事か。
「マサカドが前回、いつ暴れたのか…これが不明なんですよねぇ。ゲーム中で語られたのかもしれませんけど。ガマ仙人のお話とお春さんのお話…1の旅立ちと2の旅立ちの時のそれぞれの話を軽く」

ガマ仙人のお話
 ・かつてジパングはマサカドという男のために滅びかけた事があった。
 ・マサカドは理想郷創造の為に全てを無に帰そうとした。
 ・そこに「火の一族」と呼ばれる者達が現れ100日以上に及ぶ戦いの末、(3つの珠の力で)マサカドを封印した。
 ・しかし「火の一族」のそのほとんどが死に絶えてしまった。

お春さんのお話
・1000年前、根の一族とヨミはジパング制服を企み、ほんの数日で実現させてしまった。
・唯一「火の一族」と呼ばれる者達だけが対抗し、その戦いは1000日以上に及んだ。
・その戦いの末「火の一族」のほとんどが命を落としたものの(7本の聖剣の力で)ヨミを封印した。

 ま、似たよーなもんだね、どっちも。これってさ「火の一族」っていう「一族」がいるんじゃなくて「概念」なんじゃないかな?
「でも、IIではっきりと「マリ」が作り出した一族が火の一族であり、火の一族と根の一族が交わり生まれた種族が人間であると」
 むぅぅ、遙かな神話の時代から戦い続けて、その前回の戦いが1000年前だったっていうだけ…だよね、これって?
「でしょうね。お春さんは根の一族がヨミを復活させたと言ってますから。IIで根の一族がヨミを復活させようとしたのと同じでしょうね。毎回毎回、火の一族に封印されては…おそらくは1000年ごとに復活してたんでしょう」
 悪魔城ドラキュラみたい。周期が10倍だけど。
「悪魔城ドラキュラにたとえるとすると…ヨミのお話が正伝で、マサカドは外伝的に…つまりはバンパイアキラー。吸血鬼はドラキュラだけでない!!という」
 結局、アレってラスボス…ドラキュラじゃなかったっけ?
「いーんです、アレはゲーム的な演出であって、ストーリー的なラスボスはエリザベス=バートリーなんです、あくまでも!…多分」
 ま、ドラキュラの事はどーでもいーけどね。って事になると根の一族が大人しくしてて火の一族が油断してるとこでマサカドが大暴れしたって事かな?
「ガマナメクジ仙人が火の一族と認識してるのはどうやら珠の一族だけみたいですし、マサカドとの戦いで滅びかけたのは珠の一族なんでしょうね」
 ヨミとの戦いで珠の力って出てきてないっていうか…剣しか出てきてないしね。とするとヨミとの戦いで滅びかけたのは剣の一族かな?
「おそらく、鏡を使う一族はヨミともマサカドとも違う何かと闘って、多分「封印」しか出来なくて、しかもその戦いで滅びかけたんですよ」
 何だかなぁ。「神」であるヨミ以外にどんな強いのがいるのかなって感じ。
「火の一族はツメが甘いんですよね。封印するしか出来ない。カブキ伝の後にヨミはクローン体が復活して、その後にはガープまで復活して」
 謎なのは何でそーいう大物達が揃って「マントー」を部下にするか。
「ちなみに花吹雪天然でなくて花吹雪典善だと判明」
 んにゃぁぁ、漢字までは覚えてないもん!
「ついでに「どーぞぉ」じゃなくて「はりきってどーぞぉ」だってさ」
 細部までは覚えてないからそれも仕方ない。
「しかし、どいつもこいつも…自分達で部下にしておいて「猿は猿」だの…」
 部下にする前に気付けって感じ。

 8月19日  はお!とか言ってる場合じゃなくて、兄さん、兄さん。
「私ですか?」
 他に誰かいる?
「フシとレキ」
 猫のお兄さんを持った覚え無い。何かさ、ぼくなつ2の影響下にまぁだあるみたいで、8月の下旬っていう感覚が未だに抜けないんだけど、どーしたらいーかな?
「あぁ、私もかなり8月も下旬かなぁって気がします。ヒグラシの声が秋ですねぇ」
 うん!!ヒグラシの声は聞こえないけどね!!…でも、どーしよ、折角の夏休みなのに………まだまだ夏休み長いのに、「もう夏休みも終わりかぁ」なんていうこんな感覚持ってると沈んじゃうよぉ。
「ハッハッハ、いやぁ私なんて夏休みないですし。っていうかカレンダーみましょうねぇ」
 ………ウソにょぉぉぉぉぉぉぉ。ウソだにょぉぉぉぉぉぉぉ。な、なんで…そんな、ほんの3日前までまだ8月8日だったのに。
「えらく具体的な数字ですね。という事は今日は8月11日ですか?」
 ノンノン!!今日はまだ8月8日♪
「あのぉぉ、終戦記念日がどーとか言ってませんでしたっけ?」
 ウソにゃぁぁぁぁ。3日前は8月8日で2日前が8月11日、昨日は8月15日…冗談じゃなくて、ホントそーとしか思えない。…盗まれてる!!
「時間をですか?今更、改蔵ネタやられても」
 ネタじゃなくて事実だよ、これ、絶対。だって3日前は…8月8日だったもん!…3日前が8月8日だったのに今日は8月19日…このズレが時間盗まれてる証拠だって言えるよ!
「言えません」
 おかしい、誰か盗んでる。まだステキな出会いも無いっていうのに。…盗まれてないっていうなら8月8日からの10日以上もの日々…ボクが何したか言える!?…有意義な夏休み過ごしてきたこのボクの10日
「悠さんが何してたのかまでは知らないです」
 ほら見ろ、盗まれたんだ。何で?…ふざけてるんじゃなくて、ホントにほんの3日前はまだ8月も始まったばっかりだったって気がするんだけど。
「どーいう間違いなんだろ、それ?」
 あ、それ、女子大生の台詞だ。…って、そうじゃなくて、何?
「靖子ねーちゃんの言っていた夏休み後半の方が短く感じるっていう現象ですよ、それ」
 お、おぉぉぉぉ、そーなのか。じゃあ、それ事実だ。
「事実っていえば事実ですね。考え方の問題ですよ、過ぎた時間を思うより…「あと10日しかない」ではなく「まだ10日もある」…これです!」
 考え方か。たった10日しかないとかどーしても思っちゃうけど、そーだよね、10日もある…って思えない。あと10日しか無い。
「いつの間にそんなネガティブ少女になりましたか!」
 昔っから。
「何故に夏休みの後半が短く感じるのか?それは惰性、つまり慣れです。社会人にとっては10連休なんて「とんでもなく長い」休みです…学生にとっても長い休みだとは思いません?」
 思う…けど。
「夏休みというのは休みとしては長すぎるんですよ。休日というのは平日とは違います。だから時間の流れも違って感じるんです。ところが10日も連続して休日があると「休日」が普通な状態になって、その時間に慣れてしまう」
 んー、変化が乏しくなってそれで時間が短く感じるって事?でもさ、楽しい時間は短く感じるのに、退屈な時間は長く感じるっていうのもあるし。
「それです!1時間を30分に感じてしまうのと2時間にも3時間にも感じてしまうのと…でもそれは刹那的なものです。長期的な時間においては「何をした」かが大きいんですね。何をするでもなく何となくいつも通りテレビ見て過ごすとかしてると「心に何も残らない」…つまり「その時間を体験したという観念」が薄い。だから後になって「時間が短かった」と感じるんです」
 むぅ、そー言われるとそんな気がしないでもない。これからの夏休みを楽しみにしてて色々やりたいとか思ってた7月と今とだと…やっぱり、今…だれちゃってるかも。
「後はですね「まだ40日もある」みたいな思い。今日は何か無駄に過ごしちゃったけど、まだ40日もあるし!とか思う事自体、それが「休日全体」を「長く」感じさせるんです。ところが残り半分を切ると、「もう後半分しかない」という思いになって、それが「夏休み後半を短く感じさせる」原因です。ぼくなつ2でも同じような現象起きませんでしたか?ゲーム開始当初はゆっくりと進んでいたのに、後半は10日ぐらい一気に終わってしまったみたいな?」
 ゲームに慣れたからじゃないかな、それって?
「富海の生活に慣れてしまって、毎日同じ事をしてる気がしてくる。ぼくなつ2って後半…20日過ぎに新キャラが一気に登場しますよね?イベントも色々と固めて…これが「夏休み後半」を乗り切らせる為の工夫です」
 それでも何か短く感じたなぁ。20日過ぎたら…もう「後数日で帰らなくちゃいけないんだ」とか思っちゃって、何か寂しかったり。
「ま、考え方の問題ですから。私の長い夏休み…半年ぐらいありましたっけ?でも、これがまた…長い事休んだ気もすれば、ほんの数日しか休んでないような気もして」
 にゃう、まだ10日もあるんだし、楽しまなくちゃ損ってっとこかな。
「そーですね。ちなみに社会人になると「土曜まであと5日もあるのか…憂鬱ぅ」とかなったりもします」
 イヤな事言うもんだ。しかも、後5日って…月曜日…。
「でも、憂鬱に思うのは月曜だけだったりして…休日っていうのは人間を腐らせますね。でも、天外真伝の調査解析には休日必要」
 求められてもいないのに、のけぞり時間まで調べちゃう人…。
「ちなみにマントーで気猿拳>昇猿拳>猿巻旋風脚という連続技が可能な事を確認しました」
 まぁた、意味のない連続技を。
「でも体力の半分奪えますよ、これ」
 ダメージの問題じゃなくて実戦で入るかどーか。そんなヘンなつながり方する以上、ぜったい現実的じゃないでしょ、条件?
「現実的ですよぉ。画面端でジャンプしてる相手に密着に近い間合いで気猿拳当てるだけです」
 それを「だけ」と言うか、それを。
「あと、近立弱Pが…絹と卍丸は奥義が暴発するんでダメなんですけど…他のキャラは終わり際をキャンセルしてダッシュ弱Pか弱Kを出せる事が判明しました」
 何それ?っていうかダッシュ攻撃って弱も強もなくない?
「無いです。色んな組み合わせ試してみたんですよ。…のけぞりフレーム調べた後に、何でこれで「弱P>ダッシュP」が連続技になるんだ?とか思って。で、色々調べたらこうでした。「→→A」か「→→C」でのみキャンセルかかります。同じ技が出るのに「→→B」とかだとキャンセルかかりません」
 立中Pは「→→B」でキャンセルかかるとか…。
「当然、試してます。出来ません!!出来るのは「近立弱P」を「→→A」「→→C」でキャンセルする事だけです。しかも終わり際しかキャンセル出来ません。何でしょう、これ?」
 謎だね。
「ちなみに技の出がかりなら奥義でキャンセル出来ない技でもダッシュでキャンセル出来る事もわかりました。でも相手は多分気付いてくれないのでフェイントにはならない」
 詳しく調べるには…やっぱり休日。
「なんですよぉ。悠さんいいですね、10日以上も」
 羨ましいだろぉ。でも、キミも通った道だよ。
「学生っていいですね」

 8月20日
 にゃうーん…どないでっか?
「ぼちぼちでんな。雑記書く時間ありませんね、天外で忙しくて忙しくて」
 …誰が見るんだろ?
「まあ、明日の深夜雑記でまともな雑記は書くとして、今回の新ネタはオロチ丸。素手の時は「かんざし投げ」の硬直が5フレも短くなる」
 何か、その程度なら昔のネオフリに書いてありそうなネタではあるね。
「そんなもん手元にないし。っていうか天外真伝はほとんど扱ってなかった記憶があります」
 SNK以外は流すみたいな感じで。
「以前から何か「素手の時のかんざし」って硬直短くないか?とか思ってはいたんですけどね」
 それも…のけぞり時間のフレーム調査の産物?
「えぇ、何で「かんざし>中パンチ」が連続技になるのかとか思って、それで素手時と武器有り時とでちみちみと硬直差調べたら、こーいう結果になりました。武器有り時なら4フレ有利、素手時は9フレ有利。9フレも余裕あるんで中パンチがつながるんですねぇ」
 何かスタッフの本気感じるよね、こーいう細かいこだわりが。対戦格闘に何を求めて作ったのかとか。
「武器有りと素手のバランス。ニンジャマスターズでも提唱されてる事ですけどね。どっちも世間一般では受け入れられませんでしたが」
 マニアにはニンジャマスターズは認められてる。
「天外真伝…何でかな?ネオジオでは最高レベルなんですけど、この完成度の高さと面白さ。キャラゲーとして発売されてしまったのがマイナスだったですかねぇ?」
 キャラゲーとして見なければ「一通り」揃ってるかな、キャラ?
「8人しかいないのに揃いすぎな位にバリエーションありますね。儚げな美少女、怪力小娘、美形青年」
 デブ…。
「デブ言うな!極楽先生をデブと言うな!彼は体が大きいんです。身長の割に体重がちょっとあるだけの事です」
 反則だと思う、お千代さん。
「ちっちゃいですよねぇ、お千代さん。中学生ぐらいにしか見えない。いつの間にか大量に…お子様いるし」

 8月21日深夜
「我らがリーダーが負けちゃいました、サバイバー。荒木さん…私の希望が…」
 キミが言ったんじゃないか。あの番組では、その戦術、生き方は限りなく愚かしいって。…13日の雑記参照ね。
「愚かしいかどうかは関係無くて頑張って欲しかった…私の理想だったんだから、アレが。ムカついてくるんですよ、あのクソ甘えたガキども見てると。サバイバーなんて番組に出てまで甘えやがって。元々、馴れ合ってる奴等が大嫌いな私ですから。馴れ合いを嫌った人が2人連続して落ちましたね、あのチーム」
 っていうか、リーダーは…最初から決定済みだったと思うんだけど…次に落ちるって。
「荒木さん、相当苛立ってたんじゃないですかねぇ?…今回のまるで人気取りかのような「おいしかったので、みんなにも」っていうアレって…人気取りでなくて本心なんですよ、おそらく。自分が一番大事、自己主義だからこそ…他人の喜びを自分の喜びとする事が出来る」
 アバッキオっぽいよね、何か。いってる事はすっごいキツいし、甘い事言ってるジョルノに厳しくあたったり…
「他人の喜びを嬉しく思う…自分の働きが評価されるかどうかじゃない…。でも、それで社会に出たら汚い人間の実状を知るだけ。喜びを与えるに値しない人間ばかりなわけだ。喜んでくれるのは嬉しい…でも、その結果を相手がどう受け止めるか?「喜んでくれる」事が嬉しいのだから「感謝」の気持ちなどいらない…望むのは「変わってくれる事」…その人が。その「喜び」を与える為に自分がどれだけ苦労したのか、それを知ってもらう必要はない、ただ「自分」が出来る事をやっただけ。でも、それをただ「享受」して終わって欲しくはない。「出来る」事をやって欲しい」
 恩を勝手に売る…押しつけがましい…そんな感じかなぁ?そーいう生き方って。他人にまで「厳しさ」を要求する。それでいて自分に対する「厳しさ」はホンモノじゃない。
「的確な指摘ですね」
 えへへぇ。
「でも、そーいう人達が恩を売るとかそーいう感覚でないのは明白」
 本人はそーは思ってなくても…ね。
「他人の為に働く…そーじゃないんです。それは何かの為とかでなくて極めて自然な事。ジョジョ風に言うなら人間が呼吸をするのと同じくらいに、当たり前の事をしてるだけ。…押しつけがましいっていうのは24時間テレビみたいなものを言うんですよ。…上手く言葉が出ないからやめる。言葉が出ないのが悔しいですね」

 8月21日
 高橋しん先生による「きみのカケラ」連載スタートォ。
「は、置いといて…ようやく近立弱P>ダッシュPが可能な理由わかりました」
 調べてるし、本気で。
「元々、それを調べるつもりでなくて、ダッシュとダッシュ攻撃の性質調べてたんですよ。通常技の出がかりをダッシュでキャンセル出来るって自分で言っておいて、何でこんな簡単な事に気付かなかったのか…」
 本気で2年はかかりそーだ、このペースじゃ…。
「悠さんが言ったんじゃないですか」
 はえ?…何を?
「『ただ、やるならハンパなものやっても…意味無いから…相当の覚悟はいるよ』」
 むぅ、微妙に似てるかも。
「私だって悠なんだからね」
 うにゅぅぅ、その台詞は…その台詞は…すっごく聞きたくない。
「何かトラウマでも?」
 知ってるクセに。…そっか、そーいえば、何かそんな事言った覚えある。
「7月23日ですね。BCで公開してたものとは別に、天外真伝のコンテンツを1から作るかもしれないと…それに対して悠さんがこんな無責任な事を」
 でもさ…今更なんだけど…詳細に調べあげても、その方が意味無いっぽい。必要としてる人がいないっぽい。
「データはあまり無い上にロクに連続技も紹介されてない「通常技の技名」と「技のフレーム数」が掲載されている以外には役に立たないメストムック…これがですね「フレーム数」もアテにならない事が判明しました。…公式データでなくてメストで調べ上げたのかな、これ?」
 その可能性はあるよねぇ。公式データだったとしたら「ボスキャラ」のフレームデータもあるだろーし、素手の時にかんざし投げの硬直が短くなるなんて事も当然、知らされてるはず。
「ちなみにキャンセル可能な通常技にも間違いありますし…誤植が多いのはまあ仕方無いとして」
 仕方ないですんじゃう辺り、メストってお得。
「でも、攻撃時間とか調べ上げる事出来るんですかね?発生時間と技全体にかかる時間は根性入れれば調べる事は出来ます。でも、1度発生した攻撃判定が「何フレーム」残ってるかなんて「起き上がりにタイミングよく重ね」ないとわかんないんじゃないですか?」
 重ねたんじゃない?
「相手の起き上がるタイミングに合わせて1フレームのずれもなくボタン押すんですよ?人間業じゃない」
 人間じゃないんでしょ、だから。機械様に…何か改造出来るみたいな事、アルカディアに書いてあったし。プログラム通りに動作させるっていう。人間がボタンとかレバー通じて送ってる命令を直接、送り込めば、1フレの誤差も無く…ね。
「あとは無敵時間ですね。これもとてもじゃないけど調べられない。絶対無理とまでは言わないですけど、で、そこまで出来るなら、このミスの多いのフレーム数データの方が謎」
 キミのデータが間違ってるって可能性は?
「メストムックのデータよりも発生が早いっていうならともかく、遅いんです。技の最初のモーションが見えてから実際に攻撃判定を持つまで…数えて…メストムックのデータにはならないって技が結構あります」
 公式データだとしても、公式データ間違ってるわけ?
「開発バージョンのデータなんじゃないでしょうか、これ?製品バージョンは微妙にデータがいじられてるとか。だって神炎が2ヒットとなってますけど、普通に3ヒットしますし」
 …それは誤植なんじゃ…。
「使えないな、メスト。大体、技のフレーム数だけあったって、ガード硬直フレーム、のけぞりフレームデータ無かったら、有効活用出来ないだろーが」
 たださ…世間での人気はイマイチだった天外真伝でこれだけのレベルのムック作る事が凄いね。
「ちなみにこのムックにはどうやって収録したのか謎な画像が一部あります。…やっぱり、メストは怪しい機材を持っていたとしか…」
 大蛇丸の登場シーン…一体どーやって…。
「何か方法あるのかなぁ?しかし、先が長いですねぇ。CPU戦の調査は全然してないですし。防御力の変化とか」
 …じゃあ、「きみのカケラ」を。いいよね、冒険…やっぱり冒険だよねッ。
「でもなんか儚げじゃないですか、これ?」
 んー、旅立ち前があまりにも絶望状態っていうか、終わってる状態だからじゃないかなぁ?
「絶望から始まる旅立ちというのはお約束なんですよぉ。旅立つ原因として簡単で、そして盛り上がりますから。旅立ちには何パターンかあります。ドラクエIVがちょうどいいですね。何らかの偉大なる目的で旅立つのがライアン、旅したいから旅してるのがアリーナ、…外の世界を知りたいみたいな。
 でも、本当の旅立ちっていうのはサントハイム全滅だよね。
「絶望パターンですね。勇者とミネア、マーニャもそーですね。ダイの大冒険もそうです、アバン先生いきなり死亡」
 でも生きてたし。
「FFIVも帰り道閉ざされちゃって…美少女と2人っきり!!何て幸せなのでしょう、セシル」
 そーじゃないでしょーに。Sa・Gaってどーなんだろ?閉ざされた世界に絶望して新世界求めて旅立ってるけど、アレってどーいうタイプなのかな?
「あれは絶望タイプじゃないですね。希望を持っての旅立ちです。第2章でのアリーナタイプですね。っていうかトルネコタイプかな?旅立ちの動機は絶望ですが、能動的であって受動的じゃない。DQIVの勇者は旅立ちたくて旅立ったわけじゃないですから」
 そーいう事か。じゃあ、天使の詩は絶望タイプだね。
「えぇ、いきなり花嫁死亡」
 死んでない死んでない。さらわれただけ。
「でも、アレ…エンディングが旅立ち当時以上の…っていうか物語で最大の絶望という気がします」
 結末はどーでもよくて、旅立ち。この「きみのカケラ」だと絶望…はしてないっぽいけど、この主人公。まあ、あんまりいい境遇じゃないし…でも希望を持っての旅立ちだよね?
「そーです。だからそこに儚さがあるわけじゃないんです。長かったな、ここまで説明するのに」
 ごめんね。でも、儚くないって事なのだ、つまり。
「何かなぁ?既に終わった物語というか、未来が定まってるように感じるんですよね。主人公…少年の方なのか少女の方なのか知らないですけど、希望に満ち溢れてますけど…何か違うんですよねぇ」
 何かって何?
「何かです。さっき名前出したアレ…えと、ダイの大冒険…あれは未知でした、先が見えない…冒険の始まりは絶望でしたけど、その先に何があるかわからなかった。それに対してこれは、この先に待ってるものが決定してるように…」
 つーまーりー、この先の展開がわかる!
「わかりません。全然…予測出来る人いたら凄いです。そーいや、こーいう世界…銀河鉄道999にありましたよね」
 あったねぇ、永遠にやまない雪。何層にも何層にも連なった昔の住居地。…これって星がどんどんおっきくなってるって事かな?
「そりゃそーでしょーね。現時点の住処が雪で埋もれたらその上にまた住処を作る。やってられない星ですね」
 っていうか銀河鉄道の駅作りも大変大変。…これか、これだね…序文の「だが、もう「世界」はくり返すことはない」っていう。
「あぁ、それですね。…主人公達は希望を手に入れるかもしれない。けど、そんな個人レベルの喜びを全て無に帰す「終わり」が待ってるかのようなこの書き方。これが「儚さ」を感じる理由ですね、どーやら」
 要はこれって何かとんでもない戦争か何かで滅んだ後の世界だよね?太陽が無いっていうんじゃなくて、見えないだけで。
「核の冬にしても長すぎだろ!!」
 核の冬とは言ってない。星を何かが覆い尽くしてるのかもしんないし。
「何か微妙にブルーブレーカーな感じもありますが」
 とりあえず…昔、科学で栄えた事は示されてるし…うーん。
「実は星でなくて巨大宇宙船というネタ」
 PSIV?
「4じゃなくて3です」
 そっか。でも、宇宙船の中に雪降らせてもしょーがないでしょー。機械の故障?
「とりあえずわかっている事。事実かどーかはともかく、記録では旧文明の人達は今の人間よりも寿命が長かった。短い一生とありますが、あの婆さん見る限りは、今の地球人と大差無い寿命だと思われます」
 実はアレで20歳♪
「イコロは6つも飛び級してるという台詞。1年で1つとは限りませんし、1年が何日だかもわかったもんじゃないですが…普通に考えるに…」
 でも、そのイコロが何歳なのかさっぱりわからない絵柄だから。
「にゃうぅぅ」
 ちなみに、ボクはもう欠片じゃないよぉ。完全体♪
「ウソを言っちゃダメですよぉ。完全体はそーじゃなくて、フシとレキをぉ」
 言うなぁぁぁぁぁぁ。

 8月22日深夜
「家庭用ROD発売まで後1ヶ月とちょっと。よーやく見てみたRODサイト…エボガ社のキャラ紹介はギャグですか?」
 凄い日本語訳だよね、この公式ストーリーらしきもの。
「しかも公式発表とキャラプロフィール違うんですけど…アリスの身長が…アリスの身長が」
 そんなの甘いあまーい。オニの格闘スタイル「略奪型」の方が凄い!!
「合ってるじゃないですか。日本語で実にわかりやすい」
 …ボクにはわからない。略奪型って…?
「自来也タイプなんですよ」
 あれは「盗み」。
「しかし、…日本人スタッフいないのか?」
 多分、日本人が作業してると思うけど?翻訳ソフトか何かで翻訳して、それを一部手直しってとこかな?
「して何でああなるのかな?…誤植も多いし…「カサンどら」「譜面だが多分日本」…」
 ドラえもんみたいな感じでらぶりぃ。
「意味わからんですよ、かなり。カサンどらはオニの趣味であんな服装って事ですか?」
 凄い趣味だ。…実の兄だろーと、好きな人だろーと…着ろって言われてもボクなら絶対拒否するね。
「エリアスの嫌いなもの「義戦」って何だよ…」
 義の心による戦。それは人として大事なモノの為に闘う事。
「血液型 O RH+ってのも極めて謎ですね。+なら書かなくていーです」
 好きなもの「赤いワイン」。
「ほぉ、ちよパパに1つどーぞって感じですね」
 こんなに赤いのにちよはおいしいと言う。とかそんな感じだったっけ?
「まあ、偽善でしょーね」
 義戦は義戦だと思う。
「ブら切るっていうのはブラジルでしょうか?」
 ブっていう集団を斬る事。「お前ら斬る」とか言うでしょ?つまり「ブ等斬る」
「お前ら斬るなんていわない」
 言わないか…言わないかも。

 8月22日深夜その2
「もはや、アニメ界の「うえきの法則」としか評価出来ない駄作「シャーマンキング」ですが…また無茶な展開です」
 原作者は怒らないのかな?
「原作も大差無いという話です。アニメ版よりはマシなようですが。今回、ハオさんが仲間の巫力を底上げしました…設定的にそんな事が出来るかどーかはともかく」
 最低でも「アニメ版」では出来るって事。今までの設定では出来なかったとして設定なんてどんどん変わるものだから。
「しかし、肉体には力の許容量というものがあり、巫力の場合は…これは原作の方に問題があるんですが…途中で設定変更しちゃってるんで…最大巫力は「死にかけ」て復活すると増えるらしいです」
 サイヤ人かな、シャーマン?
「ジャンヌ様がアイアンメイデンにこもりっきりなのは…」
 新手のひきこもり!!ひきこもりつつも外出はする。気に入らない人は死刑♪
「…じゃなくて、あの中で死にかけては、自らの持つ治癒の力で体を癒し、毎日毎日少しつづ」
 背が伸びて昨日のズボンが履けないから全裸。
「全裸じゃないです。…少しづつ巫力をあげていってるようです。アニメ版のアイアンメイデンは拷問器具になっていないどころか「回復装置」らしいですから、入っていても意味ないですけど」
 きっとアニメ版のジャンヌ様は虚弱体質で…普通にしてるだけで死にかけちゃうの。アレは生命維持装置
「鉄の処女型の生命維持装置なんでイヤです、私」
 ジャンヌ様の趣味♪
「いや、趣味と言うなら多分、マルコさんの方では…って、んな事どーでもいーんです」
 マルコさんはロリコンですか?
「YES!」
 やっぱり。
「そんな事もどーでもいーんです。ジャンヌ様の着替えを手伝うなんて何て羨ましいとかそんな事は思ってません。えぇ」
 っていうか着替えぐらい自分1人でやれ!!
「それは同感。いや、そーでなくて…死にかける事で肉体に何かが作用して最大巫力が底上げされるわけですが…それを無しに無理矢理、ハオの力で底上げされたハオの手下その1〜その何たらまで…無茶な事をしてるので力の使い方誤ると自爆…強すぎる巫力に耐えきれなくなって下手すると死にます」
 …でもさ、巫力と最大巫力ってのは別モノだし…最大巫力が2倍になったとして…、持ち霊の霊力上がらなかったら…意味無くない?
「原作の方での設定変更の影響ですね、それも。霊に巫力を注ぎ込めば注ぎ込んだ分だけ強くなるという設定だったはずですが…霊の霊力に相当する巫力でもってその霊を操る。…多分、アニメ版はその霊力という設定が無いんです」
 無いのか。なら納得かな、その方がすっきりするし。
「設定的には霊の持つ力、霊力に相当する巫力を使って霊を操るという方が設定としてしっかりしてるんですけどね。どんなに強大な霊を従えていてもそれを使うシャーマンが未熟ではその力を使い切れない。逆にどんなに巫力が有り余ってるシャーマンであろーと、霊が弱ければ意味が無い」
 でも、その設定があると…アニメ版は困っちゃうわけだ。
「原作でも困ると思いますが、十分。まあ、過去に放った設定は気にするなって方針なんでしょうけど。…設定はよくわからないけど、自爆する危険のある力を仲間に与えるなんて!とまん太さんがお怒りでしたが、私思ったのです」
 アンナさんが葉クンにした事とどこが違うんだろう?
「そーです。もしかしたらハオに取り込まれるかもしれない、と…危険だとわかっているのに超占事略決の力を強引に与えましたよねぇ、アニメ版。それが葉…それからその他大勢の葉のとりまきが望んだ事だとして…ハオの手下さん達も同じ…望んでした事」
 これをキン肉マン現象と名付ける事にします。
「敵が同じ事をすると「卑劣な行為」、主人公側がやると「危険を恐れず立ち向かう勇敢な行為」」
 そんなのは仲間じゃない…まん太さんは言いました。
「関係ない話ですが「まん太」という名前もどーかと思いますが、妹さんの「まんの子」というのはあまりにもあまりな名前だと思います」
 ボクなら泣く。
「シャーマンキングになるという事は、シャーマンキングを目指す全ての人の夢を潰す事。その全ての人の夢を背負わないといけない…それをホロホロ戦の後、予選第1戦にして既に理解した葉さんが何で今、あんなにイヤなヤツになってるんでしょーね?他人の夢を精一杯否定して、自分だけが正義だと思い込みやがってます。本人に言えば「正義」でないと否定するでしょうけど…「ハオはハオ、オイラはオイラ」とか言う以上、ハオを止めようとするその意志は「麻倉」がどーとか「因縁」がどーとかでなくて「ハオが気に入らない」からでしかない。それは個人レベルの感情の問題であってシャーマンファイトに持ち出すものじゃない。そして自分のその身勝手な意志は押し通そうとする割にX−RAWSの意志は100%否定する。彼等の夢は悪…ハオをこの世界から抹消する事。それを背負う事出来るんですかねぇ?」

 8月22日
「夢を…夢を見ていました」
 海を…海を見ていました。
「夢の中の私はいい人でした」
 海の中に私はいませんでした。って、いい人?
「というか海って?」
 朝陽とデートぉ。いいでしょぉ。
「まあ、どーでもいーか」
 聞きたい?
「聞きたくないです。夢の話です」
 ついでにバカの本買ってもらっちゃった。
「バカの本って何や!」
 まだ読んでない。
「夢の中の私はいい人だったんです。大笑いです、誰だあんたはって感じで」
 自分で言っちゃぁ…もう…。
「自分で「いい人」なんていう「いい人」はいないと思うんです。そして言う言わないに関係なく「自分はいい人」と思ってる人もそうそういないと思うんです」
 思ってるだけの人ならいるんじゃないかな結構?
「そんなにいないと思う。だから「夢の中」で「いい人」だったりすると誰だって同じような事思うのではないでしょうか?誰だ、あんたは!と」
 みゅぅぅ、具体的にどーいい人?
「よく覚えてないです。覚えてるとこを断片的に。どーやらそこはゲーセンのようでした」
 で、とーぜんネオジオ、しかも家庭用だよね!!
「正解」
 ……正解なんだ…まーーた、キミはゲーセンでネオジオか。その夢、何回目?
「2回目ですよぉ。しかも今回はネオジオCDですッ」
 悪化してる。
「しかも持ち込み」
 ネオジオCDをゲーセンに持ち込む「いい人」
「ゲーセンの一角に「持ち込み」コーナーみたいなのがあるみたいなんですよ、その夢の設定では。どこのゲーセンだか知りませんけど」
 無料開放されてる持ち込みコーナー。…もしかして悪くないかな?
「TVがあって、そこに自分で持ち込んだ家庭用ゲームで自由に遊んで下さいという感じだと思うんです。記憶にあるのは既にネオジオCDで遊んでるとこからなんで…いまいち設定判らないんですけど」
 まぁ、ネオジオ持ち込まれたら迷惑だし、ダメか、やっぱり持ち込みコーナー。
「考えるまでもなくダメでしょう。使えません、そんなの」
 ダメかぁ。で、で…海の中のボクの話聞く?
「聞かないって言ってます。プレイしていたのはMOWで…何かの野望を秘めて「テリー」を使ってました。ホントに使いたいのは「☆%△」みたいな」
 ふぇ?何だって?
「%&☆」
 さっきと違くない?
「よくわからないです、夢の中の私が本当に使おうとしていたキャラ…そんなの現実にいませんし、名前もあやふや」
 …そもそもCD版MOWなんて無いし。
「無いですね。で、ふと気がつくと隣に2人の小学生がいるんですよ」
 このロリコンがぁぁ。
「男の子ですッ」
 このショタコンがぁぁぁ。
「何故にそーなるですか?」
 可愛かった、可愛かった?可愛かったですか?
「いや、別に」
 何だ、つまんない。
「何だろ?とか思いつつもテリーでラスボスまで辿り着いたんですよ。そこで何故かキャラセレ画面になって」
 その謎の☆%#を使おうとした!!
「そーです。フフフフ、驚け小学生!!みたいな感じで」
 おぉ、つまり隠しキャラなわけだ。
「そーか、そーなんですね。きっと何かの条件で出現する隠しキャラなんだ…とっころがラスボス戦始まると、何故かそこにいるのは「グリフォンマスク」」
 コマンドしっぱーい。敢えてグリフォンって選択が渋いね。茶色いグリフォンマスク?
「意味わからんなぁ」
 わかってるクセに。
「ちなみにラスボスはカインじゃないですし、ましてやグラントでもない。どんなキャラだったか記憶にさえ無いですけど」
 それはMOWじゃないです、きっと。
「夢の中の私、グリフォンなんて使った事無い…どーしよ、しょーがくせー観戦してるしブザマなプレイはやだなぁと思いつつ適当にプレイ。何か知らない技を次々と繰り出すグリフォン!!」
 それはMOWじゃないです、間違いなく。
「ちなみにステージはRODのジャエモステージみたいな感じ」
 素直にグリフォンステージみたいな感じって言えばいーのに。つまりリング?
「よく覚えてないです。結局負けちゃって…仕方無いのでやめようとすると、左の子が何かプレイしたいっぽかったんです」
 プレイしたいなら100円ね♪と「いい人」は言いました。
「言いません!!で、まあ左の子がプレイ始めたんですよぉ、しばらく見てたんですけど、右の子が何か小さな声でぶつぶつ呟いてるんです」
 マニアだ!!その子はマニアだ。他人のプレイにケチつけてるか解説してるか…。
「えぇ、マニアでした、彼は。でも、呟いていた内容はどーやら「対戦の方が…」みたいな。つまりはどーせプレイするなら対人戦だろという。あ、ちなみにコントローラはネオジオCD付属のパッドです」
 あんなもんで対戦格闘やっちゃダメです。
「ダメですか?」
 ダメです。
「私としても対戦の方がいいとは思ったんですが、パッドは1つしか持ってきていなかったようで…仕方無いのでプレイを黙って見ていました。ただ、覚えてないんですけど「何か必要としてる」っぽくて、私は「持ってる」ようでした。バッグの中を探して探して…ふと気付くと…」
 その子はいませんでした。彼は…ゲームがプレイしたくても親に買って貰えなかった子供の心が集まった…精神の集合体。
「いや、そんな設定じゃないと思います」
 真面目にそう言われてもそれはそれで困る。
「何か右の彼がネオジオ純正レバーを持ち出してるんですよ、いつの間にか」
 マイレバー!!
「あ、これで対戦出来る。何だ、ネオジオのレバー持ってるなんて「マニア」じゃないかぁと。で、彼…何とネオジオまで持ち出すんですよ」
 ネオジオとレバーを持参してゲーセンに乗り込む小学生と、ネオジオCDとグリグリキーパッドを持参してゲーセンに乗り込む「いい人」。…今のとこ全然いい人じゃないけど。
「ネオジオ見て「おぉぉ」と私、感動しましたね。こんなネオジオCDなんて放って…と見てみると、プレイしていた少年いないんです」
 彼は…ゲーム大会を翌日に控え、交通事故で死亡してしまった少年のこの世への未練が…。
「いや、そんな設定でもないと思うんです」
 わかんないよ、そーいう設定かもしれないし。
「ま、いないもんはしょーがないかと、向き直って…でも、ふと見ると実はもう1人いました。…その時、来たのかもしれませんけど」
 彼は…何かわかんないけどゲームへの未練がどーとか。
「で、下を見るともうネオジオ無くなっていて…「はい」と手渡されたのはPS2純正パッド」
 ネオジオとPS2を持ち込む小学生。
「何?とか思ったその瞬間に視界に入ったのはジョジョ…第5部のアレ。「これ苦手なんだよなぁ」とか苦笑する私。「どーせ全キャラ揃ってるんだろぉ。勝てないなぁ」と」
 はい!!!ジョジョ第5部は対戦ゲームじゃありません。ついでに全キャラも何もありません!!
「そーなんですけど、その画面にはキャラセレ…立体的で…餓狼3みたいな感じでそれがポリゴンチックに。キャラはいっぱいいました」
 で、何でキミは…ふつーに小学生と遊んでますか?
「知りません。で、ここで記憶途絶えていて、復活した記憶…彼が取りだした次のゲームは「格闘伝承」」
 そんなゲームは知らない。
「これに関しては夢の中の私の記憶がはっきりとあります。私の認識ではそれは格ゲー野郎みたいな2D格闘作成ツールです。持ってる事自体がマニアの証明という設定のようでした」
 で、どっからいい人になるの?
「だからぁ…記憶にないって言ってるじゃないですか、何が「いい人」だったのかは。で、またもや記憶途絶えて…彼は「ふと見るともう1人いた」子と遊んでいて…「どーだ、友達っていいもんだろ?」みたいな、こんなありきたりな言葉じゃなくて「心に染みる」ような…どうやら「もう1人の子」は何か孤立してるというか、人間を信じてなくて、友達なんて下らないみたいな…いい話だぁと感動しつつ私の記憶はまたもやブラックアウト」
 そこで消えるな。大事なとこなのに。
「次に気付いた時…どーやら学校のようでした。夢の中の私の記憶では、休み時間にゲーセン行っていて戻ってきたって設定っぽい」
 無茶苦茶。
「ふと席を見ると隣に悠さん」
 ボク?
「んー、まぁ…何か自前のノートPCを持ち込んでの授業らしいんですが…知っての通り、個人のPCというのは人に見られたくないデータが結構入っているもので」
 休み時間に見られていた!
「か、どーかそんな事は知らないです。でも、LAN接続されてるわけでもないのに何故か私のPCのデータが」
 パーマンって…藤本先生っていうより我孫子先生の絵柄に近いよね。
「そーですね。で、それがLANと何か?」
 何かとーとつに思った。「パー子」って何か格好悪いっていうか「言われたくない」名前だと思うんだけどどーでしょーか?
「そーですね」
 図書室で「子のつく名前の女の子は頭がいい」って本見つけたんだけど…何か読む気さえしなかったです、正しいですか?
「読みたければ読んで下さい。その手の本は…第1のパターン、データを集めないで、感情論で突っ走る」
 あるね。第2のパターンとしてデータ集計はしてるんだけど、反データを集めない。某大学の合格者の名前だけ過去十数年分集めるとか…。
「ちょっと前までは「子」がつく名前が多かったですからねぇ。受験者全ての名前集めて合格者の割合見ないと」
 で、ボク的には多分このパターンの本なんじゃないかなぁって思って見る気も起きなかった。
「見て来なさい。ネタになります」
 わかったですぅ。そーいうバカっぽい本も暇つぶしにはなるかも。途中下車の旅ももう無いし。
「終わりましたか」
 終わりました。ここで悲しいニュースがあります、TVが映りません。
「そーですか。第3のパターンとして「美しい日本語系」の方が著者で「今の女性の名前はけしからん」とかわめいてる」
 可能性としてあるけど、それだと笑ってすます事が出来ない気がする。賭けだなぁ、これ。
「目次の各章のサブタイトル見れば大体わかるんじゃないですか」
 そっか…そーいう手があるんだ。さすが、買う本がことごとくはずれの男!……アレ、だとするとその言葉もアテにならない?
「その前提が正しければですね。ことごとくはずれてはないっての。夢の話…もーどーでもいーか」

 8月23日深夜
「世の中の下らない人間なんてみんな死ねばいいのに…」
 壊れた…。
「エイプリルフールだから、昔に戻ってみました」
 エイプリルって4月なんじゃ。
「エルフの魂を持った方とは思えないお言葉。魔女狩り時代の伝説的エルフ、エイプリルを知らないと言うですか!」
 んー?聞いた事もない。…そもそもがウソだよね、それ?
「エイプリルは狩られましたが、命は守りました。そうバカを装った事により命が助かったのです。これにちなんで、エイプリル処刑予定日であった8月22から、エイプリルが解放された8月24日までを…」
 もーーー、どーでもいーし。朝陽並なデタラメ言わないで欲しい…疲れるから。
「…それよりテレビの電源入らないんですけど」
 さっき言ったけど、キミが聞き流しただけ。
「えぇぇぇ、あれってエイプリルフール特有のブラックジョークじゃなかったんですか」
 どこらへんがブラックかな…っていうか事実だし。
「作業用TVあるので…ゲームだとかビデオだとか問題ないですけどね」
 アンテナ引っ張ってくれば?
「時々思うんですけど…学校の制服って何で男女一緒じゃないんでしょうか、ほとんどの学校で。何で、これに対して男女差別だぁって無意味にわめく方は少ないのでしょうか?」
 わめいてる人にとっては無意味じゃあないんだけどね。…バカの本なんだけどねぇ、これ、キツい。キミが読んだら、その日の雑記は確定しちゃう。
「てめーがバカなんだろーが!!」
 そー、きっとそーなるっていうか100%確定。
「読まない方が身のためか。でも、それはそれで読みたくなるんですよね、人間って」
 絶対やめといた方がいいって!!とか言われると逆にやりたくなる…人間ってひねくれてる。ちなみにキミのその…普段は丁寧なのに侮蔑する相手に対してはちょっと汚い言葉になるっていう、それはこの本の著者にとってかなり嫌悪の対象になる。
「そーですか。誰がどう考えていようとそれは自由ですよ」
 そーだね。読んだ後にその冷静な言葉聞けるといーけど。
「おぉぉ、凄いです、悠さん見て下さいな。昇猿拳の無敵時間は27、8フレームも持続してますよ。こんな高い位置にいるのにまだ無敵」
 さっきからちまちまと何やってるかと思えば…無敵時間…本気で調べ始めた…この人…止まらない。
「さすがボスキャラですね。無敵が持続したまま攻撃判定を持つ技は基本8キャラには無いですから」
 …上昇中無敵って事?
「そう考えていいですね。攻撃判定が持続してる間、無敵のようです」
 それって無茶苦茶強くない?
「でも、このゲームって無敵はあまり重要でないっていうか…発生が早い技の方が使えますって。しかも昇猿拳の場合、対地には使いづらいんで対空用になりますけど…空中ガード可能で、空中ガードされると反撃…上昇中無敵なんて技持ってるキャラに飛び込み攻撃する必要は無いです」
 うにゅぅぅ。猿巻はどー?無敵ある?
「無かったです」

 8月23日
 はお!父ちゃん情けなくて涙出てくらぁって感じな悠です。
「おぉ、あばれはっちゃく」
 バカの本どーだった?
「全部読んで無いんですけど、いやぁバカですねぇ。もうイヤですぅってぐらいに私と同じ事言って…私と同じ論法で」
 キミとほっとんど同じでしょぉ、考え方とか言ってる事とか。思考パターンが同じなのかな?
「これを鏡として反省…なんかしません。確かにこーいう本で自分自身の「写し」を見るとイヤになってきます。他人の目から見ると何て「イヤなヤツ」で何て「バカなヤツ」なんだろう。と…でも、わかってた事ですし」
 冷静だね。さっそくネタにするかと思ってたんだけど。
「します!とーぜんネタにします。これは楽しげ。ただ、私は暇ですけど…この本の内容にいちいちツッコミを入れている暇など持ち合わせてないんです」
 ツッコミ入れるんだ。それって自爆っていうか自虐っていうか…。
「たとえ同じ事を言っていようと、この本を書いたのは私じゃあないです。そしてこれはバカな本だなぁと思った以上は」
 この人って何か…よっぽどイヤな人生でも送ってきのかな?
「逆じゃないでしょうか?幸せな人生送ってきてるんで、ちょっとした他人の行動がいちいち目障りに思える、自分にとって少しでも害があれば「バカ」だと切り捨てる。今まで、イヤな人生送ってきてるなら今更言う事でもないでしょう」
 むぅぅ。キミもそーなのか。幸せだったのか。
「ほんの一時期を除けばおおむね、幸せだったのではないでしょうか。特に苦労した覚えも無いですし。ちなみにほんの一時期っていうのは、ぶち壊れて「何もかもくだらない、生きてて何が楽しい?」だとか言っていたあの頃」
 そっかぁ、ボクも幸せな人生送ってる気がするけど…。
「幸せな人が皆、他人をバカにしてたらそれは実にイヤな世界です」
 なるほど。
「思い出すと、嫌な事いっぱいありますけどぉ。小学1年生にまで溯って…だとしても、それを不幸と言うかどうかは微妙。中学生時代にしても「1人にしといてくれ、誰も近寄るな!」な暗黒オーラ発していたとして、本人はその時点でそれを不幸だとは思ってないわけなんで問題無し」
 思い出すと…ボクは何かかなり不幸だった気もする。
「…あなたの場合はそれを言ってもいい気がしないでもない。あ、そーいや…この参考文献らしきとこ見て下さい、これ」
 …あ、これだ、これ!!子のつく名前の女の子は頭がいい。…こんな本の参考文献にされるって事は…バカな本って事か、やっぱり。
「しかし、おっそろしい偶然ですね」
 すごい偶然だ。信じて貰えそうにない。
「着想はおもしろいのに説明が固いのがおしまれる。という感想からしてこの著者は「認めてる」っぽくないですか、でも?」
 読むしかないのか…。
「読んでこい!っていうか…お前さん、この本もてきとーに読んでないですか?全部読んでれば今更驚く事でないでしょう?」
 だってさぁぁ、これ全部読む気起きなかったし。
「なるほど…この著者が支持してる理由わかりました。…この著者って古い人間だっていうのはわかってますよね?」
 時代の変化を理解出来ない人だってのはわかった。美しい日本語系かなぁって。
「だから支持してるんです、あまりにも単純明快」
 って事は一番嫌なパターンって事か、子のつく名前の本。
「読んできましょーね」
 わかったです、勇気出して読んできます、明日にでも。
「しかし、優香だの琴乃だの、この名前までバカにされては…たまらないですね。御自身の感覚が古いとか思わずに「こんな名前つける親はバカだ」と論じるのはちとついていけません」
 ボクはそれ以前についていけませんでした。だから、第4章なんて…とてもじゃないけど到達出来ませんでした。
「では、少しだけこの本を読者さんに…本編というかツッコミ入れまくり!!は時間ある時にやるとして」
 タイトルは「まれに見るバカ」。今年の1月に出たばっかりの本らしい。
「この著者がこの本でどうしても言いたかったのは「私はバカじゃない」という事らしくて、何回もそれに近い事を言っていてそれが「うんざり」してくるんですが、そーいうのをとりあえず無視して…どーいう本かと言うと。世の中はバカばっかりだと、「何がバカ」なのかを次から次へとあげていく本です」
 何書く?
「第1章の部分を軽く」

第1章第2節:バカは女に宿る
 やはり女にバカが多い、というのはもう、まごうかたなき事実ではあるまいか。わたしのなかでは、半分、信念になりかかっているゾ。

 って、いきなしこれでもう読む気失せたんだけど…。勝手に信念にしてればって感じで。
「しかし、女性の方はご安心を…もう少し読み進めると」

第1章第3節:バカは男に宿る
 男のバカはもう歴史的に証明された伝統あるバカである。女のバカとは年季がちがう。(中略)もう「男」であるということ自体が「バカ」であるといってもいい。

「この時点で「この著者もしかしてバカなんじゃないのか?」と思う方もいるかもしれませんが…」
 いないと思う。
「そーかな?いや、そーかも」
 普通の人なら「まえがき」読んだ時点で、「この人、正真正銘100%純粋バカだ」って気付くから。
「悠さんがそこまで言うとは珍しい」
 悪口じゃないから、別に。
「男は100%バカだと公言したわけですが、だとするとその前節での女にバカが多いというのは何なのか?「多い」という日本語が理解出来ない程のおバカさんなのか?」
 無知っていう意味でのバカじゃないから、それは無いよね。これって第2節が本音で…
「この本読む限りでは、この著者は「てめーは何様だ」とかしょっちゅう言われてるようで、批判受けまくりっぽいです。それがかなり気に入らなくてこの本を書いたようなので…「バカは黙ってろ」と。第2節のあの内容では批判殺到。それはイヤなので「バカでない私としては防護策として男は更にバカが多いと書いておこう」とこうなったのではないかと思われます」
 バカが多い女よりも男の方がバカが多いっていうなら…何と対比して「多い」んだろ?
「男が100%バカだと言うのに、私はバカじゃないと本気で言ってるのはどーなんでしょーか?…つまり、そーいう本です。ツッコミ入れたい放題です、楽しいです、この本」
 まえがきで「私はバカじゃない」っていうのは冗談かと思ってたのに。
「明らかに本気ですもんね。バカは怖いや。この著者が自分で言ってる通り「バカは自分でバカだという事に気付かず自分の正しさを微塵も疑わない」ですから。この著者も自分がバカだとは気付く事は無いでしょうね」
 まぁ、自分でそう言うならそれは間違ってないけどね。
「バカかどうか、それは自分の評価と他人の評価。自分でバカだと言うならその人は「自分の目で見た自分自身はバカ」だという事。でも他人から見てどーかはわからない。一般的には「バカ」という称号は他人から与えられるものなので「私はバカでない」というのも真実ですが、他人に「あんたはバカだ」と言われたら、やっぱりそれも真実。自分が他人の目からどー見えるかなんてわからないですし…バカだと思われた事を否定したってしょーがないじゃないですよねぇ。ま、私の目から見ればこの著者は類い希に見る貴重なまでのおバカさんです。憎むべきバカと言い換えてもいいです」
 愛すべきバカじゃないんだ。
「愛と憎しみは表裏一体なのです。私、この著者…割と好きです」
 言ってる事同じだしねぇ。
「他人をバカだと言う奴がバカなんだ、みたいな言葉はある種、真実って気がしません?私は自分で自分を本気で「私はバカだ」とは言いませんけど、他人には愛すべきという意味でなく「何だ、このバカは、一体?」みたいな不快を伴うバカ…そう感じてる人がいると思うんです、この雑記の内容では。でもだからといってどう修正したって結果は一緒ですし」
 うなぁあぁ、他人をバカだって言う事、それがバカだっていうのはあるね、うん。
「でも、だからって「こいつバカじゃないか?」とか思って、それが高い金出した本だったりしたら私はやっぱり書きますけど。あと、Sの遺伝子に対しても」
 同じバカなら踊らないと損だって言うし。
「踊らされてる」

 8月24日深夜
 あったよー、1つだけ。
「ありましたか」
 でも、とこっとん無いね、攻略サイトどころか扱ってるサイト。技表ならそこそこあるんだけど。
「どれもこれもどっかのサイトのをコピーしてコピーしてっていう…」
 だね。
「↓+BCとか、それは通常技だろーに。ほっとんどのサイトで同じ間違い犯してるからムカついてくる」
 で、この日本では唯一って気がする攻略サイトだけど…。
「ダメっすか」
 キミの求めてるサイトじゃあない。ダメってわけじゃなくて。
「ふむぅぅ…これですか?…むぅぅ、ネオジオフリークの情報かな?」
 はい?
「記憶に薄いんですけど、あの雑誌って誤植とかでなくて「ウソ」を書く事多いんですよ」
 「ごめんなさい、あの連続技、実はつながってませんでした」みたいな情報が翌月号にあったりとか? 「それなら害はあんまり無いですけどね。むぅ…ふむぅ、私もちょい前までこの程度の認識だったような気もしますねぇ、天外真伝は情報無いですしね」
 メストのウソ情報って可能性もある。
「話変えますけど…雑誌を含めたあらゆるメディアの情報は参考程度のものであり「信用」するな…この態度でないと攻略サイトなんて意味は無いと思うんです、私は。古いタイトルの攻略してる人なんてあまりいないですから「攻略サイト=最新タイトル攻略サイト」という認識で。でも、大抵のサイトで「アルカディア」のネタと違うか?と、同じ事書いて…それで「自分は攻略記事を書いた」と思い込んでる」
 言い方変えると、攻略サイトの情報も信用するなって事になりそー。
「言い方変えなくても「あらゆるメディアの情報」と言ってるでしょーに」
 じゃあ、意味ないし、攻略サイト。
「所詮、情報は情報でしょぉぉぉ。サバイバーの新井さんになりたいですか?実践…自分で確かめないで意味あるですか?ちなみに対戦格闘において必要なのは「数値データ」であって、戦法じゃないと思います。人それぞれ好きな戦い方あるんですから…だから読まないんですよ、私、アルカディアの対戦格闘記事」
 でも、役に立つ情報とかあるかもしんないし。
「っていうかそもそもいらないんですけどね、対戦しないから…いや、プレイしないから。ちなみに私が今、天外真伝で、やっているのは攻略ではなく紹介と解析」

 8月24日深夜その2
「ごめんなさいです。雨竜…空中ガード可能でした」
 被害甚大!
「ウソッ」
 まあ、無いだろーけどね。調べてるのにどーするとガード出来るか出来ないか…。
「攻撃判定小さいんで…空中の相手に当たるっていうのはジャンプした瞬間か、着地する瞬間。…着地した瞬間にヒットしていたのを私は空中ガード不能だと思い込んでいたようです。風花が空中ガード出来るので、もしかして雨竜も?とか思って何度か試したら…あうぅぅ」
 でも、どれだけの人がそれを気にしてるか。
「うにゃぁぁ…ごめんなさいですぅ。その代わりと言っては何ですが、ルシフェラーの無限コンボでも」
 使えないキャラの無限コンボなんてどーだっていーです。
「ハルマゲドンウィスプで浮いた相手に対してハルマゲドンウィスプ…以下繰り返し。金剛のついた綱手相手なら57ヒットまで伸びます」
 意味無いし…全然。
「デバッグ環境でないと使用不能というのは勿体ないですよねぇ、やっぱり。デバッグ環境=エミュレータみたいな現状もイヤですよねぇ」
 普通にネオジオ持っている人の方が環境悪いって事だよねぇ、それって。
「デバッグネオジオ入手しました!!…違う、アンタのはエミュレータだろ!っていう。ファミコンのエミュレータを手に入れて、任天堂ファミリーコンピュータ手に入れましたって言うようなもんだ、それは」
 っていうか「入手」って時点で何か違う。
「まぁ、デバッグチップ乗せる事自体、あんましいい事じゃあないとは思いますけど。デバッグ環境あるからって得意気になってるアホどもにムカついたっていうのと…何か色々と使えそうっていうのと…誘惑に負けちゃいました。ただ…つまり…それがSNKだかサンだかの公式でない言わば闇商品だったとしても購入は可能である以上、エミュ使ってる奴等が使う「手に入らないから」なんて言い訳は使えませんよねぇ。確かにネオジオも中古でしか購入出来ない以上、奴等がネオジオ買おーが、何の利益も無いでしょうけど。だからって放っておくっていうなら、それは権利だけ受け継いで義務を放棄してるんじゃないですか?ネオジオの名を汚してる輩を放っておくわけですか?」
 まあ、気にしない事にしとけば。害無いし、別に。
「害はあるんですよ、精神的に。まともにあの高価なネオジオソフト買ってる人達から見れば。ハードの問題でなくてソフトの問題なんですから、その多くは。ちなみにネオジオソフトも普通に入手出来ますから、金さえ出せば」
 普通に購入不能な地域もいっぱいあると思うけどね。
「購入可能なとこまで出てこい、欲しければ。RODが一体どれだけの数、販売されるか知りませんけど」
 RODか…作業する?
「買ったら作業します。そしてさらします。豪血寺の開発は遅れているそうですが、ROD並のものを作っていたので、焦って作り直してるのでしょうか?だとするならそれは誠意があっていい事ですが」
 誠意どうこうっていうか商売上、売れないもの作ってもしょうがないし。
「しかし、開発期間長引けばそれだけ赤字に…まあ、信用を失う事の方がもっと怖いんですが、既に信用なんてひとかけらも無いので今更守るモノでも無いですし」
 ひとっかけらも無いから少しでも信用を取り戻す…か信用を買う。
「まあ、ノイズはもう少し見た方がいいですかね。RODだけで評価するのもアレですし。プレイモアは問題外にとっとと死ねって会社ですけど」
 でも、プレイモアとかサンが死んだらノイズって…。
「ADKが未だに生きてるらしい事を思えば業種転向してでも」
 らしい…生きてるらしいって。
「実際どーなのか知らないですから。豪血寺はRODと違って既存のファンがいますから、下手なモノ作ったら、本気でノイズ終わります」
 RODもいちおーはダブドラの…。
「しかし、惜しいのはキャラデザ。貴城輝先生を起用して新たなるイメージを」
 それこそファンは怒る。
「でも、アレはアレで一部で大人気。是非、2も書いて欲しい、というかポチを書いて欲しいという意見がたくさん」
 実際、書いてくれたんだっけ、ポチ?
「書いてくれました。2は書いてくれませんでしたけど。古葉美一先生が書いて…連載打ち切り?1巻だけ発売されたような記憶はあります」
 ノイズの次の作品はファイターズヒストリーファイナル。
「他社作品の続編が好きみたいですし、有り得ない話ではないですが…」

 8月24日
 夢見た…。
「今日は悠さんの夢の話らしいです」
 あんまり覚えてないよ。…前にも見た事のある学校だった。ボクはそこの生徒ってわけじゃなくて、っていうか大学生か社会人か…とにかく高校生じゃなかったな。学校自体、高校なのか中学なのかもわかんなかったけど。
「本気で曖昧な記憶ですね」
 夢だからね。とにかく…白い。何が白いのかわかんないけど、その学校のイメージが「白」。前に見た時は…その学校に行くのをイヤがってたのか、行きたがってたのか…それさえ覚えてないんだけど、とにかく白い学校。そこに「何か」…テストらしきものを受けにいってたみたいで、でも、そこの生徒もふつーにいて。
「白い学校…それは、坂の上にあったりしません?」
 そーいう気もするし、違うような気もする。よくわかんない、ホントに記憶薄くて。とりあえずテスト終わって帰ろうって…階段降りてたら、そこの生徒2人に挟まれて。
「いじめられたですか」
 何にもされない。ただ、ボク通り越していった。何かすっごい違和感あって、それでいて寂しくて。…ここでキミ風に言うなら記憶が途絶えちゃう。あんまり覚えてないどころか全く記憶にない。
「それで終わりですか。よくわかんない夢ですね」
 まだ終わってないって。気付いたら何か不安の中、階段昇ってた。その不安が何なのかもわかんないけど、ただ薄暗い階段昇ってて、2階…なのかな?そこにいーーーーっぱい人がいて、その人達をボクは…知ってた。みんな、祝福してくれてた、ボク達を。
「ボク達ですか…。ふーん」
 もしかして、わかった?
「何となく。ただ単に悠さん、あなた…もう帰りたいんじゃないですか?」
 にゃぁぁ、そーなのかも。まあ、続きだけど、みんなの祝福聞いた途端に嬉しいっていうかそーじゃなくて、涙出てきちゃって。嬉しかったのもそーなんだけど、うん…嬉しかった。みんな見てるし、恥ずかしいから涙なんて流しちゃダメだって思っても止まらなくて。
「で、逃げた」
 …逃げました。不安な気持ちとか無くなってて、階段昇っていって。この「階段」って何か意味ありそーだよね?
「私は夢の専門家でないので意味あったとしてよくわかんないですね。学校の階段を降りるとこから、既に意味あるんでしょうけど。そこで感じた違和感とか」
 ただ、夢なのに、あの涙ってすっごい気持ち良かったなぁ。嬉しい時に出る涙って、いーよね。で、結局、ボクの脳は「この状況」を「結婚式」って認識しちゃったみたいで…その後はもう何ていうか。
「あんた、何着ても似合わないなぁとかギャグに」
 なってないもん、そんな夢には。
「ちなみに相手は?」
 相手までは用意してくれなかった、ボクのこの脳は。3階…かな?そこに間違いなくいたし、そのあともずーっと隣にいてくれたけど、「誰」かって言われると「誰」ってわけでもなかったと思う。
「ふーん…兄ちゃん泣くなぁ、そりゃ」
 そんな事言われても…。
「それがあなたの深層意識。あなたの中では兄ちゃんは兄ちゃんでしかない」
 ちなみにボクが何を着てたのかも記憶に無い。不安感じてた…2階に上がる時は中学の制服だったけど。
「何かエヴァの最終回みたいな夢ですね」
 言われるとそーかもしれないけど、実際全然違うよぉ。
「嬉しくて涙を流すなんて事態に遭遇出来る人は幸せですよ。よほどの事が無いと嬉しくて涙が出るなんて事は」
 現実にボクは1回体験してる。
「実際に体験してなければ、そりゃ夢でも起きないでしょう。脳が知らない事を夢で体験させてくれるわけもなし。しかし、その夢の悠さんは何か可愛げ」
 どこらへんが?
「ふむ…「おめでとぉぉ」という声を聴いて思わず涙が出てしまう悠さん。…自分でもそれに驚いて、焦って涙を止めようとしても止まらない。「やだ、何で、ボク涙なんか…」…」
 いや、あの…期待に添えられなくて悪いかなって思うんだけど…何ていうか…涙は流したけど、声は出してないんだけど。それと祝福っていうのも「おめてとー」じゃなかったと思う。覚えてないけど。
「悠さんにも少しは可愛いところがあるという話でした」
 ちっがーう。別に可愛いとこなんて無いって、今の夢の話に。
「可愛いって言えば言ったで文句言うし」

 8月24日その2
「悠さんが結婚したという素晴らしいお話から一転して…」
 結婚なんてしてないです。
「なんてこった。しかしあなたのお兄さんは、リナ=インバースのお姉さんみたいですね。確かに存在はしてるらしいものの絶対に姿を現さない」
 ちょっと前までは結構出てたと思うけど?
「そんなわけで結婚記念として「まれに見るバカ」を」
 結婚なんてしてないです。
「まず、まえがきから」

 わたしはバカがきらいである。
 なぜなら、バカはバカだからである。


「私もバカが嫌いです。他にこの方は「俺は頭が悪いから」と言う方も嫌いだと言ってます。私も同じです、これを「逃げ口上」にするので。なら、最初から口にしないで欲しいというような。口喧嘩に負けそうになるとこれを持ち出す卑怯モノが多いからイヤです。その言葉を持ち出した時点で「敗北」だという事にも気付かないからバカはイヤです」
 …えと、この本をバカにするんじゃなくて、一緒になって「バカな事を言う」ですか?
「…やめますか?そーですね、この本を笑いの対象に……無理です」
 無理なの?
「私には無理です。バカ×バカ=手のつけられないバカ。「自分だけは違う」と思い込んでるバカが書いた本を同じく「自分だけは違う」と思い込んでるバカが「この本狂ってる」とか言っても「相乗効果」で「読者」さんはますます不快な事に」
 …最悪だ。
「でもやります」

 と、厚顔にも公言するくらいだから、当然わたしはバカではない。
 自分で否定するヤツにかぎってバカだという説もあるが、それでもバカではないと主張する。二回否定するヤツもまたバカだという説は聞いたことがないから、一応これでわたしの非バカは証明された


「こんな書き方だったので、ふざけてるのかと思ったのですが、本気でした。この著者はこれを本気で言ってました。というよりはこれがこの本での最大の主張でありテーマです。「私はバカではないんだ、バカどもにバカなんて言われる事は納得出来ない!」という」
 二回否定する人はバカじゃない、大バカだっていうのは小学生並ですか?
「えぇ、そんな事を言ったら、この著者に人格全てを否定されます。私も多分同じ事しますけど」
 あうぅ。
「ちなみに一般的には「無知」と「バカ」は混同されてますが、この方は違っていて「無知」はモノを知らないだけなので罪は浅いと」
 キミが言ってる事と全く同じだよね。
「無知なる罪というのは存在しますが、それは覚えればそれで終わる事。問題は私が小学生並だとか評してる連中です」

 本心から言うが、わたしはまったく「何様」でもない。偉くも立派でもないふつうの男である(という書き方がもう、「何様」ぶってるといわれるだろうが)。そういうふうに反撃してくる「お前こそ何様だ」といい返したいところだが、そうはいわない。「そういうお前は、何様という言葉を覚えているだけの、ただのバカか」といい返したいだけである。
 わたしは上から見下して「バカ」といっているのではない。下からでも、横からでも、うしろからでもない、正面のおなじ高さからいうのである。


「まだ、まえがきです、これで。ここまで読んで「反感」無いとしたら大したものだと思いますね。ちなみに私は「見下し」てます。他人をバカ呼ばわりしておいて、自分が相手と同じ位置ですって事は無いです、相手は自分以下だと思う…というより、他人をバカだと言うその時点で見下してるような…」
 そもそもの問題としてね、「お前は何様だ」と言われた事に対して「同レベル」の反撃してどーするのかな?
「言葉を変えればいいってもんじゃないですね。あんたは「バカって言葉しか知らない猿か?それとも馬か?」と言い返されたらどーするんでしょうか?ちなみに私の文章にしてもそうなんですが…同じタイプだからなんでしょうかねぇ…文章がくどいですよねぇ」
 カッコ書きにして読みやすくしてる分、キミよりちょっとだけマシって気もするけど。
「カッコ書きが多いんですよ、これがまた。言い訳っていうか。他人をバカにしおいて、自分は相手と同じ立場ですよぉ何て言い訳通じるわけがない。相手を見下す何様の立場でないと他人を罵倒出来ないです」
 よーっぽど、同じ事繰り返してるんだろね。誰かをバカにする文章書いては「てめぇは何様だ」って言われ続けて…それで覚えた事が「私は何様じゃない!」ってあらかじめ書いておく事。
「考える事を知らないバカでも無知なバカでもないので、学習能力はありますよ、当然。でも、この対処が効果あるかどーかっていうのは別問題ですが」
 効果無いと思うです。

 本書を通読されたあと、もしかしたらあなたに、なぜかはわからないが、生きる勇気みたいなものが沸いてくるかもしれない。心もポカポカしたりして。

「通読はしてませんが、熱くはなりました、理由もわかります。やたらと長いまえがきの部分はここで終了して、特定の個人を攻撃していない上に紹介もしやすい第5章を先にやっちゃいますね」
 わたしの嫌いな10のバカ言葉だそーだ。

1.何様だと思ってるんだ
2.バカばっかしやってますよ
3.まじめなんだなぁ
4.人生楽しまなきゃ損だ
5.わたしまちがったこといってますか
6.いいんじゃないですか
7.自分を生かせる仕事がしたい
8.そんなことできるわけないよ
9.おれだってやるときゃやるんだ
10.関係ねぇだろ


「以上10の言葉を何が嫌いなのか解説してます…が著者が嫌いなだけであってどこが「バカ」な言葉なのかの解説が無いにも等しい」
 自分の嫌いなもの=バカなんだと思う。
「1番は…その尊大な態度をやめれば、そんな事言われなくなると思いますけどね」
 っていうか、実際に言われる、こんな言葉?小説とかアニメでは聞くけど。
「口論になった時につい言っちゃうって事はあるようですが、普通に言う事は無い…と思います。喧嘩になるし」
 そりゃそーだ。
「では、1番から」

 まず「なにさま」という語感がイヤである。麻雀の「ポン」とか「チー」(というのか)も同様の理由によって嫌いである。だから麻雀は一度もしたことがない。それから、この言葉を使うとき、いってる本人にごく微少の「どうだ!」という意識が混じっているように感じられる。

「コメントする事すら難しい「理由」です」
 語感って言われても…んにゃぁ。鳥に「チーちゃん」とか名前付けると…バカ呼ばわりされるのかな?
「まず間違いなく。…私はこの性格とモノ言いですから友人いませんけど、この方の友人って…相当に器量ありますよ。いるのかどーか知りませんけど。私ならこんな人とは付き合いたくない。ネットで日記公開してるなら面白いので読みますけど」
 今日はどんなバカな事書いてるかなぁって。
「…憂鬱だ」
 だから自虐にしかならないって昨日言ったのに。

 この種の言葉を使える自分に、ごく微量の意識なのだが、自分じしんが酔っている感じがあるのだ。下品な言葉、がさつな言葉、過激な言葉を使える自分に、オレはただの品行方正な甘チャンじゃぁねえぜ、という自己陶酔があるのではないか。

「この種の事を数度言ってます。「何様」が下品だという意識を持ってる方がどれだけいるかは知りませんが。でも、この著者はこの本の中で「取るに足らないバカ」だと判断した相手にはかなり汚い言葉で罵ってます。名前をあげて「こいつはバカだ」としている「第3章」はあまりにもあまりな内容なので紹介しませんが…つまり、この著者にとって「罵倒する時の言葉は下品な言葉な方が効果がある」という思い込みがあるのか、自然とそうなるのか。どっちにしろ自分自身でそれを「バカ」だと言っておいて、それをする。この方の文章自体がかなり下品なんですけどね、口語で書いてるんで…本人は親しみやすい文章だと思っているんでしょうけど」
 憂鬱だ。
「私は既に慣れました。では一部抜粋します」

 って、バカじゃねぇの。

「ある方を散々罵倒して、これです。でも「バカじゃねぇの」という言葉の汚さの問題の他に「バカ」だと罵るだけなら誰でも出来る事で「バカじゃねぇの」で文章終わらせたら、意味無いのではないでしょうか?各所に…本人が気付いてるのかどーか小汚い表現があります。所詮、俗物。顔がフケてる…ゴルフのフォームがヘン…それをバカだと言う人間は「バカ」だとかどーとか言う以前に精神病院にでも言った方が。「私、何もかもバカに見えるんです」と」
 何か、悪口三昧になってきた…。
「いや、でもこの世の人間…どころか非生物を含めてあらゆるモノが「バカ」になりますよ、この方の言い様は。ギアッチョが「根掘り葉掘りの根掘りはわかるけど葉掘りって何だよ、イラつく」とか言ってましたけど、アレを素面で本気で言うような方ですから。「考えてみれば、葉掘りなんて有り得るわけないですよね。バカじゃねぇの!」とこんな感じ?」
 まあ、そーなんだけど。
「「このハゲチャビンが!」だとか「ハゲ」を罵倒に使う辺りが小学生レベルですし。良識ある大人なら差別用語になりかねないって事で罵倒には使いませんよ?ハゲだという事で罵倒すると、それは「禿頭」の方全てをまとめて罵倒する事になるんですから。そんな事にも気付かないのでしょうか?」
 ふざけて言う事はあるけどね。
「えぇ、愛すべきアリアス=モマに対してとか。本題に戻しますかね。あまりにも何様呼ばわりされるのでそれを認めた上で」

 だが、わたしは、それよりもより多く謙虚ではあるまいか。

「何様と謙虚の因果関係はわかりませんが、謙虚じゃあないです。「私はバカではない」と言い張る時点で」
 でも、言うのは自由で「真実」でもあるんだよね、自分にとって。
「えぇ、でも謙虚じゃあないです。「1」の締めの言葉…って、これって著作権違反とか何とか…抜粋多すぎて、引用にならない?」
 さあ?
「まあ、ここに書いた事でこの本の内容が全てわかるわけでも無し。言われたら消せばいいだけか」

 こいつは「何様」の権化みたいな男だったのである。なんだ、友人でもなんでもないじゃないか、といわれるか。そのとおりで、ヤツとはいつの間にか音信不通となった。

「他人を「何様」呼ばわりするのはこの方的には「OK」のようで…その友人は多分、この傲慢不遜、鏡を見るという事を知らないこの著者がイヤになったんだと思いますが。普通の人はついていけません」
 じゃ、「2」ね。「2」はまともかな?
「他人から言われる事でなくて、言ってる人がいるというレベルだからでしょうね。自分への攻撃に対しては最大限にその能力を発揮する。人間としての当然の防衛本能です。ちなみに他人をバカにする事ってのは実に簡単ですし、間違いを指摘するのも簡単なんです。言葉というのは二面性あって「真実」でもあり「ウソ」でもあるという場合が多いので、その「真実」の部分を切り捨ててしまえば「一方的に罵倒」出来るんです。口喧嘩や、討論における必須の能力ですね」
 「2」なんだってば。
「元々、私の紹介なんて気紛れですから、読みやすさ期待しちゃダメです。ちょっとずれて「二面性」の事でも。この著者は気付いてるのか気付いてないのか知り得ませんけどね、二面性に。気付いてないっぽいですが…新聞に投稿された「若者と一括りにするな、人はみんな違うんだ、それを忘れちゃ人間を語れるわけがない」という文章に対しての著者の言葉」

 これは正論である。だが、ほんとうは逆で、その「違い」を「忘れ」なくては「人間を語れない」のだ。でなければ、君のいうように「人間はみんな違う」で、一巻の終わりである。語ることは強引であるしかない。

「この反論も決して間違ってはいません。でも、正しいかどうか。「正論」なのに「逆」だという。逆だというならそれは正論ではないという事ではないのか?」
 ふにゃにゃにゃにゃ?
「つまり、数学でないのだから「真実はいつも1つ」ではないという事。その場その場で考え方を変えていく必要があるんです。集団として括る必要がある時と、個人として見る必要がある時。この投稿文には間違いは含まれてはいないんです、でもツッコミを入れようと思えばツッコミを入れる事は可能…そーいう事なんです。だから「批判」は簡単なんです。相手を認める時は「これは正しい」とこれでOK、間違いを指摘する時は相手の言葉を洗って、「これはこう考える事も出来る」という面から論理を展開していく。つまりは「屁理屈」です。これを意図的にやる人と、意識せずに「こいつは間違った事ばかり言う。それに気付き指摘出来る自分は頭がいい」と思う人と…意図的にやるのだから前者の方がタチが悪いのかって言えば、意識してない後者の方が遙かにタチが悪いです。実際、この著者は別の章…まあ5章なんですけど」

 「みんなが厭な気分になるじゃないか」がまぎれもないクソ言葉であることに異論はない。「みんな」という人格など存在しないからである。存在するのはつねに「ひとり」である。

「と、こうなる。矛盾してる事を言ってるわけですが「他人の言った言葉を否定しまくる」みたいな事をしてるとそれに気付くわけもない。この「みんな」という人格どうこうっていう言葉もまた間違いではないですから…こんな事を繰り返してるから、一通り読んだ後にこの本の主張は何だったかって考えた場合「万物はバカである…が、私のみ例外である」みたいになっちゃうんです」
 でも、集団に人格ってあると思うけど?間違ってたりしない、これ?
「「思う」ではなく「ある」と断定出来るなら間違いではないですね」
 むぅぅ。
「今、あなたに反論した私の物言い。これが「ありとあらゆるモノを否定する」手法です。批判、否定って簡単だってわかりますよね、これで?」
 ようは言い返せるかどーか、か。
「そーです。この著者は思い込みも激しくて「まじめ」な人間は小者である、「まじめ」と言われて喜ぶ人間はいないと断定してますから、自分の事をバカだって言う人は「自分が大物だ」って主張してるように聞こえる。これで2番と3番のコメント終わり」
 あう。
「ま、一応」

 ようするに自分はけちくさい「まじめ」なんかじゃないと、周囲から認めてもらいたいらしいのだ。どうでもいいじゃないか、そんなこと。その根性がもうケチくさくて、小物根性である。

「バカと小物は違うと思いますが、「私はバカじゃない」と主張するのも、多くの方にとって、というか主張する「本人」以外にとって、どうだっていい事だと思うんですね、私は」
 ボクは真面目って言われたら…嬉しいかも。
「しかし残念ながらどう見ても真面目じゃあない」
 うにゅ、次!「4」
「ちなみにこの方の10の嫌いな言葉、全てに「反論」展開しようと思えば出来ます…ほとんど誰にでも。でも、これも結局は「言いがかり」とか「屁理屈」とか、そーいう…批判は簡単ですね、っていうものですから意味は無いですね」
 じゃあ、今やってるのは何なんだろう?
「悪口言いたい放題です」
 反論じゃあないんだ…。
「4は…まともなので省きますかね?」
 主張は確かにまともだね。何がバカ言葉なのかはやっぱりわかんないけど。
「まあ、根掘り葉掘り系なんですけどね、所詮。しかも言葉を一面からしか見てない」
 結局、省いてないし。
「つまり批判展開中の「同意」「肯定」が読者にどーいう印象を与えるかを実証したんです、今。そのまま流してしまうと、その著者が正しい事を言っていても「批判時」よりも遙かに文章が短くなってしまって、その「原文」「原書」を読んでない方には「間違った面」「ヘンな事を言ってる面」ばかりが知られてしまう。同意する事で「この著者も間違った事ばかり言ってるわけではないよ」と示したところで10ページにも渡って論理展開して批判するのと「これには同意」「これは正論」とほんの数文字で終わらせるのとでは読者の印象はまるで違います。私が散々バカにした「こんなにヘンだぞ、「空想科学読本」」は何が批判の対象かっていうと、科学知識が間違ってるというならそれを指摘すればいい。でも、言葉の二面性を理解した上で、反論する事も出来るけど、間違ってもいない「思想」の分野…科学とは無関係のとこにまでケチをつけてるからです」
 やっぱり「前者」の方がタチ悪いんじゃないか。
「いや、使い方なんですってば。で、この「同意」「肯定」についても当然、理解してますね…理解した上で「攻撃」用にそれを利用して必要以上に「悪い印象」を与えようとする。それは山本氏が柳田氏は「読者の笑いをとるために」、敢えてヘンな計算の仕方をすると言っているのと同じです。同意しておいて、その直後に否定する…すると読者の印象がどうなるか?…非常に薄汚い手法ですね。疲れた…続きは明日にしますか、今日続き書くと不快なものになる」
 「バカな本もあったもんだなぁ」って感じで紹介出来た方がいいもんね。
「あ、一応4ですけど。「楽しいのは楽しいのであって、得をする為に楽しいわけではない」という主張です。確かに間違ってはいないのですが、これも見方を変えれば「遊園地に行って遊ばない」これは「損」です、明らかに「楽しまないと損」という言葉自体「有り得る」んです。否定してますけど、著者は」
 問題は「生きる」事に当てはめる事がどーなのかって事なんだけどね。
「哲学ですねぇ。生きるとは何か。それが楽しむ事だと思うなら、それは個人の思想。この言葉が嫌いだっていうのは理解も出来ますが、バカ言葉かって言われると違うだろってとこですね」

 8月25日深夜
「この人、ヘンなんじゃないかって思いつつ今日も天外」
 ヘンな人にヘンって言われた。悔しいから、こう言い返す。キミはヘンどころか変態だと。
「ヘンって変態の事だと思います、基本的には」
 んにゃぁぁ。絶対違う。
「ネオジオCD版もフォローするべきなのでしょうねぇと思ったのですが、後回しです」
 スペシャルモードだよね?今、そっちまで手出すと、混乱するからノーマルモード終わってからかな。
「スペシャルモードはお遊びというか本気の対戦向きじゃないですけどね。多分、八雲が最強」
 最弱は絹。
「絹…救いが無い。犬キャンセルダッシュとか出来ないかなぁって色々やってるんですけど、無理ですね」
 面白いキャラって弱いっていうのは…宿命?
「弱いから面白いのかも。まあ、でも終わってる感のある相手がいないのは救い。大蛇丸なんて綱手には勝てません、9:1ぐらいで勝てない。処刑場としか言えない」
 ま、理論上、理論上。
「真伝はダメージ計算が無茶苦茶単純化されてるので、防御力を体力ゲージに置き換える事が出来るんです」
 根性値とか意味無いもの積んでないもんね。
「対戦格闘を理解してると言えますね、それはそれ、置き換えると」

114.2857
 極楽、マントー、カラクリ、ルシフェラー
100
 ジライヤ、卍丸、邪神斎
94.11765
 カブキ、絹、八雲
88.88889
 オロチ丸
84.21053
 ツナデ

「こうなります。ツナデと極楽の体力差は実に30。平均的攻撃力のキャラの強斬り2発分ぐらい違うんですね、これが」
 ツナデってやーらかいね。
「えぇ、ぷにぷにしてるんです」
 ダメージボイスが「ぷにっ」だしねッ。
「えぇ、しかしです、金剛をつけると2倍になるので168.4211。オロチ丸から見て約2倍の体力です、この時点でまず絶望的です」
 でも、それってオロチ丸だけじゃないよね。
「絹は金剛を強制解除する事が出来るのでまあ問題無いです。他のキャラも辛いんですけど、体力差どーこーの問題でなくてお互い同じ体力だったとしてもオロチ丸のあの槍ではツナデには対抗出来ません」
 かといって素手になると…削られ放題…。
「抜け道無いです。基本的な攻撃力からして、オロチ丸の1.5倍ほどありますから、ツナデは。体力が2倍、攻撃力が1.5倍。ネオジオCD版なら金剛に持続時間というものあるんで、金剛の効果切れるまで待って…」
 その持続時間無限っていうのが…バグとしか。
「バグでしょうね。いくら何でもツナデ強すぎですし。しかし、何故に気付かなかったのか。ツナデラブラブな方がいたのはこのムック読むとわかりますが…まさかわざと?」
 出荷直前にデータいじった!
「天外真伝ムックなんて持ってる方もあまりいないでしょうし、ツナデのとこにある担当者コメントを転載します、書いてあるまま」

 原作を遊んでいたにもかかわらず、おもいっきり趣味に走ってしまいました。はは!
 やっぱり時代は「つるぺたぷに」な訳で、ツナデちゃんは11歳(勝手に思い込んでる)だからして、もん(以下200行に渡って削除抹消)。


「書いてあるままです」
 ツナデちゃんは11歳。
「アレで、実は15歳ぐらいだと思うんです、私」
 アレで?
「えぇ。あと、開発者インタビューのとこにある「つなでちゃんのあいのメッセージ」もついでに転載しましょうか?」
 ホンモノはイラスト付きだよ。

 おろちまるさまへ
 あなたの冷たい手足
 あなたの重たく 長いからだ
 あなたの 燐光のような 皮膚
 その四肢胴体を つらぬく へびの力
 此等は みな つなでちゃんの
 最良のいのちの糧となるのよ
  By ぷりてぃ つなでちゃん


 つなで
 今日は いっぱい闘って 疲れちゃった…
 他の人は みんな たおしちゃったわ
 あとは おろちまるさま
 あなただけ
 LOVE LOVE おろち おろちまるぅ
  By ドリーミング つなでちゃん


 ゲーム中じゃない
 対戦じゃない
 あなたが 私に会いに来る
 ──ナメクジ割りも
 ──踏んじゃえふみふみキックも
 ──飛び脳天カラタケ割りも
   ださないわ
 あなたが私に会いに来る
 “早く来て!! 私の
  お・ろ・ち・ま・る・さま”
    By つなでちゃん


「最初のメッセージには太陽の光を浴びてきらきらしてるツナデ、2つ目は草むらでお昼寝中のツナデ、3つ目には星と花をバックに全裸のツナデが描かれてます。…かなりぶち壊れてます」
 一体、何が彼をこうさせたのか?
「ツナデをここまで曲解出来るのは凄いです。ちなみにナメクジ割りはジャンプ弱斬り、踏んじゃえふみふみキックは立中蹴り、飛び脳天カラタケ割りはジャンプ強斬りです」
 ヘンな技名ばっかし。
「ツナデにだけ「着替え」があったのもこの「彼」の仕業のようで…」
 実際にツナデが真伝の一番人気ってのが…悲しくなってくるっていうか。
「彼としては満足でしょう。…もはやツナデじゃないですけど、真伝のは。ちなみにインタビューのとこにはツナデステージの水車小屋の内部まで細かく記されてます」
 ナメクジを4匹飼ってるらしい。
「そのウチ、1匹はチャッピーという名前らしい。っていうかこうも巨大だともはやナメクジじゃない」
 それ以前にナメクジには触りたくない。食べられたくもない。
「ちなみに天外魔境の元ネタとなる…何だっけ?何かの小説ではツナデではなくツナだかツナ姫だか、そんな感じだったはず」
 デはどっから?
「オロチ丸も何か微妙に名前違うはず。さぁて、明日からは絹です。14歳です、14歳」
 14歳だから何だっていうんだか。
「絹、あんまし人気無かったんですよね、真伝。原作知らないとそんなもんでしょうかね?」
 ナコルル系に見えたんじゃないかな?
「ナコみたいな偽善者じゃないですよぉ。気に入らない人は八つ裂き♪」
 ウソ言うなぁぁ。
「絹オンリーで断末奥義入れてもOKだったはず」
 ますます誤解与える…。
「ま、火の一族最強はダテじゃないって事で。「あなたを…殺します」みたいな」
 …そ、それはキャラ違う。それは千鶴さん。
「いや、絶対怖いって、絹さん。シロか、シロがいるから本性出せないのか?羅刹なら犬いないですよね、多分?ガルフォードいないし、犬」
 羅刹があればね。
「炎邪覚醒に対抗して鬼怒覚醒」

 8月25日
「では、バカの本の続き。あまりにもネタに出来る部分が多すぎてお買い得」
 そーかなー?
「5番の「わたしまちがったこといってますか」ですね」

 いうまでもないが、これはもうバカ女特有のセリフである。

「言ってくれないと、わかりません。「わたし」の部分を置き換えれば…男でも言ってますし、「バカ」じゃない人も言います」
 言った時点で「バカ」だって言いたいんだと思うんだけど、この人的には。
「この後、女性は間違った事をする、言う事を極端に嫌うだとか、「それの何が悪いんだ?」と思ってしまう主張が続きます。

 人にたいしてはすぐ「絶対だよ」と念をおして言質をとりつけたがる。自分に一切の責任がないようにしたいのだ

「これも社会的常識というか、責任の所在を明かにしておいて、自分に責任が無い事をはっきりさせておく事がトラブル回避において重要な事で…会社経営とかする人間にとっては重要な事ですね。これをバカと言いのけるのも結構凄い」
 昨日と違って同意も何も無しで徹底的に「否定」するんだ?
「全部読んだんです。あまりのバカさ加減にちと腹がたちました。この本自体、よくある「バカ本」…「バカを主題にした本」という意味でなくて「バカが書いたバカな内容な本」で、この著者もありふれたおバカさん。でも、自分はバカじゃないと言い張るので、この著者がどれ程に世間知らずなのかを。私がバカなのかどーかは知りませんけど、まあ一般人でしょう…そんな人間にでも徹底的にほぼ全ページ否定出来るような内容なこんな本を書いて「バカじゃない」と言い張る図々しさ。私の雑記に腹が立つ人もいるでしょう…人それぞれ気に入らない人間、気に入らない主張あります。万人に受け入れられるなんてまず無理、ところが自分だけはその例外だと思える、その「バカ」さがムカつきました。私はバカは嫌いです」

 いまどき「理論武装」とか「論破」などという七〇年代にとっくに死語になった言葉を得々として口にする女がいたら要注意である。

「わけのわからない論理を展開してる間が何をわめいているのか?そしていつ死語になったのか?死語を平気で使ってる自分を省みようとは思わないのか?つまり…自分自身が言われてるんでしょうね、これは。「あんたの言ってる事なんか簡単に切り崩せる、論破可能」系の事を。もしくは実際に反論されて「私の言ってる事は間違ってますか?間違ってると思うなら論破して見て下さい」と、それで言い返せなかったんじゃないですかね?バカだから」
 …やめよう!
「むぅ、キツい言葉しか出てこない。本人が実際にバカだったとして、バカでないと言い張っていてもここまではムカつかないんです。自分を見てるみたいでムカついてくるんです」
 自分の事は好きだけど嫌い。そんな人ばっかしだかjら。
「明日だ、明日。明日は何とか」
 もう、どーでもいい感じだけど。
「じゃあ、天外作業状況。絹なんですけど、連続技なんて無いキャラかと思っていたら結構ありましたね。非実用的なのがいっぱい」
 キャンセル技と縁の無い人…。
「だから…ヘンな連続技ばっかりなんです。でも、これが高威力なものばかりで、それがまた笑える」
 さすが鬼。
「マニアックというか犬の位置もまた大事で…犬が後ろにいるなら一瞬後ろに下がって、犬を前に。こうしないと連続技が入りにくい」
 そんなポリゴンチックな…何で絹だけ、そんな面倒な事まで要求されるかな。
「ちなみに鳥寄せは…溜めすぎてもダメです。3秒以上溜めるとかなり性能が悪くなります。理想は2秒溜めですね」
 面白いキャラっていうか、ただ単に辛いだけって気がしてきた、それって。
「最大溜め鳥の性能がああも悪いとは…。絹の場合、シロが死なないように作ってあったとしてもそれでも最弱キャラだったでしょうね」
 でも、シロが死んだら話になんないし、今よりはマシでしょ?
「シロが死なないと鬼の舞が使えないってのもヒドイ」
 シロがいる限り、鬼の力は使わなぁい。
「噛みつきにしても、マントーの場合はガード不能なのに、シロのはガード可能。それでいて判定は投げなんで…折角、出が早いのに連続技に使えない。何故、そこまで冷遇する」
 ガード可能な投げ判定の技ってやだよねぇ。昔の鳳凰脚とか。
「最弱になるように調整しましたみたいな、何とかそこそこ戦えるものの、どの技にしても何かが足りなくて、結果…最弱になるように…つまり「ダン」。わざとやらないとこうはならないと思うです」
 次回作の事、頭にあったのかな?真・絹みたいな。武器も使うし、鬼の力も使うみたいな。
「そうとしか思えないですね。極端に弱いっていうわけでもないですけど、技の性能を1つ1つ解析していくと、何でわざわざ、ここでそんな性能にするの?という…絶妙なまでに「上手い攻撃」が出来ないように。シロと絹の連携攻撃が出来ないように作ってある、これ」
 鳥寄せ中に攻撃喰らうと、鳥が逃げ帰る。相打ち狙いに使う事もできなーい。
「ヒデぇ飛び道具だ。鬼の舞のダメージ40は魅力なんですけど、シロ投げ捨てても来ちゃうんで、勝手に」
 自分の意志で殺す事も出来ないし。
「かといって死んだら死んだで…シロのいない絹なんて怖くもないんで攻められ放題になりますし。っていうかダメージ40って異常」
 鬼だから。
「武器持ってないから素手の相手、削る事も出来ないんですよね」
 その代わり、シロで削れなかったっけ?
「犬以下か、絹?」
 シロが「武器」なんでしょ?
「いや、それは…メストムックでも絹の武器は何なのかとコラムがあるんですが、それによると…」

 シロであるという説が最も有力だが、ジャンプB+Cの武器投げでシロを抱えて投げつける…なんてことはなく、手に集めたオーラを投げつけるだけだ。第一、落ちている(倒れている)シロを拾うこともできない。これでは武器失格だ。

 んー、豪血寺な人達なら落ちている仲間拾って投げつけるとかするけど。絹ちゃんはやらないね、そーいえば。
「っていうか重いだろ、シロ。「落ちている」扱いされるシロもあれですが」
 シロってさ、普段、目閉じてるからわかんないけど、目開けるとすっごく怖いよね、夢に出てきそーな位に。
「かなり凶悪な面ですね。喰い殺されるのでは?という恐怖を相手に与えます。素晴らしいオプションです、根性ないけど」
 うん、根性はない。パピーを見習えって感じ。
「しかし、改めて見るに相当デカイですね。ゲーム中のアレは実際の設定よりも小さいですけど、それでもデカイ」
 このイラストのこれが本来の大きさかな?
「四つ足で立ってるのに、絹と高さがほとんど一緒ですね。絹の身長が…えと153.5cm。直立してるわけではないんで、140cmぐらいとして、四つ足でもシロって130cmぐらいありますね、これは…怖い」
 もののけ姫レベルだね、そこまで大きいと。
「頭突きでダメージ14はダテじゃないんですね」
 いっそ、シロだけで闘った方が強いかも。守るべき相手いなくて楽になる。
「絹にしてもシロいなければ本気になりますから、強くなります」
 …足引っ張り合ってる!
「力を封印してるんですね」

 8月26日深夜
「ふと思ったので言っておきますが、私が天外魔境の元になった作品と言ったのはP.H.チャダとかいう謎の外人さんの書いた小説の事じゃないですからね」
 FAR EAST OF EDENだっけ?
「そんな小説がそもそもあるのかどうか謎ですし。だから、天外魔境に原作が無いって思われちゃってたりするんですけど、あるんです、ちゃんと。チャダ氏が実在しないのは事実のようですが」
 いないの?だって顔写真あるし…サイトもあるよ?
「自分の顔写真、トップページに張り付けて、日本語サイトかよ、おい!」
 うん!!
「あ氏を名乗ってますが?」
 CHADAの「A」をとったんだね、うん。
「無ぇ、ありえねぇ。矢立肇氏が実在しないのと同じだろーが」
 えぇぇ、いないの?
「貴様、なめてますか?2000年の8月31日を忘れたとは言わせない」
 いちいち覚えてないです。
「まあ、そーなんですけどね。」

 8月26日
「絹の作業に時間がかかって雑記の時間無いです。鬼の舞の細かい調べしてたら、2時間…」
 それでわかった事がほとんど無いっていうんだから時間の無駄。
「無駄じゃないんですよ。調べた結果として「特に無し」なのと、調べてもいないのに「特に無し」では信頼度が全然違います」
 何の信頼なんだか。
「いちいち、シロを殺さない事には使えないのが時間かかる原因ですね。メストのデータはそれにしてもいい加減。ダメージ値まで違うし」
 それも誤植かな?
「そんなわけで、バカな本はとりあえず無しにして…って、すっかり忘れてたんですけど、子のつく名前どーこーはどーしました?」
 あれねぇ、面白く無い!思ってた以上に真っ面目な本で…導き出された結果こそバカらしいけど、バカな本とは言い難いかな?あんまし読む気起きなかった。
「お前さん…読みなさいな、ちゃんと」
 じゃあ、借りてくるからキミが読めば?
「むぅ…わかりました、読みます、自分で」
 キミが読むと、何かあらゆる本が批判対象になりそうなのがちょっと怖い。
「普段、批判ばっかりしてる人間はそう思われちゃいますね。それと同程度には、この本はお薦めとか結構雑記書いてるのに。批判時よりは文章短いですけど、「お勧め」で終わらせる事なく、解説もしてますけど…印象薄くて忘れられちゃうんでしょうね。ちなみに星矢の小説が出ていたので買いました。ジョジョの時みたいに批判しないですむような内容だと嬉しいです」
 ハーデス編の後かな?
「だとすると星矢死んでるんですけど。何か軽く内容を見た感じでは、100人の子供達のウチ、聖闘士になれたのは10人ですが、残り90人は死んだか行方不明という設定でしたよね?つまり、死んだかどうかわからないって事は生きてるかもしれないって事で、その生き残りがオリジナルキャラとして」
 おぉ、いかにもオリジナル作品って感じのありきたりの設定だ。
「別にそれはそれでいいんです。個人的には最大でも88人しかいない聖闘士…どこにどう分割して88を超える100人を送り込んだかの方が」
 それはぁ前にとっくに。それってまだ公開してない星矢雑記2だっけ?
「もうどーでもよくなってます、星矢雑記なんて」
 でもさ、その生き残りってどーせ敵でしょ?アイザックみたいな感じで。
「私ですね、もしその100人の中の1人で、そして聖闘士になれたとして。あくまでも「なれた」という前提です」
 なれるわけなーいとかツッコミいれちゃだめなんだね?
「ダメです。なれたとして、沙織お嬢様の為に闘いたかないです。アレがアテナだとか今更言われても、別に何の恩があるわけでもなし、むしろ怨みがあるのではないかなと、多分、馬だの豚だの犬だの…ロクな事やらされてないでしょうし」
 何でいつの間にか星矢と沙織お嬢様がラブラブなのか?検証する?
「ジャミアンの時からです、以上検証終了。ちなみに星矢はどう思ってるかさっぱりわかりません、以上」
 紫龍には春麗、バカ兄さんにはエスメラルダ…だっけ?瞬にはジュネさん…星矢には一応、魔鈴さん…氷河だけ女の子無し?…アイザックだけ?
「ふむぅ、ヤコブとかそんな子供いたような気はしますが、男の子ですしねぇ。修業に女は不要という厳しい御方なんです、きっとカミュ様」
 というか男好き。
「10年程前だったら危険な発言」
 何か怪しいってカミュ。ミロと妙に仲がいいみたいだし。
「ミロの方がよっぽど怪しい。スカーレットニードルでもがき苦しむのを知ってる以上。一体、最後のアンタレスを習得するまでに何人を犠牲にしたのやら。「実戦で使った事が無い=初めて使う」なわけはないので、相当に…多分「雑兵」が殺されてます、彼に」
 悪人だ…。
「しかもただ死ぬというのではなく、少しづつ死んでいく、痛みを増していき。当然、アンタレス以前に失神されては困るので…気絶したら無理矢理たたき起こす」
 でも、ショック死しないかな?
「した人もたくさんいるでしょうね。おそらくスカーレットニードルを完成させるまでに1万人単位の犠牲者がッ」
 聖闘士の技って怖い。

 8月27日深夜
「何様ですかッ」
 誰かの嫌いなバカな言葉その1だね。
「そーです。ジャンプ読んだのです、何様ですか、麻倉葉。復讐は正統な行為です、その復讐に対して復讐する事は許されません。「最初から下らない闘うなんてするな」とか言ってましたけど、自分の価値観で勝手に下らないって決めつけないで欲しいんですよね。幸せな時を過ごしていたのに、理不尽な暴力でそれを失う。意味の無い殺人…原作は読んでなかったですが、万辞苑は買ったのでチョコラブさんがその昔、殺人をしたのは知ってています。そして今回、そのチョコラブさんを親の仇として殺し…何か生きてるっぽいですが…たという事で、葉さん怒りで、今まで2人で生きてきた子供2人の「全て」を否定しました。…はっきり言います、死ねよ、ゴミが。麻倉葉は、麻倉ハオ以下の害獣です。「死ね」って思えたキャラは結構いますが、実際に雑記に書いてしまうキャラは数少ない。自分が子供2人を許した事で大物のつもりでしょうか?命さえ助ければそれでいいのですか?復讐全てが「負の結果」となるかどうか。チョコラブさんがたとえ今現在、世界の為に…世界の平和の為に闘っていようと、過去に殺人を犯した罪が消えるわけじゃない。そしてその当事者が「許さない」と言っているんです、法で裁かれなかったのなら、自分達で手を下すしかないでしょう?チョコラブさん自身の中では、過去の悪行の償いをしていて、第3者の目から見てそれが終わっていようと、被害者から見れば終わっていない。償うべきは社会に対してではなく、被害者に対して。問題は…親を殺された子供達と殺したチョコラブのもので、その事件に無関係な平和ボケしたガキが出てくんじゃない!ってとこです。自分が常に正しいと思い込んでる「強大な力の持ち主」は有害でしかない。自分が楽をしたいからシャーマンキングになる、立派な考えですが、だというなら他人のする事をいちいち否定しないで…全ての他人を無視して自分の世界で生きていて下さい。世界の事、他人の事を見る余裕も無い小物が大物ぶるから。アニメ版以下じゃないですか、麻倉葉に限って言えば。生殺与奪の権利を握ったまま何を言ったってそんなの、ただの脅迫でしかない。とかなり怒りが沸きました、アニメ版の方はまだあれでもマシだったんですねぇ。そもそもファイトの末に敗れたのなら殺されたって仕方ないんじゃないですか、それがシャーマンファイトなのだから。価値観は人それぞれ、命を奪ったのだから、その復讐として相手の命を奪うという考えもあります。葉はそれしか頭に無い、だから命を奪う事をせず「復讐の鎖」を自分のとこで止めたと威張れる。しかし、彼の闘いは決して子供2人を諭す為のものでもなく…ただ怒りによるもの。そして2人の「今まで」を全て否定した事で「彼の復讐は終わった」わけです。復讐が終わった以上、命なんてどーだっていーでしょーね、そりゃ。…ドラゴンボール後期の孫悟空もかなりな何様野郎でしたが、それを上回るゴミクズな主人公がこんなとこにいたとは」

 8月27日
 ハオ!未来はいつも過去より未来!
「そりゃそーだ」
 そーじゃない小説とかあるよ。
「「子のつく」なんたら借りてきましたか?」
 うん。今すぐ読む?
「あとで」
 とりあえず言える事は「まれに見るバカ」みたいなおバカさんの書いた本じゃないって事。あの本に書かれてた事と内容違うんじゃないかな?っていう。
「あぁ、この本で主張したいのはそこじゃないのに!っていう…自分に都合のいいデータだけを引き出したってパターンですね。まあ、でもこのタイトルじゃなぁ」
 ま、まぁ…そーなんだけどね。多分、頭はいい人だよ。
「そーですか。それならいいです。ではまずは天外ですね。画面端を絡めず、そして術ゲージも使わない即死コンボは見つけました、絹の」
 そーいや、絹にも即死あるとか前に言ってたっけ。連続技紹介のとこにないけど。
「あれだけ書いてあれば自分で気付くんじゃないですか?画面端近くでめくり式神使って、んで…ローリングアタックを絡めて、全キャラ対応じゃないですけど」
 むむぅぅ、今回のは?
「極楽とかマントーみたいな極端に固い4キャラ以外は殺せ…るはずです。理論上…」
 理論上…ね。
「…未だ成功しません」
 きっと無理なんだよ。
「即答しないで下さいな。可能なはずなんです」
 可能ならやってみせるべき。
「処理落ちが…処理落ちがぁぁぁ。まあ、ここまで入らない以上、可能だったとして役に立たないっていう事ですけどね。私がただ単に下手なだけっていうなら話は別ですけど」
 まあ、実際に成功したらおめでとって事で。

 8月27日その2
「まれに見るおバカさんの事です。何度か読むとバカすぎて、怒りでなくて笑いが出てきました」
 ならもう安心だね。
「えぇ。あっちこっちに紹介したい記述あって、順番変えたいとこです。…変えちゃいます」
 変えるなぁぁぁぁ。
「今日は番外編として、このバカな本ではなく…。第2章のバカ本を読むで「やっぱりお前はバカじゃない」に感動したと…この著者がいかに素晴らしいかを語ってるんですが…」
 やっぱりお前はバカじゃない?…最後に疑問符がついちゃうみたいな?
「というか、このタイトルだと、そっちの意味にとりかねないですね。ま、そんなのどーでもいーんですけどね」

 著者は中学・高校時代を徹底的に不良で通し、大学受験四ヶ月前の偏差値は英語、国語、社会、三教科をあわせて80にも満たなかったという極めつけの劣等生である。

「こんなのはイヌ、サル並だ!と言ってます」
 無知はバカと違う。私は許すってのがこの著者の論だけど、無知とかいうレベル超えてないかな?
「偏差値の下限は25です。どーしよーーーもなく成績悪いと、25を下回る事もあるんですけど。25が下限なので、80以下という事は…まぁ、3教科全て25だったと思っていいでしょう。この文章にはツッコミいれようがありませんし。入れる人いたら、その人は頭がどーかしてます」
 でも、イヌ、サル並ってのは違うね。イヌとかサルに偏差値無いから。
「で、この本はそのどーしよーもない劣等生が努力して大学合格しましたっていう内容らしいんですね。…非常に下らないと思うんですが、それは人それぞれ」
 何か電波雷波とかでやりかねないネタだし、下らないっていえば下らないけど、人間の努力の素晴らしさをね、うん、うん。
「著者という言葉がわかりにくいので、これから「まれに見るバカ」の著者は勢古氏とします。で、勢古氏からすれば、この本の著者はバカじゃない。まあ、この主張自体は他の主張と矛盾してません。他人の批判をする時は矛盾しまくりですが」
 努力する人は認める。それはいい事だと思うな。その努力に結果もちゃんとついてきてるわけだし。
「まあ、言いたい事はかなりあるんですが、とりあえず…二重転載、引用になるんですが、まれに見るバカに引用されている、やっぱりおまえはバカじゃないの文章を」

 一生懸命やらないで大学にはいったことを自慢するヤツはバカだ。

「この一言で私はこの著者はただの「ひがみ野郎」と決定しました」
 日本語的にどーとっていいのかむずかしいね、これ。一生懸命やってないのに大学には入学出来ちゃった。でも入学出来た事は自慢しちゃう人なのか、それとも「こんな大学、猛勉強して入学するヤツの気がしれない」みたいに自分は全然勉強しなくても入学出来たって自慢してる人の事なのか?
「どっちでもいーです。一生懸命やろうが、適当やってよーが、同じ大学に入学したなら他人から見れば同じ。はっきり言えば、バカが努力して3ヶ月で偏差値30アップとか「バカらしい」の一言です」

「つまり「勉強がわからない」のではなく「わかろうとしない」。「ついていけない」のではなく「ついていくきがない」…日本の学校なんて無茶苦茶レベル低いですから、授業を真面目に…いや真面目に聞いてなくても「ついていこう」という気さえあれば偏差値なんて65はいきます。平均が50でありながら何故そーなるのか?「ついていく気」が無い人間ばかりだからですね。「適当にやってるクセに成績はいい」それをひがむ前に、何で「適当にやってるのに成績がいい」のかを考えるべきです。つまりは「意志」の差。この著者自ら「やればできる」事を証明していながら、何でそれがわからないのかが。この著者が「一生懸命やってない」と評した人達は「普段から「やってる」」だけです。…私がカブキ団十郎を嫌って

「決める時は決める」で人気を得ていたが、「決める時」はではなく、いつでも決めているるのが本当に格好いい男である

 と言うのはそういう事。人間の感情というのは厄介なもので「普段、いい加減な人間」がいきなり「何かまともな事」をすると「それが人として当たり前」の事であっても極端に賛美する。それを普通に続けてきた人は決して評価されません。…私の今回の雑記のように「その方が本当は素晴らしい」と時々書かれるだけで、そんなのを読んだって何も嬉しくはないでしょう。バカが今になって努力して、その結果、大学に合格したからといって、今まで普通にやってきた人にやっと追いついただけ。そんなのは評価に値しません。他の方々をバカにしてる分、マイナス評価です…つまり、バカは勉強したってバカ…ただ単に知恵をつけただけのサルって事ですね。まあ、大学なんていうただの通過点で「自慢」する人は確かにバカですが、それは一生懸命やったかどうかでなく「大学合格を自慢する」事がバカらしいという事です。っていうかいるのか?」
 …いるから書いたんじゃないの?大学を何の為にいってるかわかってないっていう意味でも自慢するっていうのはバカらしい話だけど。
「で、この著者はこの後も「ひがみ根性」爆発させて、そーいうバカは一流企業に入社して、その会社名を自慢して女をたぶらかすと…。まるで一昔前の漫画の世界ですね」
 ま、この本自体古いんだろーから、現状当てはめちゃダメだね。…で、実際にこーいう人はいるわけで…会社名を別のモノに置き換えてみればわかると思うけど。
「でも、そーいう方は多分、一流大学を出てはいないのではないでしょうか?今までも適当にやってきて、受験を前にしても適当やって、3流な大学か…こんなのは相手にする必要も無いと思います。「自分は何の実力もないくせに」と、この著者は言いますが、では自分の実力とは何か?一流企業に入社するのは「実力」です。それが「金」の力か「親」の力か…何であってもその「力」を利用出来る立場にいるなら、それは「実力」です。何もかも「自分1人でやってきた」と過信してるバカ…まあ、この著者を代表に…そんな思い違いしてる人にとってみればそれは「実力」でないとなるんでしょうけど。「自分は偏差値25からはい上がってきた」という自信と誇り…それが言わせるんでしょうが、私から言わせれば「偏差値25になった時点」でゴミクズ同然。親の期待がどーとか、そんなのはどーでもいー話ですが、だとしても自分1人の人生じゃあない…この著者の場合、大学受験までの18年間…この間、周囲の人間を裏切り続けてきてるんです。勉強する気もないのに高校進学、そんなのは金の無駄遣い。こんなクズを育てた親も悪いと言えば悪いんですが、それでもその親がいなければ育つ事もなかった…大学受験を前に猛勉強させてもらえた…それは「親の力」です」

 ほんとうのバカというのは、すべてを要領よくこなして、何ひとつ本物に行き着けないヤツのことをいうと思う。大学も要領だけではいって、

「しかし、受験勉強などというのは要領です。高校までの学習は「学校」で学んで知っている以上…受験勉強ですべき事は、出題範囲を見越して、その範囲の復習を軽くする事。その今までの積み重ねが無い人間だから無駄とも思える猛勉強をしないといけなくなるんです」

 偏差値が30とか40というヤツが来たって、オレはぜんぜん驚かない。「だったら、この単語を覚えて、こういう風に勉強してみろ。絶対に30は偏差値が上がるから」と教えれば、実際に60や65くらいになる。

「「この単語を覚えてみろ」というのが受験勉強対策の学習の本質からかけ離れた「要領」だけで大学に入学するというものではないのですか?…他人に言われた事を実行して、そしてそれで大学に入学。それはこの著者にとって「憎むべきバカ」なんじゃないですか?塾という存在自体が「憎悪」の対象なんじゃないですか?何で予備校の講師なんてやってるんでしょうか?塾などというものに頼るという時点で「やる気」が無い証拠ですから。塾に通うという事は「やる気」の現れではありません。自分で勉強する気が無いという意思表示です」

 この世の中で、受験勉強ほど公平で単純なものはないと思う。勉強をやった者は受かり、やらなかった者は落ちる。ただそれだけのことなのだ。頭がいいとか悪いとか、そんなことは関係ない。バカだから落ちるんじゃなくて、やってないから落ちるんだ。

「『受験勉強』自体は公平も何も無くて公平なのは『受験』そのものだと思ったりするんですが、それはそれとして。他にも公平なものはあると思うというのも置いておくとして…最初に言ってる事と違います。「(勉強を)やった人間が受かる」「やらなかった人間が落ちる」と言う割に「要領よく大学に入るバカ」だの「一生懸命やらないで大学入るバカ」だのが存在するという…。現実、大学に入学しておいて予備校の講師では何の為の大学だかわかったもんじゃないです。大学に入る為に予備校があるとして、その大学に何の為にいくのか?「予備校の講師になる為」>「予備校は何の為にあるのか?」>「大学に入る為」>「何の為に大学に入るのか」>「予備校の講師になる為」…恐ろしく意味のないメビウスの環ですね。この著者のような「偏差値が高いだけのバカ」は勢古氏にとって有力攻撃対象だと思うのですが、何故に逆になるですか?ついでに、私の嫌いな10のバカ言葉でこの著者を否定するかのようなモノまで…「おれだってやるときゃやるんだ」という。

 十年間、のんべんだらりとマイペースでやっていたくせに、この一ヶ月間、この半年間だけはそこそこのがんばりを見せた。(中略)「どうだ、おれだってやるときゃやるだろ」と大物ぶるのである。だがそもそも十年間をわずか一ヶ月間や半年間の「やる」で帳消しにしようとするその根性がずうずうしいのだ。

「『やっぱりお前はバカじゃない』の著者に言ってやるべきです、その言葉は。小学校からずっとかしりませんが、そうだとしたら12年もの間、やるべき事をしないで…ほんの4ヶ月程勉強しただけで「他の大学合格者をバカ呼ばわり」してるこの著者に。以上でした」
 相変わらず、こーいう時は出番無いです、ボク。

 8月28日深夜
 夏休みがあと10日しかないって言ったのが10日も前に感じるぐらいに充実してますッ。
「っつうか実際に10日ぐらい経ってるんじゃないですか?」
 経ってないでーす。今日はこれ!久々に診断系サイト。まず、相性度チェーック。ボクにとって理想の男性はどーいう人なのか!
「内気で奥ゆかしくて、好きな人が現れても上手く表現出来ない?」
 当たってる!
「当たってねーです。あなたを内気と言ってしまったらこの世の中の人間のほとんどが…」
 理想の相手は、ユーモアがあってシンが強くて信念を持ってる人…総合するとヘンな人って事で、朝陽に当てはまる。相性最高!
「無いです」
 あとね、あとね…この人が「あんたの恋愛能力は低い」みたいな事しょっちゅう言われてるから…。
「この結果もきっとウソでしょう」
 まあ、平均レベルだよね。何か恋愛感情制御力とかいう謎の値が平均以下だけど。
「私はですね、悪行素質チェックなるものを。悪人に人権は無いッと言い切る私が果たしてどれほどの悪人かを」
 RANK:いたずら者。…何かそーいう気はする。くっだらないイタズラばっかりしてるし。ま、みんなこのレベルで落ち着くんだろーけどね。
「犯罪者になる確率7%とありますが、犯罪者と悪人は違いますからねぇ。法を犯せば犯罪者ですから…」
 普通、いたずらしかしない人は犯罪者にならないから、悪人と犯罪者は違うってわかった上でこの数字と違う?
「で、ポイント出てるんですけど、高いのか低いのかいまいちわからないです」

悪人素質 240ポイント
強盗願望 0ポイント
殺人願望 576ポイント
運    384ポイント
破壊願望 1920ポイント
知的犯罪 208ポイント

 異様に破壊願望高い辺りがそれっぽい。
「高すぎだろッ!」
 次に殺人って辺りも「死ねばいーのに」とか言ってる人ならそーなんだろーね。
「だって人を殺してしまってどう思うか?とか、殺人意志あって殺したなら、それは「どんな償いでも」とか思えるでしょうけど、その意志無く事故か何かでそうなってしまった場合…いきなしそうは思えないでしょう。おそらく「どんな償いでも」と答えればポイントは低くなるんでしょうけど、それは「償いはする、けど、こいつだけは許せない」みたいな殺意を持って殺そうとして殺す場合がほとんどでしょう。すると「殺意」があった方が「殺人願望」の値が低くなるって事です」
 まぁ…お遊びだしね、こんなの。破壊願望はともかくとして。
「破壊願望は正解なんですかッ!!」
 だってねぇ?
「実際に破壊したヤツには言われたかない」
 実際に破壊したから「願望」じゃないんだもん。
「そ、そーいう事なのか、この診断。実際にやっちゃった人はポイントが低くなるのかも」
 って事はキミは強盗をしたわけか。
「してないです。ちぃっ、あなたの信念は?で「世界平和」選択したのがまずかったか」
 それがどー破壊願望につながるのかは大いに謎だけど…ウソはダメだと思うな。えと、これ…キミの場合は「地球滅亡」を選ぶべき。
「これだから素人は…」
 な、何の素人?
「そっか、実際に破壊したって事は…達人?…破壊の達人…むぅ」
 尊敬の目で見ていーよ。…やだけど。
「漫才してる場合でなくてですね。世界平和を実現する手段、それは…この世界の破壊です。神話において戦争などで乱れきった人間界を正す手段として多く用いられるのが、現在の世界の破壊から、新たな世界の創造であるのと同じです。現在の地球にもはや平和はありえません。アメリカいるし」
 アメリカだけじゃないと思うけど。
「個人個人の平和は有り得ますけど、世界平和の為には1度破壊しないと無理です。つまり世界平和なんぞを選ぶ偽善者は破壊願望高すぎって事ですね」
 むぅ、冗談みたいな意見だけど、この異様に高い破壊願望値見る限りそーいう事なのかもって思えてくる。
「冗談じゃなくて真理だと思いません?」
 あんまし思いたくはないな。

 8月28日
 悠ちゃんぴーんち。この16年と数ヶ月の人生において最大のぴんちです、兄さん。
「ちゃんづけで自分を呼ぶな。16年も生きてないだろ。誰が兄さんだ!」
 全部にツッコミ入れられるとは思わなかったけど…えと、とにかくぴんちです。危機です。
「余裕っぽいから大丈夫です」
 ある意味、これはオレ武勇伝?
「おぉ、さっそく改蔵ネタですか、いい心掛けですね」
 えとね…「いでじゅう!」…ちょっとだけ面白いかもって思えました。
「それは、人間として何か重大なモノが欠けてます」
 ボクがエルフだからって、エルフだからってバカにするなぁぁ。
「あなたはエルフじゃないです」
 魂がエルフだよ。所詮、人間なんてこんなもの、エルフだっていうそれだけでバカにするんだ。
「話が通じてないですね」
 魔法少女だっていうだけで指さして笑うんだ、キミは。
「あなたは魔法少女でなくて魔法兵器」
 そーいう無神経な事を。そんなわけでどーすればいーでしょーか?
「いや、元々あなたには素質ありましたし。何が楽しいのか謎なおむらーいに爆笑したり…チョコラブのギャグに心から笑ったり」
 笑ってない。チョコラブのギャグに笑った事なんて1度も無い。おむらーいに爆笑した覚えもない。
「まあ、楽しいならそれでいーんじゃないですか?」
 うにゃぁ、人間として何か欠けてるって事で、無理矢理…キミのかけら。
「いきなしバラしちゃいましたね、名前のヒミツ。ちぃっ、もっと長い事ヒミツにしておけばいいものを」
 だってさぁ、連載開始前から…「文明が滅んだ後の世界」とか…あれだとイヤでも最終兵器彼女思い浮かべるし。それで始まってみれば「雪に埋もれた大地」「独特のなまり」「独特の名前」…あれじゃあ、気付くなっていう方が難しい。
「ちぃっ。まあいい、原作者がいきなりイコロは「宝」の意味だと2話目にして書いてしまったので…。皆さん、とっくにお気づきでしょうがアイヌ語です。最終兵器彼女の「ちせ」に続いてアイヌ語です…他の方々の名前の意味は」
 マタクは…妹だよね、ずーいぶん前に…。
「1月22日ですね」
 で、クロは?
「影です」
 なーんか、やっぱり微妙に日本語とつながってるよね、アイヌ語。
「日本語が流入してるんですよ、一部。その逆もあるんでしょうけど。地続きでないとはいっても、すぐお隣ですから、そりゃ…」
 ダンドーってさ、狙ってるでしょ、…わざとでしょ。
「いきなり話題が…私的にはもう少し、かけらの」
 何もわからない純真装って双子姉妹騙してる!双子ゲットォォとか心の中で思ってるに違いない。エバに「君は…誰より信用おけるばい…」とか言って、その直後に「たとえ、コースに一緒に出られなくても、オレ…いつも君の横にいる…」とか。
「私的には、ラミアだけいればいいです。っていうかエバさんはもう出番終了してもいいです。別に嫌いじゃないですけど、危険です、彼女は」
 うん、危険。っていうかこの双子、何歳?
「そして私的に…今まで1回も名前さえ出してませんでしたけど、モンキーターンの光瀬くんお気に入りです。滅多に登場しない上に台詞もとことん少ないんですが」
 光瀬くん?…いきなり男の子と間違われた?。
「えぇ。波多野クンに華奢な体なのに何で胸だけ?と。何と今回、扉に登場。…亜留美さんよりも影が薄いキャラでしたが何とかこれで」
 キミの属性に1つ追加。男の子と間違われる女の子。
「その属性は残念ながら無いのです、あまり。ボク娘と一緒にカレカノを置いてますが、それだけなんです。やはり、ショート!!」
 にしても、スピードワゴン財団も下らないものに金を出すもんだね。
「いでじゅう!を面白いという女子高生よりは下らなくないかもしれません」
 ふっ、今に自分の愚かさを思い知る事になるよ。いでじゅう!がいつか日本を制する日が来る、ボクはそう信じてる。
「最高の悪役に柔道部物語の西野とは、さすが河合先生ですね。いいですよね、西野」
 いでじゅう!の正式タイトルは『県立伊手高柔道部物語いでじゅう!』なんだよ。
「そちらさんは本気で「オレってバカだぜぇ」な人ばっかりじゃないですか」
 柔道部物語は女の子いないじゃないか!
「西野クンいいですよねぇ。イヤミな天才柔道家って感じなのに、誰よりも誰よりも努力して」
 …柔道部物語を読んだ人がこの雑記の読者にどれだけいると思う?
「柔道部物語はYAWARA!、帯ギュッ!と並ぶ3大柔道漫画です。コータロー柔道編はちと惜しい」
 5大柔道漫画として、そこにいでじゅう!が加わる日も近い。
「有り得ません」
 …テレビまだ直んないのぉ?
「まだです」
 読者さん「つっまんないネタ」って思っただろーねー、テレビの電源入らないとか。
「つまらないのは当たり前。…ネタでなくてこれは現実、事実ですから
 もー、笑うしかないよね!アハハハハ…ハ…ハハ。
「こう何か暇っぽいので、アーケードゲーマーふぶきの3巻でも」
 …ビデオとか見れるのが救いだよぉ、ホントに。

「やっぱり原作に遙か劣りますね」
 パロディばっかしで面白くない。
「Gガンダム、キン肉マン、餓狼伝説、ザ・マスターズファイター、マシンロボ…その他、もう忘れた。見てると、あぁ、これはアレか。とか思うんですけど、記憶に残らないってのはつまらないって証拠ですね」
 うん。っていうかザマス?
「あれはどぉぉぉぉ見たところで北沢タクヤです」
 …キムもどきの怪しいテコンダー使うと自然とタクヤになるって気もするけど…。
「音ゲーのハニー。VF4で対戦してエクセレンとで敗北。つまらない」
 とこっとんセガだし。ラスボス、せがた三四郎だし。
「作品用に編集してるんで実際にあんなプレイは出来ませんみたいな注意文が最後にありましたが、MEGA−CDでDVDは再生出来ませんというのも書くべきです」
 あれ、MEGA−CD型のDVDプレイヤーなんだよ、きっと。
「っていうかルリちゃんの出番、アレだけかぁぁあ」
 OVAオリジナル、謎の美少女。3巻目にしてようやく登場。一瞬で出番終了。このネタ…どーしてもやりたかったんだろーねー。
「えぇ、あのキャラ自体がネタだというのはわかります。いかにもなあのデザイン、そしてフィギュアを発売するなどして盛り上げておいて…単なる使い捨てキャラ!!…ネタとしては十分ですが、本編がつまらなすぎるので寒いです」
 そう、その存在はまるで外井雪之丞!!
「懐かしい名前を聞いた気がする。落とせないんですよねぇ、彼。あれだけ思わせぶりな…」
 彼を落とす事は出来るけど、主人公がそれを受ける気がないだけ。
「DCナコ…初回限定版?…何かわかんないですけど、BOXなのが余りまくりで¥2000台です。やっぱり買う人いなかったんですね。あまりにも安いので買ってきました」
 まあ、キミが何を買おうと勝手だし。ときめきメモリアルの最新作とか…買う気は無いですか?
「無いですね。GIRLS SIDEとかそんなでしたっけ?私的に今突然、美樹原がヒットです、やはりどう見てもアレはかつら」
 ヘルメット頭呼ばわりはされてたけど、かつらってのは…。
「ついでに顔が男」
 それは何と無く思ってた。言う人見た事ないけど。
「パーマンマスクを素直にかぶれる頭ですね。パー着という感じで。さて、バカな本なんですけど…紹介したいんですけど、何かやればやるほど、自分がバカに思えてきました」
 気付くの遅いし。
「どーしましょーねー?SRWR売ってないし」
 実はダンクーガがいないっていう。
「GBAは前作のAでもいませんでしたね。ほぼレギュラーと化しているにも関わらず」
 ガンダム、マジンガー、ゲッター…それとダイターンとダンクーガが5大作品ってとこかな?何でダンクーガがそんなに出場率高いのか謎だけど。
「しかし、今回…遂に毎回出場を果たしていたゲッターチームの2人、リョウとハヤトが離脱してしまいました。キャラとしてはいるみたいですけど、パイロットじゃないらしいですから、出場したとは言えません」
 電童は…声つきの作品にも絶対に進出してくると思う。
「AとRをまとめてPS2なりDCなりで発売してくれればそれがいいんですけどねぇ。GBでプレイする気はやはり起きない」
 システム変えてくんないとプレイしたくない。NT補正とか弱くしてくんないとヤダ。
「ヤダって」
 ジャミルにNT技能くっつけるとかもヤダ。…その作品を好きだからって、その作品のパイロットが「強」ければ喜ぶ?むしろ、原作無視された事に怒らない?
「多分、耳から血を吹き出しながら闘ってるんですよ、SRW世界のジャミルは。…α外伝での、ビットを使う時のあの悶え方がステキでしたね」
 賢雄さんの名演はそりゃいーんんだけど…平気でGビット使うとか、どーなのかなって?それってアレンビーが自分の意志でバーサーカーモード発動するみたいなもんじゃない?
「ま、SRWには今更何を言っても…IMPACT当時の私の怒りの雑記は記憶に新しいはずです。そっかプレイするとまた怒りの雑記が1ヶ月程続く可能性が…」
 ガンダムXが出てるからね、何といっても。
「どーでもいー事なんです。どーでもいー事なんですが…最近、ガンダムWってエンドレスワルツばっかし。出場率は割と高いので優遇されてるようで、実はガンダムシリーズの中で一番原作再現率が低いのは今やガンダムW」
 0080とか08小隊よりも?
「むぅ、0080は全く原作を再現する気が無いようですし、内容が内容ですから。しかし、ガンダムWは…人気作品であり、TVシリーズ」
 でも、逆に言うと汚されてはいない、あんまし。
「つまり、透明な存在。さて、今回はどーやってバーストやデストロイになるのか」
 ハーミットクラブとチェストブレイクはいるのか?
「います」
 答えちゃダメぇぇ。

 8月29日深夜
「未来が決まってる物語、結末が決定している物語…そう感じたのは思い違いなどでなく…やっぱり「既に終わってる物語」でした、きみのカケラ。最後までストーリー出来上がってるって書いてありました」
 後は長くなるか短くなるか、か。ハッピーエンドだといーよね。
「世界が破滅して終わりです」
 そんな漫画、週刊少年サンデーに描いちゃダメ。太陽を取り戻して終わり。
「修業して、太陽の手甲を手に入れる」
 …ほぉぉぉぉ、それが…それが世界を救う役に立つと…役に立つって言うわけだ、キミは。
「おいしいパンをみんなで作ってハッピーエンド」
 あるかぁぁぁぁあ。
「ヘンなねーさんはいーから、水乃さんを出しなさい、水乃さんを」
 もう出番無いんだよ。
「…ふと思ったのですが、悠さんにとって…オリジナルな魔法兵器さんと闘う事とか、自らの消滅とかよりも、いでじゅう!を面白いと感じてしまった事の方が危機だったんですか?」
 うん。
「即答しやがりましたね」
 ウソだけどね。
「面白いと感じるわけないですしね」
 そっちはホント。
「まあ、チョコラブのギャグを面白いと感じる人なら仕方ないですけど」
 それは1回だって面白いと思った事ないから。えっとぉ、わかりやすく言うと…ダンディ。
「ダンディ坂野さん?」
 そう、ダンディ。ファンであってもフォローしきれない程にどーしよーもなく寒くて、それをカバーする強引さ、パワーも無くて、「何、この人?」とか思わずにいられないのに…。
「いや、ダンディの話は聞く気ないし」
 えと、とにかくダンディなの!!わかった?
「わかりません」
 じゃあ、やっぱり説明するしか。一言で言うと「つまらなすぎ」て反応する事出来ないんだけど、2回とか3回も見ちゃうと…感覚が麻痺しちゃって、つまらないっていう事実がどーでもよくなっちゃって、何かもしかしたらこの人って面白いかもって思えちゃったり…でも、面白いって言う気も起きなくて、何かちょっとだけ面白かったかな?とか微妙な感想言ってみたりしつつも、寒いってのが本音だったりして…って聞いてる?
「あぁ、聞いてますよ。何か言ってるのは耳に入ってきます」
 聞いてよ!
「説明されなくてもダンディ坂野さんの事は知ってますし」
 じゃあ、わかるはず。
「いやわかりません」
 …キミはやっぱりバカなんだ。
「一言はっきり言ってあげましょう。つまんねーよ、何をどう見たって、いでじゅう!」
 間違ってもない。でもさ、何か許せるっていうか…寒さの魅力?ほら、ボクってば、基本的にギャグ漫画って嫌いでしょ?
「いや、それは初耳です」
 嫌いなんだよ。あと、絵が濃いのとか。
「っつうと?」
 名前出していいの?…原哲夫先生とか、本宮ひろし先生とか。
「ああ、まあ確かに濃いけど」
 スプリガンも最初、絵が濃くて読む気起きなかったし。
「皆川先生ですか?確かにアレも濃いって言えば濃い」
 で、ギャグ漫画って読まないんだけど…。
「改蔵とかパン屋さんってギャグ漫画でないですか?」
 改蔵はともかくパン屋さんは違うと思う。まあ、分類はともかく、サンデーで言うとダイナマ伊藤とか、濃いギャグ漫画が嫌い。ちなみにこの「濃い」っていうのは絵の事じゃなくて…
「いや、説明いらないです。感覚で理解出来ます」
 キミはNTか!!
「そうです」
 そっか、ならいいや。で、嫌いなのに、にも関わらず何かつい第1話読んじゃって、しかも「奇跡的につまんない」なんていう感想までしっかり残しちゃったり。つまり「無視出来なかった」…ボクに「奇跡的につまんない」って言わせたのは過去にダンディさんただ1人!この時、気付いてなかったけど。
「何ていうか、ダンディ坂野さんのファンの女子高生ってやだな」
 何を言うか!いっぱいいるよ、そんなの。
「っていうか「知ってる」っていうだけでイヤっぽい。いでじゅう!を語るのもイヤ」
 エルフをまたバカにしたな。もう許さない、自らの愚かさの呪いながら死んでゆきなさい!…ちなみに、悠ちゃん最大パワーって恥ずかしくて実はイヤだったりするんだけど、どーしたらいーですか?」
「後先考えないで、そんなキーワードにするから」
 だって、ウケるかなって。ふざけてるようにしか思えないのに、この世界消滅させるほどのアレになっちゃうっていう。ちなみに壊滅じゃなくて消滅ね。根本から消せるから。
「あぁ、説明しなくていいですよ。何かさっきから説明少女になってますし」
 説明させろぉぉ。何でかっていうとね、魔法の仕組みはしってるよね?
「あぁいいです、わかります。私NTですから」
 …ボクは悲しい。死刑!!
「やっぱりこの人ヘン」
 やれ、フシ、レキ。

 8月29日
 ハオ!
「微妙に本気で殺されかけました」
 微妙に本気なんて事有り得ないから、だいじょぶ。
「そんなわけで質問があります」
 えと、16歳、O型、誕生日は11月 7日。7月10日が魂の誕生日!、身長は161cmで体重は41kg、好きな男の子のタイプはおにーちゃん。聞いてる?
「そんな事が聞きたいのではなく、しかも身長と体重ウソだし」
 バレてる。さすがNT。ちなみにボクも質問あります、質問っていうより思った事なんだけど…復讐に対する復讐ってダメなのかな?
「重いな、いきなし」
 目には目をっていうのはわかるんだけど、その復讐するのは誰?復讐をする権利あるのって誰?
「被害者ではないでしょうか?」
 そーだよね。だとしたら「殺された」事への復讐っていうのは不可能なんじゃないかな?親を殺された子供が復讐をしようとした場合、許されるのは、殺した人の親を殺す事になるんじゃないかなって。そんなわけないってのはわかるんだけど…。友人を殺された復讐、子供を殺された復讐…その「殺人者」は復讐として知人をことごとく殺されて、それでみんなの復讐は完了?
「む、そこまで真面目な話でしたか。時々、真面目ですよね、悠さん」
 いつも真面目だよ。…キミがさ、問題は子供2人とチョコラブの事であって、葉は関係無いって言って、その時から何かずっと違和感あって。それで思ったのが、葉にとってチョコラブと子供2人の関係は…「関係無い」。その子供2人にどんな過去があったとしても、葉には関係無い。事実としてあるのは「友人を殺した」って事だけ。葉にとっては復讐に対する復讐じゃないんじゃないかな?
「そーかなー?事実を知っていようがいまいが、そもそも悪いのはチョコラブですぜ?彼が殺人なんかしなければ、その子供2人がチョコラブを殺そうなどとは思わなかった。確かに葉にとって関係無い事でしょうが、因果関係…復讐として起こした行動に対して、その復讐に無関係な人物であっても、それに対して復讐していたのでは、連鎖は絶対に止まりません」
 それはとーぜんわかるんだけど、友人って立場を子供に置き換えたら、何かたまらなくなっちゃって。もしこの復讐が10年後とかの事で、チョコラブに子供がいたとして。子供には何の罪も無いよね?昔、親が何をしていたとしても。それが復讐であっても親を殺された子供って不幸じゃないかな?そもそも「その親」が過去に殺人なんかしたから悪いんだ、我慢しろ!とか言える?「子供」にとっては「親の罪」なんか関係無くて、無実な子供にはその親を殺した相手に復讐する権利あるように思えない?
「無いです。冷たい答えですが無いです。過去、多くの作品で同様の場面はあったかと思います。家族を作ったモノ勝ちですか?…その子供に復讐を我慢させる事は可哀想だから、自分が我慢するんですか?違うんじゃないですか?」
 じゃあ、可哀想だから子供も一緒に殺す?
「それは復讐ではないです」
 だから…復讐そのものが間違ってる。復讐は正当な行為なんかじゃないってのが答えじゃないかなって。
「どこまでも悪人が保護されますね、それでは。「誰かがどこかで止める」のではなく復讐に対する復讐は有り得ないんです、それは復讐ではなく…ただの悪行です。現在の法がおかしいんです、きっと」
 そーいう事じゃなくて。どーいえば、わかるのかな!!
「つまりこの場合、死んで当然なのはチョコラブと葉の2人ですね、以上。っていうか本気で死なないかな、葉。生きてる限り傲慢な事言い続けるだろーし」
 死んだって誰かの持ち霊になって言い続けると思うけど?
「死の意識が薄い漫画ですね」
 とにかく、ボクとしては復讐を正当な行為とは認めない。正当な行為じゃないけど、復讐する事自体は仕方無い事、そんな感じかな?

 8月29日その2
「まれに見るバカの紹介はやはり続ける事にします、てきとーに。なんか「わたしを認めよ」なんて本まで書いてるみたいですが」
 …買う必要無いからね。
「えぇ、買ったら出てくる台詞はおそらく「認めてやるよ、あんたが正真正銘。100%純正混じりっけ無しのバカだって事をな」とかそんな感じになるでしょうし」
 買わなくても言ってるし。
「子のつく名前…これは少しだけ読んで感心しました。引きつけますね、これは。読みやすい文章って素晴らしいって思えました」
 「読みやすい」しか、誉める箇所ないんだ…。
「全部読まない事には。ただ、引きつける…つまり面白いです。主張が信じられない程にまとも」
 そー言ったはずだけど?頭がいいのは間違いないとか。
「今回は少しだけ読んだこの本を交えて、まれに見るバカを。まずは子のつく名前から。天外真伝はちとお休み。アクセス数調べてみたんですが…このサイト自体の1/3程の数。結構多くて驚きましたが…」
 多いね。この「狭い」サイトの1/3の人が天外真伝に興味あったり、持ってたり、触れる事が出来る…とてもそーは思えない。
「何でそんなに多いのか謎なんですが、それでも1/3ですから。1日お休みして雑記を」

 当時は、若者の反抗は当然のものとして受けとめられ「病的」の烙印は押されることはなかった。当時は、今よりも、若者ははるかに「暴力的」だったのにだ。

「子のつく名前と何の関係が?とか思われるでしょうが、この本で主張したいのは「子のつく名前」どーこーではないので…」
 だとしたらタイトルに偽りアリ。JAROに訴えていいですか?
「ダメです。で、この一文だけでわかると思いますが、出来る限り「公平」な目で物事を捉えようとし、出来る限り「冷静」であろうとしてます。人間である以上、どうやっても神の視点には行き着きませんが、「出来る限り」の姿勢は大事です。これが勢古氏には無いからアレになっちゃうんですが」
 この主張自体はキミだか祐里だか朝陽だかから聞いた事ある。「昔、大暴れしておいて、ちょっと暴れただけで今の若者を批判かよ!」とかそんな事言ってた気が…。
「確か成人式で暴れたバカどもの話題の時ですね。暴れたバカを擁護する気もないけど、お前らが、それを批判出来るのか?と」
 結局、キミと似たような事言ってるから、気分がいいと?
「いやぁ、似たような事っていえば勢古氏の方がよっぽど私と同じ事を。でも認められない。この著者は精神的におかしいと診断された少女に対して…本当にそうなのか?少女の立場にたって、物事を見たのか?と。別に少女側を擁護するのではなく、「本当にそうなのか?」という立場で。これはまあ難しくないですね。赤の他人の事ですから、思い入れる必要もない」
 彼女が「バカヤロウ」と書き殴っているのは、周囲に存在する人々が本当に馬鹿な行為をしていることを指摘しているかも知れないのだ。彼女の言い分に触れることなく、彼女の思考に障害を認めてしまうのは、弁護人抜きの裁判と同じものだ。

「この辺りまで読んで、多くの読者はこのバカげたタイトルの本の著者に好感は抱くのではないでしょうか?」
 それはキミがそれだけ、ロクな本を読んでないって証明なんじゃ…。
「何を言うか。で、この著者はその「少女」の主張は入手出来ないものの、似たような境遇の少女の主張なら入手出来るという事で、そしてそれを例に。そして…「病的」の診断を下した精神医療側の人間の意見だけ聞くと、それももっともに聞こえるものの、少女側の主張を聞くと、その思考パターンは極めてまともであり、病的とは認められないとしています」
 ま、主張っていうのは「一方的」なものだからね。排他的になるのも当然。自分の言いたい事を認めさせる為のものなんだから。
「しかし、本気で「子のつく名前」と関係無いんですよね、この第1章。ここから発想が飛躍して…」
 まあ、発想の飛躍っていうのは大事だよね。固まった思考っていうのは何も生み出さないし。
「ま、面白ければいいです。どんなヘンな考え方であっても、その方が頭が良くて、その文章が読みやすいなら、「こんな考え方もあるのか」という収穫がありますから」
 …読んだ方がいいかな、やっぱり?
「面白いと思いませんでした?」
 何かヘンなグラフとか見て、数学思い出してイヤになりました。
「それでは勢古氏と同じですよ。では、ここでバカの本にスイッチ。勢古氏がいかにこの「子のつく名前」を読んでいないかを…。以前に転載した部分ですが、参考文献としてあげられているとこの解説を」

 着想はおもしろいのに説明が固いのが惜しまれる。

「「子のつく」を読む前はただ、それだけの事かと気にしていませんでしたが、実際に少し読んだ後にこれを読むと…バカの本の下品極まりない文体などから考えるに「まともな本」を読む事が出来ない人物なのではないかと」
 説明が固いってのは事実じゃない?
「それの何が惜しいのかわからないんですけど?勢古氏のような文体で書いてあったら、その時点で信用度が…」
 うにゃ?
「勢古氏にとっては「自分を批判するかしないか」「面白いかつまらないか」という面白くもない基準で評価が決まります。勢古氏は「バカだと言われた事は無い」のではないでしょうか?それはそれに類する言葉や批判の言葉を受けた場合、それをした相手がバカだという結論になり、その言葉は「嫌いなバカ言葉」として脳に記憶されるだけだからです。批判されたという事実は受け止められるんですが、その批判には「一切、真実が含まれていない」と思い込めるんですね。ストーカーと大差無いという事で、その思想が別の方を向いていたら非常に危険でした。幸いながらただのバカだったので、バカな本を書いて楽しませたり怒らせたりする程度で済んでいますが」
 でもね、こーいうのって…実は書いてる本人は気持ちいいんだろーけど、読む方は結構気分悪いんだよ?本気でバカな人を相手にバカって言ってるんだとしても。キミはわかってるはずだ、それを。
「わかってますが、書きたいんです」
 それをバカって言うんだぁぁぁ。
「では、何故に「面白いかどうか」で評価してると言えるか。まあ、説明が固いとかこれでもわかるんですけど」

嫌いなバカ言葉番外篇「マジっすか」
 ナインティナインの矢部君がいうのは許してあげたい。けっこう好きなのである。


無名バカ番外篇「プロレスファン」
 アントニオ猪木で頬下駄を張られて喜んでいるファンがいる。春一番はおもしろいけど。


「冗談とも思えますが…」
 そう思っておけばいいんじゃない?本気で書いてるとは思いたくないし。
「プロレスがショーだとわかってて何が楽しいんだ?という主張もどーかなってとこですが。私もプロレスは面白いとは思えませんけど…歌舞伎も面白いとは思えませんし。ショーだから「面白くない」っていう考え方はヘンすぎです」
 この著者って歌舞伎が好きだとか書いてたっけ?
「書いてないです。そーいう意味でなくて「歌舞伎が面白いというのは理解出来ない。ショーだとわかってるのに」と、勢古氏はこんな意味不明な事を言うのかな?と。さすがにそんな事は言わないと思ったので。気分直しに結論はヘンだけど、まともな思考をしてる方の本を。病的と診断されるような少女達に対して」
 何らかの言葉を投げてみても「大人はわかってくれない」と認識されてしまうのが精一杯なのだ。対話への努力は虚しい空振りで終わってしまうのだ。
 彼女たちは、聞いてること以外の返答は求めない。そして、返答が期待するものでなかったとき、彼女たちの怒りは爆発するのだ。


「なかなかに的確な把握だなと思いました。悩みに対して、最初から自分で答えを用意していおいてその答えを言ってくれる人が現れるのを待っているみたいな。大人に若者と一括りにされるのを嫌いつつも、自分達も、大人を「大人」と一括りにする。まあ、そーいう事でしょうね」
 むぅ、バカな本読んでいては手に入らない思考だ、確かに。
「これ程に冷静な判断出来る人が何で?っていうのが今期待。一体、どこで「子のつく名前」云々になるのか」
 まだそこまで行ってないんだ?
「いってないです」

 言葉というソナーを放ち、反射する言葉によって相手の位置を把握する。人間の認識できる環境は、コミュニケーションによって構成された世界の内でしかない。

「エヴァのATフィールドみたいなもんですね」
 そーかな?違うように思える。
「相手を探る言葉、そして返ってきた言葉。面白い例えです。で、続きが」

 しかし彼女たちのまわりには、何か薄いベール状のものがあり、正常な言葉の流れを阻害しているようにみえる。

「勢古氏のまわりには分厚いガラスがあるのではないでしょうか?」
 だからーーーーー、そーいうのが読み手にとっては不快なんだってば!
「再び、バカの本」

 金原はキチッと調査する学者タイプの男らしいから名言はしていないが、ようするに、<子>の名前をつける親は保守的だが堅実、キャバクラ名をつける親は革新的だが軽薄にしてバカ、ということだ。

「金原というのは「子のつく名前」の著者の事です。しかし、名言していないだけでなく、心の中でもそんな事は思ってない…と思うんですよねぇ、この第1章読む限り。とても、そんな二元論とでもいう「子」のつく名前をつけないヤツはバカ!とアホな事を考える人とは思えない」
 えと、子のつく名前とかと関係ないんだけど、一言言っていいかな?「子」のつく名前つけるのって現代だと保守的じゃないと思う、全然。
「キャバクラ名っていうのもまた下品な表現ですが、つまり前に「この名前つけたからってバカって言われるのは」とか雑記に書いた、琴乃とか優香の事ですね。ありきたりの名前なんで革新的じゃないですね、確かに」
 でしょ。
「調査するタイプと名言するかどうかも関係無いような。というか勢古氏…多分、あっちこっち読み飛ばしてる。「子のつく名前」と「そうでない名前」の高校入学比率みたいなそーいうとこだけ抜粋してきて。金原氏は自分の論に対して「理論」だけでなく「感情論」も書いてます。本文に書くような事はしませんが、番号を振って、その章の終わりにその事柄に対する自分の意見を書いてます。そこでは「この著者は何を考えているのか」とかそーいう言葉は出てきてますから、…心から思った事なら「言う」人です、おそらくは」
 まあ、バカかどーか調査する事なんて無理で…感情論だとは言えるけど、
「あまりにも的確に書かれていて痛い面もありますね。挫折して疲れ果てた相手に対して「それを乗り越えて強くなる」みたいな言葉を投げかけるのは、疲労回復の間をも与えず、その人を追い込む「大人のずるさ」だと」
 正しい事を言ってる…相手は自分より人生経験の少ない甘えた子供、そーいう思いが大人にはある、と。大人って一括りにしていーの、こーいう場合?
「そんな事知りません。まあ、挫折なんて当たり前、そこでまた成長するなんてそんなの子供だってわかってますね」
 え、えぇぇぇ?この人が「子のつく名前の女の子は頭がいいんだぞぉ、フハハハハ」とか言い出すのって信じられないんだけど。
「そうは言ってないと思いますが。多分、悠さんが最初に感じた通りだと思います」
 美しい日本語系?
「えぇ。子のつく名前が保守的家庭というのは金原氏の意見です。まあ、この本自体、1995年執筆となっているので、現代に当てはめる事に無理があるんですが。別に金原氏自身は日本語がどーとか、昔ながらの家庭がどーとかという方ではないでしょうけど、1日1章として今日はこれで終わりです」
 家庭環境で「モノに対する考え方」が子供によって違って「子」のつく名前をつけるような家庭の場合だと「真面目な子」を育てる事が多い。まあ、そんな感じだよね?
「そーでしょーね。そして実際にデータを…まあ、私はこの「データ」がおかしいのではないかなと」
 あ、それもボク言った。
「だから、悠さんが最初に感じた通りだと思うと言ったはずです」
 でも、読み進めて、キミまで「子のつく名前」どーこー言い出して、悠さん、あなたは今日から「悠子」ですとか言い出したすっごいイヤなんだけど。
「私だってイヤです」
 パラパラってめくってみるとさ「虫歯」がどーとか「体型」がどーとか、そんなグラフまであるんだよ、これ…。
「虫歯も体型も家庭環境に関係あるといえばあります。まあ、虫歯はミュータンス菌でしたっけ?これが無ければ発生しないので…」
 ある意味、家庭環境ではあるけど、「名前」とは一切関係ないね。
「このあまりにも冷静かつ理論的な本を読んだ後に、この本はキツイ。男のバカはこんなのがいるとして「無能尊大バカ男」と書いてたりするようなこの本はキツイです」
 バカだから「バカ」なんだって事でしょ?
「元祖天才バカボンのパパだからパパなのだって感じですね。バカ男だからバカなのか…わかりやすいって言えばわかりやすいですけど。こちらも的確と言えば的確なんですよ、バカ男」
@まず猥談しかできないやつ
A無能尊大バカ男
B問題を提起するだけの男
C自分の能力をだし惜しみする男
D一見、謙虚だが、することなすこと。すべてについてオレは特別なのだという態度が滲みでているドアホ
E女を鼻からバカにしている封建バカ
Fおまえが偉いんじゃないんだぞ男


「女性を見たらまず「鼻」の形をバカにする」
 これってでも、誤字なのかどーか。
「ですね、一般的には「端から」ですが、そちらが間違ってる可能性もある。割と的確に把握してるんですが、そのウチ、2番とか5番とか6番とか、自分に当てはまるんじゃないかなぁって少しも思わないんでしょうか?特にA!!5番の場合は一見さえ謙虚じゃないんで当てはまらないとも言えます」
 えと、ボクは逃げます。
「「女性」「男性」という言い方が嫌いなだけである、「殿方」という言葉には気が狂いそうになる。と言ってますが相当に精神蝕まれてると思います、その末に出した結論が「バカ男」「バカ女」というのもあんまりだと思います」

A無能尊大バカ男
 このバカは、自分のバカには永遠に気づかないというバカの特長を十二分に備えているから、手がつけられない。


「的確に把握しすぎです。ここまで把握していながら自分の事に気付かないのは「永遠に気づかない」という特長を備えてるからですか?……ごめんなさいでした、もうこの本の紹介やめます。実際面白いんで紹介したいですけど、面白いのは書いてる私1人だけって気がとてもしますし。ただ、ほぼ毎ページ「ツッコミ」入れたくなるというのは事実です、つまり「凄い本」です。これで¥720なら安いです。…子のつく名前の方はまた雑記で、こちらは純粋に面白いですから、皮肉書く必要も無く」

 8月29日その3
 はお!悠です、悠だよ、悠かも。
「バカの本の紹介をやめる事に決めたので、悠さん戻ってきました。天外魔境真伝の作業もしました」
 絹になってから作業の質落ちてると思います。
「式神の解析が全然進まないんです。何もわからないまま時間がどんどん過ぎていきます」
 一番、連続技に縁が無さそうだったキャラが、実は一番深いっていうのは面白いけど。
「鳥寄せからの式神の謎が解ければ、更に強化されるんですけどね。通常技から鳥寄せがつながるのはかなりの利点ですし、通常技から式神をヒットさせる事が出来るのも利点。めくり式神は相手がそれをわかってるとガードされて終わりますから。それだけに通常技から式神が入れば」
 式神入れるだけなら、幽鬼でキャンセルすれば入るんじゃない?
「何か上手くないんです、そっちだと。カス当たりしたり」
 バグの分際で何てバランスいいんだか。
「鬼の舞も相変わらずよくわからないですし、絹の技は謎が多すぎ」
 シロがいる時点でかなり特殊だし、ま、ゆっくりと、ね。
「悠さん帰っちゃうじゃないですか」
 ボクに関係ないもん。キミがやってる事であって。ちなみに帰る時のネタなんだけど、
1.実はもうボクは死んでて幽霊みたいな感じでこっちのやってきた
2.まだ生きてるけど、8月限りの命で最後の思い出作りでやってきた
3.実はエルフとして生きる事を選んで、人間が本当に生きるに値するか偵察に来た
 の、どれがいい?
「3」
 やっぱりそーかー。ボクも、3番がいいかなとか思ったんだけど、それだとね…困った事に「この世界も滅びるべきだ」とか言って帰るにはちょっと夏休み楽しすぎたのだ。
「図書室で寝るのが楽しいと言えるあなたは凄い」
 それだけじゃないにゃ!やっぱり1かな?
「悠さんの場合は、適度に実体だったり精神体だったりしたので今更です」
 にゃぁ、どーしよっかなー。どれが一番楽しいか…。
「でも、ここでネタとか言ってる時点で」
 これ、オフじゃないの?
「じゃないんです」
 じゃあ、4番考えるからいい。
「いや、それも考えるとか言った時点で…」

 8月30日深夜
 4番なんだけどさ、こんなのどーかな?実は朝陽はもういない…けど、ボクはその事実に気付かないでいる。その事実を認めたくないから、勝手に幻を作り出してる。
「それは帰るどーこー関係無いですね。それなら、むしろ…実は私が朝陽でした!私と離れて生活しててどーだった?みたいな事をいきなり言い出すんです」
 それは楽しいかも。じゃあ、これならどー?朝陽はやっぱりいなくて…。
「って、あんた…抹殺したがってません?」
 そんな事ないよ。
「あの兄さんも、近いウチに祐里と同じ運命辿るな…可哀想に。雪女みたいなヤツだな」
 失礼な事ばっかし言う人だな、ホントに。それに祐里はボクじゃない。朝陽いなくて、寂しくてこっちに来たってのどー?
「その設定は無理ありますね。あまりにも脳天気すぎだったので。悲しさ、寂しさを隠しつつの表向きの明るさというのではなく…ただ脳天気でしたから」
 そっかぁ、そう言われるとそーかも。じゃあ、お兄ちゃんなんて嫌いだぁ!って家出してきて新しい恋を探しに来た!これならどー?
「何かステキな男の子見つかんないかなぁとか言ってましたし、それは可能ですね」
 いけそーだよね!それで、実はボクはキミの事が好きになってたりするんだけど、相変わらず本心言えないでいたみたいな。
「実は、私も悠さんの事好きだったのですよぉ」
 そぉ、それだ!…っと、演技無駄だからね。騙そうとしてもダメだからね。
「何の事でしょうか?」
 今、すっごく悪い予感がしたっていうか。…「今の言葉、本気なんですよ」とか言い出して、ボクが狼狽えるのを…。
「ほぉ、成長しましたね」
 何度も何度もひっかからないです。
「………むぅ………でも、ひっかからないならそんな焦って止める必要ないような」
 無駄な時間省いたんだよぉ。
「まぁ、いいか。おもちゃがわりにしよーかとも思いましたが、怒りそうだし」
 そー!そんなバカな事やろーとしたらフシとレキに殺されると思っておいて!!!
「一応、言っておきますけど、無茶苦茶危険ですよ、演技とわかっていても狼狽えてしまうっていうのは」
 …いーの、可愛いから。
「可愛いとは思えない。あ、あとも1つ…本気で可愛いって言われるとあんた逃げる」
 ……だ、誰だって、そーだよ、そんなの。面と向かって本気でそんな事言われて…黙って受け取れる方がどーかしてるし、本気でそんな事言う方もどーかしてる!
「そんなわけで悔しいのでブレイカーズの作業します」
 はい?
「BCで扱わなかったからというのではなく、悔しいのでブレイカーズです」
 何か書かれてたんだ…BCの事。
「いつかはわかんないですけどね」
 それじゃ全然ダメだし。
「実はさっきの演技じゃないんです」
 さっきのって?
「好きだっていうの」
 ……真顔で言うなぁぁ。ダメだって言ってるでしょ。弱点なんだから、それ。
「面白い人」

 8月30日
「アルカディアを買いました。KOFのメンバーですけど、無難すぎてつまらないですね」
 ボスチームがラスボスかな?
「アシュラルガールなんですってば」
 一応、先月30日当時のチーム予想雑記と…で、実際のメンバーを。

「KOF、悪口ばっかりで終わらせるのもアレなので真面目に…30人後半というのは普通に考えるに3人1組×13」
 じゃなければ、4人1組×9+αだね。
「一応、ネスツシリーズの集大成として4人が妥当だとは思うんですが、3人に戻すって気がするんですよね、だとすると…2001の10チーム+3チーム」
 既存10チームは1人づついなくなるんだね?
「EX方式で1人、ストライカー専用でどうでしょうか?」
 じゃあ、そう考えたとして…その上での真面目な予想。
「まあ、仮定自体がいい加減なので真面目に予想しても仕方無いんですけどね。しかもこの仮定だと、誰が考えても同じようなチームになると思います」
 まっ、一応ね、予想なんて誰も信じるわけないし、書いてるボク達自身が信じてないんだから、それでいーんじゃないかな?

ヒーローチーム :「K´」「マキシマ」「クーラ ダイアモンド」
日本チーム   :「草薙 京」「二階堂 紅丸」「大門 五郎」
庵チーム    :「セス」「ヴァネッサ」「ラモン」
怒チーム    :「ハイデルン」「ラルフ」「クラーク」
餓狼伝説チーム :「テリー ボガード」「アンディ ボガード」「ジョー ヒガシ」
龍虎の拳チーム :「リョウ サカザキ」「ロバート ガルシア」「タクマ サカザキ」
女性格闘家チーム:「ユリ サカザキ」「不知火 舞」「四条 雛子」
ネスツチーム  :「クリザリッド」「K9999」「アンヘル」
サイコソルジャー:「麻宮 アテナ」「椎 拳崇」「包」
韓国チーム   :「メイ・リー」「チャン コーハン」「チョイ ボンゲ」
アメリカチーム :「ヘビィ・D!」「ラッキー グローバー」「ブライアン バトラー」
八神チーム   :「八神 庵」「マチュア」「バイス」
ボスチーム   :「ルガール バーンシュタイン」「ギース ハワード」「Mr.ビッグ」

 庵チームって…。
「とりあえず名前だけ残してみました。ちなみに趣味ではなく現実的な選択です。趣味で決めようものなら…」
 言わなくていいからね、ユリちゃんとか…でしょ?
「えぇ、いらねーよ、ユリも舞も。ちなみにオロチチームは残念ながら落選」
 真吾クンも微妙にいないね。
「まず、ヒーローチームですが、99からずっとK´とマキシマの2人以外はメンバー交代してきてるのでその流れを汲んで今回もメンバーを変えてみました」
 あぁぁぁ、ウィップもいない…全然気付かなかったけど。
「そーいえば、いませんね。…マキシマ外します?投げキャラ多いですし」
 外していーのかな?
「むぅ、まあ、とりあえず真面目に考えても意味ないので次。日本チームはお祭りならそのまま存続してもまあ、問題ないでしょうという事で、ここで他の人入ってきてもイヤですし。棒読み娘とか」
 あれはEXの人だから大丈夫。
「庵チームはまあ、当然の結果として、怒チームはハイデルンばかり外されるのも面白くない話ですし、レオナさんに外れて頂きました、今回。…ルガールもいる事ですし」
 既に確定なんだ?
「というか、自分でしている予想を無視しても仕方ないじゃないですか」
 それもそっか。餓狼チームと龍虎チームは無難すぎて言う事は…無いよね?
「無いですね。正直言えば「いらない」んですけどね…特に龍虎チームは全然人気無いですし」
 まぁねぇ…でも、今更はずせないだろーしね。
「えぇ」
 女性格闘家チームは無難っぽいけど、雛子ちゃんなんだね?
「香澄も香緋も落選です。キングはあからさまにいらないキャラだと思われます。というか、餓狼、龍虎、KOFというバランスです、このチームは…個人的にはちづるさんがいいんですけど」
 ウィップはダメなのかな?
「浮きます、かなり」
 そっかぁ。
「舞の代わりに香澄を入れた方が仲のいいチームになるんですけど、舞は外しちゃいけないんでしょうし…かなーりいらないキャラなのに」
 それはキミの意見。
「ネスツチームは…K9999とアンヘルを確定させると残り1人がいません」
 だから、クリザリッド…ま、元々、ネスツチームに入る予定だったって言ってたから違和感は無いかな、あんまり。
「サイコソルジャーチームは…もう、絶大な不人気を誇る鎮爺さんには引退して貰いましょう。老人キャラを消すのは勿体ないですが」
 包か鎮か…
「もしくは拳崇か!」
 拳崇が消えてたら指さして笑うね、ボクなら。今回のKOFスタッフ、面白い!って。
「1発ネタにしかなりませんけどね、それって。そして拳崇ファンにとっては笑い事ではない」
 韓国チームはメイちゃんは…もはや消せない?
「イオリス社の意向で参入させたキャラですから、消しちゃまずいでしょう?キムは面白み無いというか、韓国チームの中で1人浮いてますからね、スタンダードキャラで」
 ジョン復活は頭に最初から無いし。
「無いです。残り3チームはまぁ、妥当なとこで…あれ…麟?」
 あ、いないね。ま、いーんじゃない?ロンもいない事だし。
「ちなみにラスボスはアシュラルガール」
 …合体!?



「ま、レオナが消えるだとか、アメリカンスポーツチームだとかは個人的希望が入っていたので、実際には97スペシャルチームの復活以外は全て予想通り。…あまりにもつまらない結果でした」

 実際のチームは。

96チーム:「八神 庵」「マチュア」「バイス」
97チーム:「ビリー カーン」「ブルーマリー」「山崎 竜二」
98チーム:「七枷 社」「シェルミー」「クリス」
99チーム:「K´」「マキシマ」「ウィップ」
00チーム:「ヴァネッサ」「ラモン」「セス」
01チーム:「クーラ ダイアモンド」「アンヘル」「K9999」
日本チーム:「草薙 京」「二階堂 紅丸」「大門 五郎」
韓国チーム:「キム カッファン」「チャン コーハン」「チョイ ボンゲ」
餓狼チーム:「テリー ボガード」「アンディ ボガード」「ジョー ヒガシ」
龍虎チーム:「リョウ サカザキ」「ロバート ガルシア」「タクマ サカザキ」
PSチーム:「麻宮 アテナ」「椎 拳崇」「鎮 元斎」
怒チーム :「レオナ」「ラルフ」「クラーク」
女性チーム:「ユリ サカザキ」「不知火 舞」「メイ・リー」

「正直言って、97チームは明らかにアメリカンスポーツチームに見劣りします。趣味の問題でなくて」
 雛子ちゃんが消えたのが謎。
「取捨選択…メイを消せないのは最初からわかってた事。個人的希望でKOFキムは見たくないんで消しておいたんですが、当然のごとく、雛子が消されましたね」
 クリザリッドっていう個人的希望もダメだったねぇ。やっぱりウィップの方が上だった。
「オロチ御大とゲーニッツさん以外、オロチが全員いる辺り…ネスツ編の失敗を自ら認めたって事ですかね?」
 ただ単にネスツキャラが少ないだけじゃない?
「しかし…消滅キャラ…本気で全部当たってるのが悲しいですね。予想簡単すぎっていうか、「消せるキャラ」「消せないキャラ」が、はっきりしすぎ。ちょい前に批判したばっかりだけどさぁ」
 でも、キミの場合はハイデルンと包クンの名前が。…まあ、個人的希望だったんだろーけど。
「まぁ、キングを消しただけでも十分に冒険なのか、KOFチームにとっては?」
 そーいえば、いないし。94から今までずーっと出てたキャラで消されたのってキングさんだけ?
「しかし、投げキャラ多いですねぇ。まあ、でも今回、過去のプレイヤーが戻ってくると思いますね、このメンバーとシステムなら。…私にとっては何を出してきてもKOFという名がついてる時点で「駄作確定」ですが。っつうかプレイモアは死ね」
 プレイモアの事はどーでもいーとして。…ちなみにぃ、ボスチームいると思う?
「いないとダメなんですよぉ」
 何かさ、この背景にビッ…
「ラスボスがいないとは思えないんです。そしていた場合、新キャラではないでしょう。とすると、いないのがおかしい「ルガール」が出てくるはずです。この場合「オメガルガール」「GODルガール」のように恐ろしく強いのが「単体」で出てくるのか、ボスチームになるのか?私はチームの方がいいと思います」
 途中までまともなのに…また希望が入ってきてるし。
「ボスチームの場合です…ルガール、オロチ、イグニスなんていう混成チームが出てきても冷めます。とすると、ビリーだの山崎が出てきておいて、それよりも人気のある「ギース」が出てこないというのはヘンな話。女性格闘家チームは…雛子でないのが残念ですが、やはり「餓狼」「龍虎」「KOF」できました。とするなら「ギース」「ルガール」ときて「ビッグ」です。「クラウザー」の方が適役なんですが、実際には」
 んー、でもさ、クラウザーにしてもビッグにしてもさ、はいけ…
「しかし、ゲーニッツ、ルガール、ハイデルンという因縁チームもありかもしれませんね。でもボスチームなんです」
 さっきから何か遮ってないかな?ボクが何言おうとしてるかわかってて、遮ってないかな?
「いっそ、アントン、ロデム、グルガンのアニマルチーム。思うんですが、アントニオっていう本名は必要なのでしょうか?アントンとしか呼ばないなら、それは「アントン」が本名なのではないでしょうか?戸籍があるわけでなし」
 ボクに言われても困るです。…ブライアン背景に普通にいるし、隠しチームの希望すら無いんだね。アメリカーン。
「背景色々いますね。金秀一だとか包だとか」
 紅虎、双角、王、カン ベダル、ビッグ…。
「言ったな、貴様!!ビッグはいるはずないんです、ボスチームの一員なんだから、それはきっとコスプレしてるおじさんです」
 …あぁぁ、でも…どーいうのかなぁ。彼のコスプレしてもしょーがないっていうか。
「タン先生とボブと…クラウザーのコスプレしてる趣味のいいおっさんもいますねぇ」
 まだ、コスプレ言うか、キミは!!…でも、背景にいるからってボスチーム有り得ないとは限らないよ、うん。
「気になるのはビッグですね。最低でも2ステージにいますから。参加者の実力を見ているとも…」
 コスプレしてる人がいっぱいいるんだ、ビッグ。
「大人気ですね。彼はスゴイですから、当然ですよね。ギースとは格が違うんですよ、格が」
 ビッグの方が遙かに下だもんね!!
「上なんだよ!!格が違うつったら、かなり格上だって意味なんだよ!!」
 でもさ、これって基本的に同じステージじゃない?もしかして?
「そうですね。っていうかハイデルンもいますね。まるでナンちゃんを探せだな」
 ハイデルン?
「TV画面に映ってます。…しかし、ここまで会話盛り上げといて何ですが、私はプレイしません」
 ボクもプレイしないなぁ。
「話にならないですね、それでは」
 一体、今までの会話は何だったんだろーねぇ。
「天外真伝調べないと調べないと。今日は大がかりです。かなり面倒です」
 スーパーリアル麻雀の新作が密かに発表されてる…。
「アルゼか…既に懐かしい名前だ…しもでん氏、漢だな」
 誰それ?
「私もこうありたいものですが…」
 だから、誰?
「ここにどーでもいー感じの「脱衣門」というコーナーがあります。おそらくは脱衣ゲームの紹介専門」
 そんなのは、別の雑誌でやれ。
「そしてここです。霜麻呂といつの間にやら改名してしまっていますが、メスト時代に「しもでん」を名乗っていた彼に相違ありません。彼の発言は実に漢です」

ぬお〜!こんな強そうなキャラ嫌だ〜。つるぺたがイイー!つるぺたじゃなきゃやだ!

 嫌な漢だ。っていうかキミは既にこーだから、こうありたいとか言う必要もない。
「私、こうですか?端から見たらこーなんですか?」
 うん。
「それはとても嫌です」
 こうありたいって…。
「それは魂の話です。実際にこうでは、人間としてどーかと思います。だから漢。しかし言っちゃなんだが、該当するキャラはこの中に見当たりませんが?落ちたものだな、いないならプレイしない!その心意気無くして何が漢かッ」
 キミが勝手に漢呼ばわりしてるだけでしょーが。
「この魂の叫びを発する以上、許容限界はリアル麻雀のタマミまでとします」
 わけのわからない世界だ。
「女にはわからない世界です」
 男でも多分わかんないと思う、普通。
「当然、このイングリッドなるキャラは問題外となります。そう、ここですべき事は「春麗なんかどーでもいーからリリス出せよぉ。リリスぅぅぅ」こうです」
 …キミは…最近少しだけまともになってきてるんだから、そーいう何か人間として疑われそうな発言は…どーかなって。
「そーかな?水乃がどーとか、ラミアがどーとか」
 …言われてみれば、いつも通りか。
「っていうかあんたが、「キミは既にこーだから」と言ったんです」
 あれ、ウソ。
「しかし、堕落天使への攻撃はいつになったら終わるんでしょうか?また、堕落天使キャラみたいな…しかもフォーレンエンジェル?」
 カサンドラ?
「格闘スタイルはチキンです。それ以外認めません」

 8月30日
「手間かかった割に書く事は少ない…まあ、本気で対戦する人には有意義な情報なはずなんですが、そーでない人にとってはどーだっていー情報」
 起きあがりの投げ無効時間…どーやって調べるのか?…単純に1フレ1フレ…投げを入れてみる。投げが入らないなら強斬りに化けるだけ。
「手間かかりますよぉ、これは。全キャラの投げ間合い調べるのもかなり手間かかりましたが。しかもまず間違いなく微妙な誤差があるはず」
 で、実際には割とどーだっていー情報。
「面白い事に、今回のアルカディアにちょーど…GGXの投げの情報が、投げ無効時間とか、投げ間合いとか」
 …ガード硬直が解けた後とか調べてるよ、これ。
「そこまで思い至りませんでした。明日にでも調べます。っていうか空中投げの間合いなんてどーやって調べるん?」
 1ドット1ドット…。
「出来ねぇ、そこまでは出来ねぇ」
 でもさ、空中投げなんて自来也だけだし、根性入れれば可能じゃない?
「横間合いと縦間合いあるからイヤなんですよ。特に縦間合いはどうやれば可能だと思いますか?」
 ジャンプの遅い極楽で…。
「自来也のジャンプが早いんで、一気に間合い拡がっちゃうと思うんですよね、1フレで」
 アルカディア…細かい事調べるよねぇ。それともオフィシャルデータかな?
「どーなんでしょーね?起き上がる時間なんてのもありますね。これは私もやろうと思ってたんですが、何をもって…どこからカウントすればいいのかわからなくて…」
 足払いに限定してヒットした瞬間から数えれば?
「邪神斎が起き上がり早いように見えるんですが、気のせいって気もします。これで全キャラ同じだったらどっと疲れが…」
 ちょっとした違いがあると嬉しくなるみたいな事が確かどっかの本に書いてあった。
「ジャス学じゃないですかね?最近は公式データ貰えないんですかね、各メーカーから」
 調べろ!って事かな?
「攻略本作るのも大変ですねぇ。ご苦労な事だ。仕事でそんな事、私はやりたくない。趣味だからこそ出来るんであって」

 8月31日深夜
 みなさん、この人がいじめるんです、助けて下さい。
「可愛いですね」
 こうやっていじめるんです。だからフシとレキで反撃。
「怖いですね」
 と、そんなわけで悠さん、帰国です。
「「ちゃん」でなければいいというわけでもあるまい」
 何か微妙にクワトロって感じ。本は返してね。
「あ、…借金してるの忘れないで下さいね」
 うっ。
「子のつくアレですよね?いやぁ、スゴイですね…第2章から、よくあるバカ本に早変わり」
 そんなもんでしょ、そりゃ。
「面白いからいいんですけどね。もう何から何まで「Cnrate」…あ、ちなみにこの本で作られた言葉で「子のつく名前の比率」の事ですから」
 結局、何がいいたい本だった?
「まだ、全部読んでないんです。…っていうか最終日?今日帰るん?」
 寂しいんだ?惚れたな。
「有り得ない」
 でもさ…キミの大好きなショートカットで一人称がボクだったりするんだけど?
「そーいやそーか。でも、何かどーだっていー気がする」
 なんてことを。
「それはそれとしてイベントが起きてません」
 テレビ壊れたよ。
「そーじゃなくて。それは悠さんいなくても可能なイベントです。そう、夏休みと言えば……何だ?」
 考えてからいおーね。ノリでいくのもいーけど。
「正直言って下らないなって思います。まあ、いいや」
 何の事だかわかんないけど、まあ、いいや。
「KOFファンは格闘ゲームやらない方がいいんじゃないですかね?…それか昔のゲームをやるか。自分の好きなキャラがいないなら昔のゲームをやればいい。変化するのがイヤだっていうなら昔のゲームをやればいい。KOFの「ファン」を名乗る連中って9割方が「美しい日本語系」じゃないですかね?KOFを「好き」だって言える人ではなく「ファン」だと言い、SNK通を気取る奴等の事ですが。自分が最初に触れたKOFのみを「本物」と信じて、変化を嫌う。…それは自分が生まれた時代の「日本語」を正しい日本語と勘違いしてる奴等と一緒です。それより過去があった事を知らない。アルカディア誌からして「本来の姿に戻った」なんて表記があって気にはなってたんですが…昔の姿と本来の姿とは違います。トンボの本来の姿がヤゴだというような愚かな事。ムカつくよなぁ、SNKファンは…ムカつくよなぁ、KOFファンは。一カ所に固まって馴れ合っててくれれば私が目にする事もないだろーに。KOFサイトでどんなバカな会話してよーがそんな事どーだっていーですが…どーせ、私はプレイしませんし。お前らは勝手に98でも2000でもやってろ。2002をプレイしなきゃいーだろが」
 それでもKOFが好きなんでしょ?これも理解できるはずだよぉ、キミの場合。SRWに置き換えて。
「うっ…そーなんですよねぇ。文句言ってるのに何で続編プレイするんですかね?」
 答えは「好き」だから。

 8月31日
 はお!明日、帰るです。
「イベントがぁ。風呂覗きもしてないのに、まだ」
 まだ?
「その猫が邪魔だったんです」
 その為にいるんだし。…って、キミってば、そーいう目でボクの事見てたか。
「イベントですよぉ」
 女の敵ぃぃ。やれ、フシ。
「男のロマンなんです、多分」
 そのロマンの為に何でボクが犠牲にならないといけない!
「なってないじゃないですか、犠牲に」
 何て危険なんだ…朝陽に言ってやる!
「何もしてないじゃないですか。というか1日ぐらい余裕持って今日帰ろーとか思わないんですね」
 全然。夏休みは家に帰るまでが夏休みだから。
「いや、それは全然答えになってないう上に意味もわかりません」
 9月1日まで夏休みなんだよ、今年は。
「……ってわけで、今日はアクセス解析のお話。唐突に思いたって、始めてみたんですが」
 夏休みのイベントじゃないからね、風呂場覗きっていうのは!
「ときめきメモリアルはウソですか」
 あれは合宿だから。
「そんな。私、騙されてましたか。ってもうそのネタはいーんでし、アクセス解析です」
 capcom.co.jpのアクセスあるね。カプコンに睨まれた?
「睨まれる覚えはないです。プレイモアの悪口はしょっちゅうですが…プレイモアは死ね。カプコンはネットにも手を出してましたし…プロバイダサービスもしてるんでしょうか?」
 さあ?
「謎な「kek.jp」というのもあります。…高エネルギー加速器研究機構?」
 高エネルギー加速器研究機構?日本語にされても何かよくわかんないんだけど?反物質とか生成してんのかな?
「あと…jpでなくてtw…台湾ドメインも」
 go.jpに至っては何事って感じだけど、実際こんなもんなのかなぁ?
「政府機関ドメインでこんなサイトにアクセスしてくる人って…」
 公務員…何やってんだろ、一体。
「参照元はまあ…このサイト自体…リンクされてないですから、他のサイトから」
 でも、謎なのはあるよねぇ。どーすればそっから飛んで来れる?っていう。
「2chってのがあって、たまらなくイヤな感じですけど、気にしない事にしましょう」